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地上デジタル放送 試験電波~本放送モニター(2004年9月)

2004.09.27 UP
2005.10.16 追記 UP

受信画像削除 2008.02.18 UP

このページは地上デジタル放送の受信モニターを随時アップしたものです。
各局の送信出力や放送エリアなどの詳細はこちらをご覧下さい。


2003年8月初めに2003年10月2003年11月2003年12月2004年4月2004年7月2004年8月|2004年9月|2004年10月2004年11月2004年12月2005年8月2005年9月2005年10月2005年11月2005年12月2006年1月~3月2006年4月2006年5月2006年6月2006年7月2006年8月2006年9月2006年10月2006年11月2006年12月
2004年9月4日 土曜
★NHK東京教育テレビ NHKとうきょうきょういくデジタルテレビジョンがマルチ編成へ

 この日からNHKデジタル教育テレビのマルチ放送が始まりました。読売新聞 2004.09.03毎日新聞 2004.09.03の記事によると、9月27日から平日は10時間、「教育1」「教育2」として、土曜は12時間、日曜は8時間、「教育1」「教育2」「教育3」としてマルチ放送を行なう予定で、それに先立って9月4日から土・日に2つのチャンネルでマルチ放送を行なうとのことです。

 この日の1410にチェックしたところ、確かに021ch NHK教育1・東京で『芸能花舞台』、023ch NHK教育3・東京で『きょうの料理』を放送しており、2つのチャンネルでマルチ放送を行なっていました。NHK HPの番組表によると、この日は1000~1800までこの2つのチャンネルでマルチ放送を行なっていたようです。

 8月のアテネ五輪の時に、NHKデジタル総合テレビが一部の時間帯に011ch NHK総合1・東京と012ch NHK総合2・東京の2つのチャンネルでマルチ放送を行なっていましたが、定時放送としてマルチ放送が行なわれたのは、私が知る限りでは、これが初めてだと思います。

(2004.09.04 UP)

2004年9月22日 水曜 第二段階出力本放送初日
★第二段階出力が試験放送から本放送へ

 第二段階出力は8月から試験放送という形で段階的に増力されてきましたが、この日から本放送に移行しました(総務省関東総合通信局報道資料 2004.09.15参照)。NHK総合 410W、民放・NHK教育 700Wです。第二段階出力の本放送は本来年末目処だった予定が10月に前倒しされ、更に9月22日に前倒しされたことになります。

 この日のアンテナレベルを調べると、NHK総合は8月2日の増力、民放・NHK教育は8月31日の増力の時とあまり大きな差はなく、既にNHK総合は8月2日から410W、民放・NHK教育は8月31日から700Wで送信されていたように感じます。

 しかし、アンテナレベルにあまり変化がないのは当地で私がチェックした限りであり、インターネット上の各地の色々な受信情報を見ると、試験放送期間に出力や送信ビームなどの調整があったと感じさせる情報もありました。

 TU-MHD500の各局のレベルを紹介します。

TU-MHD500レベル
アンテナレベル/C/N値(最大)
物理ch リモコンID 局名 8/31 2220頃 9/21 2300頃 9/22 2315頃
20ch 9ch 東京MXテレビ 94/- 92/45 94/47
21ch 8ch フジテレビ 90/- 89/44 92/45
22ch 6ch TBSテレビ 95/- 93/46 96/47
23ch 7ch テレビ東京 89/- 86/43 89/44
24ch 5ch テレビ朝日 91/- 89/44 91/45
25ch 4ch 日本テレビ 97/- 95/47 98/49
26ch 2ch NHK東京教育 92/- 90/44 91/45
27ch 1ch NHK東京総合 86/- 84/42 87/43

(2004.09.22 UP)

追記

 第二段階試験放送当時、私と同じBCLサークルに所属している方で、TBSに勤務されている方から、TBSの送信出力についてメールで情報を頂いていました。当時は私の判断でこの情報は公表していなかったのですが、今回、追記という形でその方に許可を取った上でその情報を掲載します。

 その方によると、送信出力の情報は、特に秘匿すべきような情報ではなく、どちらかと言うといちいち公表しないだけの感じだそうです。

2004年9月3日に頂いたメールより引用。
「地上デジタル試験放送の件ですが、TBSの技術関係者に聞いたところ今の出力は700Wに近づいてはいるもののまだフルパワーにはなっていないそうです。今後、UHFサテライト局等への影響がないかをさらに確認・調査した上で、10月の本放送までの間にもう一段階、出力を上げることになるそうです。」

2004年9月22日に頂いたメールより引用。
「地上デジタルが今日から700Wの本運用になったことは関東総合通信局のHP等でご存知のことと思います。先述のTBS技術関係者によると、実際には1週間前の9月15日から700Wでの試験運用に移行していたということです。」

 つまり、TBSは少なくとも9月3日の時点ではまだ700Wにはなっておらず、9月15日~700Wでの試験運用、9月22日~700Wでの本放送になったことになります。

 当地でアンテナレベルにあまり変化がなかったのは、9月15日以前の出力から9月15日以降の出力700Wに増力された程度では、アンテナレベルに大きな変化を及ぼすほどの増力ではなかったのかもしれません。

(2005.10.16 追記)


2003年8月初めに2003年10月2003年11月2003年12月2004年4月2004年7月2004年8月|2004年9月|2004年10月2004年11月2004年12月2005年8月2005年9月2005年10月2005年11月2005年12月2006年1月~3月2006年4月2006年5月2006年6月2006年7月2006年8月2006年9月2006年10月2006年11月2006年12月

▽受信地
東京西部

▽受信機器(特記ない限り)
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500---室外3分配器 東芝 HDW-3N---アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器 東芝 HB-35US2---神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8+東京タワー向け8エレVHFアンテナ
同軸ケーブル:S-5C-FB(チューナー~室外3分配器:日本アンテナ S5CFB、室外3分配器~アンテナ:四国電線 S-5C-FB)
アンテナ、ブースター、同軸ケーブルなどは特に地上デジタル放送受信を意識したものではなく、今まで東京タワーからのVHF局と神奈川tvk(UHF)のアナログ放送受信に使用していたものをそのまま使用しています。

▽受信画像について
録画、キャプチャー環境は下記の通りです。
TU-MHD500---S映像ケーブル---Panasonic HDD内蔵DVDレコーダー DMR-E95HのHDDにXPモードで録画

DMR-E95HのHDDからDVD-RAMにムーブ

DMR-E95HのDVD-RAM(XPモード)を再生---S映像ケーブル---PCキャプチャーボード Canopus MTV2000

▽略語
c/on=Carrier on、電波送信開始 c/off=Carrier off、停波

当ホームページでは当コンテンツなど一部コンテンツで東京で受信した国内の地上デジタルTV放送の受信画像を掲載していますが、これらは地上デジタルTV放送受信の参考資料として掲載しているものであり、商用目的ではありません。何か問題がありましたら、TOPページにありますメールアドレス宛てにメールにてご連絡下さい。直ちに削除致します。
当ホームページに掲載されている画像や音声を無断で引用及び2次使用することを堅くお断りします。


All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN


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