USBワンセグテレビチューナー DH-ONE/U2(ちょいテレ)使用記

2006.10.31 UP

一部画像差し替え 2006.11.11 UP
「追記事項」 2006.12.11 UP

受信画像削除 2008.02.18 UP
一部画像削除 2016.04.11 UP


初めに

 PCで地上デジタル放送のワンセグ放送が視聴出来るBUFFALOのUSB2.0対応ワンセグテレビチューナー“ちょいテレ”DH-ONE/U2を手に入れました。

 USBメモリーのような超小型な形状の本体をPCのUSB端子に繋ぐだけで、地上デジタル放送のワンセグ放送が視聴、録画出来るものです。静止画キャプチャー、EPG情報の取得、字幕放送の表示も出来ます。データ放送は受信出来ません。

 ワンセグ放送の受信機は、携帯電話は外部アンテナが接続出来ないので当初から念頭になく、ピクセラの地上デジタルワンセグ・地上デジタルラジオに対応したモバイル受信機PIX-DR050-P00が外部アンテナ用にF型接栓があるため、これの発売を待っていたのですが、2006年5月の発売予定だったものが地上デジタルラジオ本放送開始に合わせて2006年秋以降に延期され、更に地上デジタルラジオの本放送開始時期が未定になってしまったため、一般消費者向け発売も宙に浮いた状態になっています。法人向けにPIX-DR050-P00 / Prodia(デジタルラジオ評価用)が発売されただけです。

 TV受信好きとしてはワンセグが受信出来るものを何か手に入れておきたいと思っていたところ、このDH-ONE/U2には一応外部アンテナ端子があり、値段もコストパフォーマンス的に良かったので、手に入れてみました。デフォルト状態ではロッドアンテナが付いていますが、付属の外部アンテナ(ケーブル長3m)に付け替えることが出来ます。また、USBの30cmの延長ケーブルも付いているので、ノートPCだけでなくデスクトップPCにも取り付けやすくなっています。

 2006年10月中旬に発売され、定価11500円、実売価格約10800円ですが、10月下旬現在売れ切れ、入手困難な状態で、私は10月下旬にYahoo!オークションで新品を14800円で手に入れました。少々値が張りましたが、まあこんなもんでしょう・・・。

BUFFALOのDH-ONE/U2のページ
http://buffalo.jp/products/catalog/item/d/dh-one_u2/

 ほぼ同時期に発売された(される予定の)同様なワンセグチューナーとして下記のような製品があります。

Logitec LDT-1S100U 2006年9月中旬発売
SKnet MonsterTV 1D 2006年11月上旬発売予定

 LDT-1S100Uはワンセグ放送の視聴、録画(10月下旬のアップグレードで対応)が出来ますが、アンテナがロッドアンテナしかないので却下。MonsterTV 1Dはワンセグ放送の視聴、録画、EPG取得、字幕放送の表示の他、データ放送の表示もでき、ワンセグ放送をフルに楽しめるので魅力的ですが、接続がCardBus対応PCカードTypeIIでノートPC専用であることや、アンテナがロッドアンテナしかないことから(アンテナは取り外せることから接続コネクタ部分がどうなっているのか気になりますが)、これも却下です。

 DH-ONE/U2の簡単な概要は下記のニュースサイトを見て頂くとして、ここではTV-DXの視聴目的を中心に書いていきたいと思います。

PC Watch
西川和久の不定期コラム 録画可能なUSBワンセグチューナ「ちょいテレ (DH-ONE/U2)」を試す
AV Watch
バッファローのワンセグユニット「ちょいテレ」を試す

概要

 本体はUSBメモリー形状で、本当に小さいです。100円ライターよりも小さく、持ち運びは非常に楽ですが、逆に紛失してしまいそうです。また、ノートPCに取り付けてPCを持ち歩くと本体を壁などにぶつけて、本体が折れてしまいそうな錯覚に陥ります。

