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2005.10.02 UP
受信画像削除 2008.02.18 UP
このページは地上デジタル放送の受信モニターを随時アップしたものです。
各局の送信出力や放送エリアなどの詳細はこちらをご覧下さい。
受信局名:テレビ埼玉 テレビさいたまデジタルテレビジョン(推定) | ||
受信チャンネル:物理チャンネル32ch(J32ch) | ||
受信日時: | ||
9月14日 1330~1800 c/off 9月27日 1023 c/on~1800 c/off 9月28日 1000 c/on~1800 c/off ※平日に録画モニターしたチェック日時は上記の日時のみ。他の日時の状況は不明。 |
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受信内容:PN信号(映像、音声が電波に乗っていない特殊な試験電波)のため、映像、音声は見聞き出来ず。 | ||
受信機器:受信機器(2)。アンテナ方向:浦和方向 | ||
TU-MHD500アンテナレベル:9/14 47(最大)、9/27 44(最大)、9/28 57(最大) |
8月4日未明の試験電波以降、同局を受信していなかったのですが、9月中旬にインターネット上の受信情報で同局が昼間に試験電波を出しているとの情報がありました。
そこで、9月14日にTU-MHD500の「受信設定」の画面をビデオにタイマー録画しておいたところ(TU-MHD500の「受信設定」の画面はHDD/DVDレコーダーには録画不可)、1330(録画開始)~1800停波にPN信号(映像や音声のない真黒画面&無音の特殊な試験電波)ではありますが、確かに試験電波が出ているのが確認出来ました。
アンテナレベルは8月4日未明の"76"~"79"くらい、最大"79"より低く、"42"~"44"くらい、最大"47"でした。8月4日未明(局からの返信によるとフルパワー500W)より低い出力で送信しているのでしょう。
9月27日の録画チェックでもアンテナレベルはほぼ同じで"43"くらい、最大"44"でした。
しかし、9月28日の録画チェックではアンテナレベルが"56"くらい、最大"57"に上昇しており、9月28日には9月14日、27日よりも高い出力で送信していたものと思われます。
同局の試験電波は平日の1000~1800のようで、土日や祭日には出ていないようです。
(2005.09.19 UP、2005.10.02 UP)
以前からインターネット上で未確認情報で出ていた各局の増力スケジュールですが、spookieさんの個人ブログ「(´∀`|俺:\My Documents」 < http://spookie.livedoor.biz > の2005年09月13日の書き込み < http://spookie.livedoor.biz/archives/50050265.html > に、NHKから各関係機関に案内されている資料という画像が掲載されており、それに「東京タワー地上デジタル放送 試験電波発射スケジュール(予定)」が掲載されています。9月13日現在で予定されている増力スケジュールだそうです。信憑性は不明ですが、この掲載内容を下記に表記方法を変えて紹介します。
●NHKデジタル総合 ▽9月~11月 ・本放送 410W ・試験放送 現在 820W 9月16日(早朝5時までに増力予定)~ 2.5kW(+5dB) 9月23日(午前9時頃に増力予定)~ 5kW(+3dB) 10月3日(午前9時頃に増力予定)~ 10kW(+3dB)(フルパワー) ▽12月1日~ フルパワー本放送開始予定 ●NHKデジタル教育 ▽9月~11月 ・本放送 700W ・試験放送 9月16日(早朝5時までに増力予定)~ 2.5kW(+6dB) 9月23日(午前9時頃に増力予定)~ 5kW(+3dB) 10月3日(午前9時頃に増力予定)~ 10kW(+3dB)(フルパワー) ▽12月1日~ フルパワー本放送開始予定 ●広域民放:日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京 ▽9月~11月 ・本放送 700W ・試験放送 現在 1.2kW 9月16日(早朝5時までに増力予定)~ 2.5kW(+5dB) 9月23日(午前9時頃に増力予定)~ 5kW(+3dB) 10月3日(午前9時頃に増力予定)~ 10kW(+3dB)(フルパワー) ▽12月1日~ フルパワー本放送開始予定 ●東京MX ▽9月~11月 ・本放送 700W ・試験放送 現在 3kW(フルパワー) ▽12月1日~ フルパワー本放送開始予定 ※試験放送電波は送信機の調整や受信対策などの状況により増減することがある。 |
また、インターネット上の未確認情報で、9月16日から上述のようにNHK・広域民放5局の出力が全局2.5kWに増力(NHK総合 820W→2.5kW、NHK教育 700W→2.5kW、広域民放5局 1.2kW→2.5kW)、広域民放5局の送信アンテナが3段→5段に変更になるとの情報があり、チェックしました。
