TV-FM DX Report 2021.01 2021.01.30 UP


[受信情報]

◆グランドウェーブによる受信

■日本

●あさかエフエム・ナナコライブリーエフエム…77.5MHz(S)
〔本格放送〕
 1月5日
, 1208~1819, SINPO25452。1208(番組途中から受信)~1559に生番組「正月特番 ナナコライブリーラジオ ライブリーヒルズウォーミングアップ」を放送していた。番組内で4時間の放送と言っていたので1200~の番組だろう。
 この「正月特番 ナナコライブリーラジオ ライブリーヒルズウォーミングアップ」は新愛称の局名は「ナナコライブリーエフエム」だが番組名では何故か「ナナコライブリーラジオ」と言っていた。翌日から始まる昼のレギュラー生番組のウォーミングアップ的な番組で、パーソナリティはさっきー(熊谷早恵)、nanako、ひろりん(内藤博子)。内容は12~15時台は3人のパーソナリティが1時間ずつ企画を持ちよって様々な話題を話し、15時台は翌日から始まる昼のレギュラー生番組「GoGoひるず」について話していた。この日はまだメールアドレスが無いので、Twitterで「#ライブリーヒルズ」を付けてつぶやいてメッセージやリクエストを募集していた。
 番組中のスポット時間は1259~1300が音楽、局名入り時刻アナウンス、1359~1400が音楽、時刻アナウンス入りCM(リゾン)、1459~1500が音楽、局名入り時刻アナウンス。
 その後、1559~音楽、局名入り時刻アナウンス、1600~Non-stop音楽(洋楽)、1659~音楽、局名入り時刻アナウンス、1700~Non-stop音楽(J-Pop)、1759~音楽、局名入り時刻アナウンス、1800~Non-stop音楽(イージーリスニング)。
 12月30日受信時には毎時59分にリニューアルのため特別編成を行っている旨のIDが出ていたが、これが無くなっており、毎時59分(00秒)~音楽、毎時59分(40秒)~60分(00秒)が新愛称の局名入り時刻アナウンス(時刻部分以外は12月30日2359と同じ)に変わっていた。特別編成は終わったということだろう。この日の生番組でも今日、明日から本格始動と言っていた。1359(40秒)~1400(00秒)だけは時刻アナウンス入りCM(リゾン)で「……。リゾンが午後2時をお知らせします。」と出ていた。受信した限りでは流れたCMはこのリゾンのみ。
 この日の電波強度は12月30日とほぼ同じ。
 同日, 2355~2405, SINPO25452。Non-stop音楽(洋楽)の後、2359~呼出符号と呼出名称を含んだID(12月30日2359と同じ)、局名入り時刻アナウンス、2400~Non-stop音楽(洋楽)。
 1月6日, 1051~1505, SINPO25452。Non-stop音楽(洋楽)の後、1059~音楽、局名入り時刻アナウンス、1100~Non-stop音楽(イージーリスニング)、1159~音楽、局名入り時刻アナウンスで、1200~1359は生番組「GoGoひるず」になった。
 この「GoGoひるず」はこの日から始まったレギュラー生番組で、この日のパーソナリティは熊谷早恵。月曜~木曜1200~1400の放送で、1月~3月までの期間限定放送とのこと。メッセージの宛先は前日の特番と同様、メールアドレスが無いためTwitterで「#ひるず」と書いてつぶやいて欲しいと言っていた。また、同局のスタジオは志木市にあると言っていた。番組中のスポット時間は1259~1300の音楽、局名入り時刻アナウンス。
 その後、1359~音楽、時刻アナウンス入りCM(リゾン)(1月5日1359と同じ)、1400~Non-stop音楽(童謡)、1459~音楽、局名入り時刻アナウンス、1500~Non-stop音楽(J-Pop)。
 この日は電波強度が12月30日、1月5日よりやや強くなっており、ST-SA50ESでほぼ常時ステレオ受信出来た。

