BSデジタル放送 試験電波〜開局モニター

モニター期間:2000年11月下旬〜12月上旬

2000.12.17 UP

ここではBSデジタル放送の2000年11月下旬から行われた試験電波〜12月1日の開局後までのモニター結果を報告しています。

なお、当ホームページは基本的には地上波TV・FM放送の情報を扱っていますが、私自身放送全体に興味があること、試験放送という特別な時期、またBSデジタル受信機器の普及率が低いことなどから、このコンテンツをアップしました。


☆11月28日〜12月1日の試験電波について

 試験電波は期間が短い、深夜、多数のチャンネルでの同時送出という悪条件のため、完全なチェックは出来ませんでしたが、私が気付いた範囲内のことを報告したいと思います。ビデオタイマー録画も使用しました。

 11月28日の0時過ぎから各局の試験電波の送出が始まり、11月28日から12月1日まで連日、0時過ぎ〜7時前まで試験電波が送出されていたようです。101,102chのNHK、191chのWOWOWは「BSデジタル放送普及のための試験放送」(「BSデジタル放送普及のための試験放送モニター」参照)を止めて試験電波を放送していました。

 11月28日の0時過ぎの試験電波送出開始以降、それまでとは信号強度に差が出たことから、この時点から使用衛星は昼間の放送も含めてそれまでのBS-3Nから、本放送に使用されるBSAT-1bに変わったようです。

▽11月28日

 前述のようにこの日の0時過ぎから各局の試験電波の送出が始まりました。実は数日前にPanasonicのサービスマンがチューナーのソフトのバージョンアップに来た際に、この日の0時〜7時に試験電波が送出されるとの情報を得ておりました。前日までは試験電波は出ていなかったと思います。

 私はまず、0010〜151chでBS朝日を受信。カラーバーに「試験電波発射中 BS朝日 BSデジタル放送」のテロップ。画面右上に「BSA」の局マーク。音声は変調音で、0015, 0025に音声IDが「こちらはBS朝日、BSデジタル放送。試験電波発射中です」と出ていました。

 0027にBS朝日の受信を打ち切って、他のチャンネルを回してみると、TV、ラジオ、データ放送の多くのチャンネルが出ているのに気付きました。試験電波だらけでパニック状態になりましたが、リモコンのアップ・ダウンボタンを使って、受信出来るチャンネルを調べてみました。

 この日、私が受信したチャンネルは下記の通りです。

・主に0050頃〜0120頃にチェック。
・101〜200chはテレビ放送、300〜492chは音声放送(ラジオ放送)、633〜999chはデータ放送。
・音声放送でも映像、データ放送でも音声が出ているものが多くあります。そのため、音声放送でも画面で局名確認が容易に出来ました。
・BS朝日と同様に、多くの放送は映像はカラーバー、環境映像、無地の画面に試験電波の旨のテロップ、音声は変調音や音楽で10〜30分おき位に音声IDが出ていました。
・<=×××, ×××ch>とは、ハイビジョン放送のため、私のチューナーではこれらのchでも同内容のものが見れたもので、ハイビジョン放送は実際は3つのチャンネル帯域を使用して放送されています。
・<放送休止>とは、チャンネルは合わせられるが放送休止の旨のチューナー表示の出たものです。

