TV-FM DX Report 2010.06 2010.06.26 UP


[受信情報]

◆Eスポによる受信

■大韓民国

●国軍放送 KFN…89.5MHz(S)
 6月5日, 1518〜1522+。1520にアナウンスが「…… クックン バンソン、KFN。ヨギヌン ……」と出た。

■中華人民共和国

●竜口人民広播電台…101.6MHz
 6月5日, 1339〜1343。1340にCanned IDが「……。這里是ロンコウ人民広播電台、広告文芸。……」と出た。台湾・山東方面のオープンで、同時に101.4MHzの煙台も入感していたので、JVUDXC会員が直近では2008年に受信している同局に間違いないだろう。山東省煙台市竜口(Longkou)市。

●威海広播新聞綜合頻道…99.6MHz(S)
 6月5日, 1359〜1401。1359にCanned IDが「ウェイハイ広播新聞綜合頻道」と出た。山東方面がオープン。威海広播電視台のサイト < http://www.weihai.tv/ > からリンクされている“威海広播新聞頻道”のオンデンマンド放送のファイルを聞いたところ「威海広播新聞綜合頻道」のIDが出ており、この局名に改称されているようだ。各ファイルには「996」と書いてあったが周波数のことだろうか。105.1MHzからQSY?

●山東広播郷村頻道緑色之声…96.9MHz(M)
 6月5日, 1420〜1433。1426にスポットが「……。山東広播リュース之声……」と出た。1432〜99.8MHz(M)もパラで受信。この日の局名は山東広播緑色之声。
 6月18日, 1723〜1727。1723にCanned IDが「……リュース広播……。山東広播郷村頻道リュース之声」と出た。
 山東広播郷村頻道のサイト < http://www.sdgb.cn/channel/xc/gsxc.aspx > を見ると、「中国・山東広播郷村頻道緑色之声」と書いてあり、「リュース之声」は「緑色之声」で間違いないと思う。緑色=luse。

●煙台電台評書広播…96.6MHz(S)
 6月5日, 1424〜1432。1431にスポットが「…… 請請収聴煙台電台評書広播、調頻八八点四、……」と出た。煙台休閑娯楽広播から改称。

●天津区県聯盟広播…101.8MHz
 6月5日, 1440〜1441。1441にCanned IDが「天津区県聯盟広播。請您継続収聴」と出た。

●不明中国FM…88.1MHz(S)
 6月5日, 1449〜1455。1450にCanned IDが「……。FM八八点一、ピンアン Radio。……」と出た。河北・山東方面がオープン。このIDではどこの局かさっぱりわからない。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●ウーティ人民広播電台…97.7MHz(S)
 6月5日, 1457〜1501+。Canned IDが1458に「……。這里是ウーティ人民広播電台。調頻九七点七。您ライナマー」、1501に「……。調頻九七点七。這里是ウーティ人民広播電台」と出た。河北・山東方面がオープン。中国の検索サイトで検索すると山東省浜州市無棣(Wudi)県の「無棣人民広播電台 FM97.7」という記事が複数引っ掛かるので、この局かもしれない。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●ピンチョウ交通広播…93.1MHz
 6月5日, 1503〜1504+。1503にCanned IDが「ピンチョウ交通広播。……」、DJのIDが「您現在収聴的是FM九三点一、ピンチョウ交通広播」と出た。河北・山東方面がオープン。中国の検索サイトで検索すると山東省浜州(Binzhou)市の浜州交通広播が2010年1月10日に91.6MHzから93.1MHzにQSYしたという記事があり、同局かもしれない。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●不明中国FM…100.6MHz(S)
 6月5日, 1608〜1613+。1609にCanned IDが「音楽……。You Radio。您的音楽。您的電台」と出た。河北・山東方面がオープン。どこの局かさっぱりわからない。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●通遼人民広播電台…100.3MHz(S)
 6月6日, 1257〜1318。モンゴル語放送。1300までは中央人民広播電台のモンゴル語放送の中継(9610kHzとパラ)。1300にIDが「トンリョー アルディーン ラジオ ホロー ヤリジバイン。……」と出てニュース(?)になった。ステレオの左からしか音が出ていない。1313〜93.70MHzもパラで受信し、93.70MHzの方が零コンマ数秒早かった。系統名は昨年93.7MHzで受信・確認した科爾沁之声と思われるが「科爾沁之声」に相当する「ホルチニー ドーン ホーロイ」はIDに入っていなかった。

