TV-FM DX Report 2020.02 2020.02.26 UP


[受信情報]

◆グランドウェーブによる受信

■日本

●RFラジオ日本横浜FM・ラジオ日本…92.40MHz(S)/2月10日の一部(M)
 引き続き受信状況をモニターした(録音を含むモニター)。
〔試験電波〕
 2月1日〜2月9日 2月1日1546〜1715、2月2日1349〜1550、2月2日2330〜2月3日0512、2月3日1057〜1135, 2234〜2412、2月5日2048〜2228、2月7日2113〜2135、2月9日1331〜1535, 2330〜(2月10日に引き続き受信), SINPO55555。
 内容は受信チェックした限りでは変化無く、「フォーエバーミュージック」(1月27日と同一番組)の繰り返しで、番組と番組の合間に変調音とFM補完中継局のID(1月27日0247と同じID)。
 変調音とFM補完中継局のIDが出た時間。
 2月1日1606,1710、2月2日1441,1545、2月3日0021,0126,0230,0335,0439,1106,2256,2400〜2401、2月5日2110,2214〜2215、2月7日2133、2月9日1424,1529。
 2月3日(月曜)未明に停波や出力増力と思われる電波強度上昇は無かった。
 2月3日0108〜は音質を重視してステレオ受信を欧州仕様チューナー KENWOOD KT-6040から欧州仕様チューナー SONY ST-SA5ESに変えたが、ステレオノイズの程度やアンテナ方向による音の歪みは変わりない。しかし、ST-SA5ESでは周波数ズレによる音割れが気になり始めたため、2月9日15時台〜はKT-6040に戻した。
 AR5000A+3のSIGNALメーターの数値(92.4MHzは記載した時間以外にも測定しているがほぼ同じ)。
92.4MHz 同局 S9+約37dB 2月1日1628、2月2日1444,2337、2月3日0006,0058〜0115,1〜5時台断続的,1104,2235、2月5日2149、2月7日2134、2月9日1337,2331測定
76.5MHz InterFM897(横浜中継局) S9+40dB 2月1日1628、2月2日1444,2337、2月3日0006,0341(無音),1104,2235、2月5日2149、2月7日2134、2月9日1337,2331測定
81.9MHz NHK横浜FM放送 S9+約41dB 2月1日1628、2月2日1444,2337、2月3日0006,0341,1104,2235、2月5日2149、2月7日2134、2月9日1337,2331測定
84.7MHz FMヨコハマ S9+約52dB 2月1日1628、2月2日1444,2337、2月3日0006,0341,1104,2235、2月5日2149、2月7日2134、2月9日1337,2331測定
 2月10日(月曜), 2月9日2330〜2月10日0133 c/off, 0145 c/on〜0545(途中停波あり), 1452〜1627, SINPO55555。
 2月9日2330〜連続受信。内容は変化無く、「フォーエバーミュージック」(1月27日と同一番組)の繰り返しで、番組と番組の合間に1kHz変調音とFM補完中継局のID(1月27日0247と同じID)が出ていたが、0133に「フォーエバーミュージック」の途中で突然c/off、0145に再度c/on、「フォーエバーミュージック」の途中から始まると電波強度が上がっており、AR5000A+3のSIGNALメーターで0120までの測定でS9+約37dBだったのが0146以降の測定ではS9+約41dBに上がり、81.9MHz NHK横浜FM放送と同程度になり、出力が上がった可能性がある。
 0145 c/on〜は再び「フォーエバーミュージック」(1月27日と同一番組)の繰り返しで、番組と番組の合間に1kHz変調音とFM補完中継局のID(1月27日0247と同じID)。
 1kHz変調音とFM補完中継局のIDが出た時間。
 0005, 0109, 0318。
 0145 c/on以降では途中0208〜0214, 0251〜0252は停波。
 その後、「フォーエバーミュージック」の途中で0344〜は無音になり、0344〜0449の間は次のように放送内容が目まぐるしく変わった。無音の部分のうち0344〜0352, 0356〜0358はチューナーのステレオランプが消えてモノラル送信になっていた。特記ない限りはステレオ送信。