101ch NHKデジタル衛星第1テレビジョン
102ch NHKデジタル衛星第2テレビジョン
103ch NHKデジタルハイビジョン放送
141ch BS日テレ <=142, 143ch>
151ch BS朝日 <=152, 153ch>
161ch BS−i <=162, 163ch>
171ch BSジャパン <=172, 173ch>
181ch BSフジ <=182, 183ch>
191ch WOWOW
192ch WOWOW
193ch WOWOW
200ch スター・チャンネル
300ch ビー・エス・コミュニケーションズ
301ch ビー・エス・コミュニケーションズ
316ch ミュージックバード
317ch ミュージックバード
318ch ミュージックバード
319ch ミュージックバード
320ch ジェイエフエヌ衛星放送
321ch ジェイエフエヌ衛星放送
322ch ジェイエフエヌ衛星放送
323ch ジェイエフエヌ衛星放送
333ch セント・ギガ
444ch BS日テレ
445ch BS日テレ
455ch BS朝日
456ch BS朝日
461ch BS−i
462ch BS−i
471ch BSジャパン
472ch BSジャパン
488ch BSフジ
489ch BSフジ
491ch WOWOW
492ch WOWOW
633ch セント・ギガ
636ch セント・ギガ
700ch NHKデジタルハイビジョン放送
701ch NHKデジタルハイビジョン放送
744ch BS日テレ
755ch BS朝日
766ch (BS−i)<放送休止>
768ch (BS−i)<放送休止>
777ch BSジャパン
778ch (BSジャパン)<放送休止>
779ch (BSジャパン)<放送休止>
780ch (BSフジ)<放送休止>
781ch (BSフジ)<放送休止>
791ch (WOWOW)<放送休止>
792ch (WOWOW)<放送休止>
800ch スター・チャンネル
900ch (メガポート放送)<放送休止>
901ch (メガポート放送)<放送休止>
906ch (メガポート放送)<放送休止>
909ch (メガポート放送)<放送休止>
910ch weather news
933ch デジタル・キャスト・インターナショナル
940ch 日本データ放送
944ch 日本データ放送
945ch 日本データ放送
955ch (BS955)<真黒画面>
956ch BS955・株式会社メディアサーブ
963ch Tivi!963
997ch 日本ビーエス放送
998ch 日本ビーエス放送
999ch 日本ビーエス放送


 各局の補足をしておきますと、NHKの101,102,103chは同一放送の環境映像を流していましたが、15分おきに各ch独自のIDを出していました。また700,701chのデータ放送は映像・音声共に103chとパラでした。

 WOWOWは191,192,193chでマルチ放送を行っており、192,193chは191chとは別内容になっていました。

 セント・ギガの333chは時間によってはスクランブル放送を行っており、真黒画面にこのチャンネルは契約されていない旨のチューナー表示が出る時がありました。

 音声放送やデータ放送で複数のchのある局では、ミュージックバード、ジェイエフエヌ衛星放送、BSフジ、日本データ放送などのように各chが別内容のものもあれば、BS朝日などのように各chが同一内容のものもありました。

 また、この日からEPG(電子番組ガイド)が表示されるようになり、各局共、「技術試験中」などといったタイトルが表示されていました。

 7時前には多くのchが放送休止になっていたようです。

▽11月29日

 0時前からBS7chとサイマルの101ch NHKデジタル衛星第1テレビジョンを見ていたところ、0000に次の番組が数十秒流れたところで、画面がNHKデジタル衛星第1テレビジョン独自の試験電波IDに切り替わり、その後102,103chと同一放送の環境映像の試験電波が流れ始めました。送信が途切れることはなく、やはり28日の0時過ぎから衛星がBSAT-1bに変わったものと思われます。

 その後、局によって時間差はありましたが、各局共、次々と試験電波が出て来ました。

 この日、前日の28日には放送休止や真黒画面になっていた次の各chが出ているのに気付きました。

778ch BSジャパン
779ch BSジャパン
780ch BSフジ
791ch WOWOW
792ch WOWOW
900ch メガポート放送
955ch BS955・株式会社メディアサーブ

 しかし、次のchは放送休止のままでした。

766ch (BS−i)
768ch (BS−i)
781ch (BSフジ)
901ch (メガポート放送)
906ch (メガポート放送)
909ch (メガポート放送)

 この日はいくつか変わったものが見れました。面白かったのは「技術者のお遊び」が見れたことです。JFN衛星放送の321chでは画面に「BS321 ドッカーーーン 試験電波発射中」とあったり、NHKでも103chのデータ放送のテスト用画面で、あるボタンをクリックすると「ボワ〜ン」という音や、歌舞伎の「いよ〜」という掛け声が聞けたりしました(笑)。

 WOWOWの191,193ch、200chのスター・チャンネルでは1時台以降スクランブル放送をしており、先述のセント・ギガと同様にこのチャンネルは契約されていない旨のチューナー表示が出ていました。WOWOWの192chにはスクランブルはかかっておらず、普通に見ることが出来ました。また、スター・チャンネルの200chでは更に暗証番号入力のチューナー表示も出て来ました。

