TV-FM DX Report 2021.11 2021.11.23 UP


[受信以外の情報]

■日本

●地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験(地デジ4K8K実験試験局)の電波発射スケジュール続報
 TV-FM DX Report 2021.10に報告した以降、地デジ高度化実験受信対策センターのサイトに掲載されている地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験の電波発射スケジュールで、11月のスケジュールが下記の通り追加・修正されている。2021年11月23日閲覧。
 土日祝日は除く。下記スケジュールで該当する祝日は11月3日(水)、11月23日(火)。
◎東京都港区 UHF28チャンネル(560~566MHz)
11月1日(月)~11月19日(金)、11月24日(水)~12月17日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
◎名古屋市昭和区 UHF35チャンネル(602~608MHz)
11月29日(月)~12月3日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
◎愛知県弥富市 UHF25チャンネル(542~548MHz)、UHF35チャンネル(602~608MHz)
日程が決まり次第お知らせ。
◎三重県津市 UHF25チャンネル(542~548MHz)
日程が決まり次第お知らせ。
◎三重県伊勢市 UHF25チャンネル(542~548MHz)、UHF35チャンネル(602~608MHz)
日程が決まり次第お知らせ。
◎大阪府東大阪市 UHF19チャンネル(506~512MHz)
9月27日(月)~11月17日(水)、11月24日(水)~12月24日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
◎福岡市早良区 UHF51チャンネル(698~704MHz)
11月5日(金)~12月24日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
地デジ高度化実験受信対策センター
http://tvkoudoka.jp/
地デジ高度化実験受信対策センター 電波発射のスケジュール
http://tvkoudoka.jp/schedule.html

■中華人民共和国

●浙江省嘉興市海寧市のキャンパスラジオFM局の浙江財経大学東方学院調頻七十三外語広播電台から返信
 浙江省嘉興市海寧市のキャンパスラジオFM局(校園広播電台)の浙江財経大学東方学院調頻七十三外語広播電台 73.00MHzを今年2021年6月30日にEスポで受信し、受信報告書を送ったところ、浙江財経大学東方学院の信息技術部(日本語で情報技術部)からQSLレターの返信があった。
 QSLレターによると「あなたが受信した73MHz浙江財経大学東方学院調頻73外語広播台(註:原文ママ)が当校外語広播電台であることを確認しました」とのこと。
 また、「この周波数帯は外国語検定試験に使用されているため、通常は一般に放送されることはない」とのこと。
 中国の60~70MHz帯のキャンパスラジオFM局(校園広播電台)から返信を得たのは初めてである。
 浙江財経大学東方学院のグッズなどが同封されていた。
 返信はEMSの封筒に入っていたものの、実際は民間の国際物流企業TNT Express(FedEx傘下)で届いた。差出人は海寧耐覇貿易有限公司という会社になっており、どうやら差し出す際に代理で送ってもらったようである。
 封筒は開封した跡があり、日本語で「税関手続きの為内容点検開封済」と書かれたテープが貼ってあり、日本の税関手続きで開封されたようだ。2009年に南京電台音楽頻率汽車音楽広播からEMSで返信があった時は開封されることはなかったが、今回はインボイスに中身が"The Letter"と書かれているのに同封物で封筒が膨らんでいたため不審に思われたのか、あるいはご時世によるものかもしれない。
 また、代理で送られた(?)せいか宛名が私の名前を強制的に英語に訳されたものになっており、住所の一部も読み方が違っていた。近年、国際物流の電子データ化が進んでおり、私がEMS送付の際に利用する郵便局(日本郵便)の国際郵便マイページサービス < https://www.post.japanpost.jp/intmypage/whatsmypage.html > も差出人は英語しか登録が出来ない。先方に送ったEMSの送り状は英語で書かれており、手紙にも名前の英語表記を書いていたので、それを代理の方に見せれば良かったと思うが、連携がうまく行ってなかったようで、このような事態になる可能性があることを考えると、今後中国局に受信報告書を送る場合は名前と住所を漢字だけでなく英語でも併記する必要がありそうだ。東京税関長の輸入許可通知書には私の名前が正確にアルファベットで書かれていたので、開封した際に見た手紙の宛名や送り返された返信用宛名シールを見て正確な名前を把握したのかもしれない。
 QSLレター、内封筒記載の宛名・住所
宛名
浙江财经大学东方学院 信息技术部
住所
浙江省海宁市连杭经济开发区高新区仰山路2号
郵便番号:314408
 QSLレターの日本語訳全文(DeepL翻訳、Google翻訳を一部修正)
-----
○○○○さん
 会うような手紙を見る!(註:原文の「见信如晤」は昔中国で手紙の冒頭に書いた言葉) 特定の受取人に署名されていない郵便物のため、配達されず、申し訳ありません! 先日、お手紙を受け取り、あなたが受信した73MHz浙江財経大学東方学院調頻73外語広播台(註:原文ママ)が当校外語広播電台であることを確認しました。この周波数帯は外国語検定試験に使用されているため、通常は一般に放送されることはなく、そのためあなたは信号が強い時と弱い時があると感じるかもしれません。
 プレゼントをありがとうございました。あなたがこれからも中国語を学び、中国人の生活様式を知って頂きたいと思います。
 中日両国の人々の友好と発展、そして健康をお祈りします。
 また、唐--王維の「秘書官を日本に送り返す」という詩を添えて、中日の千年の友情を表現します!
 溜まった水は消すことができず、海は東だとわかっています。九州はどこですか? 1万マイルはまるで空中を走っているかのようです。
 太陽を見るためには、風に向かって帆を返すしかないのです。舟の胴体は空の暗さを、魚の目は波の赤さを映し出しています。
 故郷の木の向こう、島には主人が一人。違う土地で離れ離れになっていても、お互いにコミュニケーションが取れます。
浙江財経大学東方学院
情報技術部
2021年10月28日
-----
 返信物はTV-FM DX QSL Galleryで紹介してある。
http://konsu.sakura.ne.jp/qsl/zhejiangdongfang.html