 付属品の外部アンテナ(ケーブル長3m)は底がマグネットになっていて、吸盤でも付けられるので、色んな所に装着出来そうです。

 本体のアンテナコネクタですが、特殊な形状で、取説にはTVアンテナ入力はAMBコネクタと書いてあります。このAMBコネクタについて少し調べてみましたが、詳細はよく分かりません。同軸ケーブルが接続出来るようなAMBコネクタが手に入るのかどうか不明です。ログペリアンテナのCLP5130-1を繋いでみたいと思っているので、これは今後の課題です。

 画像をクリックすると、大きなサイズの画像が別ウィンドゥで開きます。


本体

付属品。外部アンテナ、USB延長コード、視聴録画ソフト・ドライバーインストール用CD-ROM。

本体側のアンテナコネクタ部分(メス)

ロッドアンテナ(左)と付属外部アンテナ(右)のアンテナコネクタ部分(オス)

本体をノートPCのUSBコネクタに取り付け、ロッドアンテナを伸ばして受信しているところです。中電界地域の当地(東京西部)では受信場所をかなり選ばないと受信は困難です。

付属のUSB延長ケーブルでデスクトップPCに取り付け、アンテナは付属の外部アンテナに取り替えた状態です。本体設置の自由度が増し、外部アンテナのおかげで感度も多少上がります。

視聴、録画 〜 チャンネル表示は送信チャンネル

 視聴、録画には専用ソフトの「PCastTV for ワンセグ」を使用します。

●視聴

 視聴時は、左のメインウィンドウには受信画面、各種ボタン、受信中のチャンネル、局名、番組名、電波強度など、右のサブウィンドウにはプリセットしてある各チャンネルの局名、番組名、受信中の番組の詳細データなどが表示されます。番組名や番組詳細データはEPGからの取得です。

 TVのチャンネルは地上デジタル放送のチャンネルIDではなく、送信チャンネルを表示します。一般ユーザーにはチャンネルIDの方が便利かもしれませんが、私たちのようにTV受信に使うには送信チャンネルを表示した方が便利であり、このソフトの利点の1つです。

 左のメインウィンドウの上部にある電波強度表示は3段階なっており、「((|・|))」が最良で復調可能、「(|・|)」はやや良好で復調出来ない時もあり、「・」は完全に復調不可能な状態になります。復調出来ない時は画面に「電波を受信できません。」と表示が出ます。

 サブウィンドウやメインウィンドウの下部は非表示にすることができ、また、画面のみの表示や、フル画面表示にすることも出来ます。ただ、元々低画質、低ビットレートのワンセグ放送なので、フル画面表示にすると画面の粗が目立ちます。


視聴、録画専用ソフトの「PCastTV for ワンセグ」。

文字放送の文字表示は画面のすぐ下に出ます。

●録画

 録画したものはコピーワンスの関係で、録画したPCでしか再生出来ません。しかもDH-ONE/U2本体を接続した状態でないといけません。

 録画データファイルは「(番組名)_(録画開始日時).TS」というファイル名になります。例えば「MUSIC FAIR21」を10月28日の1812から録画開始すると、ファイル名は「MUSIC FAIR21_10281812.TS」というファイル名になり、あとで録画番組や録画日時を知るのに便利です。

 この録画データファイルは、移動やコピーが可能で、コピーはいくつでも可能です。しかし、再生するには必ず録画したPCの設定したフォルダー内に置いておかないと再生出来ません。デスクトップPCとノートPCに各々同じように「PCastTV for ワンセグ」とドライバーをインストールしてありますが、デスクトップPCで録画したデータファイルをノートPCにコピーし、DH-ONE/U2本体をデスクトップPCからノートPCに付け替え、ノートPCでそのファイルを「PCastTV for ワンセグ」上にドラッグ&ドロップしたところ、「PCastTV for ワンセグ」の録画データリストにそのファイルの番組が入りましたが、再生ボタンをクリックしても再生は出来ませんでした。 

