TV-FM DX Report 2003.06 2003.07.21 UP


[受信情報]

◆Eスポによる受信◆

■大韓民国

●不明韓国FM…101.5MHz

 6月8日, 1824〜1835。パラで98.5MHzも受信。アジア放送研究会HPの「近隣諸国放送情報板」の長沢善行さんの5月31日の書き込みによると、6月1日に済州放送FM(愛称:NEW POWER FM)が開局し、済州101.5MHz、西帰浦98.5MHzとのことで、同時オープンしていた韓国は光州・木浦・済州方面だったことから、同局の可能性がありそうだ。
 6月29日の0943にも98.5, 101.5MHz(S)でパラの不明韓国FMを受信した。

●基督教全南放送…102.1MHz
 6月22日, 1356〜1405。1359にIDが「……バンソン、FM……メガヘルス、……。HLCL-FM」と出たが、局名部分はフェーディングのためよく聞き取れなかった。
 『アジア放送研究月報』2003年7月(第285号)の山下透さんの情報によると、全羅南道順天市の基督教全南放送が6月10日に開局し、102.1MHz、呼出符号HLCL-FM、送信所は麗水の九峰山とのことで、コールサインが一致すること、同時に106.3MHzの教育放送(ロケーションは麗水・木浦、他とされている)が強力だったことから同局と思われる。


■中華人民共和国

●福州人民広播電台新聞頻道…94.4MHz(S)

 6月7日, 0929〜0937。スポットが0929に「……。福州電台新聞頻道……」、0934に「……福州人民広播電台新聞頻道、調頻九十四点四、中波幺三三ニ、毎天十八点四十分到十九点……」、「請請収聴FM九十四点四、福州人民広播電台新聞頻道、七点四十分到八点……節目……」などと出た。0935までは普通話だったが、0935に地方語IDが「……。フーチン インミン クームン モンタイ シンムン ピントー。……」と出た後は地方語番組になった。94.0MHzからのQSY&系統名付与。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●浙江電台新聞総合頻道…96.00MHz
 6月7日, 1023〜1027。1025にCanned IDが「……。浙江電台新聞総合頻道」と出た。メインの系統で、系統名が付いた。

●福建交通広播…100.7MHz(S)
 6月7日, 1100〜1104, (S)。1101にCanned IDが「……。調頻一零零点七、福建交通(広播)」と出たが、「広播」の部分はフェーディングでよく聞き取れなかった。
 6月22日, 1130〜1137, 1227〜1238, (S)。Canned IDが1135に「……。福建交通広播」、1230に「……FM幺零零点七、福建交通広播」と出た。福建人民広播電台音楽交通頻道から改称。

●福建人民広播電台新聞総合頻道…89.4MHz
 6月7日, 1108〜1114。1109にCanned IDが「……請請福建人民広播電台新聞総合頻道。……」と出た。パラで96.70, 103.6MHzも受信。メインの系統で、系統名が付いた。

●杭州調頻…97.9MHz(S)
 6月8日, 1529〜1531。1530にCanned IDが「……。FM九十七点九、チョヤン アータイ 杭州調頻」と出た。「チョヤン アータイ」は「中央ニ台」と聞こえなくもない。
 TV-FM DX Report 2002.11-2にあるように、昨年11月にアジア放送研究会の山中明さんに同局の受信音を聞いて頂いた際、「「杭州調頻」は杭州人民広播電台が中央人民広播電台と共同で開設したFM放送で、1500〜2000の自局制作番組以外は、中央の第二套節目を中継しています。」とお返事を頂いており、もしかしたら「中央ニ台」で合っているのかもしれない。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●音楽調頻…96.8(S)
 6月8日, 1556〜1609 f/out。1601にCanned番組タイトルコールが「音楽調頻。チャンティエン経済網。……」1604にCanned IDが「……。音楽調頻……」、1608にCanned IDが「……音楽。……調頻。FM九六点八、音楽調頻」と出た。ちゃんとした局名は出なかったが、浙江・上海・江蘇方面のオープンで、CMで「杭州」「浙江」が頻出していたことから、このあたりの局と思われる。

●温州電台新聞台…100.9MHz
 6月8日, 1621〜1623。1621にCanned IDが「……。這里是温州電台新聞台」と出た。系統名が付いた。1623〜パラで94.9MHzも受信。100.9MHzは洞頭人民広播電台による中継と思われるが、94.9MHzよりも零コンマ数秒遅れていた。TV-FM DX Report 2003.05に報告した無錫人民広播電台新聞台と同様の現象で、同一市内の中継に衛星を使っているのだろうか?

