本文へスキップ

WEST TOKYO TV-FM DX

Since June 11, 2000
All Times in JST (e.g. 00:00=0000)

TOP > TV-FM DX Report, Logs > TV-FM DX Report 2023.02 / Logs 2023.02

TV-FM DX Report 2023.02

2023.03.05 UP


[受信情報]

◆グランドウェーブによる受信

■日本

●てくのろじーずでんぱんじっけんあだち…77.1MHz 東京都足立区
 てくのろじーずでんぱんじっけんきた…77.1MHz 東京都北区
 NHKテクノロジーズによる臨時災害放送局の電波伝搬試験のための実験試験局
 今月の「受信以外の情報」に報告した実験試験局が2月28日の9時台~1202に受信できた。事前に関東総合通信局サイトに2月28日1000~1200に足立区生涯学習センターにて公開試験を行い、1020~1120に試験デモを行う旨書かれており、出力は足立区 30W、北区 20Wとなっていた(出力を変化させるとの記述もある)。
 時間系列で両局の受信内容を報告する。てくのろじーずでんぱんじっけんあだち=[足立]、てくのろじーずでんぱんじっけんきた=[北]と表記。
[北] 2月28日, 0933 c/on~0936 c/off, SINPO25352~23352~25352。0933にc/on、無音の後、0934に女声IDが「こちらはてくのろじーずでんぱんじっけんきたです。周波数77.1メガヘルツで試験電波を北区から発射中です。こちらはてくのろじーずでんぱんじっけんきたです。周波数77.1メガヘルツで試験電波を北区」と出た所で無音になり、0936 c/off。
[足立] 2月28日, 0933 c/on~0935 c/off, SINPO34353。上の[北]から数秒遅れて混信してc/onしてきた。[北]よりも電波は強かった。0933にc/on、無音の後、0934に男声IDが「こちらはてくのろじーずでんぱんじっけんあだちです。周波数77.1メガヘルツで試験電波を足立区から発射中です」と出て、無音、0935 c/off。
[足立] 2月28日, 0943 c/on~0949 c/off, SINPO35453。SINPOコードにすると同じだが0933~0935より電波強度は強かった(以下特記ない限り電波強度は同じ)。0943にc/on、無音の後、0944に男声IDが「こちらはてくのろじーずでんぱんじっけんあだちです。周波数77.1メガヘルツで試験電波を足立区から発射中です。こちらはてくのろじーずでんぱんじっけんあだちです。周波数77.1メガヘルツで試験電波を足立区から発射中です。こちらはてくのろじーずでんぱんじっけんあだちです。周波数77.1メガヘルツで試験電波を足立区から発射中です」と3回繰り返されたが毎回アナウンススピードが異なっていた。0945に男声の小説朗読(寺田寅彦作「津波と人間」)、0946にBGM音楽で、その後0946以降は0944~0946と同じID、小説朗読、BGM音楽が繰り返された。0949に小説朗読の途中でc/off。
 これら9時台の電波発射は1000~1200の公開試験を前に試験的に電波を出したのだろうか。
[足立] 2月28日, 1019 c/on~1049 c/off, SINPO35453。1019にc/on、無音の後、1020に男声IDが「こちらはてくのろじーずでんぱんじっけんあだちです。周波数77」と出た所で無音、その後1020以降は0944~0946と同じID、小説朗読、BGM音楽が繰り返された。1049にBGM音楽の途中でc/off。
[北] 2月28日, 1101 c/on~1117 c/off, SINPO35453(1112~1113のみSINPO34453)。SINPOコードにすると同じだが0933~0936より電波強度は強かった(以下電波強度は同じ)。1101にc/on、女声IDが「こちらはてくのろじーずでんぱんじっけんきたです。周波数77.1メガヘルツで試験電波を北区から発射中です。こちらはてくのろじーずでんぱんじっけんきたです。周波数77.1メガヘルツで試験電波を北区から発射中です。こちらはてくのろじーずでんぱんじっけんきたです。周波数77.1メガヘルツで試験電波を北区から発射中です」と3回繰り返され、[足立]同様毎回アナウンススピードが異なっているように感じた。1102に女声の小説朗読(太宰治昨「食通」)、1103にBGM音楽([足立]と同じ音楽)で、その後1103以降は1101~1103と同じID、小説朗読、BGM音楽が繰り返された。1117に小説朗読の途中でc/off。
[足立](局名推定) 2月28日, 1112~1113, SINPO22352。上の[北]に混信して男声ID、男声小説朗読([足立]と同じ)、BGM音楽(同)が弱く入感した。IDは「……。周波数77.1メガヘルツで試験電波を足立区から発射中です」のように聞こえるが自信はない。他の[足立]の時間帯に比べると電波強度は弱かった。
 これらの[足立]の1019~1049, 1112~1113(後者局名推定)と[北]の1101~1117の電波発射は公開試験の試験デモのための電波発射だろうか。
[北] 2月28日, 1125 c/on~1125 c/off, 1127 c/on~1128 c/off, 1128 c/on~1130 c/off, SINPO35453。再び電波が断続的に出たが、いずれもIDの途中からc/onし、小説朗読やBGM音楽の途中でc/offした。ID、小説朗読、BGM音楽は1101~1103と同じ。
[足立] 2月28日, 1132 c/on~1202 c/off, SINPO35453。1132にc/on、0944~0946と同じID、小説朗読、BGM音楽が繰り返された。1202にIDの途中でc/off。
[不明] 2月28日, 1202 c/on~1202 c/off。上の[足立]のc/off直後に無音電波が出たがすぐにc/offした。電波強度からは[足立]のように思えたが……。
 これらの[北]の1125~1130(断続的)と[足立]の1132~1202の電波発射は何のための電波発射かわからなかった。
 その後1451までワッチしたが受信できなかった。
 [足立]が全て男声なのに対して[北]は全て女声で区別がつくようになっていた。
 AR5000A+3での受信で、ステレオチューナー SONY ST-SA50ESでは電波が弱く、ステレオ送信か否かはわからなかった。