 「フォーエバーミュージック」、0344〜無音、無音のままチューナーのステレオランプが消えてモノラル送信、0352〜無音のままステレオ送信に戻る、ジャズ音楽(「フォーエバーミュージック」と思われる)、0354〜c/off、c/on、ジャズ音楽(「フォーエバーミュージック」と思われる)、0355〜無音、0356〜無音のままチューナーのステレオランプが消えてモノラル送信、0358〜無音のままステレオ送信に戻る、0359〜「フォーエバーミュージック」、0402〜c/off、0406〜c/on、「フォーエバーミュージック」、0423〜1kHz変調音、FM補完中継局のID(1月27日0247と同じID)、「フォーエバーミュージック」のオープニングと思われる部分、0424〜c/off、c/on、「フォーエバーミュージック」の番組オープニングトークと思われるトーク、c/off、0437〜c/on、無音、0438〜c/off、c/on、無音、c/off、c/on、無音、0442〜c/off、0449〜c/on、「フォーエバーミュージック」。
 この後は通常通りで「フォーエバーミュージック」の後、0527〜1kHz変調音、FM補完中継局のID(1月27日0247と同じID)、0528〜「フォーエバーミュージック」。「フォーエバーミュージック」は全て1月27日と同一番組。0545受信終了。
 1452〜1627の受信も変化無く、「フォーエバーミュージック」(1月27日と同一番組)を繰り返し流しており、番組と番組の合間の1508, 1612〜1613に変調音とFM補完中継局のID(1月27日0247と同じID)。
 0145 c/on以降は測定した限りでは電波強度に変化は無し。
 0145 c/on〜に電波強度が上がってからはKT-6040でステレオで聞いた時のステレオノイズは無くなったように感じる。アンテナ方向による音の歪みは軽減されたが、1月13日初受信以降と同じく、最も電波強度が強くなる横浜市方向よりもやや南にすると最も音の歪みが減って聞き易い。
 AR5000A+3のSIGNALメーターの数値(92.4MHzの0133 c/offまで、0145 c/on〜は記載した時間以外にも測定しているがほぼ同じ)。
92.4MHz 同局 S9+約37dB 0007,0100,0110,0120測定
92.4MHz 同局 S9+約41dB 0146,0201,0215,0234,0252,0313,0357,0416,0454,0516,1454測定
76.5MHz InterFM897(横浜中継局) S9+40dB 0007,0100,0201(変調音),0215(変調音),0516,1454測定 0146チェック時は停波
81.9MHz NHK横浜FM放送 S9+約41dB 0007,0100,0146(無音),0201(無音),0215(無音),0516,1454測定
84.7MHz FMヨコハマ S9+約52dB 0007,0100,0146,0201,0215,0516,1454測定
 76.5MHz InterFM897(横浜中継局)の変調音のみ、81.9MHz NHK横浜FM放送の無音のみの受信は厳密には局名推定。
 ポータブルラジオ ICF-SW7600GRのロッドアンテナ単体での0149の受信チェックでは受信可能ポイントが増えており、ICF-SW7600GRのロッドアンテナ単体でも電波強度が81.9MHz NHK横浜FM放送とほぼ同程度になっていた。
 2月11日〜2月16日 2月13日1253〜1410、2月16日1314〜1520, 2330〜(2月17日に引き続き受信), SINPO55555。
 内容は受信チェックした限りでは変化無く、「フォーエバーミュージック」(1月27日と同一番組)の繰り返しで、番組と番組の合間に変調音とFM補完中継局のID(1月27日0247と同じID)。
 変調音とFM補完中継局のIDが出た時間。
 2月13日1301,1406、2月16日1408,1512,2348〜2349。
 AR5000A+3のSIGNALメーターの数値(92.4MHzは記載した時間以外にも測定しているがほぼ同じ)。
92.4MHz 同局 S9+約41dB 2月13日1408、2月16日1325測定
92.4MHz 同局 S9+約42dB 2月16日2330測定
76.5MHz InterFM897(横浜中継局) S9+40dB 2月13日1408、2月16日1325,2330測定
81.9MHz NHK横浜FM放送 S9+約41dB 2月13日1408、2月16日1325,2330測定
84.7MHz FMヨコハマ S9+約52dB 2月13日1408、2月16日1325,2330測定
 92.4MHzの同局は2月16日2330測定では一時的に電波強度が若干上がっていたが、恐らく出力増力ではなく、この日の夜に降った雨で濡れた地面や建物で反射した反射波の影響で一時的に電波強度が上がっていたと思われる。
 2月17日(月曜), 2月16日2330〜2月17日0145 c/off, 0245 c/on〜0555(途中停波あり), 1431〜1605, SINPO55555。
