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TOP > Special Reports > 地上デジタル放送 試験電波~本放送モニター > 2003年11月

地上デジタル放送 試験電波~本放送モニター(2003年11月)

2003.12.01 UP

受信画像削除 2008.02.18 UP

このページは地上デジタル放送の受信モニターを随時アップしたものです。
各局の送信出力や放送エリアなどの詳細はこちらをご覧下さい。


2003年8月初めに2003年10月|2003年11月|2003年12月2004年4月2004年7月2004年8月2004年9月2004年10月2004年11月2004年12月2005年8月2005年9月2005年10月2005年11月2005年12月2006年1月~3月2006年4月2006年5月2006年6月2006年7月2006年8月2006年9月2006年10月2006年11月2006年12月
2003年11月13日 木曜 ~ 11月14日 金曜

 その後、試験電波の発射はなかったようですが、電波産業会のアナログ周波数変更対策情報の最新情報は毎日チェックしていました。そして、下記のように11月13日 1000~11月14日 1000まで24時間試験電波が連続発射される情報を事前に得ました。

試験電波の発射予定日ならびに発射時間帯(予定)
11月13日(木) 10~24時
11月14日(金) 0~10時(いずれも連続発射の予定)

送信チャンネル            
NHK総合 NHK教育 日本テレビ TBS フジテレビ テレビ朝日 テレビ東京 東京MXテレビ
27ch 26ch 25ch 22ch 21ch 24ch 23ch 20ch

情報抜粋元:
11月13日午前10時から連続24時間、関東地域で地上デジタル放送の試験電波が24時間連続発射されます
http://www.arib.or.jp/anahen/topics/09.html
★NHK総合 JOAK-DTV(NHK東京総合テレビ)の状況
受信局名:NHK総合 JOAK-DTV(NHKとうきょうデジタルテレビジョン)
受信チャンネル:物理チャンネル27ch(J27ch)
受信時間:11月13日 0959 c/on~11月14日 1000 c/off
受信内容:NHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』の繰り返し。
TU-MHD500アンテナレベル:75~77

 まず、11月13日、仕事が午後からなので、1000前からTU-MHD500の「受信設定」をNHK東京総合テレビの物理チャンネル27chに合わせ、リアルタイムで試験電波を待ち構えていました。

 すると、1000直前(09時55分55秒頃)にc/on(電波送信開始)、真黒な画面が映ったと思ったら一瞬停波したのかアンテナレベルが"0"に落ちましたが、すぐに回復し、NHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』が流れ始めました。映像も音声もちゃんと見聞き出来ます。やっと見ることが出来た地上デジタル放送のまともな放送です(号泣)。アンテナレベルは今までと同じく最大"77"あります。なお、放送開始時にID(局名やコールサインの告知)はありませんでした。

 TU-MHD500の「受信設定」ではチューナー表示を消せず、またチャンネルプリセットも出来ませんので、「チャンネル設定」に変えてから受信スキャン。スキャン結果画面にも初めて「NHK総合・東京」が現われ、リモコンの「1」に、3桁チャンネル番号の代表チャンネル「011」、「NHK総合・東京」がプリセットされました。案の定、他の局はスキャン結果画面に出てきませんでした。

 試験電波の内容は約30分間のNHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』の繰り返しで、画面右上に常時「NHK総合」「JOAK-DTV」、左上に時折「試験電波発射中」のテロップが出ていました。ID(局名やコールサインの告知)は番組と番組の合間にも一切なく、画面右上に常時出ていた「NHK総合」「JOAK-DTV」のテロップくらいです。音声でのIDは全くありませんでした。

 データ放送も行われており、番組連動情報やニュース、天気、クイズなど、なかなか充実した内容になっていました。ただし、データ放送のTOP画面に「地上デジタル情報」「この試験電波のデータ放送の内容は、地上デジタル放送で提供するサービスのイメージです。※※ ニュースと気象情報は現在のものではありません ※※」とあり、ニュースや天気などは受信時点のものではなく、サンプル用のものがずっと流されていました。