◆スプレッドFによる受信

■フィリピン

●TV5…A2ch(C)
 2月13日の初受信以来、今春の夜間のスプレッドFで21時前後~23時台に頻繁に受信できる。ABS-CBNが停波した今、夜間スプレッドFのA2chの超常連局になっている。
 フィリピンNTCの2022年6月付けのリストにはTV5はABC Development Corp.としてリストされており、A2chにはルソン島北部のLaoag City DWTE、南部ミンダナオ島のDavao City DXETがリストされている。関東でEスポで受信できるものはLaoag、スプレッドFで受信できるものはDavaoと推測している。サイクル23の2000~2001年にはABC Davao DXETを放送終了アナウンスで数回確認している(ABCはTV5の旧愛称)。現在はTV5の放送開始・終了アナウンスは全国ネットのようなので、ローカルの放送終了アナウンスは出ていないかもしれない。
 特に強力に受信できた2月16日と長時間受信できた2月17日の受信内容を紹介する。

 2月16日, 2230 f/in~2324 f/out, 映像・音声共, (C)。55.25/59.75MHz。
 2236まではCM枠で、CM枠の最後の2235~2236に番組宣伝スポットが音声で次のように出た。
 ※印は一部をフィリピンの言語や放送事情に詳しいDanteさんに聞き取って頂いた(以降同)。タガログ語の"at"=英語の"and"の意味。
①"PBA Governor's Cup sa TV Five at One Sports"(One SportsはTV5系列衛星放送)
②"Ngayong Huwebes ... Dirty Linen"(ドラマ番組名のみ。Ngayong Huwebes=今週木曜。※)
③"... Pantay pantay ang lahat sa pag abot ng pangarap sa bagong season ng The Voice Kids. ... The Voice Kids. Simula ngayong February twenty five Sabado eight PM at Linggo nine PM"(Simula ngayong February twenty five=2月25日スタート。Sabado eight PM at Linggo nine PM=土曜午後8時と日曜午後9時。※)
④"... FPJ Da King. Linggo two fifteen PM"(※)
⑤"... Lunes hanggang Sabado. ... It's Show Time sa TV Five. ... It's Show Time. Ten fourty five PM"(Lunes hanggang Sabado=月曜から土曜)
 2236~ドラマ(恐らくCM明けのドラマ再開)、2239にMTRCBの視聴年齢制限評価「SPG」の音声アナウンスが次のように出た。WikipediaによるとMTRCB(Movie and Television Review and Classification Board)は映画やテレビ番組に視聴年齢制限評価の分類をする組織で、テレビにはG、PG、SPGの3つの評価がある。
 "Ang programang ito ay rated SPG. Striktong Patnubay at Gabay ng magulang ang kailangan. Maaaring may maseselang tema, lenggwahe, karahasan, sekswal, horror o droga na hindi angkop sa mga bata."(※)
 2239~MTRCBの音声アナウンスに続いてドラマ"Dirty Linen"(?)(テーマ曲がYouTube個人動画と一致)になった。
 ドラマ"Dirty Linen"(?)ではCM枠が2248~2251, 2257~2300, 2307~2313にあり、2307~2313のCM枠の最後の2312~2313に番組宣伝スポットが音声で次のように出た。
⑥"Magandang Buhay. Mondays to Fridays nine AM tugtog na sa TV Five"(※)
③と同じスポット
⑦"... Gandang Mornings ... sa TV Five. ... Gandang Mornings ... Magandang Buhay ... Gandang Mornings. ... dito sa TV Five"(※)
 2257~2300のCM枠明けの2300には再びMTRCBの視聴年齢制限評価「SPG」の音声アナウンスが出ていた。
 音声は2314にf/outしたが、映像は引き続き受像でき、2317にMTRCBの視聴年齢制限評価の映像が出て、ドラマになった。映像は2324に受像不可。
 映像は2249~受像し、ドラマ"Dirty Linen"(?)では画面右上に常時局ロゴ「⑤」、右下と左上に常時文字、2317~のドラマでは画面右上に常時局ロゴ「⑤」、右下に常時文字が表示されていた。CMでは局ロゴを含めて画面隅の文字は消えたが、2312~2313の番組宣伝スポットでは画面右上に常時局ロゴ「⑤」が出ていた。

