TV-FM DX Report 2002.05 2002.06.16 UP


[受信情報]

◆Eスポによる受信◆

■中華人民共和国

●無錫人民広播電台新聞台…89.4MHz(M)

 5月19日, 1317〜1327, good。1318にCanned ID「無錫新聞台。…」、1320にID「無錫人民広播電台新聞台。現在是天気予報節目時間」、1324にスポット「…無錫新聞台…」。1313〜1327にパラで86.50MHz(M)も受信。89.4MHzは初受信。昨年受信し、一昨年公称周波数で告知されていた105.0MHzは受信出来なかったが、昨年受信した時は信号自体弱かったので、89.4MHzにQSYしたとは断言出来ない。

●南通経済広播電台…94.1MHz
 5月19日, 1328〜1333, fair。1331にCanned IDが「南通経済広播電台。現在是……節目」と出た。
→フォロー:TV-FM DX Report 2002.11-2参照。(2002.12.09)

●チュウチョウ人民広播電台…99.2MHz
 5月19日, 1342〜1356, fair。1353にCanned IDが「チュウチョウ人民広播電台。……」、「チュウチョウ人民広播電台。調頻九十九点ニ兆赫。現在報告新聞」と出て、ニュース中で「チュウチョウ市」が出てきた。江蘇・山東方面がオープン。
→フォロー:TV-FM DX Report 2002.11-2参照。(2002.12.09)

●ファーペイ電台…100.4MHz
 5月19日, 1406〜1410+, fair。1409にID「歓迎収聴ファーペイ電台的午間……」。山東方面。
→フォロー:TV-FM DX Report 2002.11-2参照。(2002.12.09)

●瀋陽電視台シンチョン頻道…C2ch(C)
 5月19日, 1538〜1545, 映像・音声共, fair/fair。画面左上に常時局マークがあり、マークの右に「TV-1」。ドラマが終わった直後の1541に映像&音声IDがあり、映像はマークと下に文字(不鮮明)、音声は「這里是瀋陽電視台シンチョン頻道」と出た。その後CM。
→フォロー:TV-FM DX Report 2002.11-2参照。(2002.12.09)

●不明中国FM…97.9MHz
 5月19日, 1741〜1748, fair。1746にDJのID(?)が「……FM九十七点九、ハンチョウ調頻リョウシン コウカン」と出たが、IDかどうかは不明。浙江方面がオープン。
→フォロー:TV-FM DX Report 2002.11-2参照。(2002.12.09)

●舟山経済電台…97.0MHz
 5月19日, 1759〜1800+, fair。1800にCanned IDが「……。舟山経済電台」と出た。同波の定海人民広播電台が舟山経済電台に吸収合併されたものと思われる。
→フォロー:TV-FM DX Report 2002.11-2参照。(2002.12.09)

●紹興人民広播電台音楽健康頻道…94.1MHz
 5月19日, 1803〜1806, fair。1804にスポットが「……。ニ零零二年五月二十五号、紹興人民広播電台音楽健康頻道……。紹興人民広播電台音楽健康頻道」と出た。紹興経済電台からの改称かと思われるが、1804のスポットは2002年5月25日から紹興人民広播電台音楽健康頻道が何かを開始するという内容だったので(自信なし)、他系統の告知をしていた可能性もある。
→フォロー:TV-FM DX Report 2002.11-2参照。(2002.12.09)

●江蘇交通広播網…101.1MHz
 5月24日, 1937〜1941, good。1937にCanned IDが「……。江蘇交通広播網」、1938にスポット「……。江蘇交通広播網、イ五月十八号到五月二十六号、……江蘇交通広播網……」、1939にスポット「江蘇交通広播網。……」が出た。江蘇人民広播電台経済頻率/江蘇経済広播電台の周波数からの転用。