●アクティブレインエフエム・Sky Wave FM…89.2MHz その後の状況を報告する。1月15日0000に開局した。
〔試験電波〕
 1月8日, 1436~1458, SINPO25352。久しぶりに受信したが内容に変化はなく、試験電波のままだった。音楽と男声のID(1440, 1455。2020年11月22日0110と同内容のID)。
 1月14日, 0016~0032, SINPO25352。試験電波。音楽と女声のID(0019, 0030。2020年11月22日0110と同内容のID)。
 同日, 1728~1801, SINPO25352。試験電波。音楽と男声のID(1731, 1746, 1757。2020年11月22日0110と同内容のID)。
〔開局日〕
 1月15日 1月14日, 2334~1月15日, 2513, SINPO25352。この日の0000に開局。この日は一部録音を含む受信モニター。
 1月15日0000までは今までと変わらない試験電波で、音楽と男声のID(2340, 2351。2020年11月22日0110と同内容のID)。
 そして、1月15日の0000に開局、0000~0158は通常番組「あやかわさきのアニ特ミュージックシャワー」(アニソンや特撮ソングの音楽番組。※)となった。パーソナリティは声優のあやかわさき。番組のオープニングトークで開局については触れていたが、特別な開局アナウンスのようなものは無かった。
 開局第一声は次の通り(1月15日0000)
 「あやかわさきのアニ特ミュージックシャワー。新年明けましておめでとうございまーす。やっと開局です。開局当日から参加出来るなんてほんっと幸せですね。ありがとうございまーす。本日よりアニソン特撮ミュージックシャワー、アニ特ミュージックシャワーは私、声優のあやかわさきが務めさせて頂きます。(略)」
 その後、次のように続いた。
0158~番組宣伝スポット、CM、0159 Canned ID
0200~「小原春香のきゅるるんなミュージック」(昭和邦楽の音楽番組。※)
0558~番宣スポット、CM、0559 Canned ID
0600~「元気はつらつ歌謡曲」(トークと演歌の番組。USEN制作の番組?)
0659~市長の防災協定締結お知らせスポット、Canned ID
0700~「Sky Wave Morning」(7時台はトーク多め、8時台は古い邦楽多めの番組。0749に時刻告知あり)
0858~CM、番組宣伝スポット、0859 Canned ID
0900~「前田瑠美の演歌の花道」(演歌の音楽番組。※)
1058~番組宣伝スポット、CM、1059 Canned ID
1100~タイトル不明番組(タイトルよく聞き取れず。古い邦楽の音楽番組。1100(30秒)に時刻告知あり)
1258~CM、番組宣伝スポット、1259 Canned ID
1300~「ナッツのミュージックデリバリー」(最近のJ-Popの音楽番組。※)
1458~番宣スポット、CM、市長の防災協定締結お知らせスポット、1459 Canned ID
1500~タイトル不明番組(タイトルよく聞き取れず。古い洋楽やイージーリスニングなどの音楽番組)
1658~番宣スポット、CM、1659 Canned ID
1700~「Sky Waveセレクション(J-Popの音楽番組。※)
1758~市長の防災協定締結お知らせスポット、CM、番宣スポット、1759 Canned ID
1800~「のりこのグリーングリーン」(トーク多めの番組。※)
1858~番組宣伝スポット、CM、1859 Canned ID
1900~「宮城のチカラ」(宮城県仙台市からのトーク中心の番組)
1928~番組宣伝スポット
1929~「……ラジオ」(タイトルよく聞き取れず。トーク番組)
1958~番組宣伝スポット、CM、市長の防災協定締結お知らせスポット、1959 Canned ID
2000~「Sky Waveセレクション」(J-Popの音楽番組。※)
2058~番組宣伝スポット、CM、2059 Canned ID
2100~「あやかわさきのアニ特ミュージックシャワー」(0000と同一内容だが、番組宣伝スポットやCMの内容は異なる)
2258~市長の防災協定締結お知らせスポット、CM、番宣スポット、2259 Canned ID
2300~「Fan Fun Friday 浅野寛介のカンフーアクションカンパニー」(トーク番組。※)
2358~番組宣伝スポット、CM、2359 Canned ID
2400~「Sky Waveセレクション」(J-Popの音楽番組。1月16日~3月末日までは全体の番組調整をする番組でもあるとのこと。※)
 開局特番のような番組は無く、開局について触れている番組はあるものの、番組内での自己番組紹介から全て通常レギュラー番組のようだった。全体的に開局日のお祭り騒ぎのような感触は無かった。
 0059以降、毎時59分(50秒)にCanned IDが"Sky Wave FM. Eighty nine point two"(女声)、毎正時に時報があった。0000以降の局名は呼出名称の「アクティブレインエフエム」は一切聞けず、愛称の「Sky Wave FM」しか言っていなかった。
 0600の番組以外の番組では番組宣伝スポットとCM(聖和建設とビクトリーの2社)が頻繁に流れており、時々千葉市長によるSky Wave FMとの防災協定締結のお知らせスポットがあった。初めて流れたCMは0003の聖和建設。
 音楽番組と書いた番組はオープニングトークとエンディングトーク以外は曲名紹介程度。※印の番組ではメッセージやリクエスト曲の宛先としてinfo @ 892fm.comと千葉のFAX番号を紹介していた。開局して初めて流れた曲は0003の……合唱団(冒頭聞き取れず)の「鉄腕アトム」。
 開局日の放送を聞いた限りではニュースや天気予報、交通情報の類いは一切無かった。
 0700と1100の番組ではリアルタイム時刻を言っていたので生放送と思われるが、その他の番組は天気や時世などの話題トークがなく、生放送か収録番組かはっきりしなかった。
 0600の番組はCMが演歌のCMやUSEN音楽放送のCMで、番組名をネットで検索するとUSEN制作の番組のようである。この0600の番組以外は自局制作番組のように思えた。1900と1929の番組の制作元は聞いた限りではよくわからず、1900の番組は番組名をネット検索すると株式会社アクティブレイン-SENDAI制作のようで、1900の番組の最後で1929の番組のことを第2部と言っていたので1929の番組も同社制作のようだがはっきりしない。
 Non-Stopで音楽を垂れ流す時間帯があるコミュニティ放送局が多い中、深夜番組も含め自局制作と思われる全ての番組で曲目紹介をしていたのは少々驚いた。
 なお、上述のメールアドレスのドメイン名から < http://892fm.com/ > にアクセスすると公式サイト < http://skywavefm.com/ > と同じ内容(開局準備中の表示)が表示される。