◎中国で6月19日に行われる「全国大学英語四、六級考試」に向けた試験放送と思われるものが6月18日に多数受信出来た。電波が弱く、ほとんどがFM Narrow(AR5000A+3のIF30kHz)での受信。

●哈爾浜シーファン大学 ウェンリー シーイェン コンアン ウーシェン 広播站…74.00MHz
 6月18日, 1345〜1349。IDの繰り返しで、「……大家好。這里是哈爾浜シーファン大学 ウェンリー シーイェン コンアン ウーシェン 広播站。……」と出ていた。黒竜江方面がオープン。FM Narrowで受信。大学=daxue。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●哈工大外語広播電台…74.30MHz
 6月18日, 1359〜1402。IDの繰り返しで、「各位トンシー シンチョイー。各位トンシー シンチョイー。這里是哈工大外語広播電台。ペンスー考試。ツァイ ペンシー トンポーパオ。チン トンシーメン ポータータオ 七四点三兆赫」と出ていた。黒竜江方面がオープン。FM Narrowで受信。哈工大=Hagongda 外語=waiyu。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●哈爾浜リーコン大学シーチーウーシェン調頻広播電台…72.50MHz
 6月18日, 1407〜1425。1410までは音楽に乗せたトークで普通のラジオ番組のように聞こえた。1410にそれが途切れて、音楽に乗せたIDの繰り返しになり、「這里是哈爾浜リーコン大学シーチーウーシェン調頻広播電台。我們正在調頻七十七点四兆赫、七十二点五兆赫……」と出ていた。黒竜江方面がオープン。FM Narrowで受信。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●不明中国FM…74.00MHz
 6月18日, 1435〜1442。IDの繰り返しで、「您現在収聴的是ウーイーパーポー台。……」と出ていた。同波で古い欧米Popsの繰り返しを流す局が混信。黒竜江方面がオープン。FM Narrowで受信。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●牡丹江シーファン シーイェン外語調頻広播台…66.00MHz
 6月18日, 1601〜1604 f/out。英語トークの後、1601〜IDの繰り返しで「ムータンチャン シーファン シーイェン外語調頻広播台。現在開始播音。ムータンチャン シーファン シーイェン外語調頻広播台。現在開始播音。……」と出ていて、1603〜短い音楽、英語トークとなった。黒竜江方面がオープン。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●チンチョウ シーファン カンタオ タオチョン シェーシャオ…73.30MHz
 6月18日, 1647〜1652 f/out。英語トークだったが、途中1647,1648,1649,1650,1651にIDが「這里是チンチョウ シーファン カンタオ タオチョン シェーシャオ。調頻七十三点三兆赫。……」と出ていた。黒竜江方面がオープン。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●遼寧大学外語教学台・……外語教学広播台…76.00MHz
 6月18日, 1655〜1701。IDの繰り返しで、「遼寧大学外語教学台。遼寧大学外語教学台。シュン ターチャ チーイー。本台メンイー 四 六 チーポーイー台。……」と「……外語教学広播台。…… station of ……」と出ていた。遼寧方面がオープン。FM Narrowで受信。76.10MHzのInter FMの混信が酷かった。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

 他に次の周波数が受信出来た。すべて黒竜江方面のオープンで、FM Narrowでの受信。
●不明中国FM…72.50MHz 6月18日, 1349〜1358。英語トークの後、1354〜短い音楽、1355〜普通話のトーク。
●不明中国FM(推定)…74.50MHz 6月18日, 1403。無音。
●不明中国FM(推定)…72.60MHz 6月18日, 1406。無音。
●不明中国FM(推定)…73.60MHz 6月18日, 1427。英語トーク。
●不明中国FM(推定)…74.00MHz 6月18日, 1435〜1442。古い欧米Popsの繰り返し。
●不明中国FM(推定)…74.00MHz 6月18日, 1616〜1629 f/out。英語トークの後、1627〜無音。

