TV-FM DX Report 2020.09 2020.10.01 UP


[受信情報]

◆グランドウェーブによる受信

■日本

●あさかエフエム・クローバーラジオ…77.5MHz(S) 埼玉県朝霞市・志木市のコミュニティ放送局
 閉局日の状況を受信モニターした。録音チェックも含むモニター。
 9月30日(水曜), 0455〜(10月1日に引き続き受信), SINPO35353。この日の2400に閉局した。
 0458までは「J Popタイムマシン」。
 0458にIDが次のように出た。
 「JOZZ3BK FM、JOZZ3BK FM。こちらはあさかエフエム、クローバーラジオです。送信周波数77.5メガヘルツ、送信出力10ワットでお送りしています。JOZZ3BK FM、あさかエフエム、クローバーラジオです。」(女声)
 0459に音楽が流れた後、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポットが次のように出た。以降、毎時59分に出た同スポットは時刻数字以外は全て同じ。
 「77.5メガヘルツ、クローバーラジオでは皆さんからのメッセージをお待ちしています。clovermedia dot jpのメールフォームから各番組宛てにお送り下さい。時刻は5時です。」(女声)
 この後、通常放送が次のように続いた。
0500〜「BGMの時間」
0559〜音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
0600〜「青春ヒットパラダイス」
0659〜音楽、CM:ニュータイムス(地域情報誌)、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
0700 「J Popタイムマシン」
0729〜番組宣伝スポット:毎週水曜日夜8時半の「サルパラダイスのマジカルハッピーツアー」、音楽
0730〜「free style music」
0759〜番組宣伝スポット:毎週水曜23時の「荒井伝太のブギウギレディオ」、音楽、CM:朝霞たちばな幼稚園(時刻アナウンス入り)
0800〜「クロノゲートJuke Box」
0829〜音楽
0830〜「こどもおんがくひろば」
0859〜CM:リゾン(朝霞・志木・和光・新座のまちづくりカンパニー)、音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
0900〜「はっちぽっちわんだふぉー」
0959〜音楽、番組宣伝スポット(0729と同じ)、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
1000〜「キラクラシック」
1059〜CM:ソラシドキッチン(志木宗岡小学校隣り)、音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
1100〜「フレンチポップスでBon」
1129〜番組宣伝スポット(0759と同じ)、音楽
1130〜「洋楽ヒットソング」
1159〜音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
1200〜生ワイド番組「ごきげんひるMax next」(パーソナリティ:もも、本村雅哉)
     スポット時間の内容:
     ・1219〜1220 番組宣伝スポット(0729と同じ)、音楽
     ・1238〜1239 音楽
     ・1259〜1300 番組宣伝スポット(0759と同じ)、音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
     ・1319〜1320 CM(1059と同じ)、番組宣伝スポット(0729と同じ)、音楽
     ・1340〜1341 CM(0659と同じ)、音楽
     ・1359〜1400 番組宣伝スポット(0759と同じ)、音楽、CM:リゾン(時刻アナウンス入り)
     ・1419〜1420 番組宣伝スポット(0729と同じ)、音楽
     ・1439〜1440 音楽
1459〜番組宣伝スポット(0759と同じ)、音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
1500〜「free style music」
1529〜番組宣伝スポット(0759と同じ)、音楽
1530〜「J Popタイムマシン」
1559〜CM(0859と同じ)、音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
1600〜1759 生ワイド番組「イブニングクローバー」(パーソナリティ:美和さなえ)
     スポット時間の内容:
     ・1621〜1622 番組宣伝スポット(0729と同じ)、音楽
     ・1642〜1643 番組宣伝スポット(0759と同じ)、音楽
     ・1659〜1700 CM(1059と同じ)、音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
     ・1700〜1702 かつみ不動産提供の「クローバーラジオ気象情報」とかつみ不動産のCM
     ・1719〜1720 番組宣伝スポット(0729と同じ)、音楽
     ・1735〜1736 埼玉自動車提供の「クローバーラジオ道路交通情報」と埼玉自動車のCM
     ・1739〜1740 音楽
 同局最後の生放送となった同番組「イブニングクローバー」のパーソナリティ美和さなえさんの最後のトーク(1757〜1758)は次の通り。
 「えー、本当最後の最後、7、6、7、76.7メガヘルツ、すまいるエフエム最初の生放送をさせて頂いて、また今度は77.5メガヘルツ、クローバーラジオの最後の生放送をまた担当させて頂いて、皆さん本当に本当にありがとうございます。色んな思い出があってもう語りつくせないぐらいにねー、思い出があるんですけどもね。本当に皆さんのおかげです。9月30日水曜日、この時間をもちまして、この後、生放送のマイクをオフにさせて頂きます。本当に皆さんありがとうございました。お元気で。さようなら。」
 この後、通常放送が次のように続いた。
1759〜番組宣伝スポット(0759と同じ)、音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
1800〜「アジアンヒッツ 迷歌不断」
1829〜CM:男のガチンコ厨房おうげん(志木駅東口徒歩1分居酒屋)、番組宣伝スポット(0729と同じ)、音楽
1830〜「こどもおんがくひろば」
1859〜音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
1900〜「アニソン 音エア中」
1959〜番組宣伝スポット(0729と同じ)、音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
2000〜「ひすいこたろうの名言ラジオセラピー」
2029〜音楽
2030〜「サルパラダイスのマジカルハッピーツアー」
2059〜音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
2100〜「アミティエつながるラジオ」
2129〜音楽
2130〜「Wednesday music selection」
2159〜番組宣伝スポット(0759と同じ)、音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
2200〜「洋楽ヒットソング」
2229〜音楽
2230〜「J Popタイムマシン」
2259〜音楽、メッセージ宛先案内と時刻告知のスポット
2300〜「荒井伝太のブギウギレディオ」
2329〜音楽
2330〜2359 「Candy Box」
 そして、2359に閉局アナウンスが次のように出た。
 「JOZZ3BK FM、JOZZ3BK FM。こちらはあさかエフエム、クローバーラジオです。送信周波数77.5メガヘルツ、送信出力10ワットでお送りしています。クローバーラジオは本日24時をもって閉局致します。クローバーラジオをお聴き頂いてきたリスナーの皆様には感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。JOZZ3BK FM、あさかエフエム、クローバーラジオです。」(女声)
 2400に閉局。
 2400〜は無音、ピアノ音楽が流れた後、2415〜は延々と無音の電波が出ており、その後の受信内容はTV-FM DX Report 2020.10のあさかエフエム 77.5MHzの10月1日の受信情報を参照。
 上記の番組で生ワイド番組以外は全て収録番組のようだった。収録番組と思われる番組では最終回と言ってる番組が多かったが、中にはクローバーラジオ宛てにお便りを募集し続けている番組もあった。
 ちなみに同局の前身のあさかエフエム・すまいるエフエム 76.7MHzを初めて受信したのは開局前の試験電波を受信した2007年4月12日であった。
 あさかエフエム・すまいるエフエム 試験電波・開局日・本放送受信モニター
http://konsu.sakura.ne.jp/special/asaka.html
 同局を運営するクローバーメディアの公式サイト、公式Twitter、公式Facebook、公式YouTubeチャンネルは次の通り。
https://clovermedia.jp/
https://twitter.com/clovermedia775
https://www.facebook.com/clovermedia.community/
https://www.youtube.com/channel/UCXiv-n4FPxgBSeN-m03ZD_w