●シンチー人民広播電台…101.0MHz(S)
 6月8日, 1945〜1946。1945にIDが「シンチー人民広播電台。……」と出た。浙江・江蘇方面のオープンだが、前後には広東語局も入感していた。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●麗水人民広播電台新聞総合頻道…94.0MHz(S)
 6月22日, 1014〜1033。1030にCanned IDが「……。這里是麗水人民広播電台新聞総合頻道」と出た。系統名が付いた。

●チーリン人民広播電台…97.8MHz
 6月22日, 1257〜1302。広東語トークの後、1300に普通話のCanned IDが「チーリン人民広播電台。新聞報道」と出て、普通話のニュースとなった。福建・浙江方面がオープンし、97.4, 99.3MHzで広東語局も聞こえる中での受信。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●南譙人民広播電台…87.2MHz(M)
 6月22日, 1336〜1349。1345にCanned IDが「……。這里是南譙人民広播電台、文芸……」と出た。新周波数。1349〜パラで105.4MHz(M)も受信出来たが、88.3, 89.2MHzは受信出来なかった。

●葫蘆島人民広播電台交通文芸台…87.8MHz(S)
 6月22日, 1600〜1611。1609にスポットが「……。葫蘆島人民広播電台交通文芸台……」と出た。葫蘆島人民広播電台経済頻道から改称。

●不明中国FM(推定)…89.5MHz(M)
 6月22日, 1658〜1709。朝鮮語放送。トーク番組で「ヨンギル」が頻出していた。1700にDJのIDが「ヨロブン ドロ ケッツ テッコケ バンソン。ヨンビョン ラディオ チョンボーセン バンソン イムニダ」、1704にトーク番組の終了時にDJのIDが「……。ヨンビョン ラディオ チョンボーセン バンソン……」と出た。1705〜は子供の歌の番組になった。1700に時報はなし。
 遼寧・吉林方面がオープンする中、88.0MHz(S)の延吉放送と思われる朝鮮語局(トーク中に「ヨンビョン」頻出)と共に入感。その後も88.0MHz(S)と89.5MHz(M)の朝鮮語局は吉林方面がオープンすると同時によく入感してくる。
 韓国・北朝鮮局ではなく、中国の朝鮮語局だと思うのだが・・・。IDの内容からすると局名は延辺ラジオ(延辺人民広播電台)だろうか。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●フーシン人民広播電台経済生活広播…89.3MHz(S)
 6月22日, 1753〜1759。音楽の後、1755にs/on、開始曲、開始曲にのせて開始アナが「フーシン人民広播電台経済生活広播。フーシン人民広播電台経済生活広播。……。……FM八九点三兆赫、経済生活広播……」と出た。その後、番組予告が「……。您現在収聴的是FM八九点三兆赫、フーシン人民広播電台調頻立体声経済生活広播。下面××本台第二次播音的節目内容。……(以下略)」と出た。遼寧・黒竜江方面がオープン。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●黒竜江交通広播…106.0MHz(S)
 6月22日, 1815〜1828。Canned IDが1825に「……黒竜江交通広播……」、1827に「黒竜江交通広播。……」と出た。新周波数で、1826〜パラで93.9(M), 99.8MHz(S)も受信。95.4MHzは受信出来なかった。

●黒竜江生活広播…104.5MHz(S)
 6月22日, 1828〜1840。1833にスポットが「……FM一零四点五……黒竜江生活広播……」、1837にDJのIDが「聴衆朋友、您現在収聴的是調頻一零四点五兆赫、黒竜江生活広播的生活メーシュ節目」と出た。1836〜パラで93.5(S), 97.5MHzも受信。黒竜江生活文芸広播から改称した可能性がある。

●斉斉哈爾交通広播…94.1MHz(S)
 6月22日, 1849〜1903。1856にCanned IDが「您這里収聴到的是斉斉哈爾交通広播」と出た後、国歌演奏、1859に「聴取朋友、歓迎……調頻FM九十四点一兆赫、収聴……交通広播的晩間節目」とアナウンスがあり、1900〜DJ番組でDJのIDが1900, 1902に「……収聴斉斉哈爾交通広播……」と出た。斉斉哈爾人民広播電台調頻立体声広播から改称。長い間受信されずに同波の現況が気になっていたが、ようやく確認出来た。

