TV-FM DX Report 2015.09 2015.09.28 UP


[受信情報]

◆グランドウェーブ・山岳回折による受信

■日本

●FM Kawaguchi…85.6MHz
〔開局日〕
 9月1日, 0120〜1705, 2355〜翌日0105, S-2。この日の0600に開局した。
 0458までは試験電波で(8月29日と同内容)、0458に試験電波の終了アナウンスが次のように出た。
 「JOZZ3CD FM、JOZZ3CD FM。こちらはFM Kawaguchiです。周波数85.6メガヘルツ、出力20ワット、実効輻射電力44ワットで川口市末広からお送りしてきました試験電波はただいまをもちまして終了致します」
 0458〜Non-stpoの音楽。
 そして、0600にs/on、開局、本放送開始アナウンスが次のように出た。
 「JOZZ3CD FM、JOZZ3CD FM。こちらはFM Kawaguchiです。周波数85.6メガヘルツ、出力20ワット、実効輻射電力44ワットでただいまより本放送の開始致します。今週の放送は開局ウイーク特別プログラム編成でお送り致します。これより2時間はノンストップのミュージックプログラムStyle。その後、午前8時からはグッドモーニングKawaguchiを開局特別バージョンでお届け致します」(一部日本語がおかしいがアナウンスのまま記載)
 0601〜Non-stopの洋楽(時々SJ。本放送開始アナウンスによる番組タイトルは「Style」)。
 0800〜0854は開局特番「グッドモーニングKawaguchi開局特別バージョン」となった。DJは中本真理さん。内容は社長の挨拶、前総務大臣の新藤義孝衆議院議員・川口市長・川口商工会議所会頭(中本真理さん代読)からの祝辞、局のロゴマークを描いた版画家の蟹江杏さん・SJを作曲した金剛寺武志さんからのお祝いメッセージ、タイムテーブル紹介などであった。初めて流れたCMは0826〜0828の三井住友海上、埼玉りそな銀行、シーガルフォーセントラル埼玉。
 その後、0854〜「Kawaguchiタウンミュージック」、0900〜Non-stopの洋楽(時々SJ、「FM Kawaguchi防災インフォメーション」、CM)、1200〜時刻CM、CM、1201〜FM Kawaguchiのステーションジングル・ステーションイメージソングに係わって頂いたアーティストの方々の紹介番組、1300〜「サウンドカフェ LIVE from Kawaguchi」、1600〜Non-stopの洋楽(時々SJ、「FM Kawaguchi防災インフォメーション」、CM)となった。
 2355〜の受信は洋楽の後、翌日0000〜FM Kawaguchiのステーションジングル・ステーションイメージソングに係わって頂いたアーティストの方々の紹介番組、翌日0059に放送終了アナウンスが次のように出た。
 「JOZZ3CD FM、JOZZ3CD FM。こちらはFM Kawaguchiです。周波数85.6メガヘルツ、出力20ワット、実効輻射電力44ワット。ただいまをもちまして放送を終了致します」
 翌日0100〜無音。
 開局日の放送を聞いた印象はまだ体制が整っていないようで、リスナーからのメッセージは全く読まれず、一方通行の放送で、午後の「サウンドカフェ LIVE from Kawaguchi」で1回だけメールアドレスを告知していたのでメールを送ってみたが読まれなかった。