 2月17日, 2054~2358, 映像・音声共, (C)。55.25/59.75MHz。簡単な放送内容は次の通り。
2054(受信開始)~2106 バスケットボール(?)の試合
2106~2153 ドラマ"Batang Quiapo":YouTube公式動画と完全一致。MTRCBの視聴年齢制限評価「SPG」の音声アナウンスは2106, 2139。
2153~2237 ドラマ"The Iron Heart"(?):テーマソングがYouTube公式動画と一致。MTRCBの視聴年齢制限評価「SPG」の音声アナウンスは2153, 2222。
2237~2317 ドラマ"Dirty Linen"(?):テーマ曲がYouTube個人動画と一致。MTRCBの音声アナウンスは2237, 2300。
2317~2347 韓国ドラマ"The Great Show":番組宣伝スポットで番組名告知。テーマ曲がYouTube個人(?)動画の番組宣伝スポットのBGMと同じ。MTRCBの視聴年齢制限評価「PG」の音声アナウンスは冒頭2317のみ。CM枠2枠目のCM明けのドラマ再開時には出なかった(後述)。
2347~ ニュース番組"The Frontline Tonight":冒頭にMTRCBの音声アナウンスはなし。
 21~23時台のドラマの番組構成は大体次の通り。
・冒頭にMTRCBの視聴年齢制限評価の音声アナウンス
・ドラマが始まって数分後にテーマソングやテーマ曲が流れる(YouTube動画でドラマ名の特定や推定が可能)
・CM枠1枠目:CM枠の最後に番組宣伝スポットが数本流れる
・CM枠2枠目:CMのみ。番組宣伝スポットは流れない
・CM枠2枠目のCM明けのドラマ再開時に再びMTRCBの視聴年齢制限評価の音声アナウンスが出る(出ないドラマもある)
・CM枠3枠目:CM枠の最後に番組宣伝スポットが数本流れる
・最後に次回予告らしきものが流れ(アナウンスは無し)、続けて次の番組のMTRCBの視聴年齢制限評価の音声アナウンスが出る
 番組宣伝スポットは2月16日に聞けた②③④⑤の他、次のものが音声で聞けた。
⑧"... on One Sports"(2126他)
⑨"... Sabado seven PM sa TV Five"(2127他)
⑩"... Tik Talks ウィ Sabado eight PM tugtog na sa TV Five"(2208他)
⑪"... Rated Korina. Five PM sa TV Five"(2251他)
 2317のMTRCBの視聴年齢制限評価「PG」の音声アナウンスは次のように出た。
 "Ang susunod na programa ay rated PG. Patnubay at Gabay ng magulang ay kailangan sa mga batang manonood"(※)
 2317~2347の韓国ドラマ"The Great Show"では2326, 2343に次のような番組宣伝ポットが音声で出た。
 "The Great Show now showing ten fifteen PM sa A2Z"(※)
 この"A2Z"の局名は謎だったが、Wikipediaによるとフィリピンの無料ブロックタイム放送テレビネットワークで、Quezon CityのDZOE-TV 11ch ZOE Broadcasting NetworkはA2Z networkの旗艦局で、主なコンテンツプロバイダーとしてABS-CBN Corporationと提携しているとのこと。"The Great Show"のYouTube個人(?)動画の番組宣伝スポットには"A2ZHD"の文字が書いてあった。Danteさんからは「ご指摘の通り"A2Z"です。TV5やALL TVとコンテンツ配信・ブロックタイムの契約をしております」とアドバイスを頂いた。
 映像は2054~2358の受信全時間受像でき(一部見辛い時間あり)、2月16日同様、バスケットボール(?)の試合やドラマといった番組中には画面右上に常時局ロゴ「⑤」が出ていた。CMでは局ロゴが消えたが、番組宣伝スポットでは画面右上に常時局ロゴ「⑤」が出ていた。
 その他、気付いた点。
・2106までのバスケットボール(?)の試合では最後に2105に実況アナウンサーにより音声で"... sa TV Five"と出て、提供の音声アナウンスが"This program is brought you by ファンタ, the official motorcycle of the PBA"と出た。
・2106のMTRCBの視聴年齢制限評価の音声アナウンス時には映像でMTRCBのロゴと「MTRCB」(?)の文字、視聴年齢制限評価「SPG」の文字が見れた。
・2237のMTRCBの視聴年齢制限評価の音声アナウンス時には映像で視聴年齢制限評価「SPG」の文字が見れた。
・2317のMTRCBの視聴年齢制限評価の音声アナウンス時には映像で視聴年齢制限評価「PG」の文字が見れた。

 2353に音声f/out、2358に映像受像終了。

●All TV…A2ch(C)
 夜間スプレッドFのA2chではTV5が超常連局だが、時折All TVが受信できた。All TVはAMBS2の愛称で、AMBS2の試験電波は昨年6月にEスポで受信したが、本放送開始後のAll TVの受信は初めて。