■ベトナム

●VOV24/7, Radio the Voice of Vietnamから返信
 VOV24/7 104.0MHz 英語放送を今年2021年5月28日にEスポで受信し、The Voice of Vietnamに受信報告書を送ったところ、Radio the Voice of Vietnamの海外放送部門VOV5 / VOVWORLDのEnglish sectionのDirector of the Overseas ServiceからQSLカードの返信があった。
 VOV24/7 104.0MHzは国内リスナー向け英語放送で、Radio the Voice of Vietnamの海外放送部門VOV5 / VOVWORLDのEnglish sectionによって放送されており、海外向け放送のQSLカードを利用して確認してくれた。
 QSLカード、封筒記載の宛名・住所
宛名
VOV5 VOVWORLD, Radio the Voice of Vietnam
住所
45 Ba Trieu, Hanoi, Vietnam
 返信物はTV-FM DX QSL Galleryで紹介してある。
http://konsu.sakura.ne.jp/qsl/vov247.html

■グアム

●KTKBから返信
 グアムのKTKB 101.9MHzを今年2021年5月21日にEスポで受信し、受信報告書を送ったところ、運営会社のKM Broadcasting of Guam, L.L.C.のGeneral ManagerからQSLレターの返信があった。
 QSLレターによると"Yes, indeed that's our radio station that you picked up from your special monitoring equipment. You listened to our midday program here in our radio station."とのこと。
 冒頭は"Dear XXXXX San,"と書かれていた。
 同局の愛称のMegamixx 101.9のステッカーも同封されていた。
 QSLレター、名刺、封筒記載の社名・住所
社名
KM Broadcasting of Guam, L.L.C.
住所
Suite 101, Bank Pacific Building
166 West Marine Corps Drive,
Dededo, Guam 96929
 返信物はTV-FM DX QSL Galleryで紹介してある。
http://konsu.sakura.ne.jp/qsl/ktkb.html

●KISHから返信
 グアムのKISH 102.9MHzを今年2021年5月21日にEスポで受信し、受信報告書を送ったところ、QSLレターの返信があった。
 QSLレターによると「102.9MHzのRadio Station KISH FM Stereoの放送を録音した音声CDをありがとうございました。これにより2021年5月21日のグアム時間11:25から11:34の間のあなたの受信が確認出来ました」とのこと。
 受信報告書には受信時間を"11:23 - 11:33 Guam Time"と書いたが、受信報告書に同封した受信音声CDは11:25~11:26と11:29~11:33の部分で、受信音声CDの時間部分のみを確認して頂いたようだ。また、受信音声CDの11:29~11:33を誤って11:29~11:34と書いてしまったため、結果的に「11:25から11:34の間」の表記となっていた。
 冒頭は"Dear Tomadachi XXXXX-San,"と書かれていた。
 返信をくれた方はアマチュア無線をしており、多くの日本のアマチュア無線家との会話を楽しんでおられるとのことで、QSLに理解があると思われ、受信データを書いて頂けたものと思われる。コールサインを検索するとグアムで長年アマチュア無線をしている有名な方のようだ。
 QSLレター記載の住所
1868 Halsey Drive Piti, Guam 96915
 QSLレターに記載されているメールアドレス"ksto(アットマーク)ite.net"に返信のお礼のEメールを送ったところ、MAILER-DAEMONで戻ってきてしまったので、現在は利用出来ないアドレスのようだ。
 返信物はTV-FM DX QSL Galleryで紹介してある。
http://konsu.sakura.ne.jp/qsl/kish.html