 また、番組情報は送出されていないのか、「番組内容」を見ても内容や属性の情報はなく、ERG画面で「番組表」を見ても「番組データがありません」と表示されていました。

 ERG画面の「番組表」や、チャンネルの順送りボタンから選局して、3桁チャンネル番号の「011」の「NHK東京総合1」と、「012」の「NHK東京総合2」の2つのチャンネルがあることが分かりました。どちらも同一内容です。しかし、「番組内容」の属性の情報がないことから、果たして、本当に標準画像(SD)2チャンネルで送出されていたのか、それともハイビジョン画像(HD)1チャンネルで送出されていたのかはよく分かりませんでした。

 今までも試験電波の電波自体は確認出来ていましたが、映像や音声のある放送は初受信でなかなか感動しました。とにかく画面がきれいですね。チューナーから普通の映像コードでコンポジット接続で見ている私の普通のアナログTVでも、ゴーストが全くないぶん、そう感じるのですから、D3・D4端子で接続したTVで見たらもっときれいなんでしょう。

 仕事に出かけた日中~夜や就寝中の深夜~翌日午前にもビデオ録画しておいて、あとで見てモニターしましたが、ずっと24時間、この約30分間のPR番組の繰り返しだったようです。正確には30分15秒くらいの番組でしたので、次第に時間がずれていました。

 翌日11月14日 1000までPR番組の繰り返しで、1000ちょうどにPR番組の途中で突然停波し、試験電波は終了しました。停波後、TU-MHD500の画面には真黒画面に「受信できません。アンテナの設定や調整を確認してください。(E202)」のチューナー表示が出ました。

▽11月13日 1000の第一声:PR番組の冒頭部分

画面: 東京タワーの空撮映像に「いよいよスタート!」、「NHK」(ロゴ)、「地上デジタル放送」、「ナレーション 竹内陶子アナウンサー」のテロップ。
音声: 「2003年12月1日、テレビの新しい時代が幕を開けます。東京、名古屋、大阪を中心とする3つの地域で地上デジタル放送が開始されるのです。いよいよスタートする地上デジタル放送の魅力をたっぷりとご紹介しましょう。(以下略)」(女声:竹内陶子アナ)

 受信画像を紹介します。受信画像は、TU-MHD500から一旦アナログのVHSビデオデッキに録画し、それを再生してビデオキャプチャーでPCに取り込んでいます。そのため、画質がいまいち良くありませんが、実際に見た画像はこれよりもきれいでした。また、画像はチューナー側の設定で4:3画像用の出力に設定してあります。著作権対策で左下に文字を入れてありますが、ご了承下さい。なお、当HPは基本的に国内TV局の受信画像を掲載していませんが、新しく始まる地上デジタル放送ということで、特別にアップ致しました。


TU-MHD500の「受信設定」で物理チャンネル27chに合わせて待ち構えていたところ、11/13の1000前にc/on(電波送信開始)、1000から地上デジタル放送のPR番組が流れ始めました。

「チャンネル設定」に変えて受信スキャン。スキャン結果画面に初めて「NHK総合・東京」が現われました。

試験電波は約30分間の地上デジタル放送のPR番組の繰り返し。

画面右上に常時「NHK総合」「JOAK-DTV」、左上に時折「試験電波発射中」のテロップが出ていました。

データ放送も放送されていました。

番組情報は送出されていなかったようです。3桁チャンネル番号「011」の「NHK東京総合1」の「番組内容」の画面。

EPG画面の「番組表」を見ても番組データはありません。なお、ここから3桁チャンネル番号「011」の「NHK東京総合1」と、「012」の「NHK東京総合2」の2つのチャンネルがあることが分かりました。
★地上デジタル放送の受信可能レベル

 今回の試験電波は24時間送信されていましたので、平日でも仕事から帰宅後、色々と調べることが出来ました。一番気になっていたのは地上デジタル放送の受信可能レベルです。地上デジタル放送はある一定の受信レベルまではレベルの強弱にかかわらず鮮明に映るものの、その受信レベル以下になると急激に受信状態が落ち、受信不可能になると言われていましたが、それは本当なのでしょうか?

