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TOP > Special Reports > 地上デジタル放送 試験電波~本放送モニター
モニター期間:2003年10月~2006年12月
2006.12.11 UP
多数画像削除 2008.02.18 UP
このページは東京西部で受信した、東京などの地上デジタル放送の試験電波~本放送の受信モニターを随時アップしたものです。2003年9月に地上デジタル対応チューナー Panasonic TU-MHD500を購入し、2003年10月~2006年12月まで受信モニターをしてみました。年月順に日記風に書いていますので、まとまった内容になっていませんがご了承下さい。
地上デジタル放送は地上波デジタル放送とも呼びますが、総務省や放送局は地上デジタル放送と呼んでいるようです。
2003年12月の東京の地上デジタル放送開始時点では、関東地区のアナアナ変換が完了していないため、東京各局は低出力送信での放送開始となりました。その後のアナアナ変換の進行に応じて、第一段階→第二段階→第三段階と3回に渡って段階的に出力が増力されていくことになります。
2003年12月の本放送開始時点では第一段階で、民放やNHK東京教育テレビは送信出力が低く、放送エリアも狭いため、当地ではNHK東京総合テレビの地上デジタル放送「NHKとうきょうデジタルテレビジョン JOAK-DTV」 (J27ch。物理チャンネル27ch)のみが受信可能地域になっており、実際の受信でも2003年10月~2004年7月のモニターでは同局のみが受信出来ていて、民放やNHK東京教育テレビのJ20,J21,J22,J23,J24,J25,J26chは、特記したもの以外はアンテナレベル"0"で受信不可でした。
各局の送信出力や放送エリアなどの詳細は下記ページをご覧下さい。
2004年8月から第二段階の試験放送と言う形で東京の地上デジタル放送の出力が増力されました(7月には試験電波もあり)。この増力によって、当地では民放やNHK東京教育テレビも受信可能となり、これで東京の地上デジタル放送が全局受信可能になりました。
そして、当初の予定を2004年年末目処→2004年10月→2004年9月22日と前倒しし、2004年9月22日から第二段階の本放送に移行しました。
関東のアナアナ変換がほぼ完了したのに伴い、2005年8月から試験電波として東京の地上デジタル放送の第三段階の出力増力・調整が段階的に始まりました。そして、2005年12月1日に第三段階(最終段階)のフルパワー定格出力の本放送に移行しました。
これより前、2003年8月に行われた地上デジタル放送の試験電波発射では、J20,J21,J22,J23,J24,J25,J26,J27chで地上デジタル放送らしい電波が受信出来ましたが、当時は地上デジタルチューナーがなかったため、電波の復調が出来ませんでした。この件については下記ページをご覧下さい。
2003年8月の地上デジタル放送とアナログ放送の試験電波モニター
2004年10月から試験電波が受信でき、2004年12月1日から本放送を開始しました。
2005年8月4日に同局と思われる試験電波を初受信し、その後、2005年9月中旬以降試験電波が受信出来ました。そして2005年12月1日に本放送を開始しました。
2005年11月に群馬の前橋送信と思われる各チャンネルを受信し、NHK、関東広域民放5局は2005年12月1日から本放送を開始しました。当初は復調(視聴)は出来ませんでしたが、2005年12月上旬の増力から復調(視聴)が可能になりました。
2005年8月5日に同局と思われる試験電波を初受信し、その後も同局と思われる電波が受信出来ていますが、電波が弱いため、復調(視聴)は出来ていません。2006年4月1日から本放送を開始したとのことです。しかしその後、ワンセグ放送は復調(視聴)出来ることを確認しました(2006年12月初受信)。
2005年11月以降、他の前橋送信各チャンネルと同時に同局の試験電波が受信でき、2006年9月1日に本放送を開始しました。
2006年11月上旬から268chに「Gガイド」が登場しました。J22chのTBSテレビの電波を利用しています。
東京親局よりも早く、前橋中継局が試験電波を発射し、2005年11月以降、他の前橋送信各チャンネルと同時に同局と思われる試験電波が受信出来ました。同局からの返信によると、これは「実験局」とのことです。しかし、東京親局と同一チャンネルのため、東京親局が試験電波を出し始めた2006年8月以降は前橋中継局と区別出来る受信は不可能になりました。
東京親局は2006年8月から試験電波が受信でき、2006年12月1日から本放送を開始しました。
ワンセグ放送は全国的に2006年4月から本放送が開始されましたが、ワンセグ放送用の受信機は私は少し遅れて、2006年10月下旬にBUFFALOのPC用ワンセグテレビチューナー DH-ONE/U2を購入しました。「2006年12月」の「ワンセグ放送の受信について ~ TV-DX(遠距離受信)に有利なワンセグ放送!」の項でワンセグ放送の受信について書いてあります。