◆Eスポによる受信

■北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)

●朝鮮中央テレビジョン…R1ch
 9月20日, 1037 f/in〜1037 f/out, 1041 f/in〜1041 f/out, 1046 f/in〜1046 f/out, 1048 f/in〜1049 f/out, 1054 f/in〜1054 f/out, 1056 f/in〜1100 f/out, 1102 f/in〜1102 f/out, 音声のみ。内容は男声または女声のトークや歌。
 ニコニコ生放送のインターネットライブストリーミング放送 < https://live2.nicovideo.jp/watch/lv328115319 >(約5秒遅れ。上記受信全時間パラ確認)とのパラで局名確認し、ライブストリーミング放送の画面左上に常時局ロゴが出ていた。
 同日, 1700 f/in〜1716 f/out, 1717 f/in〜1717 f/out, 1719 f/in〜1720 f/out, 1721 f/in〜1723 f/out, 1730 f/in〜1730 f/out, 音声のみ。内容は女声または男声のトークや音楽。
 この時間はニコニコ生放送のインターネットライブストリーミング放送 < https://live2.nicovideo.jp/watch/lv328115319 > が止まっていてパラチェックが出来なかったが、後日アメリカのKCNA Wacthにある同局の9月20日のアーカイブ動画 < https://kcnawatch.org/kctv-archive/5f675aa1d6995/ > で08:00:00〜(=この日は日曜で0900 s/onのはずなので08:00:00=1700(00秒)のはず)の部分と音声を比較すると、アーカイブ動画が約7秒遅れだが受信全時間パラになっていって局名確認出来た。アーカイブ動画の画面左上に常時局ロゴ。