 2月16日2330〜連続受信。0145 c/offまでは内容は変化無く、「フォーエバーミュージック」(1月27日と同一番組)の繰り返しで、番組と番組の合間に1kHz変調音とFM補完中継局のID(1月27日0247と同じID)。
 1kHz変調音とFM補完中継局のIDが出た時間。
 2月16日2348〜2349(前述), 2月17日0053。
 0145に「フォーエバーミュージック」の途中で突然c/offし、0245に再度c/on〜0327の間は次のように放送内容が目まぐるしく変わった。
 0245〜c/on、ジャズ音楽(「フォーエバーミュージック」と思われる)、0247〜c/off、0252〜c/on、ジャズ音楽(「フォーエバーミュージック」と思われる)、0254〜無音、0301〜c/off、0305〜c/on、無音、0308〜c/off、0311〜c/on、「フォーエバーミュージック」、0322〜c/off、0327〜c/on、「フォーエバーミュージック」。「フォーエバーミュージック」は全て1月27日と同一番組。
 0327〜は通常通りで、0327〜0555, 1431〜1605は「フォーエバーミュージック」(1月27日と同一番組)の繰り返しで、番組と番組の合間に変調音とFM補完中継局のID(1月27日0247と同じID)。
 変調音とFM補完中継局のIDが出た時間。0406, 0511の変調音は1kHz、1451, 1556の変調音は未測定。
 0406〜0407, 0511, 1451, 1556。
 月曜未明の停波だったため、1月20日、1月27日、2月10日と同様、出力増力と思われる電波強度上昇に期待したが、0145 c/offまでと0245 c/on以降で電波強度に変化は見られなかった。
 AR5000A+3のSIGNALメーターの数値(92.4MHzの未明、午後は記載した時間以外にも測定しているがほぼ同じ)。
92.4MHz 同局 S9+約42dB 0007,0107,0112,0120,0140,0245,0246,0252,0300,0305,0311,0319,0327,0333,0353,0404,0429,0555測定
92.4MHz 同局 S9+約41dB 1432測定
76.5MHz InterFM897(横浜中継局) S9+40dB 0007,0107,0246(変調音),0555,1432測定
81.9MHz NHK横浜FM放送 S9+約41dB 0007,0107(無音→停波),0555,1432測定 0246チェック時は停波
84.7MHz FMヨコハマ S9+約52dB 0007,0107,0246,0555,1432測定
 76.5MHz InterFM897(横浜中継局)の変調音のみ、81.9MHz NHK横浜FM放送の無音のみの受信は厳密には局名推定。
 92.4MHzの同局は0〜5時台測定では一時的に電波強度が若干上がっていたが、恐らく出力増力ではなく、2月16日夜に降った雨で濡れた地面や建物で反射した反射波の影響で一時的に電波強度が上がっていたと思われる。
 2月18日〜2月26日 2月19日1617〜1735、2月23日1345〜1505、2月24日0056〜0515、2月26日1306〜1505, SINPO55555。
 内容は受信チェックした限りでは変化無く、「フォーエバーミュージック」(1月27日と同一番組)の繰り返しで、番組と番組の合間に変調音とFM補完中継局のID(1月27日0247と同じID)。
 変調音とFM補完中継局のIDが出た時間。2月24日の変調音は1kHz、他の日の変調音は未測定。
 2月19日1619,1723〜1724、2月23日1351〜1352,1456、2月24日0141,0245〜0246,0350,0454〜0455、2月26日1354,1458。
 2月24日(月曜)未明に停波や出力増力と思われる電波強度上昇は無かった。
 AR5000A+3のSIGNALメーターの数値(92.4MHzは記載した時間以外にも測定しているがほぼ同じ)。
92.4MHz 同局 S9+約41dB 2月19日1618、2月23日1348、2月24日0059,0107,0127,0231,0327,0514、2月26日1500測定
76.5MHz InterFM897(横浜中継局) S9+40dB 2月19日1618、2月23日1348、2月24日0059,0514、2月26日1500測定
81.9MHz NHK横浜FM放送 S9+約41dB 2月19日1618、2月23日1348、2月24日0059,0514、2月26日1500測定
84.7MHz FMヨコハマ S9+約52dB 2月19日1618、2月23日1348、2月24日0059,0514、2月26日1500測定