 なお、録画したものをあとから編集することは出来ません。

チャンネル設定 〜 TV-DXに有利なプリセット

 チャンネル設定は「PCastTV for ワンセグ」のインストール時に地域を設定しますが、これはあとから変更することが出来ます。

 メインウィンドウの「チャンネル設定」をクリックすると「チャンネル設定」ウィンドウが開きます。そして「チャンネル設定」ウィンドウの上部の「標準設定」をクリックすると「標準設定」ウィンドウが開き、ここで地域を設定します。予め各地域ごとに送信チャンネルと局名が登録されており、地域を設定して「OK」をクリックすると「チャンネル設定」に送信チャンネルと局名がプリセットされます。


「チャンネル設定」ウィンドウ

「チャンネル設定」ウィンドウの「標準設定」をクリックすると「標準設定」ウィンドウが開き、ここで地域を選択します。
「関東広域(東京)」を選択して「OK」をクリックすると、上の「チャンネル設定」ウィンドウの画像にあるようなTV局の送信チャンネルと局名がプリセットされます。

 「関東広域(東京)」を選択すると、在京のNHKと民放各局のみがプリセットされ、東京でも受信可能な神奈川のtvkなどはプリセットされません。このような場合、「チャンネル設定」ウィンドウの上部にある「自動取得」をクリックすると、チャンネルスキャンが始まり、受信可能なチャンネルの送信チャンネルと局名をプリセットしてくれます。また、局名もあらかじめ登録されている局名ではなく、EPGから取得した局名に変わります。

 ただ、ここで受信レベルが低いチャンネルがあると、そのチャンネルはスキップされてしまいますので、注意が必要です。

 「標準設定」で地域を選択したり、「自動取得」でスキャンをすると、それまでプリセットされていたチャンネルはすべてリセットされます。


「自動取得」でチャンネルスキャンをして、受信可能なチャンネルの送信チャンネルと局名がプリセットされたところです。J18chに神奈川のtvkが加わり、また、局名はEPGから読み込むので、一部の在京局の局名が予めプリセットされていた局名とは違った局名に変わっています。
なお、J28chの放送大学は2006年10月現在、試験放送中で、ワンセグ放送を行っていないため、チャンネルはプリセットされましたが、局名は表示されていません。

 ここで画像を見てお気付きかもしれませんが、このDH-ONE/U2は「チャンネル設定」の「チャンネル」の左にあるチェック欄にチェックを入れると、そのチャンネルがプリセット出来るのです。普通の地上デジタル放送のテレビやチューナーがチャンネルスキャンをしないとチャンネルがプリセット出来ない機器が多いのに対し、DH-ONE/U2は電波の受信出来ないチャンネルもあらかじめプリセット出来るので、TV-DXには非常に有利なのです。

 もちろん、チェックを入れただけのチャンネルには局名は表示されません。

 局名を登録するには上述の「自動取得」でチャンネルスキャンをする必要がありますが、「自動取得」では受信レベルが低いチャンネルはプリセットされない可能性があるため、あらかじめ受信したいチャンネルにチェックを入れて、すべてのチャンネルが受信出来るような位置に外部アンテナを設置してから、「自動取得」でチャンネルスキャンをすると良いでしょう。


「チャンネル設定」で「チャンネル」の13ch、14chのチェック欄にチェックを入れてみます。

「OK」をクリックすると、このように13ch、14chがプリセットされます。

感度

 感度は接続するアンテナに大きく左右されるようです。

 デフォルトで付いているロッドアンテナで受信しようとすると、中電界地域の当地(東京西部)では部屋の中でかなり場所を選ばないと全局の復調が出来ません。一部のチャンネルが復調出来ても他のチャンネルが復調出来なかったりします。ロッドアンテナは基本的に強電界地域でのみ使用出来るものと考えた方がいいでしょう。

 付属の外部アンテナに付け替えると感度はかなり上がります。それでも中電界地域の当地で全局復調するためには若干場所を選びますが、付属の外部アンテナは色々な場所に設置出来るので、場所探しには楽かもしれません。DH-ONE/U2を使う時にはこの付属の外部アンテナを使用すると安定した受信が出来ると思います。

 さて、DH-ONE/U2に別の外部アンテナを接続してみたくなるところですが、上でも書いたようにDH-ONE/U2のアンテナコネクタはAMBコネクタなる特殊なコネクタで、同軸ケーブルなどが接続出来るAMBコネクタが存在するのかどうかわかりません。同軸ケーブルなどが接続出来るAMBコネクタの存在の有無や、入手方法をご存知の方がおられましたら、是非お教え頂ければ幸いです。