●ふかやエフエム放送…88.5MHz 埼玉県深谷市のコミュニティ放送局
 1月20日, 1631~1920, 2327~2540, SINPO25352。試験電波を初受信。
 音楽と13~17分おきにIDで、IDは1633, 1646, 1700, 1717, 1733, 1748, 1800, 1816などに女声で出た。最も明瞭に聞き取れた1633, 2433, 2446, 2500のIDは次の通りで、これら以外の時間のIDは一部不明瞭だが同じIDと思われる。
 「JOZZ3CY FM、JOZZ3CY FM。こちらはふかやエフエム放送です。ただいま周波数88.5メガヘルツ、出力20ワットで深谷市上野台から試験電波を発射しています。JOZZ3CY FM。こちらはふかやエフエム放送です。」
 IDで局名は「ふかやエフエム放送」と告知しており、呼出名称の「ふかやエフエム」や愛称の「FMふっかちゃん」は告知していない。
 毎正時には必ずIDが出ており、全体的に毎時IDが出る時間は大体同じ。
 同局公式Twitter < https://twitter.com/fmfukka885/status/1351465278945677314 > で1月19日1843に
「(略)本日より約3日間(24時間)ついに試験放送が開始致しました。(略)」とツイートされており、それに基づく受信。
 受信電波はかなり弱く、AR5000A+3で通常FM放送を聞く時のIF110kHzではカスカスで、IF30kHzにするとよく聞こえるが音質は劣る。1633のIDはIF110kHzでまあまあ聞き取れたが、その後は日が暮れるにつれて悪化し、19~22時台の断続的チェックではIF110kHzではほとんど聞こえなかったものの、23時台はIF110kHzでやや聞き取れるようになり、24時台は更に良くなり1633のIDと同程度の明瞭さでIDが聞き取れた。
 隣りの埼玉県熊谷市のFMクマガヤ 87.6MHzに比べると電波が弱すぎて、番組が楽しめるほどではない。
 1月21日, 1031~1035, 1627~1634, SINPO25352。音楽とID(1033, 1633。1月20日と同じID)。
 1月22日, 1141~1149, 1449~1501, SINPO25352。音楽とID(1148, 1500。1月20日と同じID)。
 1758以降の受信チェックでは受信出来なくなっており、停波したらしく、上述の同局公式Twitterの記載通り4日(1月19日から3日目)で試験電波は終了したのだろうか。
 同局公式サイトによると今年4月開局予定。
 同局の公式サイト、Twitter、Facebook、Instagramは次の通り。
https://www.fukaya-fm.com/
https://twitter.com/fmfukka885
https://www.facebook.com/fmfukka885/
https://www.instagram.com/fmfukka885/
関東総合通信局 2020年10月21日 報道資料
埼玉県深谷市のコミュニティ放送局に予備免許
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/2020/1021ho.html


[受信以外の情報]