Yahoo!テレビのテレビ番組表を見ると、この日の未明は広域民放5局は全局放送休止、NHK総合、NHK教育は終夜放送で放送休止なしでした。以前も書いたように増力だけなら放送中の増力も可能、送信アンテナの3段→5段への変更には一旦停波が必要とのことなので、この休止状況も納得出来ます。
各局の放送終了時間、試験電波の送信開始時間、増力した時間がバラバラだったため、モニターも虫穴状態ですが、チェックした範囲内のことを紹介します。< >内のチャンネルはチャンネルIDの番号です。
今回もフジテレビ(J21ch <8ch>)を中心にモニターをしました。0325~0409、0425~0431に連続チェック。『FNSドキュメント大賞』、0329 CMの後、0330に「16日金曜日04:30 CM001P1 090」という変な画面が一瞬出て、カラーバー&変調音が1秒ほど流れ、すぐに停波。放送終了画面はなしです。ここまでのアンテナレベルは"76"。
そして0340に電波送信再開、カラーバー&変調音の試験電波で、アンテナレベルが"79"に若干上昇。0345に一旦停波し、すぐに送信再開すると、アンテナレベルが"43"~"67"と大きく変動した後、しばらくして"79"に落ち着きました。0350に停波。
0403に再び送信再開し、カラーバー&変調音の試験電波になると、アンテナレベルが更に"81"に上昇していました。一旦受信を中断、他局をチェックしたりして、0425~再びチェックすると、アンテナレベルは"81"と変化なく、カラーバー&変調音の後、0430~『めざにゅ~』が突然始まって放送再開。放送開始画面はありませんでした。
0340と0403の2段階に渡ってアンテナレベルが上昇しており、この2段階で増力、アンテナ5段化が行われたように感じました。
日本テレビ(J25ch <4ch>)は03時過ぎには既に停波(0259頃放送終了の模様)。たまたまチャンネルを合わせていた、0319に電波送信開始、カラーバー&変調音の試験電波になりましたが、この時のアンテナレベルは"87"でした。その後、0409にチェックするとカラーバー&変調音の試験電波で、アンテナレベルが"100"に上昇しており、この間に増力、アンテナ5段化が行われたものと思われます。
TBSテレビ(J22ch <6ch>)は放送中の0320頃のチェックではアンテナレベル"93"。0331には既に停波(0327頃放送終了の模様)。その後、0410にチェックすると、カラーバー&変調音の試験電波で、アンテナレベルが"97"に上昇していました。
テレビ朝日(J24ch <5ch>)は放送中の0320頃のチェックではアンテナレベル"93"。その後、0340 放送終了、0342 停波。同局とテレビ東京は他の広域民放局が送信再開して増力した試験電波を出す中、なかなか電波を出しませんでしたが、0431にチェックすると同局もカラーバー&変調音の試験電波を出しており、アンテナレベルが"95"に上昇しました。
テレビ東京(J23ch <7ch>)は放送中の0320頃のチェックではアンテナレベル"100"。その後、0400 放送終了、0402 停波。0433にチェックするとカラーバー&変調音の試験電波で(0433に一旦停波しましたが、すぐに0434に送信再開)、アンテナレベルは"99"~"100"。放送終了前に既にアンテナレベルが"100"あったため、レベルの上昇は分かりませんでした。
NHK東京総合テレビ(J27ch <1ch>)は前述の通り終夜放送で、放送休止はありません。0320頃のチェックではアンテナレベル"94"でしたが、0409にチェックすると"99"に上昇しており、この間に増力されたようです。後述のNHK教育のパターンと同じと仮定すると、0325の映像散歩『風情・日本“京都・雅”』(フィラー的存在番組)の時間に増力されたのかもしれません。
NHK東京教育テレビ(J26ch <2ch>)も終夜放送、放送休止なしですが、なかなかアンテナレベルが上がりませんでした。0500までには増力されるはずなので、0447~同局を見ていると、『NHK高校講座 家庭総合』の後、0450に『四万十川流域』(映像散歩。フィラー的存在番組)が始まったとたんにアンテナレベルが"99"に上昇。この時に増力されたようです。その後、0459 日の丸、ローカルID、0500 『漢詩紀行』となり、翌日の番組が始まりました。
アンテナレベルは全局共、若干上昇し、90台後半~100になりましたが、フジテレビだけは最大"80"~"81"と、相変わらず他局に比べて低くなっています。理由はよくわかりません。
アナログ放送の方の状況ですが、広域民放5局はフジテレビ以外の4局は放送休止時間には停波していましたが、フジテレビだけは放送休止時間中にも停波せず、ずっとカラーバーを出していました。
放送休止していた広域民放5局は、0430のフジテレビを始め、次々と放送を再開し、0510までには全ての局が放送を再開しました。