■中華人民共和国

 今年は多忙でEスポワッチがほとんど出来ていなかったが、某サークルからの情報で地上デジタルTV放送への完全移行に伴う中国の地上アナログTV放送停波が全土で急速に進んでいることを知り(山東省や広東省の停波予定は知っていたものの、停波は一部地域だけで全土はまだずっと先だろうと油断していた)、受信自体はニュース性がなくても最後になるかも知れない中国TV受信情報を主に局名確認出来た局を中心に報告する。

安徽衛視…C3ch
 9月1日, 1825〜1851 f/out, 映像・音声共。ドラマの後、1839〜CM。画面左上に常時局ロゴ+その下に「安徽卫视」。映像は1827〜1844に時々浮き上がってくる程度で、画面左上の局ロゴ下の局名文字は1828に確認。65.75/72.25MHz。
 インターネットライブストリーミング放送 < http://nettv.ahtv.cn/live/index.html > ともパラ(約12秒遅れ。1839〜1851にパラ確認)。
 同日, 2045〜2047 b/out, 2057〜2140 f/out, 映像・音声共。2126まではドラマで、2126〜CM。2127に音声で番組宣伝スポットが「……。安徽衛視……」、局スポットが「安徽衛視……安徽衛視……」と出た。画面左上に常時局ロゴ+その下に文字(不鮮明)。音声は2047に一度同一chの他の不明中国TVにb/outされたが、2057〜再び聞こえた。映像は時々浮き上がってくる程度。65.75/72.25MHz。
 インターネットライブストリーミング放送(同上)ともパラで(約8秒遅れ。2045〜2140全時間にパラ確認)、ライブストリーミング放送で2127の番組宣伝スポットは映像で局名部分は「安徽卫视 海豚第一剧场」、局スポットは映像で局名部分は「安徽卫视 百度APP」などとあった。

安徽公共頻道・安徽広播電視台公共頻道…C2ch
 9月1日, 1853〜1906 b/out, 音声のみ。1859まではニュース番組で、1857にスポットが「……。安徽広播電視台公共頻道……」と出た。1859に音声IDが「您現在収看的是安徽公共頻道」と出て、CM。1900〜は別のニュース番組「新聞第1線」となった。1906に同一chの他の不明中国TVにb/outされた。-/64.25MHz。対応する映像信号と思われるものは57.75MHz。
 インターネットライブストリーミング放送 < http://nettv.ahtv.cn/live/index.html > ともパラで(約5秒遅れ。1857〜1906にパラ確認)、ライブストリーミング放送で1859の映像IDは最後に局ロゴ+その下に「公共频道」とあった(同時に出た音声IDは受信音と同じ)。ライブストリーミング放送によると1859までのニュース番組は「第1现场」(=「第1現場」)。

安徽衛視…C1ch
 9月2日, 0709〜0811 f/out, 音声のみ。ニュース番組「超級新聞場」で、途中0800には番組を一時中断する形で国歌が流れていた。
 中国のテレビ番組表サイト「電視猫」の同日の番組表 < https://www.tvmao.com/program/AHTV-AHTV1-w3.html > で、0635 超級新聞場、0730 超級新聞場、0800 超級新聞場、0830 安徽新聞聯播となっている。
 同局YouTube公式チャンネルに同番組の同日0730〜の動画 < https://www.youtube.com/watch?v=aN7VrgKH2lo > があり、画面左上に常時局ロゴ+その下に「安徽卫视」、画面右上にほぼ常時時刻表示があり、この動画はCMや0800の国歌などの部分はカットされているが、それ以外の本編は全て受信音と同一内容になっていた。
 留守録音受信のためインターネットライブストリーミング放送とのパラチェックは出来なかったが、時刻表示入りの動画と一致していることから同局に間違いないと思われる。
 同日, 1143〜1202 f/out, 音声のみ。1151まではCMで、1144に局スポットが「……安徽衛視……」、番組宣伝スポットが「……安徽衛視……」と出た。1151〜ドラマ。
 C1chで同局を受信確認したのは2013年以来で、同方面の同chの超常連局である江蘇城市頻道が停波したと思われるため、容易に受信出来るようになったようだ。


