TV-FM DX Report 2021.07 2021.08.05 UP


[受信情報]

◆グランドウェーブによる受信

■日本

●ひがしくるめエフエム・FMひがしくるめ→ひがしくるめエフエム・TOKYO854くるめラ…85.4MHz(S)
 東京都東久留米市のひがしくるめエフエム 85.4MHzが7月5日から愛称をFMひがしくるめ→TOKYO854くるめラに変更、7月17日から出力を2W→10Wに増力し、放送エリアを今までの東久留米市のみから東久留米市・小平市・清瀬市に拡大した。
〔FMひがしくるめ最終日〕
 7月4日, 2248~2308 c/off, SINPO45454。「高木悠圭のはるけリズム」の後、2253~音楽、2254~「ClubくるめラMagazineより加盟店のご案内」、2258~音楽、CM、2259~音楽、2300にSJが"Eighty five point four. FM Higashikurume"と出て、s/off、2300~無音、2308にc/off。
〔TOKYO854くるめラ〕
 7月5日(初日), 0748 c/on~1110, SINPO45454。0748にc/on、0748~無音が続き、0809~Non-stopのイージーリスニング音楽。
 放送開始アナウンスは無く、s/onは0800のはずなので放送トラブルか?
 その後、0859にカウントダウンが"Five. Four. Three. Two. One"(1960年代のテレビ番組「サンダーバード」のオープニング音声)、Canned IDが「興味深々、小平、清瀬、東久留米、魅力いっぱいお届けします。Uplift in your town and bringing you smile. お聞きの放送はTokyo 8、5、4、くるめラです」と出て、0900~「おはよう854」/「おはようくるめラ」(両方の番組名を告知。0959にCanned IDが「街を元気にハッピーに。お聞きの放送はFM85.4メガヘルツ、Tokyo 8、5、4です」と出たが、このIDの局名には「くるめラ」は入っていなかった)、1054~「ClubくるめラMagazineより加盟店のご案内」、1058~音楽、CM、1059にCanned ID(0959と同じ)、1100~「おんちゃんとみなもんのくるめLife」。
 番組内ではこの日から愛称がTOKYO854くるめラに変わったことや新番組になったことは触れていたが、出力増力には触れていなかった。
 ステレオチューナー SONY ST-SA50ESで測定した電波強度は7月4日2248が48dB、7月5日1036が48dBで変わっておらず、公式サイトの告知 < http://www.fm-higashikurume.com/2021/06/27/change/ > の通り、エリア拡大は7月17日頃で、まだ出力増力はしていないと思われる。
 7月6日, 0748 c/on~0910, SINPO45454。0748にc/on、無音、0800にs/on、Canned IDが「お聞きの放送はFM85.4メガヘルツ、Tokyo 8、5、4です」(局名に「くるめラ」は入っていない)と出て、呼出符号・呼出名称「ひがしくるめエフエム」を含むIDが次のように出た。
 「JOZZ3CN FM。こちらはひがしくるめエフエムです。周波数85.4メガヘルツ、東京都東久留米市より送信しています。JOZZ3CN FM。こちらはひがしくるめエフエムです」
 続いてステーションソング(J-Pop風で歌詞のサビで"... Eight five four. Eight five four. To, Tokyo ..."と歌っている)が流れ、0805~Non-stopのイージーリスニング音楽、0859にCanned ID(冒頭が少し欠けていたが7月5日0859と同じ)が出て、0900~無音、0901~「おはよう854」が番組途中から流れ始めた。
 やはり7月5日の放送開始時は放送トラブルだったようだ。
 この日もST-SA50ESで測定した電波強度は0930の測定で46dBでほとんど変化無し。
〔出力増力10Wでの試験電波〕
 7月11日, 1355~1903 c/off, SINPO45454; 1904 c/on~2005, SINPO45454。
 公式サイトの2021年7月11日のお知らせに「7月11日(日)正午から最大6時間程度、電波での放送を休止し、新送信所より新出力で試験電波を発射します。FM++やPCでは予定通りの放送を行います。」との告知があり < https://tokyo854.com/2021/07/11/%e8%a9%a6%e9%a8%93%e9%9b%bb%e6%b3%a2%e3%82%92%e7%99%ba%e5%b0%84%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%99/ >、受信チェックしてみると、ひがしくるめエフエムの試験電波が受信出来た。
 内容は音楽と10分おきにIDで、IDは1400(56秒), 1410(56秒), 1420(56秒)などに合成音声と女声で次のように出た。
 「ただいま試験電波を発射中です。JOZZ3CN FM。こちらはひがしくるめエフエムです。周波数85.4メガヘルツ、東京都東久留米市より送信しています。JOZZ3CN FM。こちらはひがしくるめエフエムです。ただいま試験電波を発射中です」