●チンフォー人民広播電台交通音楽広播…101.2MHz
 6月18日, 1710〜1714。1712にCanned IDが「……。您現在収聴的是FM……八兆赫、FM幺零幺点二兆赫。チンフォー人民広播電台交通音楽広播」、1713に番宣スポットが「……請請収聴ウーシェン人民広播電台新聞頻率、中波……千赫、……兆赫……」、1713にDJのIDが「聴衆朋友、大家好。……収聴到的是……人民広播電台……」と出た。遼寧・山東方面がオープン。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●中央人民広播電台唐山文化娯楽広播…105.9MHz
 6月18日, 1755にCanned IDが「您現在収聴的是……人民広播電台タンシャン ウェンファー イールー広播。FM一零五九」、1759にスポットが「FM調頻一零五点九。一個新的広播頻率……タンシャン人民広播電台与中央人民広播電台レンフー クイチュ。中央人民広播電台タンシャン……イールー広播……FM幺零五点九……中央人民広播電台タンシャン ウェンファー イールー広播、FM幺零五点……」と出た。遼寧・山東方面がオープン。
 中国の検索サイトで検索してみたところ、6月11日に開始した放送で、中央の系統ではなく、唐山の系統のようだ。それにしても変な放送局名が出てきたものである。河北省唐山(Tangshan)市。文化=wenhua。娯楽=yule。

●チャンシャン レンマン チャンシュー広播…89.7MHz(S)
 6月20日, 1358〜1413。1400にCanned IDが「チャンシャン レンマン チャンシュー広播。チャンシャン レンマン チャンシュー広播。チャンシャン レンマン チャンシュー広播。……」、スポットが「…… チャンシャン レンマン チャンシュー広播……」、1400にDJのIDが「歓迎您継続収聴チャンシャン レンマン チャンシュー広播。……」と出た。どこの局かさっぱりわからない。黒竜江方面がオープン。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●竜広交通台…99.8MHz(S)
 6月20日, 1404〜1412。DJのIDが1407に「歓迎……継続収聴在FM九九八、竜広交通台的……」、1408に「這里是FM九九八、竜広交通台……」と出た。以前の黒竜江交通広播。

●竜広音楽台…88.3MHz(S)
 6月20日, 1422〜1426。Canned IDが1423に「……FM九十五点八、竜広音楽台。竜広音楽台」、スポットが1424,1425に「……竜広音楽台……」と出た。以前の黒竜江音楽広播。

●竜広生活台…88.4MHz(S)
 6月20日, 1512〜1516。DJのIDが1513に「……竜広生活台的……」、1514に「……我們チーマン竜広生活台……」と出た。以前の黒竜江生活広播。

●中国国際広播電台環球資訊広播…87.3MHz(S)
 6月20日, 1525〜1536。Canned IDが1530に「……請収聴環球資訊広播。北京FM九零点五、on Ninety point five FM。広東FM一零七点一、FM One O seven point one。河北FM九零点一、FM Ninety point one。武漢FM八九点四、FM Eighty nine four。煙台FM八八点四、FM Eighty eight point four。シャンカンFM一零七点一、FM One O seven point one。厦門FM一零七点一、FM One O seven point one。中国国際広播電台環球資訊広播。CRI News Radio on Ninety point five FM。……」、「中国国際広播電台環球資訊広播。Non-stop news at around world。……」、1533に「At CRI News Radio …… This is CRI News Radio。……」と出た。黒竜江方面がオープン。

●不明中国FM…85.6MHz(S)
 6月20日, 1610〜1627 f/out。トーク中、1625に「……。二零一零年八月、内蒙古人民広播電台……内蒙古電台……内蒙古人民広播電台……」と言っていた。遼寧・内蒙古・黒竜江方面がオープン。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

●済寧電台交通頻率…101.8MHz(S)
 6月20日, 1656〜1705。1700にCanned IDが「這里是済寧電台交通頻率、チャントー一零一八……」と出たが、1701のDJのIDは「您現在正在収聴的是チャントー一零一八、交通文芸広播……」と言っていた。