●中央電視台-1/新聞・総合頻道…C1ch(C)
 5月25日, 1157〜1245+, 映像・音声共, good/good。この日の受信で同局が番組と番組の合間に映像・音声IDを流しているのに気付いた。歌番組→1200 映像・音声ID→1200〜1220『中国人口』→1220 映像・音声ID→1220〜『半辺天』というパターンで、この時の受信では番組と番組の合間は映像・音声IDのみだった。
・1200の映像・音声ID=映像(ラスト部分):「中国中央电视台」「CCTV1」、音声ID:「您現在収看的是中央電視台」
・1220の映像・音声ID=映像(ラスト部分):「CCTV1」「新聞・総合频道」、音声ID:「您現在収看的是中央電視台新聞総合頻道」
 これまで、中国のTVで映像IDと言えたのは放送開始時や、朝〜夜の連続放送の際の昼の放送と夜の放送の切れ目に出るものだけで(画面左上隅の局マークは除く)、それは必ず「動きのある映像ID&開始曲→番組予告」というパターンで出るものである。各番組の最後に出るテロップはその番組の番組制作局を示すもので、映像IDではなく、これを映像IDと誤認するパターンも多々見られた。音声IDは一部の局のみでほとんど皆無だった。
 ところがここ1〜2年で地方局の中に番組と番組の間に映像・音声IDを流す局が見受けられるようになってきた。画面は動きのある映像でラストに局名表示、音声は「您現在収看的是……」や「這里是……」などというアナウンス。
 今までも画面左上隅の局マークで簡単に確認することも出来たが、初めて見る局マークでは局名確認は困難であったし、Eスポという不安定な受信では確認が難しい時もあった。しかし、画面に大きく出る映像IDや、音声のIDは局名確認を大きく容易させてくれると思う。
 一部の地方局だけでなく、中央電視台までもが番組と番組の間に映像・音声IDを流すようになったことは、「画面左上隅の局マーク」を中央電視台が採用してから地方局も真似をして爆発的に広がったように、今後、番組と番組の間の映像・音声IDも地方局に広がる可能性が大きくなると思うので、TV-DXにとって大変嬉しい傾向である。
 ただ、番組の合間などのスポットで他のTV局の局名が出てくることも良くあるので、それがIDなのかどうか十分注意して見分ける必要があるとも思う(実際、この日の夕方受信した徐州電視台-1では、何かのおしらせスポットで画面や音声で「中央電視台」の名称が出ていた)。

●遼寧人民広播電台交通広播…97.5MHz
 5月25日, 1335〜1345+, fair。1342にスポットが「……FM九十七点五……遼寧電台交通広播……」と出た。
 5月26日, 1229〜1233, good。1230にCanned IDが「遼寧人民広播電台交通広播。調頻九七点五兆赫。Liaoning Communication Radio. Ninety seven point five FM」と出た。英語の局名がヘンなのは良くあること(笑)。同日, 1456〜1503にも受信。1500に同じCanned ID。遼寧人民広播電台信息台→遼寧人民広播電台(都市)之声からの改称。

●遼寧人民広播電台経済広播…99.2MHz
 5月25日, 1358〜1404, good。1402にCanned ID が「遼寧人民広播電台経済広播。遼寧人民広播電台経済広播。中波九九九千赫。瀋陽地区調頻八九点五、大連地区 八七点六、営口地区九三点三、丹東地区 九九点ニ、錦州地区幺零七点六兆赫」と出た。

●遼寧人民広播電台調頻立体声文芸広播…95.90MHz
 5月26日, 1259〜1312, fair。1309にCanned IDが「遼寧人民広播電台調頻立体声文芸広播。FM九五点七。遼寧人民広播電台調頻立体声文芸広播。FM九五点七」と出た。。遼寧人民広播電台文芸台から改称。

●営口電台交通文芸頻道(推定)…95.1MHz
 5月26日, 1334〜1336, fair。1334にCanned IDが「……。歓迎収聴インコー電台交通文芸頻道」、「……。調頻九五点一兆赫。這里是……的インコー交通文芸頻道」と出た。遼寧方面のオープンで、遼寧省営口(Yingkou)市の局と推定。
→フォロー:TV-FM DX Report 2002.11-2参照。(2002.12.09)