 出力は告知されていなかったが、同局スタッフ兼パーソナリティの方のTwitterの2021年7月11日1305のツイート < https://twitter.com/GainsbourgGoro/status/1414073226687238146 > に「85.4MHzは、10wで試験電波発射中」と書かれていた。
 試験電波は1903に音楽の途中でc/offした。
 そして1904にc/onしてTOKYO854の通常番組の生放送「Sunday Night Special メールでリクエスト」が途中から流れ始めた。上記のお知らせのようにライブストリーミング放送では通常放送を行っていたため、85.4MHzは番組が途中から放送される形になり、c/on直後に番組内で「ラジオで聞けるようになりましたからね」と言っていた。
 その後、1958~音楽、1959に土曜日と日曜日は聞き逃し再放送の旨のアナウンス、Canned IDが"You are listening to Eighty five point four FM, Tokyo Hachi go yon"と出て、2000~「R's Message」となった。
 電波強度を試験電波時と再開後の通常放送で比較したところ、試験電波時がST-SA50ESの1901の測定で50~51dB、AR5000A+3の18時台の測定でS9+27dB程度、再開後の通常放送がST-SA50ESの1905の測定で49~50dB、AR5000A+3の1905の測定でS9+17dB程度で、ST-SA50ESでは大きな変化は見られなかったが、AR5000A+3では試験電波時の電波が少し強くなっていたのがわかった。ST-SA50ESのステレオ受信での聴感ではどちらもかすかにステレオノイズがあり、違いはわからなかった。
〔10Wに出力増力〕
 7月16日(出力増力前日), 2344~2400 c/off, SINPO45454。「はじめんの音楽食堂」(エンディングで「……お送りしてきましたのはTokyo8、5、4くるめラ、はじめんの音楽食堂を……」)の後、2354~「ClubくるめラMagazineより加盟店のご案内」、2358~音楽、CM、2359~音楽、2359に終了アナウンスが「Tokyo8、5、4。おやすみなさい」と出て、2400にs/off、無音、c/off。
 7月17日(出力増力初日), 0755 c/on~1605, SINPO45454。0755にc/on、無音、0800にs/on、Canned ID(7月6日0800と同じ)、呼出符号・呼出名称「ひがしくるめエフエム」を含むID(7月6日0800と同じ。出力の告知無し)、0800~ステーションソング、0805~「森からぼたもち」(冒頭の日付告知から7月5日の再放送)となり、以降、通常放送が続いた。
 そして、1200~Non-stopの邦楽・洋楽が流れ、1229にCanned ID(7月5日0859と同じ)、1230にSJが「Eight five four, Tokyo. 小平、清瀬、東久留米。Tokyo8、5、4くるめラ」と出て、1230~1559は特番「放送エリア拡大記念Tokyo854スタート」(第一部:1230~1429、第二部:1430~1559)が放送された。
 第一部のパーソナリティは同局運営会社社長の高橋靖さん、鈴木実穂さんで、最初に社長から出力増力に至るまでの詳しい説明があった。その中の興味深い点をピックアップする。
・7月17日今日念願だった出力アップが叶い10ワットでの放送を開始した。
・社長自らが今朝8時に新しい送信所に行って送信機のスイッチを入れてきた。
・アンテナの設置場所は東久留米駅前ビル、たましん(=多摩信用金庫)が入っているビル。
・市内のある方がアンテナ移設費用のほぼ全額を出資して頂いた。
・小平には小平FMネットワークというコミュニティFM開設を目指している団体があり、理事長とは知り合いだったが、小平に向けても電波を出すことに最初は断られたが、何度も話しているうちに同意して頂いた。
 その後、1559~音楽、土曜日と日曜日は聞き逃し再放送の旨のアナウンス、Canned ID(7月11日1959と同じ)が出て、1600~通常番組の「犬猫QOL向上委員会」(冒頭の日付告知から7月5日の再放送)となった。
 当地での電波強度は出力増力前の7月16日の2345, 2400の測定でST-SA50ESが47~48dB、AR5000A+3(ATT10dB設定)がS3、7月11日1905の測定でAR5000A+3(ATT0dB設定)がS9+17dB程度であったのに対し、出力増力後は7月17日1201の測定でST-SA50ESが48~49dB、AR5000A+3(ATT0dB設定)がS9+27dB程度、AR5000A+3(ATT10dB設定)がS6.2程度で、ST-SA50ESでは大きな変化は見られなかったが、AR5000A+3では電波強度が少し強くなっているのがわかった。ST-SA50ESのステレオ受信での聴感では出力増力後もかすかにステレオノイズがあり、出力増力前と変わっていない。
 なお、上記の社長の話の内容から一般社団法人小平FMネットワーク < https://ja-jp.facebook.com/fmkodaira/ > が進めていた小平市独自のコミュニティ放送局開設計画は無くなると思われる。