●じょうそうさいがいエフエム…89.2MHz
 茨城県常総市の臨時災害放送局。
 9月14日, 1110〜1525 f/out, 1648 f/in〜1759, SINPO15341(通常時)/SINPO25332(飛行機反射時)。1135〜1145頃, 1234〜1251, 1300〜1321, 1325〜1332, 1415〜1431, 1502〜1519, 1702〜1727, 1741〜1743, 1758にトークがあり、これら以外はNon-stopの音楽。
 ほぼ常時入感しているが、電波が弱くてトークの内容はよく聞き取れない。時々飛行機反射で浮き上がってきた時に内容が聞き取れる。ステレオチューナー ST-SA50ESで受信してもステレオ受信はできない。
 1250に飛行機反射で浮き上がってきた時にIDが「こちらはJOYZ3Q FM、じょうそうさいがいエフエムです。……周波数89.2メガヘルツで常総市役所3階特設スタジオから放送致します。……」と聞き取れて確認できた。
 また、インターネットライブストリーミング放送のニコニコ生放送で同局の放送を垂れ流している方がおり、ライブストリーミング放送なので時間差が数秒あったため、これを録音しておいて、あとで受信音と聞き比べたところ、1234〜1251, 1300〜のトークが完全に一致した。
 常総市役所ホームページの情報や各ニュース報道によるとこの日の0900に開局したとのこと。
常総市役所ホームページ 緊急災害情報 2015年9月16日
常総災害FM放送局(89.2MHz)を開局しました
http://www.city.joso.lg.jp/kinkyu/1442136968877.html
----------(ここから下はニコニコ生放送経由で聞いた放送内容)------------
 ニコニコ生放送経由で聞くと、各トークの冒頭と最後にコールサインを含めたIDが出ていた(出ていない時もあり)。
 1234のトーク冒頭のID
「JOYZ3Q FM、じょうそうさいがいエフエムです。周波数89.2メガヘルツ、常総市役所3階特設スタジオからお送りしております」
 局名は呼出名称の「じょうそうさいがいエフエム」の他、愛称の「常総災害FM放送局」を使っている時もあった。
 トークの内容は被災者のための様々な情報。放送内の告知によると毎日0900〜1800の放送とのこと。
 1758に放送終了アナウンスが出て、音楽、無音、1759に停波していた。

●とちぎさいがいエフエム…85.7MHz
 栃木県栃木市の臨時災害放送局。
 9月15日, 2240〜翌日0019, SINPO25342。被災者のための栃木市の様々な情報を延々と流しており、2246(不明瞭), 2302, 2318, 2333, 2349, 翌日0005にIDが次のように出た。
 「JOYZ3R FM。こちらはとちぎさいがいエフエムです。この放送は豪雨による災害の被災者に対し、迅速かつきめ細かい情報の提供を行い、被害の軽減に資することを目的にお送りしています」
 IDから始まって約16分おきの繰り返しになっていた。
 電波は弱いが、内容は明瞭に聞き取れる。ただ、電波は浮き沈みが若干あり、谷間では内容が聞き取れない時もある。これを考えるとトロッポ(ラジオダクト)経由で入感している電波強度の方が強い可能性もある。ステレオチューナー ST-SA50ESで受信してもステレオ受信はできない。
 栃木市ホームページの情報によると、11月3日開局予定の栃木県栃木市のコミュニティ放送局、FMくらら857の試験放送を9月15日の1700から臨時災害放送局「とちぎさいがいエフエム」に切り替えて放送しているとのこと。
 ツイッター上の受信情報(受信音あり)によると、FMくらら857の試験電波は9月1日には既に受信されている。
 関連サイト
栃木市役所ホームページ お知らせ 2015年9月15日
臨時災害放送の開始について
http://www.city.tochigi.lg.jp/hp/menu000014000/hpg000013425.htm
ケーブルテレビ株式会社ホームページ 総合情報 2015年9月15日 (FMくらら857運営会社)
FM85.7MHz臨時災害放送局「とちぎさいがいエフエム」放送開始
http://www.cc9.jp/oshirase_detail.php?id=440
ケーブルテレビ株式会社Facebook 2015年9月15日
http://www.facebook.com/cc9.catv/photos/a.313109752103166.72168.144958552251621/888307754583360/
総務省 報道資料 2015年1月27日
栃木県栃木市のコミュニティ放送局に予備免許
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/27/0127ho.html
総務省 報道資料 2015年9月15日
栃木県栃木市に臨時災害放送局(FM放送)の開設
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/27/0915ho.html
FMくらら857ホームページ
http://www.fmkulala857.jp/