■日本

●地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験(地デジ4K8K実験試験局)の電波発射スケジュール続報
 TV-FM DX Report 2020.12に報告した以降、地デジ高度化実験受信対策センターのサイトに掲載されている地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験の電波発射スケジュールで、2020年12月~2021年3月のスケジュールが下記の通り追加・修正されている。2021年1月4日閲覧。
 土日祝日は除く。下記スケジュールで該当する祝日は2020年11月3日(火)、11月23日(月)、2021年2月11日(木)、2月23日(火)
◎東京都港区 UHF28チャンネル(560~566MHz)
2020年11月4日(水)~12月24日(木)、2021年1月12日(火)~3月5日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
◎名古屋市昭和区 UHF35チャンネル(602~608MHz)
2020年11月9日(月)~12月7日(月) 1kW(定格出力) 1000~1800
次回の電波発射は2020年2月上旬の予定(投稿者註:2021年2月上旬の誤りと思われる)。日程が決まり次第お知らせ。
◎愛知県弥富市 UHF35チャンネル(602~608MHz)
2020年11月9日(月)~12月7日(月) 10W(定格出力) 1000~1800
次回の電波発射は2020年2月上旬の予定(投稿者註:2021年2月上旬の誤りと思われる)。日程が決まり次第お知らせ。
◎大阪府東大阪市 UHF19チャンネル(506~512MHz)
2020年9月23日(水)~12月18日(金)、2021年1月12日(火)~1月15日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
2020年12月21日(月)~12月22日(火)、12月24日(木)~12月25日(金)の電波発射中止の代替日として2021年1月12日(火)~1月15日(金)に電波発射
◎福岡市早良区 UHF51チャンネル(698~704MHz)
当面は電波発射の予定無し。日程が決まり次第お知らせ。
地デジ高度化実験受信対策センター
http://tvkoudoka.jp/
地デジ高度化実験受信対策センター 電波発射のスケジュール
http://tvkoudoka.jp/schedule.html

●地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験(地デジ4K8K実験試験局)の電波発射スケジュール続報
 上記に報告した以降、地デジ高度化実験受信対策センターのサイトに掲載されている地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験の電波発射スケジュールで、1月~4月のスケジュールが下記の通り追加・修正されている。新たに三重県津市、三重県伊勢市が加わっている。また愛知県弥富市はこれまでのUHF35チャンネルに加えUHF25チャンネルが追加されている。2021年1月28日閲覧。
 土日祝日は除く。下記スケジュールで該当する祝日は2月11日(木)、2月23日(火)。
◎東京都港区 UHF28チャンネル(560~566MHz)
1月12日(火)~1月25日(月)、2月1日(月)~3月5日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
◎名古屋市昭和区 UHF35チャンネル(602~608MHz)
2月4日(木)~2月5日(金)、2月16日(火)~2月18日(木)、2月24日(水)~4月9日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
◎愛知県弥富市 UHF25チャンネル(542~548MHz)、UHF35チャンネル(602~608MHz)
電波発射は2020年3月上旬予定(投稿者註:2021年3月上旬の記載ミスと思われる)。日程が決まり次第お知らせ。
◎三重県津市 UHF25チャンネル(542~548MHz)
電波発射は2020年3月上旬予定(投稿者註:2021年3月上旬の記載ミスと思われる)。日程が決まり次第お知らせ。
◎三重県伊勢市 UHF25チャンネル(542~548MHz)、UHF35チャンネル(602~608MHz)
電波発射は2020年3月上旬予定(投稿者註:2021年3月上旬の記載ミスと思われる)。日程が決まり次第お知らせ。
◎大阪府東大阪市 UHF19チャンネル(506~512MHz)
1月12日(火)~1月15日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
2020年12月21日(月)~12月22日(火)、12月24日(木)~12月25日(金)の電波発射中止の代替日として2021年1月12日(火)~1月15日(金)に電波発射
◎福岡市早良区 UHF51チャンネル(698~704MHz)
日程が決まり次第お知らせ。
地デジ高度化実験受信対策センター
http://tvkoudoka.jp/
地デジ高度化実験受信対策センター 電波発射のスケジュール
http://tvkoudoka.jp/schedule.html