◆Eスポによる受信

■中華人民共和国

●不明中国FM…107.0MHz(S)
 7月16日, 1005~1009 f/out。トークのみでID取れず。
 1006~1007にかけてチューナーのRDSランプが点灯してRDSが次のように復調出来た。
自動表示:無し
チューナーのDISPLAYボタンを押して出た表示:「Science」「PI:FF01」
 黒竜江・吉林方面がオープンしていたが局名は不明。

●寧波交通広播・寧波応急広播・Power Radio 動力調頻…93.9MHz(S)
 7月16日, 1558~1602。CMの後、1600に時報、時刻アナウンス、Canned IDが「……。寧波応急広播、FM九三点九、寧波交通広播」、Canned IDが「Power Radio、動力調頻。交通九三九……寧波広播市場……寧波広播最強音。這里是FM九十三点九、寧波交通広播」と出て、CM。
 この局名を使用していた。

●上海人民広播電台長三角之声…89.9MHz(S)
 7月22日, 1858~1903。歌の後、1859~CM、番組宣伝スポットが「……長三角之声……歓迎収聴思創空間節目」と出て、1900~は上海人民広播電台第一財経広播の中継になり、1900に時報、時刻アナウンス・局名を含むアナウンス「北京時間十八点整。第一財経広播提醒您……」、CM、Canned ID「這里是第一財経広播、FM九零点九。今天第一的チャーチー」、スポット、1901~CM、「中国財経六十分節目」で、「中国財経六十分節目」の冒頭の1901にアナウンサーのIDが「聴衆朋友、晩上好。您現在正在収聴的(是由)上海人民広播電台第一財経広播、長三角之声、以及全国多家経済電台共同……直播的中国財経六十分節目。我是……」(括弧内は不明瞭)と出た。
 蜻蜓FMのアーカイブ < https://www.qingting.fm/radios/275 > と1858~1859, 1859~1903受信全時間一致しており、同アーカイブで1800~1900JSTの同一アーカイブは冒頭0分にCanned IDが「……。調頻八十九点九。上海人民広播電台長三角之声。……」と出ていた。