 TU-MHD500+室外3分配器+アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器(東芝 HB-35US2)+神奈川TVK向け22エレUHFアンテナ(東芝 TA-25UWD8)/東京タワー向け8エレVHFアンテナの組み合わせでは、TU-MHD500のアンテナレベルは"77"あります。これをTU-MHD500+ログペリアンテナ CLP5130-1の組み合わせに変え、ログペリアンテナを回転させて、わざと受信レベルを落として調べてみました。

 分かり易いように実際の受信画像で紹介しましょう。ここで書いているアンテナレベルとはTU-MHD500の画面に表示されるアンテナレベルのことです。

アンテナレベル75前後

TU-MHD500+室外3分配器+アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器+神奈川TVK向け22エレUHFアンテナ/東京タワー向け8エレVHFアンテナの組み合わせ。
この受信環境ではアンテナレベルは最大"77"まで上がります。
アンテナレベル37以上

TU-MHD500+ログペリアンテナ CLP5130-1の組み合わせに変え、ログペリアンテナを回転させて、わざと受信レベルを悪化させてみました。
アンテナレベルが"37"以上あれば、鮮明な画像と音声で、アンテナレベルが"77"の時と全く変わりませんでした。さすがデジタル放送です。
アンテナレベル36

時折ほんの少しブロックノイズが混ざるようになりました。
アンテナレベル35

急激に受信状態が悪化。ブロックノイズだらけになり、音声も音切れが酷く、とても鑑賞に耐えられる状態ではありません。
アンテナレベル34

画面が固まってしまいました。音声は無音です。
アンテナレベル33以下

アンテナレベルが"33"になると、とうとう画面が消え、このチャンネルは放送休止している旨のチューナー表示になってしまいました。音声も当然聞こえません。

 このようにTU-MHD500のアンテナレベルで言うと、"37"以上あればレベルの強弱にかかわらず、映像・音声共に鮮明・クリアーです。しかし、"35"前後で受信状態が急激に悪化し、"33"以下では映像・音声共に全く受像・受信不可能になってしまうことが分かりました。

 地上デジタル放送がある一定の受信レベルを境に受信状態が急激に悪化し、受信不可能になってしまうという話は本当でした。

 想像はしていましたが、TVのデジタル化はTV-DXに厳しい現実を強いられそうです。たとえ、信号が届いていて受信レベルがあっても、一定のレベル以上にならないと受信機が復調してくれないのですから……。

 でも、逆に言うと、その一定のレベル以上になれば、クリアーな画像で視聴出来ることになります。また、その厳しい状況の中から色々と工夫して、なんとか遠方の地上デジタル放送の受信にチャレンジするという楽しみ方も出てくるかもしれません。

(2003.11.14 UP、2003.11.17 UP)

2003年11月19日 水曜 ~ 11月23日 日曜
★NHK総合 JOAK-DTV(NHK東京総合テレビ)の状況
受信局名:NHK総合 JOAK-DTV(NHKとうきょうデジタルテレビジョン)
受信チャンネル:物理チャンネル27ch(J27ch)
受信時間:11月19日 1150(途中から)~11月21日 0220(途中まで)、以後断続的に受信。これ以降、毎日24時間放送されている模様。
受信内容:NHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』の繰り返し。
TU-MHD500アンテナレベル:75~77(チェックした限り)

 11月19日 1150、仕事に出かける直前にNHK総合 JOAK-DTV 物理チャンネル27ch(J27ch)の試験電波が再び出ているのに気付きました。内容は11月13日~11月14日の試験電波の時と同様、地上デジタル放送のPR番組の繰り返しで、データは放送は放送されていますが、番組情報は送出されていません。ERG画面の「番組表」やチャンネルの順送りボタンから選局して、3桁チャンネル番号の「011」の「NHK東京総合1」と、「012」の「NHK東京総合2」の2つのチャンネルがあることが分かりますが、どちらも同一内容です。

 なお、11月19日からの試験電波について、電波産業会のアナログ周波数変更対策情報の最新情報には事前に予告はありませんでした。ネットで調べたところ、どうも11月第4週は各局が同時送出ではなく、バラバラに送出していたようで、電波産業会HPには今までは同時送出の時のみ掲載されていましたので、それで今回は掲載されていないのかと推察します。