■中華人民共和国

●中国のアナログテレビ放送停波情報
 下記ページにまとめて随時報告する。

中国のアナログテレビ放送停波情報

■インドネシア

●インドネシアの地上アナログテレビ放送は2022年11月2日までに停波予定
 November 2022, Pemerintah Hentikan Siaran TV Analog
 (原文インドネシア語をGoogle日本語訳転載)
 2022年11月、政府はアナログTV放送を停止する
 ジャカルタ、investor.id - 10年以上に渡って公の言説となった後、テレビ放送をアナログからデジタルに移行するという方針がまもなく実現します。政府は遅くとも2022年11月までにアナログTV放送を正式に停止する計画です。
 「技術規則案に従い、公共放送機関(原文:Lembaga Penyiaran Publik)(LPP-red)、民間放送機関(原文:Lembaga Penyiaran Swasta)(LPS-red)、コミュニティ放送機関(原文:Lembaga Penyiaran Komunitas)のテレビ放送サービスは2022年11月2日の24:00 WIB(投稿者註:WIB=インドネシア西部標準時)までにアナログテレビ放送を停止する必要があります」と通信情報大臣(Menkominfo)のJohnny G. Plateは木曜日(2020年12月17日)に受け取った書面による声明を通じて述べました。
 (略)
 政府は約670万台のセットトップボックスが貧しい家庭に無料で配布されることを保証しています。通信情報省(原文:Kominfo。Kementerian Komunikasi dan Informatikaの略称)はまたインドネシアにある728の既存のアナログTVをデジタルに移行することに焦点を当てたアナログからデジタルTVへの移行特別委員会を創設しました。「サイマル放送かデジタル放送のどちらか」とJohnny大臣は続けた。
 現在インドネシアの合計12の州がいくつかの県や市を含めサイマル放送(アナログとデジタルTV放送を同時に放送)の放送を開始しています。残りの22の州には民間のmux(投稿者註:MUX=マルチプレックス)運用者はありませんがLPP TVRI muxは既に存在します。
 政府は放送の移行を加速するために22の州の民間mux運用者のための選択計画を準備していると彼は続けた。
 通信情報省は2021年までに34の州でデジタル放送施設を構築及び運用出来るようにすることを目標としています。同時にコミュニティはデジタルTV放送に切り替えるための受信機器も用意しています。そうすれば2022年11月2日の国家ASO目標を達成することが出来ます。
Investor Daily 2020年12月17日
https://investor.id/it-and-telecommunication/november-2022-pemerintah-hentikan-siaran-tv-analog

■インド

●インドの地上アナログテレビ放送は2023年末までに停波予定
 TRAI calls for India’s analogue TV switch-off by end 2023
 (原文英語をGoogle日本語訳転載)
 TRAIは2023年末までにインドのアナログTVのスイッチオフを要求しています
 インドの通信規制当局は2019年から大都市で、2023年末までに国全体で地上デジタルTV(DTT)を実装するための段階的なプログラムをアドバイスしています。
 6か月の協議の後、インド電気通信規制庁(原文:The Telecom Regulatory Authority of India)(TRAI)は「市場での複数性と競争を確保するために」、4つの民間プレーヤーが1つのサービスエリアで公共放送局Doordarshanと一緒にDTTサービスを提供することを許可されるべきであると発表しました。
 合計7つのDTT送信機が特定のサービスエリアで許可される可能性が高く、プラットフォームが標準及び高解像度TV、モバイルTV、付加価値サービスのようなサービスを提供出来るようになります。
 TRAIによると、民間の参加は投資をもたらし、デジタル化プロセスをスピードアップすることが期待されており、「それによって様々なTVチャンネルと付加価値サービスを提供することで消費者に利益をもたらします」。
 DTT放送ネットワークの展開のための包括的な周波数計画は情報放送省が電気通信局の無線計画調整部門とその他の技術機関と協議して実施する必要があると規制当局は推奨しています。
 TRAIのDTTタイムラインでは第1段階(メトロ都市)が2019年12月31日に、第2段階(人口が100万人を超える都市)が2021年12月31日まで、第3段階(インドの残りの地域)が2023年12月31日までに完了する予定です。
 規制当局はまたアナログ信号がオフになる前に、アナログからデジタル送信への移行の同時放送期間として最低3か月のオーバーラップを推奨しています。
Rapid TV News 2017年2月2日
https://www.rapidtvnews.com/2017020246014/trai-calls-for-india-s-analogue-tv-switch-off-by-end-2023.html


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順

主な略語
s/on=放送開始(sign on) s/off=放送終了(sign off)
c/on=電波送信開始(carrier on) c/off=電波停波(carrier off)
f/in=フェードイン(fade in) f/out=フェードアウト(fade out)
b/out=block out(他局の電波に潰されること)
ID=局名告知アナウンス SJ=ステーションジングル


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : AOR AR5000A+3, ICOM IC-R7000, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), KENWOOD KT-6040 ( For Europe ), SONY ICF-SW7600GR
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : KUROUTOSHIKOU SAA7135-STVPCI/R ( Capture board )
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES, KT-6040 )
Option - TV/FM Adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000, AR5000A+3 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


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