TV-FM DX Report 2012.11 2012.11.23 UP


[受信情報]

◆グランドウェーブによる受信

■日本

TOKYO MX…J16ch, J20ch
 11月14日, 1時台, 両ch共に映像・音声共。TOKYO MXは現在、東京スカイツリー送信(J16ch)と東京タワー送信(J20ch)を同時送信しており、東京タワー送信波の出力を次第に減力して、電波の強い方のチャンネルを自動的に登録するテレビ受信機の自動チャンネル変更機能を使って自動的にチャンネルを変更することになっているが(テレビ受信機によっては手動でチャンネル変更が必要)、東京タワー送信波の初めての減力が行われた。
 同局HPによると11月12日0500から初めての減力を行うとのことだったが、当日はチェックできず、11月14日の1時台にアンテナレベルをチェックしてみた。9月29日の0時台にアンテナレベルをチェックした時との比較は次の通り。チェックに使用した受信機はデジタルチューナー Panasonic TU-MHD500。

送信場所 チャンネル アンテナレベル
9月29日0時台 11月14日1時台
東京タワー J20ch 90 52
東京スカイツリー J16ch 42 48

 東京タワー送信波は確かにアンテナレベルが大幅に下がっており、出力が減力されているのがわかる。現在の東京タワー送信波の出力は不明。


[受信以外の情報]

■日本

●TOKYO MXが東京タワー送信波の出力を初めて減力
 詳細は下記の同局HP、ニュースサイトの記事を参照。
-------------------------
◎11月12日(月)午前5時より、東京タワーからの放送波について、はじめて減力を実施します。
TOKYO MX 「東京スカイツリーから放送開始」
http://s.mxtv.jp/skytree_iten/genryoku.html

◎TOKYO MX、東京タワーの地デジ放送波を12日に初めて減力
AV Watch 2012年11月9日
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20121109_571955.html

●NHKと在京民放5局が12月22日から土曜早朝に東京スカイツリーから試験放送実施
 東京スカイツリーから地上デジタル放送を送信すると受信障害が起きる可能性があるため、12月22日〜1月下旬に毎週土曜早朝に東京スカイツリーから試験放送を行うことになった。
 今までも月曜早朝に東京スカイツリーからカラーバ&変調音の試験電波が出ていたが、通常放送の放送中に試験放送を実施することで、受信障害の状況を詳しく把握するために実施するようだ。
 詳細は下記の各局HPのプレスリリース、ニュースサイトを参照。
-------------------------
◎東京スカイツリーへの送信所移転について
日本放送協会
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20121122.pdf
日本テレビ放送網株式会社
http://www.ntv.co.jp/info/pressrelease/docs/20121122a.pdf
株式会社テレビ朝日
http://company.tv-asahi.co.jp/contents/press/0249/data/121122-skytree-release.pdf
株式会社TBSテレビ
http://www.tbs.co.jp/company/news/pdf/201211221600.pdf
株式会社テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/ir/jpn/press/pdf/121122.pdf
株式会社フジテレビジョン
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/koho/121122koho.html
2012年11月22日 (各局共通のプレスリリースで内容はすべて同じ)

◎「東京スカイツリーへの送信所移転は来年5月ごろを予定」、在京局の会見から
ITpro 2012年11月22日
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121122/439342/

■大韓民国

●OBS京仁TVから返信
 2009年5月16日にA4chでEスポで同局を初受信した時の受信報告書を送ったところ、返信があった。今までで同局が満足できる状態で受信できたのがこの日の受信で、何度も受信報告書を送っていたもののなかなか返信がなく、5回目の受信報告書送付でようやく返信が届いた。
 今回は韓国語で受信報告書を送ったが、返信は英文だった。これは今まで5回受信報告書を送ったうち、最初の3回は英語で送ったためかもしれない。
 返信はDigital Department/송출기술팀(送出技術チーム)のBae Hyo Sik/배효식さんからあった。
 返信によると、私が受信したのは同局に間違いないとのこと。
 A4chはGyeonggi-do(京畿道)の南部向けのチャンネルで、送信場所は海抜582mのMt. Kyangkyo/광교산(光教山)の山頂とのこと。
 同封されていた「PROGRAM GUIDE 2011」に記載されているチャンネルは次の通り。
(デジタルのチャンネルは送信チャンネルではなく、リモコンIDのチャンネル番号と思われる)
アナログ CH4、CH21
デジタル(HD) CH8

■NHK放送文化研究所 放送研究と調査 メディアフォーカスより

▽2012年11月号
●韓国,地上テレビが24時間放送へ
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/focus/519.html


[QSL返信情報]

(1) 受信日・受信チャンネル (2) 同封物 (3) 受信報告書作成言語(国内局の場合は日本語のため省略) (4) 返信物 (5) 返信日数

●OBS京仁TV
(1)2009年5月16日・A4ch (2)音声録音CD・米1ドル紙幣など (3)韓国語 (4)英文QSLレター、送信場所の地図、「PROGRAM GUIDE 2011」、名刺 (5)18日
 Digital Department/송출기술팀(送出技術チーム)から返信
http://tvfmdx.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/tv-obstv-ef29.html


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : ICOM IC-R7000, AOR AR5000A+3, ICOM IC-R8500, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), SONY XDR-F1HD ( For USA ), SONY ICF-SW55, TV tuner for Japan ( For reception of local TV stations )
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system ), TV set for Japan ( For reception of local TV stations )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : Panasonic NV-FJ630 ( Multi system ), JVC HR-S5980AH ( Multi system ), HDD/BD recorder for Japan ( For reception of local TV stations )
ANT : CREATE CLP5130-1, TV antenna for Japan ( For reception of local TV stations )
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES )
Option - TV/FM adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000, IC-R8500 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


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