TV-FM DX Report 2008.09 2008.10.13 UP
[受信情報]
◆グランドウェーブによる受信
■日本
●でじたるらじおすいしんきょうかい とうきょうデジタルエフエムほうそうじつようかしけん…(190.2MHz)
PC用地上デジタルラジオチューナー BUFFALO DH-KONE/U2R、SKnet MonsterTV 1DRでの受信で、周波数は推定。
9月29日から東京の地上デジタルラジオ放送の実用化試験局「でじたるらじおすいしんきょうかい とうきょうデジタルエフエムほうそうじつようかしけん
JOAZ-FM」でAMラジオ(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送)のサイマル放送が始まった。受信モニター結果を報告する。タイマー録音も含むモニター。
放送スケジュールは後述の「受信以外の情報」参照。どのチャンネルも完全サイマル放送の模様(時報除く)。ステレオ放送。中波より約2秒間遅れている。音質は悪くは無い。すべてのチャンネルでデータ放送あり。
◎TBSラジオデジタル…地上デジタルラジオ9203ch ステレオ放送。データ放送あり。
▽9月29日〔放送初日〕 0600〜0705, 翌日0258〜0330受信。
なかなかチャンネルが現れなかったが、放送開始の0600になってやっとチャンネルが現れ、0600の数秒後からサイマル放送が聞こえた。「生島ヒロシのおはよう一直線」の後、0629〜CM、TBSラジオのSJ、ID、0630〜「森本毅郎・スタンバイ!」。
深夜(翌日未明)はDJ番組(HP番組表によると「JUNK 伊集院光深夜の馬鹿力」)の後、0259〜CM、TBSラジオのID、0300〜無音。放送終了アナウンス無し。
▽9月30日 0550〜0628, 翌日0250〜0305受信。
前日にチャンネルをプリセットしていたので、0550〜チェックしていたが、無音で、EPGが表示されず、データ放送も無かったので、放送自体送信されていなかったようだ。放送開始アナウンスもなく、0600〜突然サイマル放送が始まった。「生島ヒロシのおはよう一直線」。0600になると同時にEPGが表示され、データ放送も始まった。
深夜(翌日未明)は「火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ」の後、0259〜CM、TBSラジオのID、0300〜無音。放送終了アナウンス無し。
放送開始・終了アナウンスは無く、チャンネル名は受信ソフトに表示されたチャンネル名によった。チェックした限りでは中波(954kHz)と完全サイマル放送の模様(時報除く)。SJ「TBS Radio 9・5・4」、ID「9・5・4 TBSラジオ」「954キロヘルツ、TBSラジオ」などもそのまま流れている。中波より約2秒間遅れている。そのタイムラグが生じるためか、正時の時報は放送されず、中波で時報が出る部分は無音になっている。
聞いた限りでは番組中で地上デジタルラジオ放送でサイマル放送が始まったことには全く触れていなかった。
◎文化放送プラス…地上デジタルラジオ9303ch ステレオ放送。データ放送あり。
▽9月29日〔放送初日〕 0540〜0705, 0725〜0818, 翌日0150〜0230受信。
0540にチャンネルがあるのに気付いた。無音で、EPGが「9303ch 休止中」「休止中」とあったが、データ放送はまだ無かった。
0559〜放送開始アナウンス、0600〜「吉田照美ソコダイジナトコ」。データ放送も始まった。
放送開始アナウンス
「こちらはJOAZ−FM、JOAZ-FM、でじたるらじおすいしんきょうかい とうきょうデジタルエフエムほうそうじつようかしけん、周波数190.2メガヘルツ、出力2.4キロワットです。お聞きの放送はDigiQ+N93、チャンネル9303、文化放送プラスです。なお。この放送は番組の途中で終了する場合があります。予めご了承下さい。JOAZ-FM、DigiQ+N93、チャンネル9303、文化放送プラスです」
(「DigiQ+N93」=「デジキューン93」と読む)
深夜(翌日未明)は「ガールズガード 女の子の保健室」の後、0159〜CM、0200〜放送終了アナウンス(放送開始アナウンスと同じもの)、0201〜無音。
チェックした限りでは中波(1134kHz)と完全サイマル放送の模様(時報除く)。番組のジングル「吉田照美ソコダイジナトコ、文化放送」などもそのまま流れている。中波より約2秒間遅れている。このチャンネルもタイムラグが生じるためか、正時の時報は放送されず、中波で時報が出る部分は無音になっている。
聞いた限りでは番組中で地上デジタルラジオ放送でサイマル放送が始まったことには全く触れていなかった。
◎ニッポン放送DIGITAL…地上デジタルラジオ9502ch ステレオ放送。データ放送あり。
▽9月27日 22時台受信。
既にチャンネルがあるのに気付いた。無音で、EPGは「放送休止」。データ放送はまだ無し。以前からあった9502chのチャンネル名「JOLF+」の名称を変えただけのようだ。
▽9月28日 1630受信。
無音。EPGで1000〜1900, 1900〜0000の所には「放送休止」「ただいま放送休止中です。いよいよ(ソフトの関係で表示されず)時30分より、JOLF同時放送スタート!」とあった。
翌日9月29日0830以降の本放送の番組内容も既に表示されていた。データ放送はまだ無し。
▽9月29日〔放送初日〕 0109〜0115, 0548〜0552, 0818〜0920, 翌日0250〜0330。
0109にチェックすると、音楽が流れており、データ放送も出現した。データ放送は放送休止中の旨の内容。0110〜は無音。その後、電波自体停波したらしく、断続的チェックではスキャンしても1局も引っ掛らなかった。
0548〜0552の受信は、無音だったが、EPGが「放送休止中」「ただいま放送休止中です。いよいよ本日朝8時30分より、JOLF同時放送スタート!」とあり、データ放送(0109と同じ放送休止中の旨の内容)もあった。
0818にチェックすると音楽が流れており(EPG・データ放送の内容は0548〜0552と同じ)、0829〜放送開始アナウンス、0830〜「あなたとハッピー!」。0830〜はデータ放送も放送中の旨の内容に変わった。
放送開始アナウンス
