TV-FM DX Report 2002.10 2002.11.03 UP / 2021.07.28 UP
[受信情報]
◆グランドウェーブによる受信◆
■日本
●よこはまあおばエフエム・FM salus…84.1MHz
引き続き受信モニターした。ビデオデッキ・MDを使ったタイマー録音も含むモニター。10月20日に開局した。
〔試験電波〕
▽10月13日
少なくとも10月13日12時台のチェックまでは9月22日(気付き)〜と同じパターンだった。
▽10月18日,1537〜翌日0105
この日、本免許が下りたので、チェックすると内容がNon-Stopの洋楽に変わっていた。IDはほとんど出ておらず、わずかに2238、2322、2329、2344に試験電波のIDが出たのみ。
▽10月19日,0827〜翌日0045
開局前日のこの日もNon-Stopの洋楽ばかりで、IDは1328、2156に試験電波のIDが出たのみ。翌日に開局する旨のアナウンスは一切流れていなかった。2201〜2246には変調音と音楽を交互に流し、変調音の周波数を色々と切り替えて、開局に向けて機器の調整をしている様子だった。
〔開局日〕
▽10月20日,0445〜翌日0255
0658まではやはりNon-Stopの洋楽で、IDや当日開局の旨のアナウンスは無し。
そして、0658に開始音楽(開始アナウンスはなし)、0659にSJ"Eighty four point one, FM salus"、時刻アナウンス「FMサルースが午前7時をお知らせします」が出て、0700に開局、レギュラー番組『Weekend Edition』が始まった。
=0700の開局第一声=
録音された番組タイトルコール
"Welcome to FM salus. Make your heart feeling for everyone. Eighty four point one, FM salus. Weekend Edition with Mie Yoshie."
↓
DJ:吉江みえ
「おはようございます。時刻は7時を回りました。10月20日日曜日です。今日開局のFMステーション、84.1メガヘルツ、FMサルース、たまプラーザのスタジオから生放送でお送りしています。ここで東急線各線運行情報をお伝えします。東急電鉄から東急線各線運行情報です。えー、東急線各線は午前7時現在、通常通り運行しています。東急電鉄から東急線各線運行情報をお知らせ致しました。続いて、FMサルース天気予報です。今日の青葉区周辺の天気ですが、この後午前は曇り、お昼頃から雨になるでしょう。予想最高気温は20度となっています。FMサルース天気予報をお伝えしました。改めまして、おはようございます。84.1メガヘルツ、FMサルース、たまプラーザのスタジオから生放送でお送りしていまーす。そして、日曜日、朝のトップを切ってお送りするこの番組、Weekend
Edition Sunday。お相手、吉江みえで2時間、9時まで生放送で是非お付き合い下さい。えー、FMサルースのサルース、スペイン語で「挨拶」という意味があります。是非、覚えておいて下さいね。今日の1曲目です。Boy
Meets Girl、Waiting for a Star to Fall。」
開局日は全時間、ずっとレギュラー番組で、0700〜『Weekend Edition』(生放送)、0900〜『Brunch MIX』(生放送)、1200〜『Be
Stylish』(生放送)、1705〜『Top Spin』(録音?)(1700〜1705は『青葉区からのお知らせ』)、1900〜『radio
on active』(録音?)、2100〜2200『Global Selection』(録音?)と続いたが、番組自体も通常通りの編成のようで、生放送では番組中で開局について触れているものの、特別な編成などはなかった。社長・市長などの挨拶も一切無かった。CMも全く流れていなかったが、2100〜2200の『Global
Selection』は東急グループの提供で、この中で東急関連会社のCMが3本流れていた。
2200〜終了音楽、2201〜無音、2203〜終了アナウンス「JOZZ3BE-FM、JOZZ3BE-FM。こちらはよこはまあおばエフエム、FMサルースです。本日の放送はここで終了させて頂きます」と出て、s/off、無音となったが、0056に変調音、0135〜0142には変調音・試験電波のID・洋楽が流れていた。0142〜再び無音。0255までのチェックでは電波は切らなかった。
〔開局翌日:平日レギュラー初日〕
▽10月21日,0645〜翌日0030
0700までは無音、開始アナウンスも何も無く、0700にいきなりレギュラー番組『Rise & Shine』(生放送)で開始。その後、1000〜Non-Stop洋楽(Time Tableでは『Music Plus...』)、1300〜『Topics』(生放送)、1400〜Non-Stop洋楽(Time Tableでは『Sound Design』)、1706〜『Square Side』(生放送)(1701〜1706は『青葉区からのお知らせ』)、1800〜『Prime Faces』(生放送)、2000〜『Music Magic』(生放送)、2200〜Non-Stop洋楽(Time Tableでは『Moonlight Lounge』)と続き、、2300に終了音楽、終了アンウンス「JOZZ3BE-FM、JOZZ3BE-FM。こちらはよこはまあおばエフエム、FMサルースです。周波数84.1メガヘルツ、出力20ワットでお送りしました」(開局日とは異なるアナ)が出て、2301にs/off、無音となった。0030までのチェックでは電波は切らなかった。