●J-WAVE港FM…88.3MHz(S)
 東京都港区(J-WAVE演奏所、予備送信所と同じ六本木ヒルズ)の新中継局。
 9月24日, 1317〜1650 c/off, S-5。試験電波を初受信。無音の後、1326にIDが「こちらはJ Wave港FMです。ただいま六本木ヒルズから試験電波を発射しています」と出て、以降、Non-stopの邦楽、洋楽、BGM音楽で、1344, 1354などにID(1326と同じもの)が出ていた。81.3MHzとは別内容。
 1647のID(1326と同じもの)の後、1648〜無音、変調音、1650〜無音、c/off。
 大変良好で、ステレオで聞いた時に無音部分でかすかにノイズが聞こえる程度。
 その後はあまりチェックしていないが24時間独自内容の試験電波が行われている模様。

●TBSラジオ…90.5MHz、文化放送…91.6MHz、ニッポン放送…93.0MHz
 これらの詳細は別のコンテンツにまとめて報告した。
東京のFM補完中継局3局・V-Lowマルチマルチメディア放送(推定) 試験電波受信モニター

●CBCラジオ…93.7MHz
 FM補完中継局。試験放送段階だが既に中波とサイマル放送を行っている。
 9月1日, 2130〜2141, S-2。初受信。2138にトーク中に「実況CBCラジオ……」、2139に番宣スポットが「今シーズンも火曜から金曜、CBCドラゴンズナイターの後はドラ魂ナイト。……」と聞き取れた。2135に1053kHzとパラを確認。電波はゆるやかに浮いたり沈んだりして入感。
 ツイッターやインターネット掲示板の現地受信情報によると、8月17日の1000から試験放送が始まり(最初から中波とのサイマル放送)、最初は平日1000〜1900頃の放送、8月31日から24時間放送と思われる放送になったとのこと。現地での電波強度受信測定から出力は段階的に上げられていったと推測されているが、最初は当地では全く受信できなかったものの、この9月1日に大幅な出力増力があったと推察されており、当地でも受信できるようになった。
 9月3日, 1255〜1805, SINPO25342。「きく!ラジオ」の後、1300〜「北野誠のズバリ」、1600(推定)〜「丹野みどりのよりどりっ!」、1757〜野球中継。
 1306に番組案内中に「……CBCラジオのホームページ……」、1325, 1632, 1748に提供アナウンスが「CBC交通情報……の提供でお送りしました」、1344にIDが「1、0、5、3、CBCラジオ、ぴたっ」、1538にコーナー告知が「CBC交通情報です」、1544にトーク中に「……CBCラジオ……」、1609, 1750, 1752に番組タイトルコールが「CBCラジオ、丹野みどりのよりどりっ」と聞き取れた。1747に1053kHzとパラを確認。
 電波はゆるやかに浮いたり沈んだりして入感いるが、ほぼ常時入感している。ヨーロッパ仕様チューナー SONY ST-SA5ESで受信しても電波のピーク時でもステレオにはならず、モノラルでしか受信できない。ZIP-FM 77.8MHzに比べると電波は弱い。
 基本的に赤石山脈の山岳回折による入感と思われるが、トロッポ経由の電波成分も含まれているように思える。時々飛行機反射によると思われる入感もある。
 9月4日, 0255〜0310, 0455〜0505, SINPO25342。「オールナイトニッポン」(ネット番組)の後、0258〜CM、0259にIDが「1、0、5、3、CBCラジオ、ぴたっ」と2回出て、0300〜「Fine!!」(ネット番組)となった。0455〜の受信は「Fine!!」(ネット番組)の後、0459〜CM、ID(?)が「1、0、5、3……」と出て、0500〜不明番組となった。後者の受信は局名は厳密には推定。この時間に放送開始アナウンスに該当するものは出ていないようだ。
 9月7日, 0006〜0020, 0445〜0520, SINPO25342。月曜未明の受信。「いっしょに歌お!CBCラジオ」の後、0009〜CM、0010〜放送終了アナウンスが次のように聞き取れた。アナウンス中に93.7MHzはまだ含まれていないようだ。
 「これでCBCラジオの放送はすべて終了致しました。本社JOAR、周波数1053キロヘルツ、CBCラジオ豊橋放送局、周波数1485キロヘルツ、CBCラジオ高山放送局、周波数1557キロヘルツ、……1062キロヘルツ、CBCラジオ尾鷲放送局、周波数801キロヘルツ、CBCラジオ中津川放送局、周波数1557キロヘルツ、……CBCラジオ……放送局……、CBCラジオ岐阜放送局、周波数639キロヘルツ、CBCラジオ新城放送局、周波数1557キロヘルツでお送りしました」
 0012〜s/off、無音。
 0445〜の受信は、無音の後、0455〜s/on、放送開始アナウンスが次のように聞き取れた。アナウンス中に93.7MHzが含まれているかどうかは不明。
 「皆様おはようございます。こちらはCBCラジオです。……CBCラジオ豊橋放送局、周波数……周波数1557キロヘルツ、CBCラジオ神岡放送局、周波数1062キロヘルツ、CBCラジオ尾鷲放送局、周波数801キロヘルツ、CBCラジオ中津川放送局、周波数1557キロヘルツ、CBCラジオ……放送局……周波数639キロヘルツ……」
 0457〜緊急警報信号のテスト信号とその解説(?)、0459〜ID(?)、0500〜「梓夕子のモーニング歌謡曲」となった。

