TV-FM DX Report 2013.10 2013.10.17 UP


[受信情報]

◆F2による受信

■フィリピン

●Radyo Natin…48.416MHz
 10月6日, 1711〜1725 f/out。FM Narrowでの受信。Popsの後、1717にSJ、1717〜Pops、1720〜CM。
 1717のSJは聞き取りづらいが"Radyo Natin"のように聞こえ、SJのメロディは後述の"DFS@Shimane"さんや大阪のアマチュア無線家の方のYouTube受信音で聞けるSJのメロディと同じだった。SJが聞き取りづらいため、念のためこの日は局名は推定。
 録音を"Baba/Kurume"さんに聞いて頂いたところ、CM中でロケーションをBukidnonのMaramagと推定できる箇所が次のように2つ聞き取れたとのこと。(1) 電話番号がエリアコードから聞き取れ、088-222-5208と言っており、エリアコード88を調べてみるとBukidnonに合致した。(2) "Maramag, Bukidnon"と聞き取れる。
 10月7日, 1651〜1710頃 f/out。FM Narrowでの受信。CMの後、1654〜Pops、1656〜女性トーク、SJ"... Radyo Natin"、CM、1705〜Pops。
 SJのメロディは後述の"DFS@Shimane"さんや大阪のアマチュア無線家の方のYouTube受信音で聞けるSJのメロディと同じ。
 1700には何かの告知が聞け、"... DZRH, Love Radio, Yes FM, Easy Rock, Hot FM, Aksyon Radyo ..."と出ていた。これらは全てRadyo Natinと同じMBC(Manila Broadcasting Company)の系列局の局名である。
 この日はCMではロケーション推定に繋がるものは聞き取れなかった。
 同波は当方HP掲示板や他の方の掲示板で"DFS@Shimane"さんが2011年11月、大阪のアマチュア無線家の方が2013年4月・5月にRadyo Natinを受信されていることを知り、受信チェックしていたところ、受信できたものである。
 "DFS@Shimane"さんのYouTube受信音を聞いたところ、IDやSJが"Radyo Natin"、"... DXRO, Radio Natin, One O six point nine FM"、"MBC"、"Manila Broadcasting Company"、また大阪のアマチュア無線家の方のYouTube受信音を聞いたところ、SJが"One O six point nine, Radyo Natin"と出ていた。
 ロケーションについては"DFS@Shimane"さんも受信時のCMでMaramag、Bukidnonの地名を聞き取られている。
 WikipediaのRadyo Natin Networkのページ < http://en.wikipedia.org/wiki/Radyo_Natin > を見ると、確かにBukidnonのMaramagのRadyo Natin Maramagが周波数:106.9MHz、コールサイン:DXROとリストされている。
 そして、"Baba/Kurume"さん経由でRadyo Natin Maramagの局員の方に私の10月6日、10月7日の受信音MP3ファイルを聞いて頂いたところ、同局からEメールで返信があり、両日共、同局に間違いないとのことである。
("DFS@Shimane"さんのYouTube受信音も同様に確認されたとのこと)。
 問題は106.9MHzのRadyo Natin Maramagがなぜ48.416MHzで受信できるのかということである。
 可能性としてはMaramagの西隣にあるMarawiのRadyo Natin Marawi(96.9MHz)(WikipediaのRadyo Natin Networkのページの局リストに載っている)がRadyo Natin Maramagを中継していて、周波数が96.9MHzより少し下にズレていて、その1/2倍波が受信できたとも考えられるが(48.416×2=96.832)、あくまでも想像の範囲内である。今後の課題だろう。

■タイ

●Sataanee Tohratat See Gongtapbok Chong 7…E2ch
 10月6日, 1519〜1546 f/out, 音声のみ。クイズ番組の後、1523に音声IDと短いトーク、1523〜トーク、1526〜CM、1529〜ボクシングとなった。
 1523の音声IDは"Sataanee Tohratat See Gongtapbok Chong Jed. ..."と出ていた。
 この"Sataanee Tohratat See Gongtapbok Chong 7"は同局HPの局紹介ページ(タイ語) < http://www.ch7.com/about_us >、< http://www.ch7.com/contact_us > に記載されている正式局名「สถานีโทรทัศน์สีกองทัพบก ช่อง 7」である。これまで同局の局名は"Chong 7"、"Chong 7 Si"しか聞いたことがなく、正式局名は初確認。
 ライブストリーミング放送(約20秒遅れ)とのパラチェックでも確認。-/53.76MHz。


[QSL返信情報]

(1) 受信日・受信チャンネル (2) 同封物 (3) 受信報告書作成言語(国内局の場合は日本語のため省略) (4) 返信物 (5) 返信日数

●Radyo Natin Maramag
 (1) 2013年10月6日、2013年10月7日・48.416MHz (2)なし (3)英語 (4)Eメールで返信、Eメール本文と同一内容のdocxファイル添付 (5)1日
 "Baba/Kurume"さん経由で受信音MP3ファイルを局員の方に聞いて頂いたところ、Eメールで返信があったもの。


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : ICOM IC-R7000, AOR AR5000A+3, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), SONY ICF-SW55
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : KUROUTOSHIKOU SAA7135-STVPCI/R ( Capture board ), JVC HR-S5980AH ( Multi system )
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES )
Option - TV/FM Adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000, AR5000A+3 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


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