TV-FM DX Report 2019.03 2019.03.30 UP
[受信情報]
◆グランドウェーブによる受信
■日本
●エフエムクマガヤ(FMクマガヤ)…87.6MHz(S) 埼玉県熊谷市のコミュニティ放送局
〔試験電波〕
3月23日, 1648〜1803, SINPO35353。試験電波を初受信。
音楽と3〜6分おきにIDで、IDは1653, 1658, 1704などに男声または女声で次のように出ていた。
「こちらはJOZZ3CQ FM、エフエムクマガヤです。ただいまエフエムクマガヤ送信所、埼玉県熊谷市筑波2丁目115番地アズ熊谷屋上より、送信周波数87.6メガヘルツ、出力20ワットで試験電波を発射中です。こちらはJOZZ3CQ FM、エフエムクマガヤです」
ステレオにするとノイズが出るがステレオで思っていたより良好に受信出来ている。同波では東京都渋谷区の渋谷のラジオも受信出来るが、熊谷方向にアンテナを向けると渋谷のラジオの混信は全く出ない。
同局公式Twitterによると前日3月22日の21時頃〜22時頃に試験電波を発射したとのことで、これが最初の試験電波だったと思われる。
公式Twitter、公式サイト
https://twitter.com/fmkumagaya
https://twitter.com/fmksns
http://fmkumagaya.com/
[受信以外の情報]
■フィリピン
●フィリピンのPeople's Television (PTV)のマニラ本局が移転? 移転先は?
フィリピンのPeople's Television (PTV)の公式サイト < http://ptni.gov.ph/ > を見ると同局のマニラ本局の住所は次のように記載されている。
Broadcast Complex,
Visayas Ave Brgy. Vasra,
Quezon City,
Philippines
Googleマップやいくつかのサイトを見てもこの住所になっており、この住所をGoogleストリートビュー(撮影日:2018年4月)で見ると、アンテナ鉄塔、People's Televisionの看板や複数の車両があるのが見れる。
https://www.google.com/maps/place/PTV/@14.654828,121.045387,18z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xa9eb746c1a4ef203!8m2!3d14.6548388!4d121.0453678?hl=ja
そこでこの住所に間違いないと思い、2018/7/19受信の受信報告書を2018/8/29に送ったが、2019/3/4に転送先不明との理由で返送されて来てしまった。
フィリピンで押されたスタンプは封筒の裏側に2018/9/7、2018/9/16(?)の日付スタンプ、表側に「RETURN TO SENDER Reasons:ADRESSEE MOVED OUT OCT 16 2018」のスタンプがある。
返送に何故か半年もかかっている点は返送して貰えただけでも良しとしているが、問題は現在の住所である。再度受信報告書を送りたいが、いくら調べても現在の住所がわからない。2018年4月撮影のGoogleストリートビューではPeople's Televisionの看板や複数の車両が映っているのでこの時点ではこの住所だったようだが、その後移転したのだろうか。
同局の問い合わせフォームからも問い合わせているが、もし現在の同局の住所をご存知の方がおられたらお教え頂ければ幸いである。
■NHK放送文化研究所 放送研究と調査より
▽2019年2月号
●スイス地上放送,6月に終了へ
●ベルギーの公共放送,2018年12月に地デジ放送を終了
https://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/europe/201902.html
▽2019年3月号
●シンガポール,地上テレビ放送のアナログ終了
https://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/asia/201903.html
(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順
主な略語
s/on=放送開始(sign on) s/off=放送終了(sign off)
c/on=電波送信開始(carrier on) c/off=電波停波(carrier off)
f/in=フェードイン(fade in) f/out=フェードアウト(fade out)
b/out=block out(他局の電波に潰されること)
ID=局名告知アナウンス SJ=ステーションジングル
All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : AOR AR5000A+3, ICOM IC-R7000, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES
( For Europe ), KENWOOD KT-6040 ( For Europe ), TECSUN PL-398MP
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : KUROUTOSHIKOU SAA7135-STVPCI/R ( Capture board )
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES, KT-6040 )
Option - TV/FM Adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000, AR5000A+3 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )
情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。