TV-FM DX Report 2001.11 2002.01.01 UP


[ 受信情報 ]

◆流星散乱による受信

●しし座流星群の極大期と言われた11月19日未明にワッチした。

  ワッチ時間 MHz アンテナ
方向
入感回数 最長入感時間
1秒未満 1-2秒 2-5秒 5-10秒 10-20秒 20-30秒 30秒-1分 1分以上 合計 ステレオ
(1) 0015-0045 89.1 西 4 3 1 1 0 2 1 1 13 1 1分
(2) 0050-0120 89.7 西 1 2 3 3 1 2 0 2 14 8 1分30秒
(3) 0140-0210 89.1 西 2 1 6 1 2 6 3 11 32 23 2分10秒
(4) 0219 99.9 西 - - - - - - - - 1 - -
(5) 0220-0250 99.8 西 2 0 3 1 1 0 2 4 13 - 3分
(6) 0252 98.1 西 - - - - - - - - 1 - -
(7) 0253 97.7 西 - - - - - - - - 1 - -
(8) 0254 97.1 西 - - - - - - - - 1 - -
(9) 0255-0305 97.5 西 - - - - - - - 1 1 - 9分


▽ 聞こえたもの/備考
 「音楽」は歌のボーカルの無い部分が聞こえたのか、Easy listeningなのか不明。

(1) 韓国語トーク、洋楽、歌、音楽/ステレオ入感あり。2局QRM時あり。
(2) 韓国語トーク、中国語トーク、洋楽、音楽/ステレオ入感あり。2局QRM時あり。
(3) 韓国語トーク、英語トーク、洋楽、歌、音楽/ステレオ入感頻繁にあり。2局QRM時頻繁にあり。0159に韓国の「文化放送」と「KBS第2FM放送」の2局のIDがQRM。
(4) 韓国語トーク。
(5) 中国語トーク、歌、音楽/99.9MHzの韓国局が時折QRM。
(6) 音楽。
(7) 韓国語ト−ク。
(8) 歌。
(9) 中国語トーク&音楽。


 1回の入感時間は数十秒〜1分以上もかなり多く、中には3分〜9分くらいの連続入感もあった。
 特にすごかったのは(3)の0140-0210の89.1MHzで、数十秒〜数分間入感し、聞こえなくなっても数秒〜数十秒後にはすぐにまた数十秒〜数分間入感すると言った具合で、上記では一応聞こえなくなった所で区切りを付けて入感回数をカウントしたが、ワッチ中のほとんど(約8割くらい)は入感がある感じで、まさしく「Eスポ状態」だった。2局が混信しながら同時入感している時間も多かった。もちろん多くがステレオ受信。

 ダイヤルを回してもあちこちで聞こえている感じで、「1つの周波数に合わせたまま入感してくるのをじっと待つ」という流星散乱のワッチ方法を根本から覆すような状況だった(大げさ?)。

 私は流星散乱のワッチをそれほど頻繁にやっている訳ではなく、ニュースで取り上げられるような大きな流星群のある時にワッチするくらいだが、こんなものすごい状態は初めてだった。


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : ICOM IC-R7000, YAESU FRG-9600, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ICF-SW55
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Victor AT-A20 ( For ST-SA50ES )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


Logs 2001.11>


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