●遼陽人民広播電台経済台…102.0MHz
 5月26日, 1343〜1406, fair。1347にスポットが「……。遼陽電台経済台的……」、1350にスポットが「……。遼陽人民広播電台経済台広告部。……」、1400にCanned IDが「……。這里是遼陽人民広播電台経済台。This is Liaoyang People's Broadcasting Station Economic Radio」と出た。遼陽経済広播電台から改称。

●鞍広交通信息台(推定)…105.1MHz
 5月26日, 1359〜1407+, fair。1403にCanned IDが「……。FM幺零五点一兆赫。アンクワン交通信息台。ウーハオ十三点チー十四点三十分……」と出た。「アンクワン交通信息台」は「鞍広交通信息台」と推定。
 遼寧方面のオープンで、一昨年JVUDXC会員が同波で系統不明の鞍山人民広播電台を受信していること、同時に101.0MHz 鞍山人民広播電台(スポットやIDで確認)、89.7MHz 鞍山経済広播電台(推定)も強力に入感していたことから、鞍山人民広播電台の交通信息台と思われる。
→フォロー:TV-FM DX Report 2002.11-2参照。(2002.12.09)

●撫順人民広播電台トゥンシー之声(推定)…106.1MHz
 5月26日, 1429〜1438, fair。1435にスポットが「……。(撫順)人民広播電台トゥンシー之声。……」と出た。信号が弱くて「撫順」の部分は自信がないが、遼寧方面のオープンで、同時に100.6MHz 撫順人民広播電台音楽之声も良好に入感していた(2台の受信機で同時にワッチしていたが、信号の強弱も同じだった)ことから恐らく撫順だと思う。「トゥンシー之声」は他のスポットでも何度か出ていた。「都市之声」だろうか? 撫順に間違いなければ撫順人民広播電台経済交通頻道からの改称。
→フォロー:TV-FM DX Report 2002.11-2参照。(2002.12.09)


[受信以外の情報]

■日本

●地上波デジタルで可能性にかけ独立波 混信地域の解消最優先に

http://www.asahi.com/culture/tv/K2002042201044.html
《asahi.com》

●地上波デジタル放送 移行に難題
http://www.yomiuri.co.jp/bitbybit/bbb20/241901.htm
《2002年4月19日 東京読売朝刊》


■NHK放送文化研究所 放送界の動きより

●韓国,地上テレビ,放送休止時間帯での放送開始
●バングラデシュ,首都圏でVOAの再送信始まる
●北米 商業テレビ局,43%がデジタル化期限の延長求める
●米NAB 2002 〜正念場をむかえた米地上デジタル放送〜
http://www.nhk.or.jp/bunken/ugoki/uu-0205.html
《NHK放送文化研究所 放送界の動き 2002年5月号(2002年3月分)》

●日本 地上デジタル放送,計画通り2003年から3大広域圏でスタート
●日本 「地上デジタルテレビジョン受信機テストセンター協議会」発足
●韓国,国内制作ドラマにも番組等級制導入
●ネパール,NTV第2チャンネルの施設建設工事始まる
●インド,国際放送チャンネルの呼称変更
●モンゴル国営テレビ,英語ニュース番組の放送開始
●民間事業者へ初の地上テレビ免許交付〜ネパール〜
http://www.nhk.or.jp/bunken/ugoki/uu-0206.html
《NHK放送文化研究所 放送界の動き 2002年6月号(2002年4月分)》


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : ICOM IC-R7000, AOR AR-2002, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ICF-SW55
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : SONY SLV-ED100 ( Multi system )
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Victor AT-A20 ( For ST-SA50ES )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


Logs 2002.05>


<TV-FM DX Report, Logs Menu


<TOP