●内蒙古人民広播電台…101.3MHz(M)
 6月22日, 1925〜1933。普通話放送。番組スポットが1925に「……収聴内蒙古人民広播電台八十九兆赫、毎天××八点三十分到八点五十分……」、1928に「……収聴内蒙古人民広播電台、毎天中午十三点……」と出た。1930にCanned IDが「内蒙古人民広播電台。内蒙古人民広播電台。全区新聞聯播」と出て、『全区新聞聯播』となった。黒竜江・遼寧・吉林方面のオープンで、送信地は内蒙古自治区東部だろう。

●内蒙古人民広播電台…89.6MHz(M)
6月22日, 1927〜1933。蒙古語放送。蒙古語による英語講座の後、1930にCanned IDが「オブル モンゴリーン アルディン アラジオ ホロー ヤリジバイン。オブル モンゴリーン アルディン アラジオ ホロー ヤリジバイン。……」と出てニュースらしき番組になった。この番組のテーマ曲は同時刻に101.3MHzの普通話放送で流れていたものと同じだった。蒙古語放送の『全区新聞聯播』だろうか?
 101.3MHzと同じオープン方面で送信地は内蒙古自治区東部だろう。昨年同波で受信した普通話放送の系統が蒙古語放送系統に転用されたものと思う。

●遼寧人民広播電台経済台…89.5MHz(M)
 6月22日, 1957〜2002。1958にDJのIDが「歓迎収聴遼寧人民広播電台経済台的今天節目」、2000にCanned IDが「遼寧人民広播電台経済台。遼寧人民広播電台経済台。中波九九九千赫、調頻 瀋陽地区八九点五、大連地区八七点六、営口地区九三点三、丹東地区九九点ニ、錦州地区幺零七点六兆赫」、2000にCanned番組タイトルコールが「……遼寧人民広播電台経済台……節目」と出た。遼寧人民広播電台経済広播から元の名称に戻ったようだ。

●中国国際広播電台…88.7MHz(S)
 6月22日, 2050〜2109, (S)。2100までは普通話によるPops DJ番組で、2055にCanned IDが"... CRI ..."と出た。2100〜2105は朝鮮語ニュース。2105にSJの後Popsになった。
 6月28日, 1702〜1715, (S)。1705までドイツ語ニュース。1705にSJが"Eighty eight point seven Hit FM ... even more ... program"と出た後は、普通話による洋楽Pops DJで、1709にDJのIDが「歓迎……中国国際広播電台的Hit FM、調頻是八十八点七兆赫。我是……。収聴我們八八七、八八点七兆赫、ライ収聴Hit FM from China Radio International……」、1713にSJが"Broadcasting to FM radio フィバス to our Beijing. Hit FM. This is joy programming トランポレイション between CRI and ... Beijing International Station. Eighty eight point seven. Hit FM"と出た。
 同日, 1753〜1810, (S)。1800までは普通話による洋楽Pops DJで、1755にDJのIDが「……国際電台Hit FM、調頻是八十八点七兆赫……国際電台的Hit FM…… on Hit FM」と出た。1800〜1805は英語ニュース"CRI News"で、ニュースの最後の1804に"Please stay tune for(?) more on CRI"と出た。1805にSJが"This is the CRI and ... program ... on eighty eight point seven, Hit FM"と出て、普通話による洋楽Pops DJになり、1808にDJのIDが「……中国国際広播電台的Hit FM(?)調頻……」と出た。
 昨年のEスポシーズンまでは各国語の番組を流す系統だったが、毎正時5分間の外国語ニュース+55分間の"Hit FM"という普通話による洋楽Pops DJ番組に衣替えしたようだ。"Hit FM"は系統名ではなくDJ番組の番組名だと思う。また、SJの内容からすると、この"Hit FM"はCRIとどこかの会社・組織が共同で制作しているもののようだが、語学力不足でよくわからない・・・。いずれも北京方面がオープン。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●中央人民広播電台音楽之声…90.0MHz
 6月22日, 2055〜2103。2100にCanned IDが「中央人民広播電台音楽之声。Music……」と出た。既報通り中央人民広播電台文芸調頻から通称改称。北京方面がオープン。