 当地では付属の外部アンテナで在京各局全局と神奈川のtvkが受信出来ましたが、埼玉のテレ玉(テレビ埼玉)はどうやっても復調出来ませんでした。そこで、回転可能なログペリアンテナ CLP5130-1から来ている同軸ケーブルのうち、CLEATE CLP5130-1---→アンテナ切替器---→室内用33dBブースター 日本アンテナ VTR-331-SP---→、と来ている同軸ケーブルを中継接栓を使って、片側に芯線が出ている別の同軸ケーブルを繋ぎ、その出ている芯線をDH-ONE/U2のアンテナコネクタの芯線部分に接触させてみました。

 「チャンネル設定」でテレ玉の送信チャンネルであるJ32chにチェックを入れ、あらかじめJ32chをプリセットしておきます。そうしたところ、テレ玉のワンセグ放送をちゃんと復調することが出来ました。「自動取得」でチャンネルスキャンをすると、局名入りでプリセットも出来ました。

 前橋送信の各チャンネルも受信したいところですが、以前から書いているように前橋送信の各チャンネルは今年(2006年)の5月頃から受信レベルが下がってしまい、通常のTV放送ですら復調出来る機会が減ってしまいました。しかし、トロッポ発生時など受信レベルの高い時に是非チャレンジしたいと思っています。


ログペリアンテナ CLP5130-1からの同軸ケーブルをDH-ONE/U2のアンテナコネクタに接触させたところ、テレ玉が復調出来たので、「自動取得」でスキャンすると、J32chにテレ玉がプリセットされました。

テレ玉を受信しているところです。EPGからの番組タイトルも取得しています。デジカメでPCのモニターを撮影したもの。

その他

●静止画キャプチャー

 メインウィンドウの「スナップ」ボタンをクリックすると、スナップショット(静止画キャプチャー)が出来ます。

 キャプチャー画像は「snap_(チャンネル)_(キャプチャー日時).JPG」というファイル名になります。例えばフジテレビ(送信チャンネル:J21ch)を2006年10月28日の1812に静止画キャプチャーすると、ファイル名は「snap_21_0610281812.JPG」というファイル名になり、あとでその静止画をキャプチャーしたチャンネルや日時がすぐにわかります。

 なお、静止画キャプチャーはリアルタイムで受信しているTV局のみキャプチャー可能で、録画したものを再生して静止画キャプチャーすることは出来ません。

 スナップショットの画像を紹介します。


NHK東京教育デジタルテレビジョン。J26ch。2006年10月28日 0459受信。

テレ玉 テレビさいたまデジタルテレビジョン。J32ch。2006年10月27日 0239受信。

●EPG

 EPGは数時間先までの番組までしか取得しません。そのため、EPGからの予約録画は不便で、予約録画にはインターネットでiEPGで取得した方が便利です。

●他のキャプチャーカードとの併用

 他のキャプチャーカードとの併用ですが、メインのデスクトップPCでCanopus MTV2000の「MEDIACRUISE」とDH-ONE/U2の「PCastTV for ワンセグ」を同時に使用してみましたが、特に問題はなく、同時に併用が出来ました。これは私のPCでたまたま可能なだけかもしれませんが・・・。

総評

 当地のような中電界地域では、デフォルト状態のロッドアンテナではあまり良く受信出来ず、実質的には付属の外部アンテナを使わないと実用にならないのは残念ですが、この手のものとしては仕方ないかもしれません。

 しかしながら、持ち運びが楽で、PCで地上デジタル放送のワンセグ放送が受信出来ることから、自宅での受信の他、旅行先などの外出時にも威力を発揮するでしょう。長時間の視聴、録画には携帯電話よりも有利なように思いますし、感度も付属の外部アンテナを使えば携帯電話よりも良いと思います。