ch | 放送局名 | アンテナレベル | 復調 | ワンセグ | 受信設備 | 備考 |
18 | tvk | 88 | ○ | ○ | 1,3,4 | |
19 | 群馬テレビ | 38/44 | ○/○ | × | 2,5 | *1,6 |
20 | 東京MXテレビ | 99 | ○ | ○ | 1,3,4 | |
21 | フジテレビ | 75 | ○ | ○ | 1,3,4 | |
22 | TBSテレビ | 95 | ○ | ○ | 1,3,4 | |
23 | テレビ東京 | 99 | ○ | ○ | 1,3,4 | |
24 | テレビ朝日 | 93 | ○ | ○ | 1,3,4 | |
25 | 日本テレビ | 99 | ○ | ○ | 1,3,4 | |
26 | NHK東京教育テレビ | 98 | ○ | ○ | 1,3,4 | |
27 | NHK東京総合テレビ | 97 | ○ | ○ | 1,3,4 | |
28 | 放送大学 | 93 | ○ | × | 1,3,4 | *6 |
28 | 2,5 | *1,3,5 | ||||
30 | チバテレビ | 24 | × | ○ | 2,5 | *4 |
32 | テレ玉(テレビ埼玉) | 47 | ○ | ○ | 2,5 | |
33 | 日本テレビ(前橋中継局) | 30/40 | ×/○ | ○ | 2,5 | *1 |
36 | TBSテレビ(前橋中継局) | 30/35 | ×/○ | ○ | 2,5 | *1 |
37 | NHK東京総合テレビ(前橋中継局) | 35/38 | ○/○ | ○ | 2,5 | *1 |
39 | NHK東京教育テレビ(前橋中継局) | 30/37 | ×/○ | ○ | 2,5 | *1 |
42 | フジテレビ(前橋中継局) | 13/13/28 | ×/×/× | ○ | 2,5 | *2 |
43 | テレビ朝日(前橋中継局) | 28/39 | ×/○ | ○ | 2,5 | *1 |
45 | テレビ東京(前橋中継局) | 27/35 | ×/○ | ○ | 2,5 | *1 |
受信機器は受信する局によって使い分けています。
☆受信機器(1)-- 東京各局、神奈川tvk受信用(特記ない限り、この受信機器を使用) 地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500---室外3分配器 東芝 HDW-3N---アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器 東芝 HB-35US2---神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8+東京タワー向け8エレVHFアンテナ。 UHFアンテナ方向:横浜方向固定 同軸ケーブル…S-5C-FB(チューナー~室外3分配器:日本アンテナ S5CFB、室外3分配器~アンテナ:四国電線 S-5C-FB) 東京各局や神奈川のtvkの受信には、普段のTV視聴用に使用しているこの受信機器を使用しています。このモニターページも特記ない限り、この組み合わせを使用しました。 アンテナ、ブースター、同軸ケーブルなどは特に地上デジタル放送受信を意識したものではなく、今まで東京タワーからのVHF局、神奈川のtvk(UHF局)のアナログ放送受信に使用していたもので、この組み合わせで地上デジタル放送も「良好に受信出来てしまった」ため、これらをそのまま使用しています。 |
☆受信機器(2)-- 東京各局、神奈川tvk以外の局の受信用
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500---中継接栓---室内用33dBブースター 日本アンテナ VTR-331-SP---アンテナ切替器---広帯域ログペリアンテナ CLEATE CLP5130-1 アンテナ方向:受信局によって任意の方向に回転 同軸ケーブル…チューナー~中継接栓:S4CFB、中継接栓~アンテナ切替器:FUJIKURA 5C-2V、アンテナ切替器~アンテナ:KYOWA 5D-FB 東京各局や神奈川のtvkと送信地の方向が異なる放送局の受信には、受信機器(1)の22エレUHFアンテナよりUHF帯のアンテナ利得は落ちますが、アンテナが回転出来る広帯域ログペリアンテナ CLEATE CLP5130-1を使用しています。受信時にはアンテナを各々のアンテナレベルの最も高くなる方向に向けて受信しました。 |
☆受信機器(3)--ワンセグ放送の普段の受信用 PC USB接続ワンセグチューナー BUFFALO DH-ONE/U2---付属外部アンテナ ワンセグ放送の受信には、PCでワンセグ放送が視聴出来るBUFFALOのDH-ONE/U2を使い、普段はDH-ONE/U2に付属の外部アンテナを繋いで受信しています。 ワンセグ放送の受信(DH-ONE/U2の使用)は2006年10月下旬以降です。 |