 その後、ビデオ録画やリアルタイムでのモニターをしていますが(11月19日 1150~11月21日 0220まで連続モニター。その後は断続的にモニター)、毎日24時間ずっとPR番組の繰り返しが延々と流れているようです。11月23日 2200現在も放送中です。

(2003.11.20 UP、2003.11.23 UP)

2003年11月24日 月曜
★NHK総合 JOAK-DTV(NHK東京総合テレビ)の状況
受信局名:NHK総合 JOAK-DTV(NHKとうきょうデジタルテレビジョン)
受信チャンネル:物理チャンネル27ch(J27ch)
受信時間:0124, 1200, 1428~1940, 2040~2135, 2310~2328。
受信内容:
 0124, 1200(チェック時刻) NHKの地上デジタル放送のPR番組。
 1428(気付き)~1600 カラーバー&変調音
 1600~ NHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』の繰り返し。
TU-MHD500アンテナレベル:75~78(チェックした限り)

 0124、1200のチェックではPR番組が流れていましたが、1428(気付き)~カラーバーと変調音に変わっているのに気付きました。カラーバーは全体が画面右下から左上に斜めにスクロールする初めて見るものでした。画面右上には常時「NHKG」のロゴが出ており、これが本放送後は常時出るのではないかと推察します。このロゴはBSでも見かけるうすい白文字のものです。

 また同時に、EPG画面の「番組表」や、「番組内容」に番組データが表示されるようになっているのに気付きました。14時台などにチェックしたEPG画面の番組タイトルは下記の通りです。

1425~1525 「試験電波発射中・デジタル総合テレビは12月1日午前11時から放送開始します」
1525~1530 同上
1530~1600 同上
1600~1700 同上
1700~1800 「ゴルフ -ザ・プレジデンツカップ- 「最終日ハイライト」(以下略)」
1800~1810 「HDテスト1<18:00 ニュース>」
1810~1845 「ホリデーにっぽん 「もう一度舞台へ」(以下略)」
1845~1853 「HDテスト1<18:45 首都圏ニュース>」
(以下略)

 以降、11月30日の2400まで下記の3つのいずれかのタイトルが付いています。番組名は同日同時刻のアナログ放送と同一のものが多いですが、別番組になっているものもあります。

「HDテスト1<(番組名)>」
「(番組名)」
「試験電波発射中・デジタル総合テレビは12月1日午前11時から放送開始します」

 なお、データ放送がどうなっているのかはチェックするのを忘れてしまいました・・・。

 斜めにスクロールするカラーバーがずっと流れた後、1600に一旦停波したのか、真黒画面に受信出来ない旨のチューナー表示が出ましたが、すぐに例のPR番組が途中からまた流れ始めました。画面右上の「NHKG」のロゴはなぜか、受信出来ない旨のチューナー表示が出ている間や、PR番組が流れ始めた最初の数秒までは出ていましたが、その後は消えてしまいました。

 EPG画面のデータは1600以降もそのまま出ており、上記のEPG画面の1700以降の番組は同時刻のアナログ放送の番組と一致していることから(一部番組除く)、1700~サイマル放送が始まるのではないかと期待しましたが、1700以降もそのままPR番組が流れていて変化はありませんでした。恐らくEPG画面はテスト的に表示されているのではないかと思います。データ放送は以前と同じPR番組に連動したものです。

 受信画面を紹介します。


画面右下から左上に斜めにスクロールするカラーバー。画面右上に「NHKG」のロゴがあります。

EPG画面の「番組表」にデータが現われました。

「番組内容」にも番組データが出現。

EPGの1700以降の番組データは、同時刻のアナログ放送と同一番組が表示されていましたが(一部番組除く)、実際に放送されていたのはPR番組でした。

(2003.11.24 UP)

2003年11月25日 火曜、11月26日 水曜
★NHK総合 JOAK-DTV(NHK東京総合テレビ)の状況
受信局名:NHK総合 JOAK-DTV(NHKとうきょうデジタルテレビジョン)
受信チャンネル:物理チャンネル27ch(J27ch)
受信時間:11月25日 1150~2000(ビデオ録画), 2250、11月26日 0955~1805(ビデオ録画), 2330。毎日24時間放送の模様。
受信内容:
 1345~1600 カラーバー&変調音
 上記以外 NHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』の繰り返し。
TU-MHD500アンテナレベル:76~77(チェックした限り)