●先鋒音楽広播(長春広播電視台少児与老年生活広播)…106.3MHz(S)
 7月30日, 1345~1348。歌の後、1346にCanned IDが「Bestest センチュ mix is coming up soon. 先鋒音楽広播。Enjoy every minute. 分分秒秒好時光、先鋒音楽広播、FM一零六点三。Welcome back to your favorite music radio. 先鋒音楽広播。Enjoy every minute」と出て、主持人のトークになり、冒頭の1346に主持人のIDが「歓迎回来、這里是FM一零六三、先鋒音楽広播、分分秒秒好時光。我是……」と出た。
 蜻蜓FMの「1063先鋒音楽広播」のアーカイブ < https://www.qingting.fm/radios/4984 > と1345~1348受信全時間一致しており、1200~1400JSTの同一アーカイブで冒頭0分、1時間0分後にCanned IDが「長春広播電視台少児与老年生活広播、FM一零六三。……」と出ていた。
 微信の記事(2021年7月30日記述) < https://mp.weixin.qq.com/s?src=11&timestamp=1627711204&ver=3223&signature=AsU7h4kX1E3v1cN2AEDmW2onhMYUcK4mc-NuRjJZ0Kwu-ln15avCH5ViS9uiJHBnTvVEYo9Kt*A7teVQ5q0rOtslOGUbzx6mC54bF7b771AGwVTa0MeA378BrvbiwF9C&new=1 >、中国のラジオマニアの方のブログ(2021年7月16日) < http://blog.sina.com.cn/s/blog_4aa618c60102z657.html >、同ブログ(2021年7月28日) < http://blog.sina.com.cn/s/blog_4aa618c60102z680.html > によると、吉林省長春市の106.3MHzの長春MIXFM106.3が2021年7月26日にFM106.3長春先鋒音楽広播に改称したとのこと。
 また、Baidu百科の長春広播電視台の記事(記述日不明) < https://baike.baidu.com/item/%E9%95%BF%E6%98%A5%E5%B9%BF%E6%92%AD%E7%94%B5%E8%A7%86%E5%8F%B0/1410973 >を見ると、「少児与老年生活広播(FM106.3MHz)」の記載があり、蜻蜓FMアーカイブで聞けた長春広播電視台少児与老年生活広播が正式局名のようだ。
 先鋒=Xianfeng。

●興安広播電視台FM99交通之声…99.0MHz(S)
 7月30日, 1422~1427。洋楽の後、1422に主持人のトークになり、冒頭の1422に主持人のIDが「……這里収聴的(是)シーアン広播電視台、アイFM九九、交通之声、正在為您直播的……」(括弧内は不明瞭)と出た。その後、歌。
 JVUDXCのTV-FM受信ガイド2021受信リストによると99.0MHzの内蒙古自治区興安(Xing'an)盟の興安交通台は2000年に受信されて以来受信されておらず、国家新聞出版広電総局の2018年3月31日現在の公式リスト < http://konsu.sakura.ne.jp/special/chinaradiotvlist.html > では興安広播電視台交通之声の周波数は98.0MHzとなっているが、微博の興安交通之声の公式アカウント(最後の投稿は2019年9月19日) < https://weibo.com/u/5381363089 >の紹介文に「FM99興安交通之声」と記載、Baidu百科の興安盟人民広播電台の記事(記述日不明) < https://baike.baidu.com/item/%E5%85%B4%E5%AE%89%E7%9B%9F%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%B9%BF%E6%92%AD%E7%94%B5%E5%8F%B0/10120829 >に「99兆赫<<交通之声>>広播」と記載があり、Inoさんも今年6月8日に99.0MHzで興安交通之声を受信されていること、同時に吉林方面中心に内蒙古東部もオープンしていたことから吉林省に隣接する興安盟の同局に間違いないと思われる。
 念のためInoさんに受信音を聞いて頂いたところ、「間違いないと思います」とのご返答を頂いた。またInoさんからは複数送信による時間差エコーのご指摘を頂き、受信音を聞き直すと確かに1422に時間差エコーの混信があった。