 NHKは先述のように103chでデータ放送のテスト用画面が見れた他、101,102chでも103chとは画面は異なりますが、データ放送のテスト用画面が見れました。その後、103chでは字幕放送用と思われるテロップの色とその背景色のテスト画面なんかも流していました。

 BS日テレでは音声のテストをしており、画面に「モノーラル」「1-L 1kHz 2-R 800kHz …」「サラウンド」などと出る度に変調音が変化していました。

 なお、BS日テレの音声IDでは局名を「ビーエス日本」と告知しているのに気付きました。

 BS−iでは161,162,163chでのマルチ放送も始まり、この日以降、30分おきにハイビジョン放送と標準画質のマルチ放送を切り替える試験電波を放送していました。

 JFN衛星放送は28日は画面に「ジェイエフエヌ衛星放送」と表記されていましたが、この日以降は「JFN衛星放送」と表記されていました。

▽11月30日

 0001にBSジャパンの191chにチャンネルを合わせたところ、「BS JAPAN Coming Soon」の静止画が出ており、その後、通常の試験電波が始まりました。

 この日、テレビ各局に臨時放送用のchがあるのに気付きました。いずれも「臨時放送が休止中のため、ご覧の放送局の別のチャンネルに切り替えます」とのチューナー表示が出た後、103,141chなどのメインchに自動的に切り替わってしまいますが、衛星放送ファンのホームページの掲示板への書き込みによると、29日にはNHKの104,105chにカラーバーが出現したとのことです。

 BSデジタル放送の役割の一つに災害時の臨時放送があり、その際には恐らくこれらのchが使用されるのではないかと思います。なお、BS朝日には当該chはないようです。

104ch (NHK)
105ch (NHK)
144ch (BS日テレ)
169ch (BS−i)
179ch (BSジャパン)
188ch (BSフジ)
189ch (BSフジ)

 さて、この日の朝、103chのNHKデジタルハイビジョン放送と115chのハイビジョン実用化試験放送を切り替えながら見ていました。両者の関係が気になっていたからです。

 0650頃に見たところ、103chのNHKデジタルハイビジョン放送では連日通りの試験電波、115chのハイビジョン実用化試験放送は放送休止の旨のチューナー表示でした。通常115chの送出が始まる0654を過ぎても115chは出てこず、このままの状態でした。そして、0657に103chのNHKが突然途絶えて放送休止の旨のチューナー表示になると同時に、115chが出現し、カラーバーが出てきました(その後、通常通りテスパタ、0659 s/on、ID、0700〜NHK Hi-Visionとなりました)。

 このことから103chと115chは同じ送出帯域(トランスポンダー)を利用していたものと考えられます。

 ところで、この11月30日はアナログBS9chとBSデジタル115chでサイマル放送されてきたハイビジョン実用化試験放送(いわゆるHi-Vision放送)の最後の放送の日でした。

 1800〜2000のWOWOWの放送枠に特番の『ハイビジョン新世紀へ』が放送されていました。小堺一機と、ハイビジョン実用化試験放送に参加した放送局、NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京、WOWOW、朝日放送の女子アナの進行で進められ、今までのHi-Vision放送を振り返ったりする内容でしたが、NHKと民放各局のアナウンサーが同じ番組に出演している光景は珍しいものがありました。ちなみに制作はハイビジョン推進協会となっていました。

 そして、2350〜115chでハイビジョン実用化試験放送を見ていましたが、通常通りの終わり方で、2400までNHK Hi-Visionの番組、2400に終了ID、青画面となり、2400:30秒に送出終了。ハイビジョン実用化試験放送は幕を閉じ、BSデジタル115chは廃止となりました(アナログBS9chについては後述)。

▽12月1日〔開局日〕

 この日も0時過ぎから各局が試験電波を放送していました。141chのBS日テレにチャンネルを合わせていたところ、0002に試験電波が突然出てきました。

 事前にEPG(電子番組ガイド)を見ていたところ、各局共、11月28日〜12月1日の0000〜0700は「技術試験中」などとなっていましたが、12月1日の0700〜1100は「準備中」などとなっており、0700〜はどう変わるのか注目して、0640〜181chのBSフジを見ていたところ、0700までは今までと同じ試験電波、0700〜はカラーバーに局名の「BSフジ」のテロップ+画面右上の局マークのみとなり、「試験電波」の文字が消えました。他の局もほとんどの局が画面のテロップは局名のみとなっており、「試験電波」の文字が消えていました。「試験電波」は0700で終了したということでしょう。