[受信以外の情報]

■日本

●地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験(地デジ4K8K実験試験局)の電波発射スケジュール続報
 TV-FM DX Report 2020.08に報告した以降、地デジ高度化実験受信対策センターのサイトに掲載されている地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験の電波発射スケジュールで、9月〜12月のスケジュールが下記の通り追加、修正されている。2020年9月29日閲覧。
 土日祝日は除く。下記スケジュールで該当する祝日は11月3日(火)、11月23日(月)。
◎東京都港区 UHF28チャンネル(560〜566MHz)
8月25日(火)〜9月4日(金) 1kW(定格出力) 1000〜1800
10月5日(月)〜10月30日(金)、11月4日(水)〜12月25日(金) 1kW(定格出力) 1000〜1800
◎名古屋市昭和区 UHF35チャンネル(602〜608MHz)
当面電波発射予定無し。日程が決まり次第お知らせ。
◎愛知県弥富市 UHF35チャンネル(602〜608MHz)
当面電波発射予定無し。日程が決まり次第お知らせ。
◎大阪府東大阪市 UHF19チャンネル(506〜512MHz)
9月23日(水)〜12月22日(火) 1kW(定格出力) 1000〜1800
◎福岡市早良区 UHF51チャンネル(698〜704MHz)
9月23日(水)〜11月6日(金) 1kW(定格出力) 1000〜1800
地デジ高度化実験受信対策センター
http://tvkoudoka.jp/
地デジ高度化実験受信対策センター 電波発射のスケジュール
http://tvkoudoka.jp/schedule.html

■中華人民共和国

●中国のアナログテレビ放送停波情報
 下記ページにまとめて随時報告する。

中国のアナログテレビ放送停波情報

●中国の地上デジタルテレビ放送ネットワークが完成、地上アナログテレビ放送は今年末までに終了へ
 享受高质量电视服务 一个观众也不能少 —— 我国全面进入数字电视时代
----- Google日本語訳転載ここから -----
 高品質のテレビサービスを楽しみ1人も視聴者が減ることはありません -- 我が国はデジタルテレビの時代に入った
 公布日時:2020-07-22 15:00 情報源:広電総局
 適度に繁栄した社会が完全に確立されようとしている時に、中国の地上デジタルテレビカバレッジネットワークが完全に確立されました。今年の終わりまでに、無線アナログテレビは歴史の舞台から撤退し、中国は完全にデジタルテレビの時代に入ります。これはラジオテレビの分野で大きな成功を収め、全体的な利益と勝利を収め、貧困削減と闘い、我が国のラジオテレビの基本的な公共サービスの標準化と平準化に大きな進歩をもたらします。
 習近平同志を中心とする党中央委員会の強力なリーダーシップのもと、ラジオテレビの作業は人を中心としたアプローチに準拠しており、国はケーブルテレビ、直接放送衛星デジタルホームカバレッジの開発を奨励および支援する一連の政策を発表しており、地上デジタルテレビは国の基本的な公的文化に含まれており、各種事業の急速な発展、デジタル化を主な特徴とする伝送カバレッジ体制の総合的な確立により、我が国はラジオテレビデジタル化の発展において主要国になりました。これまでのところ、全国のケーブルテレビと直接放送衛星のユーザー数はそれぞれ2億1000万人と1億3000万人に達しており、5000以上の送信所と何万ものデジタルテレビ送信機が広大な都市部と農村部をカバーしており、マルチチャンネル伝送カバレッジシステムを通じて、視聴者はテレビの電源を入れるとデジタルテレビ番組を視聴出来ます。
 ラジオテレビの分野で決定的に貧困と断固として戦う重要な仕事として、広電総局は習近平書記長の重要な任務を念頭に置き、最初に人々を支持し、さらに「三区三州」などの非常に貧困な地域に焦点を当て、ラジオテレビの伝送カバレッジの向上を完全に促進し、貧しい地域でのテレビ視聴の効果を改善するために取り組み、有線、無線、直接放送衛星を通して包括的にカバーすることにより、貧困地域の人々がより明瞭なテレビ信号、より豊かで多様なテレビ番組を受信し、視聴体験を継続的に改善し、人々の精神的および文化的生活を豊かにし、本当に「高品質のテレビサービスを楽しみ、1人も視聴者が減ることはありません」にします。
----- Google日本語訳転載ここまで -----
国家広播電視総局 新聞
http://www.nrta.gov.cn/art/2020/7/22/art_114_52191.html

