TV-FM DX Report 2010.03 2010.04.10 UP


[受信情報]

◆グランドウェーブによる受信

■日本

●FM多摩・G-WIND…77.6MHz(S)
 東京都多摩市のコミュニティ放送局である同局が3月31日の2400をもって閉局した。
 3月28日, 1650〜1705。1659に「FM多摩からのお知らせ」と称して閉局についての告知スポットが流れているのに気付いたが、この日はコピー出来なかった。。
 3月29日, 0430〜0830。無音の後、0459 s/on。0558にコールサインなどを含んだID。0559, 0659に「FM多摩からのお知らせ」と称した閉局についての告知スポットがあり、内容は下記の通り。
 「ここでFM多摩からのお知らせです。平成7年5月に開局して以来、15年間地域密着型のラジオ局として地域情報や生活情報、防災情報などを多摩市民および周辺市民に向けて放送してまいりましたが、諸般の事情により、平成22年3月31日をもちまして放送を終了し閉局することになりました。リスナーの皆様のご支援とご協力のおかげでこれまで続けることが出来ました。あと残り短い時間ですが、最後まで応援して頂けたら幸いです。閉局に関しての詳細はホームページをご覧下さい。長い間FM多摩をご愛聴頂き、誠にありがとうございました。」
 3月31日, 0524〜0901, 2120〜翌日0300。Non-stopのクラシック音楽の後、0558〜コールサインを含んだID、0559〜「FM多摩からのお知らせ」(3月29日と同内容)、0600〜Non-stopのクラシック音楽、0658〜SJ、0659〜「FM多摩からのお知らせ」、0700〜Non-stopの洋楽、0755〜IDとプログラムガイド(通常通りの内容)、0758〜SJ、通常の番組宣伝スポット、0800〜生ワイド番組「G-WIND LIVE Morning」(閉局についても触れていた)。
 この日は朝からPCにタイマー録音していたのだが、なぜか不調で、あとで聞き直してみると録音開始時間がおかしい上に、0901で録音が途切れてしまっており、これ以降は録音に失敗した。0901〜夜の2120にリアルタイムで受信開始するまでの放送内容は不明。同局HPの事前の告知によると、1800〜2000には「G-WIND LIVE ラスト・スペシャル 〜わたしのすきなまち、多摩〜」という生放送の特番が放送予定になっていたが、詳細不明。
 夜は2120〜リアルタイムで受信。Non-stopのイージーリスニングで、途中2158〜2200にSJ、「FM多摩からのお知らせ」(3月29日と同内容)、時報CM、2259〜2300にSJ、時報CMがあった。そして、2359にSJ、閉局のアナウンス(男性。録音に失敗したため内容はコピー出来ず)、SJが出て、2400〜無音となった。
 その後も無音の電波はずっと出ており(0300までチェック)、翌日4月1日の0900にもまだ無音の電波が出ていたが、出勤直前の0943にチェックすると既に停波していた。

[受信以外の情報]

■日本

地デジ難視対策衛星放送開始
 東京キー局の地上デジタル放送をBSデジタル放送でそのまま放送する「地デジ難視対策衛星放送」が2月22日から試験放送、3月11日から本放送を始めた。詳細は下記ページ参照。
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[Dpa] 地デジ難視対策衛星放送について
http://www.dpa.or.jp/safetynet/
「地デジ難視対策衛星放送」の試験放送開始のお知らせ
http://www.dpa.or.jp/articles/archives/news/5399
放送衛星局免許受領について 〜地上デジタル放送の衛星利用による難視聴対策〜
http://www.b-sat.co.jp/pdfFile/100219-182907.pdf

IPサイマルラジオradiko放送開始
 IPサイマルラジオのradikoが3月14日の21時台から配信を始めた。公式には3月15日開始。
 関東(東京、神奈川、千葉、埼玉)でTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE、関西(大阪、京都、兵庫、奈良)で朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKAの地上波ラジオがそのまま聞ける。
 radikoのサイト
 http://www.radiko.jp/
 トップページが重い時はプレイヤーにアクセスして選局すると良い。
 http://radiko.jp/player/player.html

アナログ放送の画面上下に黒帯本格化
 アナログテレビ放送は2009年中から各番組やCMが段階的に画面上下に黒帯を入れる放送に切り替わっていたが、今春からそれを本格化するようだ。下記ニュースサイト参照。
 ただし、実際の放送をチェックしたところ、記事内容とは異なり、NHK東京総合テレビは3月29日以降も、日本テレビは4月5日以降も4:3のままの録画番組が放送されていた。
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アナログ放送の画面上下に黒帯 NHKと民放、地デジ移行に向け
《ITmedia News 2010年03月18日》
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/18/news069.html

大阪の地上デジタルラジオ実用化試験放送が2010年6月で終了
 デジタルラジオ推進協会(DRP)が大阪で行っている地上デジタルラジオの実用化試験放送が2010年6月30日で終了するようだ。関西地方の方は今のうちに録音、QSL獲得をしておいた方が良いかもしれない。下記プレスリリース参照。
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大阪におけるDRP実用化試験放送終了について
http://www.d-radio.or.jp/about_drp/release/20100329-2.html

■NHK放送文化研究所 放送研究と調査 放送界の動きより

▽2010年2月号
●香港,2社が新規の地上テレビ局申請へ
http://www.nhk.or.jp/bunken/book/ugoki/asia_1002.html


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像 (T)=エフエム文字多重放送・RDS復調
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : ICOM IC-R7000, AOR AR5000A+3, ICOM IC-R8500, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), SONY XDR-F1HD ( For USA ), SONY ICF-SW55, TV tuner for Japan ( For reception of local TV stations )
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system ), TV set for Japan ( For reception of local TV stations )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : Panasonic NV-FJ630 ( Multi system ), JVC HR-S5980AH ( Multi system ), HDD/BD recorder for Japan ( For reception of local TV stations ), HDD/DVD recorder for Japan ( For reception of local TV stations )
ANT : CREATE CLP5130-1, TV antenna for Japan ( For reception of local TV stations )
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES )
Option - TV/FM adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000, IC-R8500 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


Logs 2010.03>


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