[受信以外の情報]

■日本

●地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験(地デジ4K8K実験試験局)の電波発射スケジュール続報
 TV-FM DX Report 2020.01に報告した以降、地デジ高度化実験受信対策センターのサイトに掲載されている地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験の電波発射スケジュールで、1月〜4月のスケジュールが下記の通り追加、修正されている。大阪と福岡のスケジュールの詳細が判明した。2020年2月24日閲覧。
 原則土日祝日除く。下記スケジュールで該当する祝日は3月20日(金)。変更がある場合はその都度お知らせ。
◎東京都港区 UHF28チャンネル(560〜566MHz)
2月28日(金) 1kW(定格出力) 1000〜1800
3月4日(水)〜3月6日(金) 1kW(定格出力) 1000〜1800
3月7日以降の予定は調整中。日程が決まり次第お知らせ。
◎名古屋市昭和区 UHF35チャンネル(602〜608MHz)
1月14日(火) 10W(減力) 1100〜1630
1月15日(水) 100W(減力) 1000〜1630
1月16日(木) 500W(減力) 1000〜1630
1月17日(金) 1KW(定格出力) 1000〜1630
1月20日(月)〜 1月31日(金) 1KW(定格出力) 1000〜1700
2月 無し
当面電波発射予定無し。日程が決まり次第お知らせ。
◎愛知県弥富市 UHF35チャンネル(602〜608MHz)
当面電波発射予定無し。日程が決まり次第お知らせ。
◎大阪府東大阪市 UHF19チャンネル(506〜512MHz)
3月18日(水)〜3月27日(金) 10W(減力) 1000〜1800
3月30日(月)〜4月3日(金) 100W(減力) 1000〜1800
4月4日以降の予定は調整中。日程が決まり次第お知らせ。
◎福岡市早良区 UHF51チャンネル(698〜704MHz)
2月25日(火)〜3月6日(金) 10W(減力) 1000〜1800
3月9日(月)〜3月19日(木) 100W(減力) 1000〜1800
3月23日(月)〜3月27日(金) 250W(減力) 1000〜1800
3月30日(月)〜4月3日(金) 500W(減力) 1000〜1800
4月6日(月)〜4月21日(火) 1kW(定格出力) 1000〜1800
地デジ高度化実験受信対策センター
http://tvkoudoka.jp/
地デジ高度化実験受信対策センター 電波発射のスケジュール
http://tvkoudoka.jp/schedule.html


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順

主な略語
s/on=放送開始(sign on) s/off=放送終了(sign off)
c/on=電波送信開始(carrier on) c/off=電波停波(carrier off)
f/in=フェードイン(fade in) f/out=フェードアウト(fade out)
b/out=block out(他局の電波に潰されること)
ID=局名告知アナウンス SJ=ステーションジングル


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : AOR AR5000A+3, ICOM IC-R7000, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), KENWOOD KT-6040 ( For Europe ), SONY ICF-SW7600GR
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : KUROUTOSHIKOU SAA7135-STVPCI/R ( Capture board )
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES, KT-6040 )
Option - TV/FM Adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000, AR5000A+3 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


Logs 2020.02>


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