■台湾(中華民国)

●講客電台・HAKKA RADIO HUALIEN…106.9MHz(S)
 7月16日, 1314~1327。1325にSJが「講客電台。講客電台。講客、講客、ベストフライ」と出た。客家語。
 1317~1320にかけてチューナーのRDSランプが点灯してRDSが次のように復調出来た。
自動表示:「HAKKA」
チューナーのDISPLAYボタンを押して出た表示:「Culture」「HAKKA RADIO HUALIEN FM106.9 WWW.HAKKAR」
(最後の長文はスクロールしていたが、スクロールの途中でフェーディングで何度も消えてしまい、「WWW.HAKKAR」の後の部分は不明)
 HUALIEN=花蓮と思われ、受信したのは講客電台の花蓮送信ということになる。
 6月29日に受信した講客広播電台 105.9MHzではRDSで「Hakka Radio Taipei」と出ており、他の方のインターネット上の受信情報も合わせると、同局は全国同一放送でローカル放送は無いと思われるが、RDSでは送信地を表示しているようで、受信電波の送信地を確認することが出来て面白い。

●国立教育広播電台・教育電台…101.7MHz(S)
 7月16日, 1330~1337。スポットの後、1331にCanned IDが「……。您現在収聴的是国立教育広播電台。Ha, ha, ha. 就愛教育電台。Yeah, Open your mind. Ha, ha, Open your mind. Ha. Open your mind. 就愛教育電台。Ha ……」と出て、1332~「音楽妙力客」になり、番組トーク冒頭の1333に「……国立教育広播電台……」と言っていた。国語。
 正式局名の国立教育広播電台の名称は初めて聞いた。

■ロシア

●Radio Rossii…70.64MHz
 7月30日, 1354~1421。トーク番組の後、1355~歌、1357~下院選挙のスポット、1358にCanned ID"Radio Rossii"、局スポット"... Radiostantsiya Radio Rossii. ... Radio Rossii ..."、番組宣伝スポット、1359~スポット、Canned ID"Radio Rossii. ..."、音楽、1400に時報、モスクワ時刻アナウンス、Canned IDが"Radio Rossii. ... Vesti"と出て1400~ニュース番組"Vesti"。"Vesti"の中で1408にコーナータイトルコールが"Reklama"(=広告)と出てCM、1409にコーナータイトルコールが"Reklama na Radio Rossii"、"Pogoda"(=天気)と出て天気予報があった。その後、1410~トーク番組。
 欧州バンドは中国の吉林・黒竜江方面のオープンで、ロケーションは既存リスト通り沿海州Novozhatkovoと思われる。
 Inoさんブログで知ったRTRS公式サイトのРАДИОВЕЩАНИЕ(ラジオ放送)の沿海州のページの2021年7月30日の記事 < https://vladivostok.rtrs.ru/tv/analog/rtrs-nachal-fm-translyatsiyu-radio-rossii-v-so-stantsii-v-s-novozhatkovo/ > によると、RTRS支部"Primorskiy KRTPTS"はMikhaylovsky地区Novozhatkovo村でRadio RossiiをFMバンドの104.9MHz 2kWで始め、VHF-FMバンドの70.64MHzの放送は打ち切られたとのこと。このRadio RossiiはGTRK"Vladivostok"("Primorskoye Radio")のローカル番組を挿入して放送される。
 70.64MHzが停波したとすると、この7月30日が最後の受信ということになる。
 また、70.64MHzでRadio Rossii Primor'eのローカル放送を最後に受信したのは6月4日1133~1138だった(TV-FM DX Report 2021.06参照)。
 これで8月5日現在、ロシア極東地域でロシアバンドで放送しているのはRadio Rossii Primor'eの69.32, 72.08MHz、Radio Rossii Blagoveshchenskの68.72MHzのみということになる。ロシアバンドの極東ロシアFMの風前の灯火も最終段階になってきた。