 2月15日, 2145~2213 f/out, 音声のみ。TV5の混信の中から別局が入感してきて、2151にMTRCBの視聴年齢制限評価のアナウンスが"... PG. ..."、CM(?)、2152に番組宣伝スポットが"... seven PM ディ All TV"と出た後、Station songのショートバージョンが次のように出た。
 "All kasama dito ... All TV. Buong Pilipinas saya all. All TV. Oras oras saya all. Bawat pamilya saya all. All TV. Ang sa ya hahaha Saya All"
 このStation songのショートバージョンは同局公式サイトトップページ < https://alltv.ph > にある局プロモーションビデオのYouTube動画 < https://www.youtube.com/watch?v=JDA-PLUzfz8 > の音声0:27~のサビ部分と完全一致していた。
 その後男声トーク、2157にスポットが"... All TV"、2158にスポットが"... TV"と出た後、混信でよくわからなくなったが、2205にStation songが"... (All) TV. (Saya) All"と出たのは聞こえた。2213 f/out。

 2月17日, 2122 f/in~2132 f/out, 音声のみ、2139~2152, 映像のみ, (C), 55.25/-MHz。
 2122 f/in~2132 f/outは音声のみの受信で、TV5に混信して入感してきた。ドラマの後、2129にStation songのフルバージョンが"Ang bawat ... (All) TV. ... TV. ... All TV. Ang sa ya hahaha Saya All"と出た。このStation songのフルバージョンは上記の局プロモーションビデオの音声と完全一致していた。
 2130にMTRCBの視聴年齢制限評価のアナウンスが"... PG. Ito ... para sa mga batang manonood"と出た後、混信で内容がよくわからなくなった。2213 f/out。
 2139~2152は映像のみの受像で、この時映像ではAll TV、音声ではTV5が入感する逆転現象が起きていた。一部カラー。2140までドラマ(?)で、画面右上に文字が「A...」(「...」部分不鮮明)とあった。2140~は番組宣伝スポット(?)(画面隅に文字なし)で、各スポットの最後に画面右下に文字が「ALLTV」のように見えた。
 2143~は局プロモーションビデオ(画面隅に文字なし)で、最後に画面に大きく文字が「ALLTV」「...ALL」(「...」部分不鮮明)のように見えた。この局プロモーションビデオは上記のYouTube動画の0:40~と一致していたが、TVで流れた方は若干カットしているらしく、やや短かった。
 2144~はドラマで、画面右上に常時文字が「ALLTV」のように見えた。
 その後よくわからなくなり、2149の番組宣伝スポット(?)では画面に大きく文字が「ALLTV」のように見えた。2152には映像は見えなくなった。

 2月19日, 2112 f/in~2215 b/out, 映像・音声共。これまではTV5の混信の中からの入感だったが、この日は音声が単独で入感してクリアーに聞き取れた。映像は2130~の受像だが強くなく、ゴーストが酷くて内容がよくわからず、以下は音声の受信内容。
 最初は電波が弱くて内容不明だったが、2114にStation song(歌なしのBGMバージョン)、2115~はドラマまたは映画が聞けた。2118頃から電波が強くなってきた。
 ドラマまたは映画の後、2129にStation songフルバージョンが次のように出た。
 "Ang bawat araw may surpresang saya.(略). All TV. Buong Pilipinas saya all. All TV. Oras oras saya all. Bawat pamilya saya all. All TV. Ang sa ya hahaha Saya All"
 2130にはMTRCBの視聴年齢制限評価「PG」のアナウンスが次のように出たが、TV5で流れるものとは内容が異なっていた。
 "Ang susunod na programa ay rated PG. Ito ay nangangailangan ng patnubay at gabay ng magulang para sa mga batang manonood"
 2130~はMTRCBのアナウンスに続いてドラマとなった。ドラマ中、2136~2140, 2146~2152, 2155~2159, 2204~2209に番組宣伝スポットなどが次のように多数流れた。これはCM枠と思われるがCMは一つも流れず、経営が大丈夫なのか心配になった。
 2136~2140の番組宣伝スポット
"... EZ shop Asia ... All TV ...":最後にStation songの一部"All TV. Saya All"
"... ウィン Sabado ... sa All TV"
"... ユーアーナインティーン"(番組名のみ)
"... Linggo four fifteen PM dito sa All TV"
"... All TV"
"... dito sa All TV"
 量が多いため2146~2152, 2155~2159, 2204~2209の番組宣伝スポットは割愛するが次のようなものも流れていた。
2151~2152, 2156~2157 Station songの歌なしBGMバージョン
2209 Station songショートバージョン(2月15日2152と同じ)
 2206頃からTV5の混信で聞きにくくなり、2215にはTV5にb/outされた。


[受信以外の情報]

■日本

●東京・埼玉の6区市でNHKテクノロジーズによる臨時災害放送局の同時電波伝搬試験のための実験試験局を77.1MHz 100Wで2022年11月~12月に実施予定、2022年12月~2023年2月に実施か(2月14日まとめ)
 ジュリエットオスカー634さんのブログで知ったが、下記の総務省関東総合通信局サイトによると、東京都文京区・北区・練馬区・足立区・国分寺市、埼玉県所沢市で、臨時災害放送局の同一周波数・同時使用の電波伝搬試験が放送大学跡地の77.1MHz 100Wで実施予定されている。
 スケジュールは「①臨災局開設に係る技術的条件等の検討」のフィールド測定の測定・試験が2022年11月~12月、追加試験・データ分析・まとめが2022年12月~1月に、「②臨災局を同一周波数・同時使用する場合の運用手法に係る調査検討」の電波伝搬試験の測定・試験が2022年11月~12月、追加試験・データ分析・まとめが2022年12月~1月に予定されている。