 8時台のチェックで今まで出ていなかったメガポート放送の901,906chがようやく出てきたのを確認しました。しかし、試験電波期間中に見れたことのあったBSフジの780chは消えてしまい(11月29日に見れたのみ)、BSジャパンの778,779chも本放送開始後のチェックでは消えていました。BS−iの766,768ch、BSフジの781ch、メガポート放送の909chは試験電波期間中、本放送開始後も含めて一度も見れていません。

 0900〜は各局共、カラーバーが無くなり、基本的に無地の画面に局名と本放送11時開始の旨のテロップ、音声は音楽という形になりました。BSフジの場合は青い画面にテロップが「BSデジタル本放送開始は午前11時です BSフジ」、画面右上に局マークが出ていました。

 1100の開局とその後の民放共同特番は私は181chのBSフジを見ることにしていたため、1030〜チャンネルを同局に合わせたままにしていました。1100までは上記と同じ、局名+11時開始の旨のテロップ、音声は音楽。そして、1100に開局、BSフジの局のイメージ映像(本放送開始後もよく見かける)が約10秒流れた後、民放共同の特番となりました。

 1100前に開局のアナウンスや社長の挨拶でもあるのかと思いましたが、そのようなものは全くありませんでした。11時前からNHK総合とNHK衛星第2(アナログ)で放送されていた特番では各局のモニター画面が映っていましたが、どの局も同じだったようです。なんだかあっけなくて拍子抜けしてしまいました。NHK総合・NHK衛星第2の特番の方がカウントダウンもあって面白かった気がします。

 1100〜1258に放送された『BSデジタル開局記念共同特番 Dreams』はBS民放テレビ局のBS日テレ、BS朝日、BS−i、BS JAPAN、BSフジで同時放送されました(のはず)。「はず」としたのは同番組をビデオ録画していたため、チャンネルを回せず、パラチェックが出来なかったためです(笑)。

 番組は録画番組。最初に森首相の挨拶があり、その後、越前屋俵太の司会で番組が進められました。11月15日の開局記念の祝賀会場の模様や、BS民放テレビ各局への訪問レポートが中心でした。

 初めて流れたCMは1119〜1121のHONDA(60秒1本)、EPSON(15秒2本、30秒1本)。

 その後、午後に入ってテレビ各局の生放送特番を見ました。時間の関係で各々、30分〜1時間程度しか見れませんでしたが、私が見た順に感想を簡単に・・・

BSフジ>
 共同特番の後、1300〜BSフジ独自の特番になりました。司会は東野幸治、八木亜希子、フジの女子アナ(名前失念)。簡単に言えばフジらしい特番でした。少しまずいことを言うと、「まだチューナーを持っている方(約20万世帯)しか見ていませんから」とフォロー(?)するなど、視聴者が少ないことを逆に笑いのネタにしているところがありました(実際はCATV加入者も含めて約100万世帯視聴可能だったらしい)。一部地上波のフジテレビと同時放送の時間もありましたが、CMもパラであったかどうかは同局では確認出来ませんでした。

BS朝日>
 朝まで生テレビ風の討論番組をやっていました。新聞に原宿から生放送と書いてあったので若い人向けの番組かと思いましたが、BSフジの番組を見た直後だったからかもしれませんが、少し堅く感じました。

NHKハイビジョン>
 総合や衛星第2でも同時放送していましたが、NHKらしい、よく出来た特番だったと思います。宮本アナ、久保アナ、長い時間ご苦労様という印象です。

BS日テレ>
 同局は生放送の特番はありませんでした。開局特番と称したゴルフ番組の後、1500〜NNN24になり、その冒頭で今日からBS日テレをご覧の皆様にも見て頂けるようになったと言っていました。

BS−i>
 1600〜地上波のTBSテレビと同時放送の特番。ホンジャマカ司会。冒頭30分しか見れませんでしたが、BSデジタル放送についてクイズ形式で説明したりしていました。CMはBS−iとTBSテレビとでは別のものが流れていました。