2000〜2200の『Music Magic』はSHIBUYA-FMの生放送番組で、この日からFMサルースでも同時ネットされるようになったとのこと。2146のチェックでは確かに78.40MHz(SHIBUYA-FM)とパラになっていた。
〔所感〕
開局日(日曜。レギュラー通りの放送)、平日レギュラー初日の放送をチェックしただけだが、一番目に付くのがかかる曲が洋楽ばかりで、邦楽がほとんどかからない点。同局の方針なのだろうか。
ほぼ毎時58分頃に『東急電鉄から東急線各線運行情報』があるのはさすが東急系のコミュニティ局といったところ。ニュースは全国的な一般ニュースが主だが、『神奈川新聞ニュース』もある。天気予報・交通情報は青葉区周辺のもの。2日間聞いた限りでは、提供スポンサーの付いている日曜夜(開局日)の『Global Selection』以外ではCMは流れていなかったが、平日レギュラー初日の『FMサルース天気予報』は全て同じ提供スポンサーが付いていた(CMはなし)。ほぼ毎回、正時前にSJと時刻アナウンス「FMサルースが×時をお知らせします」が流れる。
放送時間はタイムテーブルによると、月〜土0700〜2300、日0700〜2200で、放送時間外は無音だが、電波は切らない模様。2日間聞いた限りでは、上述のように終了アナウンスはあったが、開始アナウンスはなかった。
局名は放送中は「FMサルース」と言っており、終了アナウンスでのみ「よこはまあおばエフエム、FMサルース」と言っている。
FMサルースのHPは開局前日や開局日7時台までのチェックでは真っ白だったが、開局日の放送中、0824にURLの紹介があり、再度アクセスしたところ、ちゃんと表示されるようになっていた。
〔関連サイト〕
FM salusホームページ
http://www.fm-salus.jp/
関東総合通信局報道資料
http://www.kanto-bt.go.jp/press/p14/1407/p140715.html
http://www.kanto-bt.go.jp/press/p14/1410/p141018b.html
東京急行電鉄株式会社ニュースリリース
http://www.tokyu.co.jp/guide/news/020715.html
http://www.tokyu.co.jp/guide/news/021018.html
(※2021.07.28 「Special Reports」から掲載ページ移動)
[QSL返信情報]
■日本
●よこはまあおばエフエム・FM salus
受信日:2002年08月23日 周波数:84.1MHz 同封物:80円切手、PFC 受信報告作成言語:日本語 返信物:QSLカード(データ記入あり・No.009)、礼状、TIME
TABLE 返信日数 68日
※PFCは返信無し。
☆同局からの返信物はこちらをご覧下さい。
QSL:よこはまあおばエフエム・FM
salus
●TBSテレビ
受信日時:2001年9月30日 2340 - 2001年10月01日
0030 チャンネル:J6ch 同封物:80円切手 受信報告作成言語:日本語 返信物:QSLカード、礼状 返信日数:4日
※QSLの裏側に「JOKR-TV→JORX-TVへのコールサイン変更の瞬間の受信」と記入あり。
☆同局からの返信物はこちらをご覧下さい。
TBSテレビコールサイン変更時
& TBSラジオ免許人変更時受信のQSLカード
[受信以外の情報]
■NHK放送文化研究所 放送界の動きより
●日本 地上放送のデジタル化,本格始動へ 〜アナアナ変更対策経費は1,800億円
●日本 総務省,地上デジタル放送の免許方針案を公表,チャンネルプラン等の変更を諮問
●香港,ATVが広東省での放送権を取得
●バングラデシュ,人気の民放TV局放送停止
●豪,地上デジタルのHDTV義務化開始時期延期へ
●米FCC,DTVチューナー内蔵義務づけ
http://www.nhk.or.jp/bunken/ugoki/uu-0210.html
《NHK放送文化研究所 放送界の動き 2002年10月号(2002年8月分)》
(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順
All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : ICOM IC-R7000, AOR AR-2002, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ICF-SW55
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : SONY SLV-ED100 ( Multi system )
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Victor AT-A20 ( For ST-SA50ES )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )
情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。