総務省|関東総合通信局|放送大学FM跡地を利用する臨時災害放送局の効果的な開設・運用に関する調査検討会
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/bc/rinsai/index.html
総務省|関東総合通信局|放送大学FM跡地を利用する臨時災害放送局の効果的な開設・運用に関する調査検討会
第2回調査検討会 2022年11月1日
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/bc/rinsai/second.html
臨時災害放送局の受信可能範囲(電波伝搬シミュレーション)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000846110.pdf
電波伝搬試験および室内試験
https://www.soumu.go.jp/main_content/000846111.pdf
公開実験について
https://www.soumu.go.jp/main_content/000846115.pdf
今後のスケジュール(案)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000846116.pdf

 2月14日現在、既にスケジュール時期を過ぎており、この試験が行われたのか否か不明だったが、2023年2月4日にTwitterにツイートしたところ、2022年12月から直近で2023年2月2日まで受信事例があるとのリプライを頂いた。
https://twitter.com/konsubcldx/status/1621552125313683456
 2023年2月第2週平日の2月6日(月)~2月10日(金)に毎日8~17時台に77.1MHzを録音受信モニターしたが(2月7日のみ録音失敗)、受信できなかった。
 YouTubeには2023年1月に東京都足立区で受信された次の実験試験局のID集がアップされている。
「てくのろじーずでんぱんじっけんあだち」 送信地:東京都足立区 周波数:77.1MHz
「てくのろじーずでんぱんじっけんぶんきょう」 送信地:東京都文京区 周波数:77.1MHz
「てくのろじーずでんぱんじっけんきた」 送信地:東京都北区 周波数:77.1MHz
「てくのろじーずでんぱんじっけんねりま」 送信地:東京都練馬区 周波数:77.1MHz
https://www.youtube.com/watch?v=1xxkNKOM43o
 また、Inoさんからは総務省の無線局免許状等情報検索によると、株式会社NHKテクノロジーズの6局に実験試験局の免許が出ているとの情報を頂き、次のように免許が付与されていた。

免許人の氏名又は名称 無線局の種別 送信所 電波の型式、周波数
及び空中線電力
免許の年月日 免許の有効期間
株式会社NHKテクノロジーズ 実験試験局 東京都文京区 200KF3E 77.1MHz 100W
200KF8E 77.1MHz 100W
2022年12月13日 2023年3月31日まで
株式会社NHKテクノロジーズ 実験試験局 東京都北区 200KF3E 77.1MHz 100W
200KF8E 77.1MHz 100W
2022年12月6日 2023年3月31日まで
株式会社NHKテクノロジーズ 実験試験局 東京都練馬区 200KF3E 77.1MHz 100W
200KF8E 77.1MHz 100W
2022年12月13日 2023年3月31日まで
株式会社NHKテクノロジーズ 実験試験局 東京都足立区 200KF3E 77.1MHz 100W
200KF8E 77.1MHz 100W
2022年12月6日 2023年3月31日まで
株式会社NHKテクノロジーズ 実験試験局 東京都国分寺市 200KF3E 77.1MHz 100W
200KF8E 77.1MHz 100W
2022年12月6日 2023年3月31日まで
株式会社NHKテクノロジーズ 実験試験局 埼玉県所沢市 200KF3E 77.1MHz 100W
200KF8E 77.1MHz 100W
2022年12月13日 2023年3月31日まで

https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?SC=1&pageID=3&SelectID=4&CONFIRM=0&MODE=1&UNIQ=1675539920200&sType=0&TC=NON-SEL&HC=13&HV=&OW=&MK=&TSNJK=&KHS=&FF=77.1&TF=77.1&HZ=3&NA=&MA=&AS=&DFY=&DFM=&DFD=&DTY=&DTM=&DTD=&SK=2&DC=100&as_fid=5416abec7378b4b175c2597cbefb7d886bc4fc96#result
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?SC=1&pageID=3&SelectID=4&CONFIRM=0&MODE=1&UNIQ=1675545416001&sType=0&TC=NON-SEL&HC=11&HV=&OW=&MK=&TSNJK=&KHS=&FF=77.1&TF=77.1&HZ=3&NA=&MA=&AS=&DFY=&DFM=&DFD=&DTY=&DTM=&DTD=&SK=2&DC=100&as_fid=d34ac3e25b9238e3d4e242958cc3eae67051fd5b#result