 日中はビデオ録画でモニター(11月25日 1150~2000、11月26日 0955~1805)、夜はリアルタイムでチェックをしましたが、両日共1345~1600に11月24日と同じ斜めスクロールのカラーバー&変調音が出ており、これ以外の時間はPR番組の繰り返しのようでした。

 1345にPR番組の繰り返しの後、真黒画面に受信出来ない旨のチューナー表示が出て、斜めスクロールのカラーバー&変調音になります。ビデオ録画のため、カラーバー時のデータ放送の内容は不明です。画面右上の「NHKG」のロゴはカラーバーが出た数秒後に出てきます。

 そして、1600に11月24日同様、真黒画面に受信出来ない旨のチューナー表示が出た後、PR番組が途中から流れ始めます。画面右上の「NHKG」のロゴは、受信出来ない旨のチューナー表示が出ている間や、PR番組が流れ始めた最初の数秒まで出た後、消えます。

 夜のリアルタイムのチェックでは11月24日の1600以降と同じ状況で、放送はPR番組の繰り返し、EPG画面の番組データあり(番組タイトルは「HDテスト1<(番組名)>」、「(番組名)」、「試験電波発射中・デジタル総合テレビは12月1日午前11時から放送開始します」のいずれかで、番組名は同日同時刻のアナログ放送と同一のものが多いが別番組になっているものもあり)、データ放送はPR番組に連動したものです。

 11月26日 2330現在も放送中です。

(2003.11.27 UP)

2003年11月27日 木曜
★NHK総合 JOAK-DTV(NHK東京総合テレビ)の状況
受信局名:NHK総合 JOAK-DTV(NHKとうきょうデジタルテレビジョン)
受信チャンネル:物理チャンネル27ch(J27ch)
受信時間:0955~1805(ビデオ録画), 2345。24時間放送の模様。
受信内容:
 1330まで NHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』の繰り返し。
 1330~1725 カラーバー&無音
 1725~1727 真白画面+画面左上にリアルタイムの時刻テロップ&無音
 1727~ カラーバー&無音
 2345(チェック時刻) NHKの地上デジタル放送のPR番組
TU-MHD500アンテナレベル:76~77(チェックした限り)

 日中は0955~1805にビデオ録画しておいたところ、PR番組の繰り返しの後、1330~斜めスクロールのカラーバーになりましたが、音声は変調音ではなく無音でした。

 1725~真白画面に画面左上に「5:25」などとリアルタイムの時刻テロップのある画面&無音になりましたが、1727~再び斜めスクロールのカラーバー&無音に戻りました。地上デジタル放送であると言われている時刻のズレを調べていたのでしょうか?

 1805でビデオ録画が終了したため、以後の状況は不明です。1330のPR番組→カラーバーへの切換時の状況は11月25日、26日と同じ。ビデオ録画のため、データ放送の内容は不明です。なお、1044に画像が静止&無音になった後、真黒画面に受信出来ない旨のチューナ表示になり、その後1045~PR番組が冒頭から再び流れていました。

 2345のリアルタイムのチェックではPR番組で、状況は11月25日、26日と同じです。

(2003.11.28 UP)

2003年11月28日 金曜
★NHK総合 JOAK-DTV(NHK東京総合テレビ)の状況
受信局名:NHK総合 JOAK-DTV(NHKとうきょうデジタルテレビジョン)
受信チャンネル:物理チャンネル27ch(J27ch)
受信時間:0200~0401, 1155~2005(ビデオ録画), 2340。24時間放送の模様。
受信内容:
 2・3時台:NHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』の繰り返し。所々、PR番組が途切れてカラーバー&変調音。
 1345まで NHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』の繰り返し。
 1345~1536 カラーバー&変調音
 1536~1544 真白画面+画面左上にリアルタイムの時刻テロップ&無音
 1544~1600 カラーバー&変調音
 1600~ NHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』の繰り返し。
TU-MHD500アンテナレベル:76~78(チェックした限り)