●東海ラジオ…92.9MHz
 FM補完中継局。CBCラジオ同様、試験放送段階だが既に中波とサイマル放送を行っている。
 9月1日, 2145 f/in, 同時刻f/out, S-2。初受信。CBCラジオよりも電波が弱く、2145に浮き上がってきた時に1332kHzとパラで確認した。
 ツイッターやインターネット掲示板の現地受信情報及び同局HPのFM補完中継局のページ < http://www.tokairadio.co.jp/fm929/ > によると、CBCラジオ同様、8月17日の1000から試験放送が始まったとのこと(最初から中波とのサイマル放送)。ツイッターやインターネット掲示板の現地受信情報によると、最初は平日1000〜1900頃の放送、8月31日から24時間放送と思われる放送になったとのこと(同局アナウンサーのブログ < http://www.tokairadio.co.jp/announcer/ohsawa/daily/entry-24336.html > には8月28日までは平日1000〜1800を基本に、8月31日からは常時発信と書いてある)。CBCラジオ同様、現地での電波強度受信測定から出力は段階的に上げられていったと推測されているが、最初は当地では全く受信できなかったものの、この9月1日に大幅な出力増力があったと推察されており、当地でも受信できるようになった。
 9月2日, 1449〜1455, 1740〜1755, SINPO25332。ニュースの後、1452〜天気予報(地名は愛知、岐阜、三重の順や名古屋、岐阜、津の順)、1453〜CM(海鮮料理 嘉文)、1454〜交通情報。ワイド番組の中のコーナーと思うがワイド番組の番組名は未確認。この時間は局名は厳密には推定だが同局に間違いないだろう。
 1740〜の受信では、「ヨチカラ」の後、1744〜CM、1745〜野球関連の番組。1749にトーク中に「今夜も東海ラジオ……をお送りします」、1753にトーク中に「今夜も東海ラジオガッツナイター、中日対DeNA、解説は平野謙さんです」と聞き取れた。1740に1332kHzとパラを確認。
 CBCラジオよりも電波が弱く、電波はゆるやかに時々浮いてくる入感になっている。上記の受信は浮いてきた時に同局と確認、推定できる時間帯のものを報告した。ヨーロッパ仕様チューナー SONY ST-SA5ESで受信しても電波のピーク時でもステレオにはならず、モノラルでしか受信できない。
 CBCラジオ同様、基本的に赤石山脈の山岳回折による入感と思われるが、トロッポ経由の電波成分も含まれているように思える。時々飛行機反射によると思われる入感もある。
 9月4日, 0950〜1205, 1245〜1750, SINPO25332。いくつかのワイド番組で構成されていたようだが番組名は全て未確認。
 0959にIDが「JOSF。……の放送は1、3、3、2、東海ラジオです」、1157に葉書の宛先告知が「お葉書は……東海ラジオ……」、1251, 1658にIDが「Tokai Radio. Tokai Radio」、1659にイベント宣伝スポットが「東海ラジオでは……郵便番号461の8503、東海ラジオ事業部……」と聞き取れた。
 9月7日, 0206〜0225, SINPO25332。月曜未明の受信。宗教番組の後、0214〜CM、0215〜放送終了アナウンスが次のように聞き取れた。アナウンス中に92.9MHzが含まれているかどうかは不明。
 「……。JO……。……1062キロヘルツ、東海ラジオ放送新城放送局は1332キロヘルツ、東海ラジオ放送神岡放送局は1458キロヘルツ、東海ラジオ放送高山放送局、東海ラジオ放送下呂放送局、東海ラジオ放送熊野放送局は1485キロヘルツ、東海ラジオ放送上野放送局は1557キロヘルツで……」
 0219〜s/off、無音。
 なお、当地東京では今年の10月からニッポン放送のFM補完中継局が93.0MHzで出てくる予定になっており、これが出てくると隣接する東海ラジオの92.9MHzはFM Narrow以外での受信は困難になると思われる。