●山東広播交通音楽之声…101.1MHz
 6月22日, 2127〜2137。スポットが2128に「一零一点一、Love FM。……」、2134に「……山東広播交通音楽之声、毎天……」、2135に「……一零一点一、Love FM。……山東広播交通音楽之声。……」、またSJが2129, 2134に"Love FM"と出た。どうやら愛称にLove FMという名称を使っているようだ。
 6月28日, 2050〜2051の受信でも2050のスポットで「……Love FM……山東広播交通音楽之声……」と言っていた。

●濰坊広播新聞総合頻道…100.2MHz(S)
 6月22日, 2151〜2154。2151にCanned IDが「……。中波幺幺六幺、調頻……点ニ兆赫、濰坊広播新聞総合頻道」、2152にDJのIDが「……到二十一点十分、濰坊広播新聞総合頻道収聴……」と出た。濰坊人民広播電台新聞頻道から改称。

●スーチョウ人民広播電台ポーチョウ頻率…100.8MHz
 6月28日, 1410〜1413。1411にDJのIDが「……スーチョウ人民広播電台ポーチョウ頻率。……点歌台」と出た。宿州人民広播電台だろうか。「ポーチョウ頻率」は系統名なのかどうかはっきりしない。安徽方面がオープン。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●不明中国FM…101.8MHz(S)
 6月28日, 1725〜1739、1755〜1807。1728と1800にジングル「…… natural radio」と、スポット「……FM幺零幺八……。FM幺零幺八、ニ零零三年六月十六号開始」が出た。局名や系統名は確認出来なかった。
 北京・天津・河北・遼寧方面のオープンで、同時に北京市のFM各波も良好に入感していた。ア放研HPの「近隣諸国放送情報板」の青木茂紀さんの情報(ソース:http://www.cnradio.com/picture/200306160101.html)によると、北京市の101.8MHzの中央人民広播電台第四套節目(私が受信した限りでは放送では「中央人民広播電台調頻幺零幺点八兆赫」と称していた)が、6月16日から少数民族語の番組構成から「都市之声」に変わったとのことで、7月6日の17〜18時台に同局のネット放送 < rtsp://210.77.152.234:554/encoder/cr4 > を聞いてみたところ、上記と同じジングルが流れており、ID中で局名・系統名を“中央人民広播電台都市之声”、“Natural Radio、都市之声”と言っていた。同じジングルが流れていたからと言って局名は断定出来ないが、同局の可能性が大きそうだ。
 5月10日には同波で北京・天津方面がオープンした際に、中央人民広播電台(調頻幺零幺点八兆赫)(系統名推定。//-15415kHz。哈薩克語?)を受信していた。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●嘉興城郊電台…88.2MHz(S)
 6月28日, 1855〜1858。1855に番組宣伝スポットが「歓迎収聴チャーファン新聞台、毎天シャオシャン六点零五分到六点二十分、チャーファン城郊台、毎天上午七点四十五分到八点播出的……」、1857にCM募集スポットが「……。嘉興城郊電台、調頻八十八点ニ。……」と出た。嘉興人民広播電台城郊広播から改称した可能性がある。

●無錫江南之声…92.6MHz(S)
 6月29日, 0927〜0934。番組宣伝スポットが2128に「……。無錫江南之声、毎天二十点三十分播出……」、2130に「……。シャン請請収聴調頻九ニ六、江南之声電台、毎天下午……」と出て、またCanned IDが2130に「調頻九ニ六、無錫江南之声。……」、「……。調頻九十二点六兆赫、這里是無錫江南之声」と出た。以前は「江南之声」と称していた。

●嘉興電台経済台…92.2MHz(S)
 6月29日, 0937〜0940。0939にCanned IDが「……。FM九十二点ニ、嘉興電台経済台。……」と出た。嘉興経済広播電台から改称。

●江蘇人民広播電台…95.3MHz(M)
 6月29日, 0950〜0953。0952にCM募集スポットが「……。江蘇人民広播電台広告部。イートゥー中波七零ニ千赫。……」と出た。広告部の名称なので、これが局名としての正式名称なのかどうかはわからない。

●大連人民広播電台新聞総合頻道…100.8MHz
 6月29日, 1259〜1303。1300にCanned IDが「……。大連人民広播電台新聞総合頻道。FM幺零零点八、AM八八ニ。……」、1302にDJのIDが「這里是大連人民広播電台新聞総合頻道。……」と出た。系統名が付いた。

●黒竜江交通広播…93.9(M), 99.8(S), 106.0(S), 106.9MHz
 6月29日, 1547〜1555。106.0, 106.9MHzは新周波数。1554に99.8MHzでCanned IDとDJのIDを確認し、ID後も全波のパラを確認。1539にはこの他に97.1MHz(S)でもこれらの波とパラの局を受信し、IDは確認出来なかったが同局と思われる。