▽受信機器(4)-- ワンセグ放送の東京各局、神奈川tvk受信用 PC用ワンセグテレビチューナー BUFFALO DH-ONE/U2(+CXP-FJ変換コード)---室外3分配器東芝 HDW-3N---アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器 東芝 HB-35US2---神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ東芝 TA-25UWD8+東京タワー向け8エレVHFアンテナ UHFアンテナ方向:横浜方向固定 同軸ケーブル…S-5C-FB(チューナー~室外3分配器:日本アンテナ S5CFB、室外3分配器~アンテナ:四国電線 S-5C-FB) 東京各局や神奈川のtvkのワンセグ放送をより良い状況で受信したい時は、普段のTV視聴用に使用しているこの受信機器を使用しています。 |
▽受信機器(5)--ワンセグ放送の東京各局、神奈川tvk以外の局の受信用 PC用ワンセグテレビチューナー BUFFALO DH-ONE/U2(+CXP-FJ変換コード)---中継接栓---室内用33dBブースター日本アンテナ VTR-331-SP---アンテナ切替器---広帯域ログペリアンテナ CLEATE CLP5130-1 アンテナ方向:受信局によって任意の方向に回転 同軸ケーブル…チューナー~中継接栓:5C-2V、中継接栓~アンテナ切替器:FUJIKURA 5C-2V、アンテナ切替器~アンテナ:KYOWA 5D-FB 各方向の遠方の放送局のワンセグ放送の受信には、アンテナが回転出来る広帯域ログペリアンテナ CLEATE CLP5130-1を繋いでいます。受信時にはアンテナを各々の受信状況の最も良くなる方向に向けて受信しました。 |
Panasonicの地上デジタル・BSデジタル・110度CSチューナー TU-MHD500の使用記、BUFFALOのPC用ワンセグテレビチューナー DH-ONE/U2の使用記は下記ページにまとめてあります。
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500 紹介
USBワンセグテレビチューナー DH-ONE/U2(ちょいテレ)使用記
写真を紹介します。左の写真は画像をクリックすると大きな画像が別窓で開きます。
写真左は普段のテレビ視聴に使用しているハイビジョンテレビ Panasonic TH-28D55です。地上デジタルチューナー内蔵で、28型ブラウン管です。
最初は地上デジタル放送はデジタルチューナー Panasonic TU-MHD500をコンポジット接続で普通のアナログテレビに繋いで見ていましたが、そのアナログテレビが壊れたのをきっかけに、2005年4月にTH-28D55を購入しました。
なお、当ページの受信モニターは受信状況などを統一するために、TH-28D55購入後もチューナーはTU-MHD500を使用し、D端子接続ケーブルでTH-28D55に接続して(TH-28D55はD3接続)、TH-28D55で視聴しています。ラックの一番下にTU-MHD500があります。
写真右は屋根上のアンテナで、右の方にあるアンテナは下が神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8(横浜方向固定)、上が東京タワー向け8エレVHFアンテナ(東京タワー方向固定)です。受信機器(1)のアンテナで、普段のテレビ視聴に使用しています。
左の方のアンテナは上と下の2つ共、広帯域ログペリアンテナ CLEATE CLP5130-1で、50~1300MHzの広帯域をカバーするアンテナです。受信機器(2)のアンテナで、当HPのメインである海外のTV・FM受信に使用していますが、ローテーターで回転出来るため、上記のUHF、VHFアンテナと方向が異なる局の受信には、アンテナ利得は落ちますがこのCLP5130-1を使用しています。
なお、地上デジタル放送の電波自体は広帯域受信機でも電波が確認出来ます。また、地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500では「チャンネル設定」で受信スキャンして何も引っ掛からなくても、電波が出ていること自体は確認出来ます。これらの確認方法を下記ページで紹介しています。
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500 紹介 > 追記事項
▽受信地
東京西部
▽受信機器(1)(特記ない限り、この受信機器を使用)
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500---室外3分配器 東芝 HDW-3N---アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器