[受信以外の情報]

■日本

●東京のFM補完中継局3局は10月から試験放送、12月から本放送開始
 東京のFM補完中継局3局は10月から試験放送、12月から本放送と発表された。
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産経ニュース 2015年9月8日
在京AM3局の「ワイドFM」12月開始予定 TBS、文化放送、ニッポン放送
http://www.sankei.com/entertainments/news/150908/ent1509080008-n1.html
デイリースポーツ online 2015年9月8日
ニッポン放送がFM 12月から本放送へ
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/09/08/0008377296.shtml
Yahoo!ニュース デイリースポーツ 2015年9月8日
ニッポン放送がFM 12月から本放送へ…野球がキラーコンテンツに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000041-dal-ent
読売新聞(YOMIURI ONLINE) 2015年9月8日
在京AMラジオ3局、FMでも番組を同時放送へ
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20150908-OYT1T50125.html
HappyFM93 ワイドFM FM補完放送 ニッポン放送
http://www.1242.com/info/jolf_fm/top.php

●東京のFM補完中継局とV-Lowマルチメディア放送が10月5日から試験電波発射
 10月5日の1000から東京のFM補完中継局とV-Lowマルチメディア放送の試験電波が発射されるとの公式発表があった。
 「V-Low 受信対策センター(東京地区)」というサイトが開設されている。
 詳細な試験電波発射スケジュールも発表されている。第1段階〜第4段階まであり、これは送信出力の増力段階のことだろうか。
 東京のFM補完中継局とV-Lowマルチメディア放送は楽しみな反面、以前から言っていたように海外FM受信マニアにとっては受難の時代になってきた。特にV-Lowマルチメディア放送は通常の受信機で聞くと関東では103.5〜108MHzまで広くノイズのような音の電波ができる可能性が大きく、この帯域の海外FMが聞きにくくなると思われる。
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V-Low 受信対策センター(東京地区)
http://www.vlow-wfm.jp
東京のFM補完中継局とV-Lowマルチメディア放送の試験電波発射スケジュール
http://www.vlow-wfm.jp/service.html