●東京・埼玉の6区市のNHKテクノロジーズによる臨時災害放送局の同時電波伝搬試験のための実験試験局 77.1MHzの試験結果と2月28日の公開試験実施(3月5日まとめ)
 上記の「東京・埼玉の6区市でNHKテクノロジーズによる臨時災害放送局の同時電波伝搬試験のための実験試験局を77.1MHz 100Wで2022年11月~12月に実施予定、2022年12月~2023年2月に実施か(2月14日まとめ)」は関東総合通信局サイトの「放送大学FM跡地を利用する臨時災害放送局の効果的な開設・運用に関する調査検討会」の第2回調査検討会 2022年11月1日をまとめたものだが、その後、同サイトに第3回調査検討会 2023年2月14日がアップされているのに2月28日未明に気付いた。
 これには実験試験局 77.1MHzの試験結果、2月28日の公開試験実施などについて書かれている。
 実験試験局の試験結果は主に次の2点について書かれている。
電波伝搬試験① 臨災局開設に係る技術的条件の検討
電波伝搬試験② 臨災局を同一周波数・同時使用する場合の運用手法
 内容を抜粋して紹介する。
◎電波伝搬試験① 臨災局開設に係る技術的条件の検討(試験内容)
 都内高層ビル群や住宅集積地など関東管内特有の電波伝搬環境を検証するため、6自治体から臨災局の電波を送信する場合を想定し、実験試験局を開設のうえ、電波伝搬試験を実施。
[調査内容]
・送信地点: 6自治体の臨災局(文京区、北区、練馬区、足立区、国分寺市、所沢市)
・調査地点:各自治体内で15地点
・定点測定: 屋外及び屋内で電界強度測定と受信評価を実施。
・移動測定:各自治体における面的な電波伝搬状況を確認するため、自治体内の主要道路沿線や境界などを電測車で走行し、電界強度と音声評価(SINAD測定)を実施。
☆送信信号の諸元等
変調方式:FM変調(モノラル)
音声信号:1kHz トーン信号+フィラーの繰り返し音源
搬送波周波数:77.1MHz
最大周波数偏移:±75kHz
偏波面:水平偏波
空中線電力※:100W
※自治体毎に空中線利得や給電線損失等が異なるため、ERPは異なっている。文京区、北区、足立区については、自治体内を60dBμV/mでカバーできる電力でも試験を実施。文京区:10W、北区:20W、足立区:30W
☆実効輻射電力(ERP)と送信海抜高

自治体 空中線電力
100W時ERP
送信海抜高(m)
北区 63.1W 147.0
文京区 69.2W 97.6
練馬区 22.6W 144.3
足立区 50.7W 75.4
国分寺市 43.2W 96.7
所沢市 38.0W 71.6

(「電波伝搬試験及びFM受信機の特性評価試験結果」13ページから引用)
◎電波伝搬試験① 実験試験局設備
 各地の「電波伝搬試験① 実験試験局設備」として、文京区、北区、練馬区、足立区、国分寺市、所沢市の送信アンテナ設置場所、送信アンテナ、送信機の写真が載っている。
(「電波伝搬試験及びFM受信機の特性評価試験結果」15~17ページから概要引用)
◎電波伝搬試験② 臨災局を同一周波数・同時使用する場合の運用手法(試験内容)
 臨災局を同一周波数で同時に運用する場合の放送区域の構築条件や聴取困難地域の発生状況及び他局からの干渉回避手法等の調査を行うため、複数の実験試験局から電波を発射し、電波伝搬試験を実施。
[試験概要]
 地理的に近接する4自治体(文京区、北区、練馬区、足立区)において、以下の試験項目を実施して、臨災局を同一周波数・同時使用する場合の受信状況等の調査及び干渉回避手法等の検証を行う。
試験②-1:4局(文京区、北区、練馬区、足立区) から、同時に電波を発射する試験。
試験②-2:2局(北区、足立区)間の相互の聴取可能な距離が異なる4通りの送信条件の組み合わせを選定し、同時に電波を発射する試験。
☆実施スケジュール
1月11日、1月12日:試験②-1
1月13日:試験②-2
1月27日、1月31日、2月1日、2月2日:補完試験
(「電波伝搬試験及びFM受信機の特性評価試験結果」45ページから引用)
◎電波伝搬試験② 測定内容および測定項目
[試験における送信地点]
・実験試験局:4局 文京区、北区、練馬区、足立区(試験②-2については北区、足立区で実施)
・送信周波数:77.1MHz
・送信アンテナ:各自治体に設置のアンテナ
・送信出力:各自治体をカバー(60dBμV/m)する空中線電力を選定(表46-3)
・音声:モノラル音声
☆表46-3 空中線電力とERP