●上海市のC20chは2014年7月8日に地上アナログテレビ放送から地上デジタルテレビ放送に変更されていた
 上海市のC20chは上海電視台-2が1980年代後半〜1990年代初期に九州でトロッポの超常連局として頻繁に受信されていたが、その後受信者の減少により受信されることはなかった。
 このC20chは現地受信で1995年には上海東方電視台(OTV)に転用されているのが確認され、その後上海東方電視台20頻道、東視一套と称していたが、Wikipediaによるとこの系統はその後上海東方電視台新聞娯楽頻道→上海広播電視台娯楽頻道となっていた。
 最近見つけた下記の上海市文化広播影視管理局のお知らせによると、20chの娯楽頻道アナログテレビ番組は2014年7月8日00:00で送出停止し、7月8日からは地上デジタル放送方式を使用して上海広播電視台新聞綜合頻道と娯楽頻道HD同時送出チャンネル番組を送出すると書いてある。
 2016年3月31日更新の国家新聞出版広電総局の公式リストを見ても地上アナログテレビ放送の上海市に20chの記載はなく、地上デジタルテレビの上海市の20chに上海広播電視台新聞綜合頻道と娯楽頻道HD同時送出チャンネル番組が記載されている。
◎关于上海无线20频道播出数字电视的通告
----- Google日本語訳転載ここから -----
 上海無線20ch送出デジタルテレビに関する通告
 2014-06-17 情報源:市文広影視局 市文物局
 国家新聞出版広電総局地上デジタルテレビラジオカバレッジネットワーク発展計画に従って、総局の承認を得て、上海は2014年7月8日00:00に無線20ch娯楽頻道アナログテレビ番組の送出を停止し、そして7月8日からはデジタル放送方式を使用して上海広播電視台新聞綜合頻道、娯楽頻道HD同時送出チャンネル番組を送出します。
 元々無線20ch娯楽頻道アナログテレビ信号を受信していたユーザーは、地上デジタルテレビ受信機で娯楽頻道とその他の地上デジタルテレビ信号番組を受信出来ます。詳細については(電話番号略)までお問い合わせ下さい。
 ケーブルテレビユーザーは地上チャンネル番組変更による影響を受けません。
上海市文化広播影視管理局 2014年06月17日
----- Google日本語訳転載ここまで -----
上海市文化和旅游局 政府信息公開
http://wgj.sh.gov.cn/node2/n2029/n2031/n2062/u1ai108310.html

