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2022.09.20 UP
[受信情報]
◆グランドウェーブによる受信
■日本
●かなざわしーさいどエフエム…85.50MHz 神奈川県横浜市金沢区のコミュニティ放送局
9月14日, 1440~1804, SINPO25342。試験電波を初受信。
音楽と曲の合間の4~7分おきにIDで、IDは1441, 1445, 1450などに女声または男声で次のように出た。
「こちらはJOZZ3DA FM、かなざわしーさいどエフエムです。ただいまかなざわしーさいどエフエム送信所、神奈川県横浜市金沢区六浦東一丁目50番1号、関東学院大学フォーサイト21屋上より、送信周波数85.5メガヘルツ、出力10ワットで試験電波を発射中です。こちらはJOZZ3DA FM、かなざわしーさいどエフエムです」
電波は弱く、AR5000の受信帯域をIF30kHzにした方が聞きやすい。IF110kHzでは85.4MHzの東京都東久留米市のTOKYO854のサイド混信と、電波自体が弱いため聞きにくい(メイン受信機のAR5000A+3は7月にAORに修理に出したが、中々修理が完了しないらしく、まだ戻ってきていない)。
金沢シーサイドFMの公式Facebook 2022年9月14日2253の投稿によると、試験電波は9月12日から始まり、毎日1030~2000(変動あり)に放送しているとのこと。
https://www.facebook.com/kanazawaseasidefm85.5mhz/posts/pfbid0itHU26SsNHzpQu8Hnui3PUL8zJRwx1d4ubQkx2KUQEqEtuYEFwqNgKsR7332VcaAl
◎公式サイト、Facebook、Twitter
https://kanazawa-seasidefm.co.jp/
https://www.facebook.com/kanazawaseasidefm85.5mhz/
https://twitter.com/kanazawafmradio
◎予備免許情報
総務省|関東総合通信局|神奈川県横浜市金沢区のコミュニティ放送局に予備免許
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/2022/0707ho.html
[受信以外の情報]
■日本
●地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験(地デジ4K8K実験試験局)の電波発射スケジュール続報
TV-FM DX Report 2022.08に報告した以降、地デジ高度化実験受信対策センターのサイトに掲載されている地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験の電波発射スケジュールで、9月~12月のスケジュールが下記の通り追加・修正されている。2022年9月5日閲覧。
土日祝日は除く。下記スケジュールで該当する祝日は8月11日(木)、9月19日(月)、9月23日(金)、10月10日(月)、11月3日(木)、11月23日(水)。
◎東京都港区 UHF28チャンネル(560~566MHz)
9月6日(火)~9月14日(水)、9月26日(月)~11月8日(火)、11月14日(月)~12月23日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
◎名古屋市昭和区 UHF35チャンネル(602~608MHz)
8月17日(水)~9月9日(金)、9月20日(火)~10月4日(火) 1kW(定格出力) 1000~1800
◎愛知県弥富市 UHF25チャンネル(542~548MHz)、UHF35チャンネル(602~608MHz)
8月17日(水)~9月2日(金)、9月20日(火)~10月4日(火) 35ch 10W(定格出力) 1000~1800
◎三重県津市 UHF25チャンネル(542~548MHz)
9月5日(月)~9月16日(金) 30W(定格出力) 1000~1800
◎三重県伊勢市 UHF25チャンネル(542~548MHz)、UHF35チャンネル(602~608MHz)
9月5日(月)~9月16日(金) 25ch 10W(定格出力) 1000~1800
◎大阪府東大阪市 UHF19チャンネル(506~512MHz)
日程が決まり次第お知らせ
◎福岡市早良区 UHF51チャンネル(698~704MHz)
8月8日(月)~12月23日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
地デジ高度化実験受信対策センター
http://tvkoudoka.jp/
地デジ高度化実験受信対策センター 電波発射のスケジュール
http://tvkoudoka.jp/schedule.html
●MBC 文化放送の地方局7局の中波の9月8日停波状況受信モニター
TV FM-DXには直接関係ないが、中波が廃止されると時報前の周波数を含んだIDが変更されると思われるため、TV-FM DX Report 2022.08報告の各局公式サイトのお知らせに基づき、MBC 文化放送の地方局7局の中波の9月8日停波状況を受信モニターした。受信地:東京西部。
◎麗水文化放送 1080kHz(局名は59分のIDによる)
9月7日2308, 2310~聞いていると、2359にID(周波数はFMのみ告知)、2400(=9月8日0000)に時報が出て、2400~の番組のオープニング曲が流れ始めた所で停波。
毎時59分のIDは8月22日0459のIDでは中波とFM両方を告知していたが、9月7日0059のIDでは既にFMのみの告知に変わっていた。
◎釜山MBCラジオ 1161kHz(局名は59分のIDによる)
9月7日2259~2304, 2308には放送していた。2259にID(周波数告知は未確認)。
麗水が停波したので9月8日0001にチェックすると既に停波していた。
◎済州MBCラジオ 774kHz(局名は59分のIDによる)
9月8日0149~0210には放送していた。0159にID(周波数はAMとFM両方告知)。
0520~0523, 0527~0528にチェックすると受信不可だったが、既に停波したのか、日の出による受信状態悪化によるものかは判別つかず。