 0200~0401にリアルタイムで見ていたところ、所々、PR番組が途中で途切れて斜めスクロールのカラーバー&変調音が流れたりしていました。PR番組が途切れてカラーバーに変わる際、カラーバーが途切れてPR番組に戻る際、PR番組が途切れて再びPR番組が流れる際の各々の切り換え時には、一旦真黒画面に受信出来ない旨のチューナー表示になっていましたが、アンテナレベルの画面で見ていると、アンテナレベルが"0"になっており、これら切り換え時には一旦停波してから切り変わっていたようです。

 日中は1155~2005にビデオ録画しておきました。PR番組の繰り返しの後、1345~斜めスクロールのカラーバー&変調音、1536~11月27日と同じような真白画面+画面左上に「3:36」などとリアルタイムの時刻テロップ&無音、1544~斜めスクロールのカラーバー&変調音に戻り、1600~PR番組の繰り返しになりました。ビデオ録画のため、データ放送の内容は不明です。1345のPR番組→カラーバーへの切換時、1600のカラーバー→PR番組への切り換え時の状況は11月25日、26日と同じです。

 2340のリアルタイムのチェックではPR番組で、状況は11月25日、26日と同じです。

(2003.11.29 UP)

2003年11月29日 土曜
★NHK総合 JOAK-DTV(NHK東京総合テレビ)の状況
受信局名:NHK総合 JOAK-DTV(NHKとうきょうデジタルテレビジョン)
受信チャンネル:物理チャンネル27ch(J27ch)
受信時間:0115, 0230~0315, 0945~2005(ビデオ録画含む), 2220~翌日0010。24時間放送の模様。
受信内容:
 1345~1626 カラーバー&変調音
 上記以外 NHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』の繰り返し。
TU-MHD500アンテナレベル:76~77、他(チェックした限り)

 未明にリアルタイム、午前~夜にリアルタイムやビデオ録画でモニターしましたが、1345~1626に11月24日と同じ斜めスクロールのカラーバー&変調音が出ていた以外は、PR番組の繰り返しのようでした。11月27日、28日のような真白画面+リアルタイムの時刻テロップは出ていなかったようです。カラーバー時はビデオ録画のため、データ放送の内容は不明です。1345のPR番組→カラーバーへの切換時、1626のカラーバー→PR番組への切り換え時の状況は11月25日、26日と同じです。リアルタイムのチェックでの状況も11月25日、26日と同じです。

★受信機器の組み合わせによる受信レベルの変化

 この日の23時台に受信機器の接続を色々と変えて、各々におけるTU-MHD500のアンテナレベルを調べてみました。サンプルはJ27chのNHK総合 JOAK-DTV(NHKとうきょうデジタルテレビジョン)です。

▽TU-MHD500+室外3分配器+アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器 東芝 HB-35US2+神奈川TVK向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8/東京タワー向け8エレVHFアンテナ(通常の受信時に使用)

 いつも通り、"75"~"77"です。

▽TU-MHD500+室内用30dbブースター Victor AT-A20+室外3分配器+アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器 東芝 HB-35US2+神奈川TVK向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8)/東京タワー向け8エレVHFアンテナ

 上記の組み合わせに室内用30dbブースター Victor AT-A20を加えてみました。すると、アンテナレベルが落ちてしまい、しかもAT-A20のレベルを可変させてみると、最低にした時が一番アンテナレベルが高く、AT-A20のレベルを高くするに従ってTU-MHD500のアンテナレベルが低くなることが分かりました。TU-MHD500のアンテナレベルは単に信号強度を表しているのではなく、C/N比を表示しているらしいので、あまりブースターを使い過ぎるとノイズなども拾ってしまい、逆効果ということでしょう。

  • AT-A20の可変レベル最低:"57"
  • AT-A20の可変レベルを上げるに従ってTU-MHD500のアンテナレベルが下降。
  • AT-A20の可変レベル最高:"16"(受信不可)