BS JAPAN>
 同局もBS朝日と同じような印象です。

 1800〜はBS民放テレビ局の2つめの共同特番『BSデジタル開局記念共同特番 松任谷由美ワンナイトコンサート』となり、各局パラでしたが、最初に流れた1825のCMをチェックした限りでは局によって異なるCMを流していました。

 WOWOWは午後には既にスクランブル放送になっていました。同局ホームページの番組表によると、1100〜1110の特番がノンスクランブルで、1110〜スクランブル放送になったとのことです。

 一方、スター・チャンネルBSはノンスクランブルで映画を放送していました(さすがに夜に入って目玉の「マトリックス」以降はスクランブルでしたが…)。スクランブル解除信号を流し、契約者にスクランブルが解除されたことを確認してもらう『ご視聴確認番組』という5分間のスクランブル番組が時折放送されていました。

 音声放送やデータ放送までは手が回らずあまりチェック出来ませんでした。

 しかし、ラジオたんぱ系のBSC(ビー・エス・コミュニケーションズ)のカルチャーチャンネル(301ch)で始まった「アンデスの声」を2030〜2100に視聴しました。最初はおなじみの開始音楽にのせての尾崎久子さんの開始アナウンスで開始。冒頭と最後にオリジナルのトークがあり、BSデジタルでの番組開始などについて話されていましたが、中身の番組は過去の番組の再放送で、今後も過去に放送した番組を流していくとのことです。ただ、冒頭と最後にオリジナルのトークがあったので、今後ももしこれだけでもあれば良いかなと思っています。音声放送では画面に文字や写真などが表示されるものが多く、BSCでも表示されていて、「アンデスの声」の放送中はHCJBの説明やスタジオ写真、そしてなんとベリカードまで数画面出て来ました。放送では「これまでジャミングやフェーディングで苦しみながら聞いて頂いていた番組がクリアーな音声で…」とか「BCLの方にはおなじみの山田耕嗣さん…」とか言っていて、ちょっとマニアック(笑)。

 なお、アナログBS9chはNHKの番組での告知、衛星放送ファンのホームページの書き込みによると、12月1日からは103chとサイマル放送のNHKハイビジョンが流されているとのことです。

☆本放送の放送開始・終了時・ID

 いくつかの局を見聞きした程度ですが、テレビは1分程度のイメージ映像を流しているものが多いです。音声放送は局名とチャンネルIDを表示・告知したりしています。BSデジタル放送は委託放送事業であるため(後述参照)、コールサインはありません。

 101chのNHKデジタル衛星第1テレビジョン、102chのNHKデジタル衛星第2テレビジョンは各々アナログ放送とサイマル放送をしていますが、朝のIDの部分だけは異なるものが流れています。

 12月7日 0459のNHKデジタル衛星第1テレビジョンのID…
画面:「NHK BS−デジタル 衛星第1テレビジョン 101チャンネル」
音声:「BSデジタル101チャンネル。NHKデジタル衛星第1テレビジョンです」

☆本放送の内容、感想など

 まだ、本放送が始まって間もないですが、テレビは正直、見たいと思わせてくれる番組が少ないですね。今のところ、よく見ているのはBS日テレの『新世紀エヴァンゲリオン』(笑)、BSフジの『お台場カジノ』、あとはNHKのドキュメント番組くらいでしょうか。

 NHKハイビジョンでは『ニュース7』などを字幕放送で放送しています。受信機器側で字幕の有無を選択出来るタイプのものです。またNHKデジタル衛星第2テレビジョンではドラマを字幕放送しているのも見かけました。あまり話題になっていませんが、これはBSデジタルの特徴の一つとして強調するべきではないかと思っています。

 双方向性番組は本当に浸透するのかな?と思います。一番気になるのが電話代。一回投票する度に10円かかってしまうので、やたらと投票出来ないですね(笑)。フリーダイヤルにしてくれれば良いのですが、そんな太っ腹な局はないだろうし…。BSフジの『お台場カジノ』は開局日の特番ではデータ放送でBetしていましたが、リアルでお金を取られてはしょうがないので(笑)、インターネットでもBet出来るのでこれからはやる時はこっちを利用しようかと思っています。