●KHMG・Harvest Family Radioから返信
 グアムのKHMG・Harvest Family Radio 88.1MHzを今年2021年5月21日にEスポで受信し、受信報告書を送ったところ、同局のRadio AssistantからQSLレターの返信があった。
 QSLレターによると「あなたがthe island of Guamのour radio stationを聞いたことを確認出来ます」とのこと。
 グアムFM局自体受信困難な上、同波88.1MHzでは茨城県の茨城放送宝篋山FM補完中継局が今年2021年6月から試験電波を発射開始、2021年7月1日に開局して以降、茨城放送の電波がやや強力なため、更に受信が困難になり、KHMGから返信を得ることは今年最大の目標だったので、目標が達成出来て大変嬉しい限りである。
 その後、1回目の返信のQSLレターには受信データが書かれていなかったため、受信データ入りのQSLレターを郵便かEメール添付で送って頂けないかEメールでお願いしたところ、1回目の返信と同じRadio AssistantさんからEメール添付のPDFファイルで受信データ入りのQSLレターを送って頂いた。今後、同波の茨城放送のやや強力な電波のため受信が大変困難になると思われるため、我儘をお願いしてしまったが、KHMGのRadio Assistantさんのご厚意には感謝しても感謝しきれない。もちろん最大限のお礼のEメールをお送りしておいた。
 QSLレター、封筒記載の宛先・住所
宛先
KHMG Harvest Family Radio
HARVEST MINISTRIES
住所(私書箱)
PO Box 23189, Barrigada, Guam 96921
 返信物はTV-FM DX QSL Galleryで紹介してある。
http://konsu.sakura.ne.jp/qsl/khmg.html


[QSL返信情報]

(1) 受信日・受信周波数/チャンネル (2) 同封物 (3) 受信報告書作成言語(国内局の場合は日本語のため省略) (4) 返信物 (5) 返信日数

●KTKB
(1)2021年5月21日・101.9MHz (2)受信音録音CD、米1ドル紙幣2枚、返信用宛名シールなど (3)英語 (4)QSLレター(確認文あり)、ステッカー、General Managerの名刺 (5)36日(国際書留で送付。先方に18日で到着)
KM Broadcasting of Guam, L.L.C.のGeneral Managerから返信
http://konsu.sakura.ne.jp/qsl/ktkb.html

●VOV24/7
(1)2021年5月28日・104.0MHz (2)受信音録音CD、米1ドル紙幣、返信用宛名シールなど (3)英語 (4)QSLカード(受信データ記入あり) (5)31日(EMS国際スピード郵便で送付。先方に2日で到着)
VOV5 / VOVWORLD, Radio the Voice of VietnamのEnglish sectionのDirector of the Overseas Serviceから返信
http://konsu.sakura.ne.jp/qsl/vov247.html

●浙江財経大学東方学院調頻七十三外語広播電台
(1)2021年6月30日・73.00MHz (2)受信音録音CD、中国10元紙幣、返信用宛名シールなど (3)中国語 (4)QSLレター(確認文あり)、浙江財経大学東方学院の定規、同学院のキーホルダー、東方印象という絵葉書、送った返信用宛名シール (5)28日(EMS国際スピード郵便で送付、先方に14日で到着。民間の国際物流企業TNT Express(FedEx傘下)で返信、当方に9日で到着)
浙江財経大学東方学院の信息技術部から返信
http://konsu.sakura.ne.jp/qsl/zhejiangdongfang.html

●KISH
(1)2021年5月21日・102.9MHz (2)受信音録音CD、米1ドル紙幣2枚、返信用宛名シールなど (3)英語 (4)QSLレター(受信データ記入あり)、ステッカー (5)39日(国際書留で送付。先方に8日で到着)
http://konsu.sakura.ne.jp/qsl/kish.html

●KHMG・Harvest Family Radio
(1)2021年5月21日・88.1MHz (2)受信音録音CD、米1ドル紙幣2枚、返信用宛名シールなど (3)英語 (4)QSLレター(確認文あり) (5)47日(国際書留で送付。先方に12日で到着)
Radio Assistantから返信
http://konsu.sakura.ne.jp/qsl/khmg.html

●KHMG・Harvest Family Radio(2回目の送付に対する返信)
(1)2021年5月21日・88.1MHz (2)QSLレターのテンプレ画像ファイル、1回目の返信物の写真画像ファイル (3)英語 (4)QSLレター(受信データ記入あり)のPDFファイル (5)3日(Eメールで送付、Eメールで返信)
Radio Assistantから返信
1回目送付の返信QSLレターに受信データが書かれていなかったため再送付
http://konsu.sakura.ne.jp/qsl/khmg.html


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順

主な略語・用語
s/on=放送開始(sign on) s/off=放送終了(sign off)
c/on=電波送信開始(carrier on) c/off=電波停波(carrier off)
f/in=フェードイン(fade in) f/out=フェードアウト(fade out)
b/out=block out(他局の電波に潰されること)
ID=局名告知アナウンス Canned ID=録音されたID SJ=ステーションジングル
主持人=中国の放送の番組Host


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : AOR AR5000A+3, AOR AR5000, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), KENWOOD KT-6040 ( For Europe ), SONY ICF-SW7600GR
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES, KT-6040 )
Option - TV/FM Adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of AR5000A+3, AR5000 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


<TV-FM DX Report, Logs Menu


<TOP