●吉林市交通音楽台…105.3MHz(S)
 6月29日, 1557〜1602。Canned IDが1559に「吉林市交通音楽台。……」、1600に「……。FM幺零五点三、吉林市交通音楽台。The Traffic Music Radio Station of Jilin ...」と出た。

●黒竜江人民広播電台新聞広播…94.6MHz
 6月29日, 1634〜1636。1635にCanned IDが「黒竜江人民広播電台新聞広播。現在是……時間」と出た。メイン系統で、系統名が付いた。

※「→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2」とあるものは録音の聞き取り結果を「TV-FM DX Report 2007.11-2」に掲載してある(2007.11.25追記)


■中華民国

●不明台湾FM……97.5MHz(S)

 6月7日, 0857〜0904。クラシック音楽の後、0900にIDが「……アイシー ツーイン、FM九十七点五。……」、0901にトークが「アイシー チョーイン……」、0902にSJが「……アイシー チョンチー。ウーフー」と出た。国語。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●台北広播電台…93.1MHz(S)
 6月7日, 0913〜1001。0959まではBBC World Serviceの英語放送の中継で、0913などにIDが出た他、15280kHzとパラになっていた。音質は良く、衛星からの音声を受信しているのだろうか。0959にSJ「……。台北広播電台、九三点一」が出た。国語。

●トンエン広播電台…90.1MHz(S)
 6月7日, 1201〜1223。1201にSJが「……トンエン広播電台、九零点一」、1211にSJが「……トンエン広播電台」、1221にIDが「各位親愛的聴衆朋友、……トンエン広播電台、FM九零点一。……」と出た他は、Non-stopの洋中Popsだった。国語。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●トンホン電台…99.5MHz(S)
 6月7日, 1205〜1216。DJのIDが1207に「……FM九九点五、トンホン電台。FM九九点五、トンホン電台。……FM九九点五、トンホン電台」、1214に「……電台、FM九九点五。……」と出た。また1208にスポットが「……。キョンワン電台、ランコンワ電台、カートンワ電台、サーコン電台……」と出た。閩南語。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●タンコー広播電台…98.7MHz
 6月14日, 1523〜1524。1523にDJのIDが「……。タンコー広播電台……」と出た。閩南語。もう1局台湾局がQRM。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●台北之音(推定)…97.9MHz(S)
 6月22日, 1109〜1119。1112にCM、1113にSJが「(一零)七点七、タイペイ チーイー」と出た(括弧内不明瞭)。107.7MHzの台北之音の中継だろうか。国語。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

●パオシュー聯播網…98.9MHz
 6月22日, 1138〜1139 f/out。1138にDJのIDが「Hello、大家好。……現在収聴的是ベスト九八九、パオシュー聯播網。……」と出た。国語。
→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2

※「→Follow Up Cf. TV-FM DX Report 2007.11-2」とあるものは録音の聞き取り結果を「TV-FM DX Report 2007.11-2」に掲載してある(2007.11.25追記)


■ロシア

●Hit FM…87.9MHz

 6月22日, 1314〜1331 f/out。ロシアPopsがかかっており、1314に男性のトークが"... this ... number five"、1328にSJが"Hit FM"と出た。欧州バンドは浙江・江蘇方面の大オープンだったが、ロシアバンドではKhabarovsk方面がオープンしていた。
 当方HP掲示板でひろぐまさんから頂いた、ロシアのラジオ情報サイト"Klub Radio" < http://www.guzei.com/radio/ > の6月21日の情報によると、全国ネットラジオ局のHit FMがKhabarovskで87.9MHzでテスト放送を始めたとのことで、この局と思われる。

●Radio Express…104.4MHz(S)
 6月29日, 1543〜1545。ロシアPopsがかかっており、1545にSJが"Radio Express"と出た。欧州バンドは黒竜江(中心)・吉林方面、ロシアバンドはアムール州方面がオープンしており、アムール州BlagoveshshenskのRadio Expressに間違いないと思われる。


■フィリピン

●Energy FM…88.3MHz

 6月14日, 1745〜1803。1753にSJが"Energy ..."、1801にCanned IDが"Oh my god ! ... better, two thousand three. This is the Ultrasonic Broadcasting System Corporated. Number one, number one. Eighty eight point three, Energy FM"と出た。
 このEnergy FMは以前からスプレッドFやEスポで時々受信でき、ロケーションははっきりとは確認されていないが、CM中やIDと共に"Davao"が頻出していること、以前フィリピンのNTCのHPに掲載されていた公式リストを見ると(現在は未掲載)、Davaoの88.3MHzにUltrasonic Bctg. Systemがリストされていることから、ロケーションはDavaoに間違いないと思われる。


■不明国(ブルネイ?)