9月8日の1809, 2001、9月9日の0057~0101, 0121~0123のチェックでは受信できず、既に停波したと思われる。
◎木浦MBCラジオ・木浦文化放送 1386kHz(木浦MBCラジオは59分のIDによる局名、木浦文化放送は放送開始アナウンスによる局名)
9月7日23時台~9月8日5時台まで良好に入感。毎時59分にID、0455~0500に国歌、放送開始アナウンスなど(周波数はAMとFM両方告知)。
5時台後半には日の出で電波が弱くなり、0505にc/onした同波のNHK第2の電波が強力で、0550 f/outには電波が出ているのか判別がつかなくなった。0559(56秒)にはNHK盛岡第二放送のバックでMBCの時報が聞こえた。0621 f/in~0632 f/outにはNHK第2のバックで韓国語らしき女声トークが聞こえたが韓国語とは断定出来ない。
9月8日の1809, 2001、9月9日の0057~0101, 0121~0123のチェックでは受信できず、既に停波したと思われる。
◎春川文化放送 774kHz
当地では元々受信困難。
◎原州文化放送 1242kHz(局名は8月22日受信時の59分のIDによる)
同波のニッポン放送が強力なため、ニッポン放送が停波する月曜未明まで確認困難。その後は受信チェックをしていない。
◎MBC江原嶺東 三陟放送局 1350kHz(局名はWikipedia韓国語版による)
9月8日は受信チェックせず。9月19日0112~0121, 0354~0406の受信チェックでは受信できず、既に停波したと思われる。
●韓国のMBC文化放送で中波放送を継続中と思われる局の受信モニター
韓国のMBC 文化放送でTV-FM DX Report 2022.08報告の公式サイトのお知らせに中波廃止の記事が見当たらない局が中波放送を継続しているのかどうか、国内民放中波が停波する9月19日月曜の未明1~5時台に受信チェックをしてみた。受信地:東京西部。
「 」内はIDで実際に告知していた局名。
◎文化放送(MBC)(ソウル):「MBCラジオ」(59分のIDによる局名) 900kHz HLKV
放送継続中。0159, 0259にID(周波数はAMとFM両方告知)
◎大田文化放送(大田MBC):「大田文化放送」(59分のIDによる局名) 765kHz HLCQ
放送継続中。0159にID(周波数は少なくともFMは告知。電波が弱く周波数告知部分がよく聞き取れず)。
◎光州文化放送(光州MBC) 819kHz HLCN
AFN Tokyo 810kHzのサイド混信が酷くて確認できず、電波が出ているか否か不明。
◎蔚山文化放送(蔚山MBC) 846kHz HLAU
同波のNHK第一と中国局しか聞こえなかった。電波が出ているか否か不明。
◎全州文化放送(全州MBC) 855kHz HLCX
同波の平壌放送が強力で確認できず、電波が出ているか否か不明。
◎MBC慶南 昌原放送 990KHz HLAP (局名はWikipedia韓国語版による)
0112~0121の受信チェックで900kHzのソウルとパラのMBCが受信できた。IDは取れなかったが放送継続中の可能性が高い。
◎浦項文化放送(浦項MBC) 1107kHz HLAV
0112~0121の受信チェックで900kHzのソウルとパラのMBCが受信できた。0259にIDが出たが、同波の鹿児島のMBCラジオと中国語局の混信があってよく聞き取れず(周波数は少なくともAMは告知。混信のため周波数告知部分もよく聞き取れず)。IDは確実に取れなかったが放送継続中の可能性が高い。
◎MBC江原嶺東 江陵放送局 1287kHz HLAF (局名はWikipedia韓国語版による)
◎MBC忠北 清州放送局 1287kHz HLAX (局名はWikipedia韓国語版による)
0112~0121の受信チェックで北海道のHBCラジオ(今朝は停波せず)のバックで900kHzのソウルとパラのMBCが受信できた。IDは取れなかったが少なくともどちらか1局は放送継続中の可能性が高い。
[QSL返信情報]
(1) 受信日・受信周波数/チャンネル (2) 同封物 (3) 受信報告書作成言語(国内局の場合は日本語のため省略) (4) 返信物 (5) 返信日数
●FMやんばる
(1)2022年8月4日・87.7MHz (2)84円切手、返信用自分宛て宛名シール (4)QSLレター(受信データ記入あり)、礼状 (5)16日
2通目の送付に対する返信。TV-FM DX Report 2022.08に報告した1通目の送付に対する返信で届いたQSLカード記載の受信データが間違っていたため、新周波数87.7MHzの試験電波をEスポで受信したという貴重な受信だったこともあり、再度受信報告書を送付。沖縄県名護市
TV-FM DX QSL Gallery
(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順
主な略語・用語
s/on=放送開始(sign on) s/off=放送終了(sign off)
c/on=電波送信開始(carrier on) c/off=電波停波(carrier off)
f/in=フェードイン(fade in) f/out=フェードアウト(fade out)
b/out=block out(他局の電波に潰されること)
ID=局名告知アナウンス Canned ID=録音されたID SJ=ステーションジングル
主持人=中国の放送の番組ホスト
All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : AOR AR5000A+3, AOR AR5000, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), KENWOOD KT-6040 ( For Europe ), SONY ICF-SW7600GR
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES, KT-6040 )
Option - TV/FM Adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of AR5000A+3, AR5000 )
情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。