 音声放送(ラジオ)はいいものがありますね。TVのガヤガヤした放送に飽きて、ラジオの音楽の放送でも聞きたいと思ったら、リモコンのアップ・ダウンボタンや、EPG(電子番組ガイド)の画面を使ってすぐに合わせることが出来ます(直接チャンネルIDを入力することも出来ますが)。画面にも文字や写真が切り替わりながら出ているものが多いです。個人的にはBSJ472ch(セントギガ風の放送)、BSA RADIO455(60's〜80'sの洋楽)、Music Bird、JFNがノンストップで音楽を流していたりして、今のところお気に入りです。

 データ放送は映像のみでなくてトーク入りの音声を流していたり、中には動画のテレビショッピングを放送している局もあります。ただ、気になるのがデータ放送の「重さ」。テレビの連動データ放送はそうでもありませんが、データ専門局や音声放送の画面表示には時間のかかるものが多いです。この「重さ」とはホームページの「重さ」を考えて頂ければ分かって頂けるかと思います。中にはダウンロードが終わるまで話題のような文字を表示させて視聴者側を考慮している局もありますが、なかなか表示されない局はイライラしてきてしまいます。時間切れで結局表示されない場合もありますし…。

 いずれにしろ、デジタルだとか高画質だとか騒いでいても、やはり中身が良くなければ普及しないと思います。実はBSデジタル/110度CS共用チューナーが発売され、110度CSの放送が始まったら、BSデジタルは110度CSに負けてしまうのではないかと思っているのですが・・・さて?

☆放送の不具合

 衛星放送ファンのホームページの掲示板などではチューナーの不具合が多数報告されていて、12月1日に見つかった東芝製品の不具合は氷山の一角という印象がします。受信機器の不具合の多くは衛星経由のダウンロードによるソフトのバージョンアップで解消出来るようですが(この衛星DLによる受信機器のソフトのバージョンアップもBSデジタルの特徴の一つです)、12月1日に見つかった東芝機器の不具合は衛星DLでは解消出来ないもののようです。放送局側の不具合もいくつか報告されており、私も開局日にBSフジの『お台場カジノ』を見た後、その番組終了後もBSフジにチャンネルを合わせると強制的にデータ画面になってしまうという状況に見舞われました。しばらくして局側で調整したらしく元に戻りましたが…。

 受信機器側にしろ、放送局側にしろ、こういった不具合が多数生じてしまうのは、そもそも、試験電波がたった4日しかなかった点が問題だったように思います。あるサイトの掲示板で視聴者を巻き込んだ壮大な有料実験に参加しているようなものと書かれている方がおられましたが、まさにその通りだと思います。まあ、こちらもそれを覚悟の上でチューナーを購入した訳ですが…。今は実験に参加しているとでも考えるしかないようです(笑)。

☆QSLについて

 試験電波初日の受信報告を各局に送り、現在その約半数の局から返信が届いていますが、どの局の返信にも「弊社は委託放送事業者でありベリカード(受信確認証)は発行していません」と書かれていました。そう、BSデジタル放送はNHKの敷地内にあるBSAT社の送出センターから一括して送信されており、各局は番組を放送しているだけで「電波の送信」はしていないのです。試験電波を見ている時になぜコールサインをアナウンスしないのだろうと思っていましたが、これで納得が出来ました。TBS系のBS−iからの返信には、弊社は委託放送事業者であり電波の送信はしていないため、ベリカードのようなものを作成するかどうか現在検討中と書かれていました。

 各局共、まだQSLを用意していなかったり、開局したばかりでそんなことには構ってられないというのが本音かもしれませんが、局側の言うことにも一理あり、QSLマニアの方にはちょっとイヤな状況かもしれませんね。

 ただ、WOWOWやSt.GIGAは従来のアナログ放送用のQSLカードを利用して「受信」を確認してくれました。

 その後、私は上記返信のあった局に「視聴報告書」と、「視聴確認証」という名のPFCを再度送り、受信ではなく「視聴」したことだけを確認して頂くようお願いしており、既に確認ずみ「視聴確認証」(PFC)の返信が届き始めています。
 詳しいQSL返信状況はこちらをご覧下さい。


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : BS digital TV tuner for Japan
ANT: BS TV antenna for Japan

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


BSデジタル放送 チャンネルリスト>

BSデジタル放送普及のための試験放送モニター>


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