自治体 空中線電力 ERP
北区 20W 13.8W
文京区 10W 6.3W
足立区 30W 12.5W
練馬区 100W 22.6W

(「電波伝搬試験及びFM受信機の特性評価試験結果」46ページから引用)
◎公開試験について
 公開試験を2023年2月28日1000~1200に足立区生涯学習センターで行う。
 試験デモの概要は次の通り。
①情報伝達に必要な受信評価(受信評価3相当を実聴、意見徴収)
 (1)音声品質と受信評価の確認
 (2)ステレオとモノラルの聞こえ方の確認
②1局のみが送信する場合、受信評価3を満足する電界強度
 (1)電界強度の変化による受信評価の変化(送信電力を変化させる)
 (2)受信機による違い
③2局が送信する場合、希望波の受信評価3を満足するD/U
 (1)D/Uの変化による受信状況変化(それぞれの局の送信電力を変化させる)
 (2)受信機による違い
④シミュレーションサンプル:所要電界強度60dBμVの2局間フリンジ距離
 (1)2局間で所要D/Uを満足する場合のフリンジ間の距離シミュレーション
⑤タイムシェア運用の実演
 タイムスケジュールでは1020~1120に試験デモ①~⑤がスケジュールされている。
 空中線電力は足立区 30W、北区20W。ただし上記の試験デモによると出力を変化させると書いてある。
(「公開試験について」から概要引用)
◎今後のスケジュール
 スケジュール(変更案)によると、スケジュールが第2回調査検討会から変更されており、「①臨災局開設に係る技術的条件等の検討」のフィールド測定の測定・試験が2022年12月~2023年2月、追加試験・データ分析・まとめが2023年2月に、「②臨災局を同一周波数・同時使用する場合の運用手法に係る調査検討」の電波伝搬試験の測定・試験が2023年1~2月、追加試験・データ分析・まとめが2023年2月となっている。
(「今後のスケジュール」から概要引用)

放送大学FM跡地を利用する臨時災害放送局の効果的な開設・運用に関する調査検討会
第3回調査検討会 2023年2月14日
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/bc/rinsai/thrid.html
電波伝搬試験及びFM受信機の特性評価試験結果
https://www.soumu.go.jp/main_content/000863460.pdf
公開試験について
https://www.soumu.go.jp/main_content/000863461.pdf
今後のスケジュール
https://www.soumu.go.jp/main_content/000863464.pdf

●2020年10月18日に東京都国分寺市で臨時災害放送局の実験試験局 89.2MHz 10Wが開局していた
 東京・埼玉6区市の臨時災害放送局の電波伝搬試験の件で検索していると、2020年10月18日に東京都国分寺市で臨時災害放送局の実験試験局 89.2MHz 10Wが開局していたことがわかった。これは関東総通の報道資料には無かったはずで、全く知らずに受信の機会を逃してしまい大変残念である。
 下記PDFファイルの17ページに記載されていた。
臨時災害放送局用設備を利用した開設・運用訓練実績一覧(関東管内)
2020年10月18日、国分寺市、実験試験局、89.2MHz、10W

総務省|関東総合通信局|放送大学FM跡地を利用する臨時災害放送局の効果的な開設・運用に関する調査検討会
第1回調査検討会 令和4年7月27日
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/bc/rinsai/first.html
放送大学FM跡地を利用する臨時災害放送局に係る最近の取組状況
https://www.soumu.go.jp/main_content/000827874.pdf

 また、下記の市報国分寺PDFファイルにも2020年10月18日(日)の1000~1200に総合防災訓練があり、「東日本大震災での被災体験から共助について考える ラジオで聞く防災インタビュー(89.2MHz)」、「災害時に被災地に必要な情報をラジオ放送で提供するための臨時災害放送局(FMラジオ局)の機器を使用して、当訓練でも九小の屋上にアンテナを設置し、実験試験局を開局します」と書かれていた。九小とは東京都国分寺市西恋ケ窪4-12-6の国分寺市立第九小学校と思われる。

市報国分寺 令和2年(2020年)10月15日付
https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/024/473/r021015_p05.pdf

その他検索結果ページ
株式会社ホーセイ土地
国分寺市総合防災訓練が開催されます! 2020年10月17日
https://hohseitochi.jp/contents/446
東京都国分寺市の緊急情報 | 災害に備えましょう(総合防災訓練)(2020/10/18) - Yahoo!くらし
https://kurashi.yahoo.co.jp/tokyo/13214/incidents/bousai/29482
こくぶんじ市民防災だより 第81号
令和2年10月18日(日)開催 国分寺市総合防災訓練 特集
https://kokubunji-shimin-bousai.jimdofree.com/app/download/10998707979/%E9%98%B2%E7%81%BD%E3%81%A0%E3%82%88%E3%82%8A%E7%AC%AC81%E5%8F%B7%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E7%89%88.pdf
(アクセスするとPDFファイルがDLされる)

●地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験(地デジ4K8K実験試験局)の電波発射スケジュール続報
 TV-FM DX Report 2023.01に報告した以降、地デジ高度化実験受信対策センターのサイトに掲載されている地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験の電波発射スケジュールで、2023年1月~2月のスケジュールが下記の通り追加・修正されている。2023年2月12日閲覧。
 土日祝日は除く。下記スケジュールで該当する祝日はなし。
◎東京都港区 UHF28チャンネル(560~566MHz)
2月9日(木)~2月10日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
◎名古屋市昭和区 UHF35チャンネル(602~608MHz)
1月17日(火) 1kW(定格出力) 1500~1800
1月18日(水) 1kW(定格出力) 1000~1800
1月19日(木)~1月20日(金) 1kW(定格出力) 0930~1800
◎愛知県弥富市 UHF25チャンネル(542~548MHz)、UHF35チャンネル(602~608MHz)
スケジュールが決まり次第お知らせ
◎三重県津市 UHF25チャンネル(542~548MHz)
スケジュールが決まり次第お知らせ
◎三重県伊勢市 UHF25チャンネル(542~548MHz)、UHF35チャンネル(602~608MHz)
スケジュールが決まり次第お知らせ
◎大阪府東大阪市 UHF19チャンネル(506~512MHz)
実証実験に伴う電波発射は終了
◎福岡市早良区 UHF51チャンネル(698~704MHz)
実証実験に伴う電波発射は終了
地デジ高度化実験受信対策センター
http://tvkoudoka.jp/
地デジ高度化実験受信対策センター 電波発射のスケジュール
http://tvkoudoka.jp/schedule.html