●山東体育休閑広播・Star FM 102.1 星光調頻…102.1MHz
 6月20日, 1659〜1705。1700にCanned IDが「……。這里是Star FM、一零二点一、星光調頻」、1704にDJのIDが「這里是山東体育休閑広播、Star FM……」と出た。

●ウェイシェン人民広播電台…107.3MHz
 6月20日, 1720〜1729。1726にDJのIDが「您現在収聴到的是FM幺零七点三、ウェイシェン人民広播電台……」と出た。山東・江蘇方面がオープン。
→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)

※「→Follow Up:Cf. TV-FM DX Report 2013.07-2(2013.07.11追記)」とあるものは録音の聞き取り結果を「TV-FM DX Report 2013.07-2」に掲載してある(2013.07.11追記)

●2008年、2009年のEスポシーズンに受信した中国局録音を中国安徽省馬鞍山市在住の中国人DXer"Albert"さんに聞いて頂き、お返事の内容を別ページに掲載した。

TV-FM DX Report 2010.06-2

■中華民国

●Love Radio…90.3MHz(S)
 6月5日, 1225〜1233。CMで「宜蘭県」が頻出しており、1231にCanned IDが「…… Love Radio、九零点三」と出た。羅東広播電台と思われる。国語。

●噶瑪蘭広播電台…97.9MHz
 6月5日, 1302〜1306。1302にIDが「…… カマラン広播電台、チュルー是FM九七点九」と出た。閩南語。

●News98電台…98.1MHz(S)
 6月5日, 1307〜1313。1309にIDが「這里是FM九八点一、News九八電台。歓迎収聴News ……」と出た。国語。

■ロシア

●101.8FM…101.8MHz(S)
 6月20日, 1442〜1449。1442にCanned IDが「……。ストアジーン …… FM」、1445〜のDJトーク中に頻繁にCannedアナが「FM Navigator」と出ていた。IDは一部不明瞭だが、Khabarovskの同局に間違いないだろう。

●Retro FM - (Khabarovsk)…87.9MHz(S)(T)
 6月20日, 1454〜1510。1503にSJが「…… Retro FM。Retro FM」、1506にDJのIDが「…… Retro FM」と出た。1456〜1459のCMでは「Khabarovsk」が頻出していた。
 西欧仕様チューナー SONY ST-SA5ESでRDSが復調でき、「PETPO FM」(=Retro FM)、「REKLAMA」(=CM)、「20.06.10」(年月日)、「16-55」(1455のチェック)や「17-02」(1502のチェック)(JST+2時間で多分Khabarovsk時間)、「73-58-77」(意味不明)などと表示されていた。
 TV-FM DX Report 2009.06に報告したように昨年88.8MHzのRetro FMを受信した時はRDSでは「Retro FM」と表示されており、送信地によってRDSの表示内容が違うのだろうか。(TV-FM DX Report 2009.06ではInoさんの87.9MHzの受信内容を引用して「PETPO FM」と表示されるのはRBDS対応機器での文字化けの可能性を示唆したが、これについては指摘を撤回する)。


局名(=Retro FM)


「REKLAMA」(=CM)


年月日


1502のチェック。JST+2時間で多分Khabarovsk時間


意味不明


[受信以外の情報]

■フィリピン

●フィリピンの地上デジタル放送も日本方式採用
フィリピン共和国が地上デジタルテレビ放送日本方式を採用する規則に署名
《総務省 報道資料 2010年6月11日》
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu08_02000043.html


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像 (T)=エフエム文字多重放送・RDS復調
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : ICOM IC-R7000, AOR AR5000A+3, ICOM IC-R8500, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), SONY XDR-F1HD ( For USA ), SONY ICF-SW55, TV tuner for Japan ( For reception of local TV stations )
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system ), TV set for Japan ( For reception of local TV stations )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : Panasonic NV-FJ630 ( Multi system ), JVC HR-S5980AH ( Multi system ), HDD/BD recorder for Japan ( For reception of local TV stations ), HDD/DVD recorder for Japan ( For reception of local TV stations )
ANT : CREATE CLP5130-1, TV antenna for Japan ( For reception of local TV stations )
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES )
Option - TV/FM adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000, IC-R8500 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


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