●東京都練馬区で臨時災害放送局の試験放送訓練実施 88.8MHz
 9月13日に東京都練馬区で臨時災害放送局の試験放送が行われるとの情報をInoさんから事前に頂いた。
 調べると9月13日に東京都練馬区で1000〜1230に防災フェスタが行われ、会場の練馬区区立光が丘第一中学校で臨時災害FMラジオ(臨時災害放送局)の試験放送訓練があるとのことだった。
 大規模な災害が起こった時に臨時災害放送局を行うために練馬区が導入したFM送信機を使うとのこと。
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 情報ソース
練馬経済新聞 2015年9月2日
練馬区内99カ所で「震災総合訓練」 光が丘で初の臨時災害、FMラジオ体験も
http://nerima.keizai.biz/headline/916/
一般社団法人練馬放送ホームページ お知らせ 2015年8月21日
[NEWS] 防災フェスタ会場での「FMラジオ放送訓練」に練馬放送も参加します
http://nerimabroadcast.jp/news/2015_0029.html
練馬放送Facebook 2015年9月7日
https://www.facebook.com/nerimabroadcast/photos/a.632518543444946.1073741827.332279096802227/1108485209181608/
練馬区役所ホームページ 練馬区報 2015年8月21日
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/koho/kuho/201508/20150821.files/page1-8.pdf
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 この試験放送訓練に協力する練馬放送(コミュニティFM開局活動を行っている一般社団法人でインターネットラジオも行っている)のツイッターにお尋ねしたところ、当日9月13日の0717に「試験放送は実施しますが、電波の送信は今回は微弱出力に留めての運用となります。周波数は88.8MHzの予定ですが、現地での運用試験を経て変更になる可能性もあります」とのリプライを頂いた。
 下記の翌日9月14日の練馬経済新聞の写真を見ると、看板に「FMラジオ試験放送 88.8MHz 試聴できます!!」と書いてあるので、予定通り88.8MHzで放送が行われたようだ。
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練馬経済新聞 2015年9月14日
練馬で「臨時災害FMラジオ」放送訓練 地元インターネットラジオ局が協力
http://nerima.keizai.biz/headline/924/
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 この9月13日の朝から12時頃まで狙ってみたが、88.8MHzではNHK静岡FM放送しか受信できず、臨時災害放送局の試験放送訓練らしいものは受信できなかった。恐らく一般的な臨時災害放送局のような数ワット〜数十ワットの出力で放送されたものではなく、法定内出力の微弱出力のミニFMとして放送されたものと推察している。

●東京都練馬区で近々イベントFM放送の予定
 東京都練馬区の臨時災害放送局の試験放送訓練に関してツイッターで私が「臨時災害FMラジオの放送訓練、放送に協力されるインターネットラジオ局の練馬放送さんにお尋ねしたところ、周波数は88.8MHzの予定で(変更の可能性あり)、出力は微弱出力とのことです>RT イベントFMのような数十ワットの出力ではなく、法定内出力ミニFMなのだろうか。」とツイートしたところ、9月13日の2105に練馬放送さんから「近々イベント放送を実施予定です。その時には出力は大きくなります」とリプライを頂いた。
 近いうちに出力アップした練馬区でのイベントFM放送がありそうだ。

■NHK放送文化研究所 放送研究と調査 メディアフォーカスより

▽2015年9月号
●韓国の周波数帯域配分,地上放送4K用を確保
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/focus/787.html


[QSL返信情報]

(1) 受信日・受信チャンネル (2) 同封物 (3) 受信報告書作成言語(国内局の場合は日本語のため省略) (4) 返信物 (5) 返信日数

●InterFM
(1)2015年6月27日・89.7MHz (2)82円切手 (4)QSLカード(データ記入あり)、礼状、Timetable (5)70日
http://tvfmdx.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/interfm-8d75.html
●とちぎさいがいエフエム
(1)2015年9月15日・85.7MHz (2)PFC、録音CD、82円切手 (4)確認のサインを記入した確認済みPFC (5)9日
栃木市役所秘書広報課宛て送付、栃木市役所秘書広報課広報広聴担当から返信
臨時災害放送局への受信報告書送付は先方の状況を考慮しているが、栃木市は比較的被害が少なく、同局は既に演奏所・送信所が完成していて試験放送中だったコミュニティ放送局を利用して放送を行っており、あまり問題がないと判断した
http://tvfmdx.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-9fb1.html


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順

主な略語
s/on=放送開始(sign on) s/off=放送終了(sign off)
c/on=電波送信開始(carrier on) c/off=電波停波(carrier off)
ID=局名告知アナウンス SJ=ステーションジングル


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : AOR AR5000A+3, ICOM IC-R7000, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), SONY ICF-SW55
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : KUROUTOSHIKOU SAA7135-STVPCI/R ( Capture board )
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES )
Option - TV/FM Adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000, AR5000A+3 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


Logs 2015.09>


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