▽TU-MHD500+室内用30dbブースター Victor AT-A20+ログペリアンテナ CLP5130-1

 この組み合わせではAT-A20のレベルを高くするに従ってTU-MHD500のアンテナレベルも上昇しました。この組み合わせではC/N比に対する室内用ブースターの効果がうまく出ているということでしょう。

  • AT-A20の可変レベル最低:"54"
  • AT-A20の可変レベルを上げるに従ってTU-MHD500のアンテナレベルが上昇。
  • AT-A20の可変レベル最高:"77"

(2003.11.30 UP)

2003年11月30日 日曜 本放送開始前日
★NHK総合 JOAK-DTV(NHK東京総合テレビ)の状況
受信局名:NHK総合 JOAK-DTV(NHKとうきょうデジタルテレビジョン)
受信チャンネル:物理チャンネル27ch(J27ch)
受信時間:0240~0410, 0955~翌日まで(ビデオ録画含む)。24時間放送の模様。
受信内容:
 1203まで NHKの地上デジタル放送のPR番組『いよいよスタート! NHK 地上デジタル放送』の繰り返し。
 1204~2400 カラーバー&変調音
TU-MHD500アンテナレベル:76~80(チェックした限り)

 本放送開始前日のこの日は、未明にリアルタイム、午前~夜にもリアルタイム(一部ビデオ録画)でモニターしましたが、1203まではPR番組の繰り返し、1203に真黒画面に受信出来ない旨のチューナー表示になった後、1204~斜めスクロールのカラーバー&変調音になり、これ以降、翌12月1日の0000までカラーバーがずっと出ていました。

 カラーバー時にデータ放送は行われておらず、リモコンのデータ放送のボタンを押しても何の変化もありませんでした。画面右上の局名ロゴも今回は出ていません。この画面右上のロゴはデータ放送に載せてデータを送っているらしいので、それで出ていなかったのでしょう。11月24日や25日・26日に書いたロゴ表示のタイムラグは、データ放送のデータの認識によるものでしょう。

 EPG画面の「番組表」では、この日の1159(12時台以降は何故か表示が「1124」に変わった)~1700, 1700~0000の番組タイトルは「試験電波発射中・デジタル総合テレビは12月1日午前11時から放送開始します」になっていました。切れ目の1700には特に何も変化はありませんでした。

 このままモニターは12月1日に続きます。

(2003.12.01 UP)


2003年8月初めに2003年10月|2003年11月|2003年12月2004年4月2004年7月2004年8月2004年9月2004年10月2004年11月2004年12月2005年8月2005年9月2005年10月2005年11月2005年12月2006年1月~3月2006年4月2006年5月2006年6月2006年7月2006年8月2006年9月2006年10月2006年11月2006年12月

▽受信地
東京西部

▽受信機器(特記ない限り)
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500---室外3分配器 東芝 HDW-3N---アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器 東芝 HB-35US2---神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8+東京タワー向け8エレVHFアンテナ
同軸ケーブル:S-5C-FB(チューナー~室外3分配器:日本アンテナ S5CFB、室外3分配器~アンテナ:四国電線 S-5C-FB)
アンテナ、ブースター、同軸ケーブルなどは特に地上デジタル放送受信を意識したものではなく、今まで東京タワーからのVHF局と神奈川tvk(UHF)のアナログ放送受信に使用していたものをそのまま使用しています。

▽受信画像について
受信画像は、TU-MHD500から一旦アナログのVHSビデオデッキに録画し、それを再生してビデオキャプチャーでPCに取り込んでいます。そのため、画質がいまいち良くありませんが、ご了承下さい。また、画像はチューナー側の設定で4:3画像用の出力に設定しています。

▽略語
c/on=Carrier on、電波送信開始 c/off=Carrier off、停波

当ホームページでは当コンテンツなど一部コンテンツで東京で受信した国内の地上デジタルTV放送の受信画像を掲載していますが、これらは地上デジタルTV放送受信の参考資料として掲載しているものであり、商用目的ではありません。何か問題がありましたら、TOPページにありますメールアドレス宛てにメールにてご連絡下さい。直ちに削除致します。
当ホームページに掲載されている画像や音声を無断で引用及び2次使用することを堅くお断りします。


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN


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