 車にPCを積んで移動し、未知の場所で付属の外部アンテナを用い、ワンセグ放送の受信にチャレンジするという楽しみもあるかもしれません。

 静止画キャプチャーや、容量をあまり気にせずに動画録画が出来る点は大きいです。外出時の受信での記録にもいいですね。

 送信チャンネル表示、事前のチャンネルプリセット、静止画キャプチャー、EPG取得、文字放送表示など、TV-DXの面からも有益な点が多いです。

 録画に関しては、コピーワンスという制限のために、録画したPCでないと再生出来ないのは仕方ありませんが、録画ファイルをコピーしてバックアップしたり出来るのは良いと思います。

 1つ欠点を挙げるとすれば、ワンセグ放送のデータ放送が受信出来ないのは残念なところです。

 私的には今は外部アンテナ(ログペリアンテナ CLP5130-1)を是非しっかりした形で接続したいので、AMBコネクタという特殊なコネクタが手に入るのかどうかが課題です。

追記事項

●外部アンテナ接続用変換コード購入 〜 復調不可能だったチャンネルが全チャンネル復調可能に!!

 DH-ONE/U2のアンテナコネクタはAMBコネクタという特殊なコネクタで、外部アンテナが接続出来ないと書きましたが、当方HP掲示板でせたさんから三協特殊無線からDH-ONE/U2に外部アンテナを接続出来るようにする「CXP-FJ変換コード」が発売されたことを教えて頂きました。コードの片側がF型コネクタになっており、外部アンテナを簡単に接続することが出来ます。

 早速、購入してみました。2006年12月上旬にメーカーから新品を購入。購入価格2100円、送料735円、合計2835円。ちょっと値段が高い気もしますが、背に腹は変えられません・・・。右に画像を紹介します。画像をクリックすると、大きなサイズの画像が別ウィンドゥで開きます。

メーカーのページ
http://www.sankyo-tm.co.jp/visual/cxp-fj.html
(一部製品に不良があったため、販売を一時中止したとのことで、2006年12月11日現在、お詫びページに差し替えられています。私の所に届いた製品は正常で特に問題はありません)。

 なお、DH-ONE/U2で使われているAMBコネクタについて少し調べてみたところ、これはGPS用アンテナに使われているMCXコネクタを改良したもののようです。純正のMCXコネクタはDH-ONE/U2には合わず、BUFFALOの無線LAN AirStationの外部アンテナに使われていて、MCXコネクタを基にしたLucent TypeというコネクタがDH-ONE/U2に合うという情報があります。ただし私は未確認ですので、試される場合は自己責任でお願い致します。

 さて、CXP-FJ変換コードが届いて、まず普段の地上デジタル放送の視聴に使用している横浜向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8(+東京タワー向け8エレVHFアンテナの混合)を接続。東京各局と神奈川のtvkのワンセグ放送は全局同時復調可能、「PCastTV for ワンセグ」のメインウィンドウ上部の電波強度表示も4段階のうち、全局アンテナ4本で最良です。

 「PCastTV for ワンセグ」は前述の2006.10.31 UP分の時はVer.1.01を使用していましたが、その後更新されたVer.1.04では電波強度表示は4段階となり、「((|・|))」のアンテナ4本が最良で復調可能、「(|・|)」のアンテナ3本は良好で復調可能、「(・)」のアンテナ2本はやや良好で復調出来ない時もあり、「・」のアンテナ1本は完全に復調不可能な状態です。

 次に私が使用しているアンテナの中でローテーターで回転可能なログペリアンテナ CLP5130-1を繋いでみました。次のような接続です。

広帯域ログペリアンテナ CLP5130-1---(KYOWA 5D-FB)---→アンテナ切替器 DIAMOND ANTENNA CX310A---(FUJIKURA 5C-2V)---→室内用33dBブースター日本アンテナ VTR-331-SP---(FUJIKURA 5C-2V)---→中継接栓---(5C-2V)---→CXP-FJ変換コード→DH-ONE/U2

 これでアンテナ方向を群馬の前橋方向に向けたところ、関東広域各局(NHK、民放)の前橋中継局のワンセグ放送を全局復調することが出来ました。フジテレビ以外は全局アンテナ4本の最良な状態です(フジテレビについては後述。群馬テレビもアンテナ4本の最良な状態ですが、同局はワンセグ放送を行っていないため復調不可です)。「自動取得」のチャンネルスキャンで全局のプリセットも成功。