■ベトナム

●Voice of VietnamからRadio the Voice of VietnamのVOV1とVOV3の受信報告書に対して返信
 ベトナムのRadio the Voice of VietnamのVOV1 100.0MHzとVOV3(系統推定) 102.7MHzを2021年にEスポで受信し、受信報告書を送ったところ、Voice of Vietnam (VOV)のBroadcast Engineering CentreのDirectorさんから英文QSLレターの返信があった。
 返信によると、2つの録音ファイルの内容を当局データベースと比較したところ、あなたが受信した2つの放送は、VOVが100MHzで2021年6月27日1053~1054 (ベトナム時間)に放送したVOV1と、VOVが102.7MHzで2021年5月28日1056~1100(ベトナム時間)に放送したVOV3であると受信を確認したとのこと。ベトナム時間=JST-2時間。
 これらの時間は同封した受信音声録音CDに収録していた時間で、実際の受信時間はVOV1が2021年6月27日1225~1254(JST)、VOV3(系統推定)が2021年5月28日1243~1304(JST)である。
 また、VOV1の100MHzは30kW、VOV3の102.7MHzは20kWで、Tam Dao(標高1254m)から放送しているとのことである。これらはHanoi向けと思われる。
 受信報告書は最初に2021年10月5日にEMS国際スピード郵便で"58 Quan Su Street, Hang Bong, Hoan Kiem, Hanoi, Vietnam"のThe Voice of Vietnam (VOV) 本局のTechnical department宛てに送り、EMSの問い合わせ番号(追跡番号)を郵便局のサイトで調べると同年10月7日にお届け済みになっていたが、返信はなかった。
 この時に同時に送ったVOV24/7 104.0MHz 国内向け英語放送の受信報告書は同放送を行っている"45 Ba Trieu Street, Hang Bai, Hoan Kiem, Hanoi, Vietnam"のThe Voice of Vietnam (VOV, VOVWORLD, VOV5) 海外放送部門のVOV 24/7 English channel宛てに送り、2021年11月にQSLカードの返信を得ていた。
 そこでこちらの海外放送部門がある住所に送れば返信があるのではないかと思い、2022年11月19日に同住所のThe Voice of Vietnam (VOV)のTechnical department宛てに再度受信報告書を送ったところ返信があったものである。
 ベトナムのRadio the Voice of VietnamのFM受信に対する返信は2021年のVOV24/7に続き、VOV1とVOV3のQSLも得ることができ、大変嬉しい限りである。
 返信は国際書留で届き、問い合わせ番号(追跡番号)を郵便局のサイトで調べると、2023年2月4日にベトナムで引受、2月6日にベトナムのHANOI NDの国際交換局に到着、2月10日に同国際交換局から発送、2月12日に川崎東郵便局の国際交換局に到着、2月13日に同国際交換局で通関手続を得て発送、2月14日に当方の地元郵便局に到着、当方にお届け済みとなっていた。


[QSL返信情報]

(1) 受信日・受信周波数/チャンネル (2) 同封物 (3) 受信報告書作成言語(国内局の場合は日本語のため省略) (4) 返信物 (5) 返信日数

●Radio the Voice of Vietnam - VOV1, VOV3
(1)VOV1:2021年6月27日・100.0MHz、VOV3(系統推定):2021年5月28日・102.7MHz (2)受信音声録音CD、米1ドル紙幣、返信用宛名シールなど (3)英語 (4)英文QSLレター(受信データ記入あり) (5)87日(国際書留で返信)
返信部署:Voice of Vietnam (VOV)のBroadcast Engineering CentreのDirector
TV-FM DX QSL Gallery


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順

主な略語・用語
s/on=放送開始(sign on) s/off=放送終了(sign off)
c/on=電波送信開始(carrier on) c/off=電波停波(carrier off)
f/in=フェードイン(fade in) f/out=フェードアウト(fade out)
b/out=block out(他局の電波に潰されること)
ID=局名告知アナウンス Canned ID=録音されたID SJ=ステーションジングル
主持人=中国の放送の番組ホスト


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX: AOR AR5000A+3, AOR AR5000, SONY ST-SA50ES (For Japan), SONY ST-SA5ES (For West Europe), KENWOOD KT-6040 (For West Europe), SONY ICF-SW7600GR
TV set: JVC CX-60ME(K) (For overseas)
TV converter: HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
ANT: CREATE CLP5130-1
Booster: Nippon Antenna VTR-331-SP (For ST-SA50ES, ST-SA5ES, KT-6040)
Option - TV/FM Adapter: ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J (For recovery of FM stereo of AR5000A+3, AR5000)

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。