[受信以外の情報]

■日本

●地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験(地デジ4K8K実験試験局)の電波発射スケジュール続報
 TV-FM DX Report 2021.05に報告した以降、地デジ高度化実験受信対策センターのサイトに掲載されている地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験の電波発射スケジュールで、6月~12月のスケジュールが下記の通り追加・修正されている。2021年7月8日閲覧。
 土日祝日は除く。下記スケジュールで該当する祝日は7月22日(木)、7月23日(金)、8月9日(月)、9月20日(月)、9月23日(木)、11月3日(水)、11月23日(火)。
◎東京都港区 UHF28チャンネル(560~566MHz)
日程が決まり次第お知らせ。
◎名古屋市昭和区 UHF35チャンネル(602~608MHz)
日程が決まり次第お知らせ。
◎愛知県弥富市 UHF25チャンネル(542~548MHz)、UHF35チャンネル(602~608MHz)
日程が決まり次第お知らせ。
◎三重県津市 UHF25チャンネル(542~548MHz)
日程が決まり次第お知らせ。
◎三重県伊勢市 UHF25チャンネル(542~548MHz)、UHF35チャンネル(602~608MHz)
日程が決まり次第お知らせ。
◎大阪府東大阪市 UHF19チャンネル(506~512MHz)
日程が決まり次第お知らせ。
◎福岡市早良区 UHF51チャンネル(698~704MHz)
5月28日(金)~9月1日(水) 1kW(定格出力) 1000~1800
9月3日(金)~12月24日(金) 1kW(定格出力) 1000~1800
地デジ高度化実験受信対策センター
http://tvkoudoka.jp/
地デジ高度化実験受信対策センター 電波発射のスケジュール
http://tvkoudoka.jp/schedule.html


[QSL返信情報]

(1) 受信日・受信周波数/チャンネル (2) 同封物 (3) 受信報告書作成言語(国内局の場合は日本語のため省略) (4) 返信物 (5) 返信日数

●ふかやエフエム放送(FMふっかちゃん)
(1)2021年1月20日・88.5MHz (2)84円切手、PFC (4)QSLカード(データ記入あり・№0002)、礼状、ステッカー、送った84円切手 (5)184日
QSLカード記載の住所:〒366-0054 埼玉県深谷市緑ヶ丘25-30 KBTビル2F 深谷コミュニティFM株式会社
http://tvfmdx.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-c7fc5f.html
●ひがしくるめエフエム(TOKYO854くるめラ)
(1)2021年7月11日・85.4MHz (2)84円切手 (4)新愛称TOKYO854くるめラの新QSLカード(データ記入あり)、ステッカー (5)9日
QSLカード記載データは出力は新出力の10Wが記載されていたが、呼出名称はなぜか「FMひがしくるめ」と記載されていた(呼出名称は「ひがしくるめエフエム」のはず)
http://tvfmdx.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-ce919e.html


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順

主な略語・用語
s/on=放送開始(sign on) s/off=放送終了(sign off)
c/on=電波送信開始(carrier on) c/off=電波停波(carrier off)
f/in=フェードイン(fade in) f/out=フェードアウト(fade out)
b/out=block out(他局の電波に潰されること)
ID=局名告知アナウンス Canned ID=録音されたID SJ=ステーションジングル
主持人=中国の放送の番組Host


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : AOR AR5000A+3, AOR AR5000, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), SONY ST-SA5ES ( For Europe ), KENWOOD KT-6040 ( For Europe ), SONY ICF-SW7600GR
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas ), SONY KV-AR142M80 ( Multi system )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Nippon Antenna VTR-331-SP ( For ST-SA50ES, ST-SA5ES, KT-6040 )
Option - TV/FM Adapter : ICOM TV-R7000J, ICOM TV-R7100J ( For recovery of FM stereo of AR5000A+3, AR5000 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


Logs 2021.07>


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