東芝 HB-35US2---神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8+東京タワー向け8エレVHFアンテナ
UHFアンテナ方向:横浜方向固定
同軸ケーブル…S-5C-FB(チューナー~室外3分配器:日本アンテナ S5CFB、室外3分配器~アンテナ:四国電線
S-5C-FB)
東京各局や神奈川のtvkの受信には、普段のTV視聴用に使用しているこの受信機器を使用しています。このモニターページも特記ない限り、この受信機器を使用しました。
アンテナ、ブースター、同軸ケーブルなどは特に地上デジタル放送受信を意識したものではなく、今まで東京タワーからのVHF局と神奈川のtvk(UHF)のアナログ放送受信に使用していたものをそのまま使用しています。
▽受信機器(2)
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500---中継接栓---室内用33dBブースター 日本アンテナ VTR-331-SP---アンテナ切替器---広帯域ログペリアンテナ
CLEATE CLP5130-1
アンテナ方向:受信局によって任意の方向に回転
同軸ケーブル…チューナー~中継接栓:S4CFB、中継接栓~アンテナ切替器:FUJIKURA
5C-2V、アンテナ切替器~アンテナ:KYOWA 5D-FB
東京各局や神奈川のtvkと送信地の方向が異なる放送局の受信には、受信機器(1)の22エレUHFアンテナよりUHF帯のアンテナ利得は落ちますが、アンテナが回転出来る広帯域ログペリアンテナ
CLEATE CLP5130-1を使用しました。受信時にはアンテナを各々のアンテナレベルの最も高くなる方向に向けて受信しました。
▽受信機器(3)
PC用ワンセグテレビチューナー BUFFALO DH-ONE/U2---付属外部アンテナ
ワンセグ放送の受信には、PCでワンセグ放送が視聴出来るBUFFALOのDH-ONE/U2を使い、普段はDH-ONE/U2に付属の外部アンテナを繋いで受信しています。
▽受信機器(4)
PC用ワンセグテレビチューナー BUFFALO
DH-ONE/U2(+CXP-FJ変換コード)---室外3分配器東芝 HDW-3N---アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器 東芝
HB-35US2---神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ東芝
TA-25UWD8+東京タワー向け8エレVHFアンテナ
UHFアンテナ方向:横浜方向固定
同軸ケーブル…S-5C-FB(チューナー~室外3分配器:日本アンテナ
S5CFB、室外3分配器~アンテナ:四国電線 S-5C-FB)
東京各局や神奈川のtvkのワンセグ放送をより良い状況で受信したい時は、普段のTV視聴用に使用しているこの受信機器を使用しています。
▽受信機器(5)
PC用ワンセグテレビチューナー BUFFALO
DH-ONE/U2(+CXP-FJ変換コード)---中継接栓---室内用33dBブースター日本アンテナ
VTR-331-SP---アンテナ切替器---広帯域ログペリアンテナ CLEATE
CLP5130-1
アンテナ方向:受信局によって任意の方向に回転
同軸ケーブル…チューナー~中継接栓:5C-2V、中継接栓~アンテナ切替器:FUJIKURA
5C-2V、アンテナ切替器~アンテナ:KYOWA 5D-FB
各方向の遠方の放送局のワンセグ放送の受信には、アンテナが回転出来る広帯域ログペリアンテナ
CLEATE CLP5130-1を繋いでいます。受信時にはアンテナを各々の受信状況の最も良くなる方向に向けて受信しました。
▽受信画像について
当ホームページでは当コンテンツなど一部コンテンツで東京で受信した国内の地上デジタルTV放送の受信画像を掲載していますが、これらは地上デジタルTV放送受信の参考資料として掲載しているものであり、商用目的ではありません。何か問題がありましたら、TOPページにありますメールアドレス宛てにメールにてご連絡下さい。直ちに削除致します。
当ホームページに掲載されている画像や音声を無断で引用及び2次使用することを堅くお断りします。
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関東の地上デジタル放送の局名、コールサイン、出力など
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500 紹介
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地上デジタル放送のQSL
2003年8月の地上デジタル放送の試験電波のQSL・返信
2003年8月の地上デジタル放送の試験電波に伴う、アナログ放送の試験電波のQSL