●上海市のC14chは上海広播電視台星尚頻道の時期に地上アナログテレビ放送から地上デジタルテレビ放送に変更され、2019年1月1日に放送停止、停波していた
 C14chでは中央電視台-2が1980年代後半〜1990年代初期に九州でトロッポの常連局として頻繁に受信されており、これは上海市送信の中央電視台-2と推定されていたが、その後受信者の減少により受信されることはなかった。
 上海市のC14chの中央電視台-2は現地受信で1995年には上海電視台(STV)十四頻道(夜間は英語のIBS)に転用されているのが確認され、1996年(気付き)以降は上視2套(STV-2)と称していたが、Wikipediaによるとこの系統はその後上海電視台生活時尚頻道→上海広播電視台星尚頻道となっていた。
 国家新聞出版広電総局の公式リストを見ると、2016年3月31日更新のリストでは地上アナログテレビ放送のリストに上海市 14ch 上海電視台星尚頻道が記載されているが(地上デジタルテレビ放送のリストには記載無し)、2018年3月31日更新のリストでは地上デジタルテレビ放送のリストに上海市 14ch 上海市電視台星尚頻道が記載されており、地上アナログテレビ放送のリストからは記載が消えている。この間にチャンネルをC14chで変更しないまま上海広播電視台星尚頻道が地上アナログテレビ放送から地上デジタルテレビ放送になったものと思われる。
 Wikipediaによると2019年1月1日0時から上海広播電視台の娯楽頻道と星尚頻道が合併されて上海広播電視台の都市頻道となり、都市頻道は元の娯楽頻道のチャンネルを使用し、元の星尚頻道は2019年1月1日2:30に放送終了後、「频道调整 敬请期待」(日本語訳:「チャンネル調整 お楽しみに」)のテロップの送出に変更され、元のチャンネル番号(14chのこと)は空きチャンネルになったとのことで、停波したと思われる。

●上海市のC33chは2013年12月30日に地上アナログテレビ放送を停止、翌12月31日から地上デジタルテレビ放送になっていた
 日本で受信されることは無かったが、上海市のC33chは現地受信で1996年に上海東方電視台33頻道の存在が確認され、その後上海東方電視台の33頻道(二套)などと称していたが、Wikipediaによるとこの系統はその後上海東方電視台文芸頻道→上海広播電視台芸術人文頻道となっていた。
 最近見つけた下記の上海市文化広播影視管理局のお知らせによると、33chの東方衛視アナログテレビ番組は2013年12月30日23:30で停止し、12月31日からは地上デジタル放送方式を使用して中央電視台綜合頻道などの8つの標準画質デジタルテレビ番組を送出すると書いてある。
 C33chは上海広播電視台芸術人文頻道から東方衛視に転用されていたようだが、その時期はWikipediaを見ても記載が無い。
 2016年3月31日更新の国家新聞出版広電総局の公式リストを見ても地上アナログテレビ放送の上海市に33chの記載はなく、地上デジタルテレビの上海市の33chに中央電視台綜合頻道など8つのテレビ系統が記載されている。
◎关于上海无线33频道播出数字电视的通告
----- Google日本語訳転載ここから -----
 上海無線33chデジタルテレビ送出に関する通告
 2013-12-23 情報源:市文広影視局
 国家新聞出版広電総局地上デジタルテレビラジオカバレッジネットワーク発展計画に従って、総局の承認を得て、上海は2013年12月30日23:30に無線33ch東方衛視アナログテレビ番組の送出を停止し、そして12月31日からはデジタル放送を使用して央視綜合頻道(CCTV-1)、央視軍事農業頻道(CCTV-7)、央視新聞頻道(CCTV-13)と上海広播電視台新聞綜合頻道、星尚頻道、娯楽頻道、東方衛視頻道及び上海教育電視台教育頻道の8系統の標準画質デジタルテレビ番組を送出します。
 元々無線33ch東方衛視アナログテレビ信号を受信していたユーザーは、地上デジタルテレビ受信機で東方衛視とその他の地上デジタルテレビ信号番組を受信出来ます。詳細については(電話番号略)までお問い合わせ下さい。
 ケーブルテレビユーザーは地上チャンネル番組の変更による影響を受けません。
上海市文化広播影視管理局 2013年12月23日
----- Google日本語訳転載ここまで -----
上海市文化和旅游局 政府信息公開
http://wgj.sh.gov.cn/node2/n2029/n2031/n2062/u1ai108226.html


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順

主な略語
s/on=放送開始(sign on) s/off=放送終了(sign off)
c/on=電波送信開始(carrier on) c/off=電波停波(carrier off)
f/in=フェードイン(fade in) f/out=フェードアウト(fade out)
b/out=block out(他局の電波に潰されること)
ID=局名告知アナウンス SJ=ステーションジングル


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : AOR AR5000A+3, ICOM IC-R7000, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), KENWOOD KT-6040 ( For Europe ), SONY ICF-SW7600GR
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : KUROUTOSHIKOU SAA7135-STVPCI/R ( Capture board )
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES, KT-6040 )
Option - TV/FM Adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000, AR5000A+3 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


Logs 2020.09>


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