●不明FM…89.1MHz

 6月14日, 1809+、+1814+、1858〜1904、1911〜1915+、+1922〜1925+に受信。例の通りコーラン朗読のみで、1900前後にも何のアナウンスもなかった。最初の2つは数十秒聞こえただけだったが、その後は連続して入感した。
 この89.1MHzのコーラン朗読を流す局は2001年6月にEスポ、2001年10月にスプレッドFで受信し、それ以前から他の方によってスプレッドFやEスポで受信されているが、局名や、どこの国の局かはまだ確認されていない。
 しかし、TV-FM DX Report 2001.06の2001年6月にEスポで受信した際にも報告したように、"Broadcasting in South & South East Asia"のブルネイのページ < http://www.asiawaves.net/brulocs.htm > に掲載されている、89.1MHzのKristal RadioのRecitation of Al Quranではないかと個人的には想像している。この"Broadcasting in South & South East Asia"は現地受信モニターを主体としているかなり信頼のおけるサイトで、FMリストのページ < http://www.asiawaves.net/bmsfm.htm > を見ると上記局は2001年6月に最も最近、現地受信確認されているようだ。現地受信でもコーラン朗読ばかりだったようで、このサイトでも2001年4月に見た時には"Koran Service(Official ID not confirmed)"のような感じで書かれていた。
 この日の受信では88.3MHzのDavaoのEnergy FMなども入感しており、フィリピン南部が入感していたことから距離的に遠くはないブルネイと想像出来ないことはないが……?


[受信以外の情報]

■タイ

●Thai TV Si Chong 9がModernine TVに局名変更?

 6月15日にMass Communication Organization of ThailandのHP < http://www.mcot.or.th/ > に行ったところ、Thai TV Si Chong 9の局名がModernine TVに変更されているようだ。HPの各所で"Modernine TV"の局名と新しい局マークが見られ、6月15日の夜に同局のネット放送 < http://live.mcot.or.th/tv9.asx > を数時間見たところ、CM以外の時間、常時画面右下か右上に、以前の"9"をかたどった局マークの代わりに、HP掲載の新しい局マークが表示されており、番組宣伝スポットのラスト部分でも音声は"... ターン Chong Kao"ではなく"... ターン Modernine TV"と言っていた。
 実際の地上波TV受信での確認はまだ出来ていない。


■NHK放送文化研究所 放送界の動きより

●日本 首都圏の独立系U局4社,番組の相互供給で提携
●日本 総務省,NHK東名阪の民放16社に地上デジタル放送の予備免許交付
●日本 地上波デジタル対応テレビ,6月発売
●日本 「テレビ朝日」が正式社名に
●韓国,放送のデジタル化計画2005年完了が目標
●中国,24時間ニュースチャンネルがスタート
●インドネシア,TVRIが有限責任会社に衣替え
http://www.nhk.or.jp/bunken/ugoki/uu-0306.html
《NHK放送文化研究所 放送界の動き 2003年6月号(2003年4月分)》


(S)=ステレオ受信 (M)=モノラル送信 (C)=カラー受像
TV受信周波数:映像周波数/音声周波数の順


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
with
RX : ICOM IC-R7000, SONY ST-SA50ES ( For Japan ), Pioneer F-208 ( For overseas ), SONY ICF-SW55
TV set : JVC CX-60ME(K) ( For overseas )
TV converter : HS PUBLICATIONS D-100<DE-LUXE>
TV recorder : SAMSUNG SV-9000W ( Multi system )
ANT : CREATE CLP5130-1
Booster : Victor AT-A20 ( For ST-SA50ES, F-208 )
Option - TV/FM adapter : ICOM TV-R7000J ( For recovery of FM stereo of IC-R7000 )
Option - Text display unit : SONY CTD-S100 ( For recovery of FM multiplex telecasting of ST-SA50ES )

情報を転載・引用する際には「WEST TOKYO TV-FM DX」の"こんす"の情報である旨を明記して下さい。


Logs 2003.06>


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