 この時、地上デジタルチューナー TU-MHD500(アンテナ接続構成は同じ)で通常の地上デジタル放送を受信すると、群馬テレビのみ復調可能で、関東広域各局の前橋中継局はアンテナレベル"26"〜"32"(フジテレビのみ"13")で復調が出来ない状態だったのですが(TU-MHD500はアンテナレベル約"35"以上で復調可能)、DH-ONE/U2でのワンセグ放送は楽々復調出来てしまったのです。

 フジテレビの前橋中継局(J42ch)は同一チャンネルの神奈川のtvkのアナログ放送の混信のため、tvkの送信中は通常の地上デジタル放送は復調はまず不可能ですが、DH-ONE/U2でのワンセグ放送はアンテナ3本くらい(2本〜4本変動)だったものの、途中で途切れることはなく、常時復調可能でした。

 更に驚いたことに、千葉のチバテレビ(J30ch)はCLP5130-1のアンテナ方向を千葉方向に向けても、アンテナレベルが低いため、TU-MHD500で通常の地上デジタル放送が復調出来たことは一度もなかったものの、TU-MHD500で通常の地上デジタル放送がアンテナレベル"17"だった時に、DH-ONE/U2でのワンセグ放送は復調に成功してしまいました。感動です! アンテナは3本くらい(2本〜3本変動)で、たまに途切れることもありますが、おおむね復調良好です。「自動取得」のチャンネルスキャンでプリセットも成功。

 もちろん、埼玉のテレ玉(J32ch)のワンセグ放送もアンテナ4本の最良な状態で復調可能で、プリセットも可能です。

 このように変換コードで外部アンテナが接続出来たことにより、受信状態が一変し、通常の地上デジタル放送が受信レベルが低かったり、同一チャンネルのアナログ放送の混信で復調出来ない場合であっても、DH-ONE/U2でのワンセグ放送は復調可能になることが多いことがわかりました。

 私は技術的なことには詳しくないのではっきりとは言えませんが、これはDH-ONE/U2の性能もあるかと思いますが、ワンセグ放送は低ビットレートで簡易な情報処理を行っているため、通常の地上デジタル放送に比べると復調がしやすくなっているのかもしれません。

 半分おもちゃ程度で購入したDH-ONE/U2ですが、地上デジタル放送のTV-DX(遠距離受信)に大変有利という嬉しい誤算です。



回転可能なログペリアンテナ CLP5130-1を前橋方向に向け、「自動取得」のチャンネルスキャンを行った結果。
関東広域各局の前橋中継局(J33, J36, J37, J39, J42, J43, J45ch)がプリセットされました。J19chの群馬テレビはワンセグ放送を行っていないため、プリセットされただけで、局名は表示されません。
また、アンテナ方向は異なりますが、電波の強い、東京各局(J20, J21, J22, J23, J24, J25, J26, J27ch)、神奈川のtvk(J18ch)、埼玉のテレ玉(J32ch)もプリセットされています。J28chの放送大学はワンセグ放送を行っていないので、プリセットされただけで、局名は表示なしです。

フジテレビの前橋中継局 J42chを受信しているところです。同一チャンネルの神奈川tvkアナログ放送の送信中にもかかわらず正常に復調出来ています。2006年12月9日 0619受信。

TU-MHD500で通常の地上デジタル放送が復調出来ない千葉のチバテレビ J30chも、DH-ONE/U2でのワンセグ放送では復調可能です。2006年12月9日 0257受信。

(2006.12.11 UP)


受信地
東京西部

当ホームページでは当コンテンツなど一部コンテンツで東京で受信した国内の地上デジタルTV放送の受信画像を掲載していますが、これらは地上デジタルTV放送受信の参考資料として掲載しているものであり、商用目的ではありません。何か問題がありましたら、TOPページにありますメールアドレス宛てにメールにてご連絡下さい。直ちに削除致します。


All reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN


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