「JOAZ-FM、JOAZ-FM。こちらは東京デジタルラジオ実用化試験放送、チャンネル9502、ニッポン放送Digitalです。このチャンネルはニッポン放送との同時放送です。AMラジオのニッポン放送をデジタルラジオでもお聞き頂けます。まもなく今日の放送を開始致します。今日もニッポン放送Digitalでお楽しみ下さい」
深夜(翌日未明)は「ビートクルセイダース ヒダカトオルのオールナイトニッポン」の後、0300〜放送終了アナウンス、0301〜無音。
放送終了アナウンス
「JOAZ-FM、JOAZ-FM。お聞きの放送は東京デジタルラジオ実用化試験放送、チャンネル9502、ニッポン放送Digitalです。これで今日の放送を終了します。今日もお聞き頂きありがとうございました。また明日もニッポン放送Digitalでお楽しみ下さい」
▽9月30日 0628〜0910, 翌日0250〜0305。
音楽が流れており、0629, 0644, 0659…の15分おきに次のようなIDが出ていた。
「JOAZ-FM、JOAZ-FM。お聞きの放送は東京デジタルラジオ実用化試験放送、チャンネル9502、ニッポン放送Digitalです。このあと8時30分から放送を開始します。放送開始までしばらくお待ち下さい」
その後、0829〜放送開始アナウンス、0830〜「あなたとハッピー!」。
深夜(翌日未明)は「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」の後、0300〜放送終了アナウンス、0301〜無音。
チェックした限りでは中波(1242kHz)と完全サイマル放送の模様(時報除く)。ID「JOLF、お聞きのラジオは1・2・4・2、ニッポン放送です」もそのまま流れている。中波より約2秒間遅れている。このチャンネルもタイムラグが生じるためか、正時の時報は放送されず、中波で時報が出る部分はこのチャンネル独自のメロディに差し替えられて流れている。
放送開始・終了アナウンスではSuono Dolce同様、「東京デジタルラジオ実用化試験放送」という変な名称を告知している。
聞いた限りでは番組中で地上デジタルラジオ放送でサイマル放送が始まったことには全く触れていなかった。
[受信以外の情報]
■日本
●東京の地上デジタルラジオ放送でAMラジオのサイマル放送開始
東京の地上デジタルラジオ放送の実用化試験局で9月29日からAMラジオ(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送)のサイマル放送が始まった。社団法人デジタルラジオ推進協会(DRP)のニュースリリースによる放送スケジュールは下記の通り。
・9203ch「TBSラジオデジタル」:月〜土0600〜2700、日0600〜2500(TBSラジオ 954kHz サイマル)
・9303ch「文化放送プラス」:月〜土0600〜2600、日0600〜2500(文化放送 1134kHz サイマル)
・9502ch「ニッポン放送DIGITAL」:月〜土0830〜2700、日0900〜2500(ニッポン放送 1242kHz サイマル)
詳細は下記の社団法人デジタルラジオ推進協会のニュースリリース参照。
デジタルラジオでAMラジオのサイマル放送を実施!
DRP社団法人デジタルラジオ推進協会 ニュース一覧 2008年9月30日
http://www.d-radio.or.jp/news/080930_1.html
■NHK放送文化研究所 放送研究と調査 放送界の動きより
▽2008年9月号
●ネパール,KTVが新チャンネルスタートへ
http://www.nhk.or.jp/bunken/book/ugoki/asia_0809.html
[QSL返信情報]
(1) 受信日・受信チャンネル (2) 同封物 (3) 受信報告書作成言語(国内局の場合は日本語のため省略) (4) 返信物 (5) 返信日数
●いとうエフエム(FMなぎさステーション)
(1) 1998年3月31日・76.30MHz (2) 80円切手、受信音MP3ファイル収録CD-R (4)QSLカード(データ記入なし) (5)96日
当時1998年5月4日に受信確認証が出来ていないので後日送る旨の礼状が届いたが、何も送られてこなかったので、2008年6月に受信報告書を再送付。
(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順
All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : ICOM IC-R7000, AOR AR5000A+3, ICOM IC-R8500, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), SONY XDR-F1HD ( For USA ), SONY ICF-SW55, TV tuner for Japan ( For reception of local TV stations ), Digital radio tuner for Japan ( For reception of local radio stations )
TV set : SONY KV-AR142M80 ( Multi system ), TV set for Japan ( For reception of local TV stations )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : Panasonic NV-FJ630 ( Multi system ), JVC HR-S5980AH ( Multi system ), HDD/DVD recorder for Japan ( For reception of local TV stations )
ANT : CREATE CLP5130-1, TV antenna for Japan ( For reception of local TV stations )
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES )
Option - TV/FM adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000, IC-R8500 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )
情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。