TV-FM DX Report 2017.12 2018.01.13 UP


[受信情報]

◆グランドウェーブによる受信

■日本

●栃木放送・CRT-FM…94.1MHz(S)
 FM補完中継局。
〔試験電波〕
 12月23日, 0857〜1033, SINPO45454。試験電波を初受信。
 内容は音楽(洋楽、イージーリスニング音楽)とID。IDは音楽1曲の合間ごとに同内容のものが女声と男声で交互に出ており、0859(女声), 0903(男声), 0907(女声), 0912(男声)などに「こちらはCRT FM、栃木放送です。ただいま試験電波を羽黒山送信所から発射しています。周波数94.1メガヘルツで放送しています。」と出ていた。
 電波は強く、ステレオで良好に受信できる。ID部分でほんの少しステレオノイズが聞こえる程度で大変良好。電波強度は同じ羽黒山送信のRADIO BERRY(76.4MHz)、NHK宇都宮FM放送(80.3MHz)とほぼ同じ。
 ツイッターで頂いた情報によると、予備免許が交付された12月21日の夕方〜夜の同局のニュースで、12月22日の0900から試験電波を開始する旨報道されていたとのこと。
〔本放送〕
 12月30日, 0454〜0537, SINPO45454。既に本放送が始まっていた。「三四郎のオールナイトニッポン0」の後、0459にID(1日の放送のジャンクション時のID)が次のように出た。
 「おはようございます。お聞きの放送はCRT、栃木放送です。栃木放送はFM94.1メガヘルツ、AM宇都宮放送局1530キロヘルツ、足利放送局1062キロヘルツ、那須放送局864キロヘルツでお送りしています。今日も栃木放送の番組でお楽しみください。」
 0500〜「サタデーとちぎ」で、0509にSJが「Always, if we view. CRT FM. Ninety four point one FM.」、IDが「CRT FM、94.1メガヘルツです」、0531にSJが「Beautiful day. CRT. CRT. Tochigi Hoso」と出ていた。
 同局HPニュース記事によると、早々と12月28日の0900から本放送を開始したとのこと。本放送開始はてっきり1月だろうと思っていたので、本放送開始の瞬間はすっかり聞き逃してしまった。
http://www.crt-radio.co.jp/news/839

●YBSラジオ・山梨放送…90.9MHz(S)
〔試験電波〕
 12月22日, 1805〜1815, SINPO35453。まだ試験電波のままで、音楽の後、1811にID(11月20日と同内容)、1812に「両チャンネル」のアナウンス→変調音(両方)→「左チャンネル」のアナウンス→変調音(左のみ)→「右チャンネル」のアナウンス→変調音(右のみ)、1812〜音楽。11月24日受信時より若干受信状態が良く、変調音の両方、左、右の切り替えが確認できた。
 12月23日, 0800〜0856, 1501〜1605, 2300〜2400(翌日12月24日の0000〜の受信に続く), SINPO35453。本放送開始前日だが、この日も試験電波のままで、Non-stopの音楽と、約10分おきにID(11月20日と同内容)、約30分おきにIDに続いて「×チャンネル」のアナウンスと変調音(12月22日と同内容)。
〔本放送開始日〕
 12月24日, 0000(前日12月23日2300〜連続受信)〜0605, 1243〜1505, SINPO35453。0301までは試験電波のままで、Non-stopの音楽と、約10分おきにID(11月20日と同内容)、約30分おきにIDに続いて「×チャンネル」のアナウンスと変調音(12月22日と同内容)。
 0301に音楽の途中でc/off。
 0306〜c/on、変調音、0309〜無音、0330〜は0330, 0335, 0340・・・と5分おきに音楽に乗せて試験電波のIDが1分間出て、それ以外は無音。
 試験電波のIDは次のように中波とFM両方の周波数を告知していた。
 「ただいま試験電波発射中です。JOJF、山梨放送。甲府放送局、周波数765キロヘルツ、出力5キロワット、富士吉田放送局、周波数765キロヘルツ、出力1キロワット、大月上野原放送局、周波数765キロヘルツ、出力1キロワット、甲府FM放送局、周波数90.9メガヘルツ、出力1キロワット。ただいま試験電波発射中です。」(女声)
 0431〜無音。
 0459〜s/on、音楽に乗せて放送開始アナウンスが次のように出て、中波とFM両方の周波数を告知していた。
 「おはようございます。皆様がお聞きの放送はYBSラジオです。JOJF、山梨放送。甲府放送局、周波数765キロヘルツ、出力5キロワット、富士吉田放送局、周波数765キロヘルツ、出力1キロワット、大月上野原放送局、周波数765キロヘルツ、出力1キロワット、甲府FM放送局、周波数90.9メガヘルツ、出力1キロワットでお送りします。」(女声)
 その後は通常番組で、0500〜「市橋有里のやっぱり走って損はない」、0514〜YBSラジオFM周波数宣伝スポット、SJ「AM7、6、5、FM9、まる、9。YBSラジオ」(女声)、0515〜「立松さとるのスカッと爽快気分」、0529〜「山梨県からのお知らせ」、0530〜「浩二とともこのマイハートフルSong」、0559〜CM、0600〜「身延山の時間」。
 1243〜の受信は「edge」の後、1249〜CM、1250〜「YBS道路交通情報」、1252〜「YBSラジオニュースと天気予報」、1258〜「山梨県からのお知らせ」、1259〜ワイドFM開局のスポット、CM。
 1300〜1458は「YBSラジオワイドFM開局記念特別番組 FM909 はじめマス クリスマス」となった。「YBSラジオワイドFM開局記念特別番組 FM909 はじめマス クリスマス」はイオンモール甲府昭和からの公開生放送で、司会は梶原しげる、塩澤未佳子。内容はYBSラジオのパーソナリティ陣がFMに引っ掛けてFチーム(Female、女性)とMチーム(Man、男性)に分かれて、ワイドFMとクリスマスにちなんだ対決をしていくというものだった。
 1458〜CM、1500〜「日曜競馬中継」。
 深夜の放送終了時は雨天のためか受信状態が悪く、よく聞こえなかった。


[QSL返信情報]

(1) 受信日・受信チャンネル (2) 同封物 (3) 受信報告書作成言語(国内局の場合は日本語のため省略) (4) 返信物 (5) 返信日数

●YBSラジオ(1通目の返信)
(1)2017年11月20日・90.9MHz (2)82円切手 (4)試験放送には受信報告を受け付けていないので本放送スタート後に再度報告して欲しい旨の手紙 (5)21日
審議室から返信
●はちおうじエフエム
(1)2017年9月14日・77.5MHz (2)82円切手 (4)QSLカード(データ記入あり・第8号)、礼状、Program Schedule (5)102日
http://tvfmdx.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/fm-4cbf.html


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順

主な略語
s/on=放送開始(sign on) s/off=放送終了(sign off)
c/on=電波送信開始(carrier on) c/off=電波停波(carrier off)
f/in=フェードイン(fade in) f/out=フェードアウト(fade out)
b/out=block out(他局の電波に潰されること)
ID=局名告知アナウンス SJ=ステーションジングル


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : AOR AR5000A+3, ICOM IC-R7000, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), SONY ICF-SW55
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : KUROUTOSHIKOU SAA7135-STVPCI/R ( Capture board )
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES )
Option - TV/FM Adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000, AR5000A+3 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


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