TU-MHD500の各局のレベルと受信画像を紹介します。一部の画像はクリックすると大きな画像が別窓で開きます。
TU-MHD500のレベルの変化状況 9月16日未明
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NHK東京総合テレビ アンテナレベル最大"99" |
NHK東京教育テレビ アンテナレベル最大"99" |
日本テレビ アンテナレベル最大"100" |
テレビ朝日 アンテナレベル最大"95" |
TBSテレビ アンテナレベル最大"99" |
テレビ東京 アンテナレベル最大"100" |
フジテレビ アンテナレベル最大"80" |
東京MXテレビ アンテナレベル最大"100" |
(2005.09.19 UP)
TBSテレビの技術業務の方へのメールでの問い合わせにより、少なくともTBSテレビはこの日から送信指向性が無指向性に変更されたのが間違いないと確認されました。足並みを揃えている他の広域民放局も同じ可能性があります。(「2005年9月23日」の項参照)。
(2005.10.02 UP)
「2005年9月16日」の項で紹介したように、この日の0900頃からNHK・広域民放5局全局が2.5kW→5kWに増力との情報がありましたので、仕事も午後からなのでチェックしました。今回は放送中での増力ということになります。
0900の前と後とで各局のアンテナレベルをチェックしたのですが、どの局もアンテナレベルにほとんど変化はありませんでした。フジテレビ(J21ch <8ch>)は0855~1030まで連続受信しましたが、アンテナレベルはずっと"79"~"80"くらい、最大"81"で、変化なしです。翌日9月24日の朝方にチェックしても各局共アンテナレベルは変わっていませんでした。
しかし、電波の信号強度を示す受信電力指標の0850前後と1220前後の数値を見ると、東京MXテレビやtvkは0850前後と1220前後とでほとんど変化がないのに対し、NHKや広域民放5局は0850前後より1220前後の方が若干レベルが高くなっており、この日の午前に増力があったように感じられます。
当初、インターネット上の受信情報を見てもアンテナレベルの上がった地域は少なく、増力に疑問があったので、思い切って9月24日の夕方にNHKの受信相談専用電話に現在の出力などをお尋ねしたところ、「こちらにあります資料ではNHK、民放各社共、(現在の)出力は5キロワットですね」、「12月から本放送の10キロワットになります」、「10月3日から(試験放送として)10キロワットになります」とのお返事がありました。少なくとも9月24日現在の出力は5kWに間違いなく、やはり9月23日に増力があったのかもしれません。
それにしても、2.5kW→5kWが+3dB、5kW→10kWも+3dBなのに、この程度のアンテナレベル(特に当地におけるフジテレビ)では、フルパワー10kWになってもアナログVHF 50kWと同程度の受信エリアが確保出来るのかちょっと疑問な気もしています。室内アンテナやポータブルテレビ、携帯電話などの簡易的な受信機器でも現在と同程度に受信出来るのでしょうか? 2003年8月の試験電波で行政側、放送局側、メーカー側がフィールド検証実験をやっているので、大丈夫なのだとは思いますが・・・。
tvkのアンテナレベルは相変わらず、アンテナレベルを調べる際の、アンテナ→ブースター→室外3分配器→チューナー、と接続した場合はアンテナレベルが"15"くらいと極端に低くなって、視聴(復調)不可能になり、普段の視聴の際にテレビやPCのビデオキャプチャーなどにも繋ぐためにチューナーの手前で室内用2分配器を3つ使用した場合は、アンテナレベルは"40"くらいあり、ちゃんと視聴出来ます。
TU-MHD500の各局のレベルを紹介します。
TU-MHD500のレベルの変化状況 9月23日
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ところで、これまで紹介してきた増力スケジュールはインターネット上の未確認情報が多く、私自身も自信のない部分がありました。そこで、「2005年8月29日」の項に書いたTBSテレビ技術業務の方に増力スケジュールについてメールで確認してみることにしました。相手側のことを考えるとご迷惑だとは思いましたが、後々疑問を残すより、お尋ねするなら今しかないと思い、お聞きしてみた次第です。9月26日の未明にメールをお送りし、当日の午前中に早速お返事がありました。
第三段階の試験放送としての送信出力の増力時期の、8/16~送信指向性を無指向性へ変更、8/29~1.2kWに増力、9/16~2.5kWに増力、9/23~5kWに増力については「ここまでは、ある意味順調に行きましたが、途中選挙により本来のスケジュールが動いたり致しました。」とのお返事が、また、10/3~10kWに増力については「これも正式には、決定ではありません。恐らく前倒しは考え難く、又予定通り増力しましても他の影響により、速やかに元に戻す可能性もございますので、正式に何時何時迄に10kwフルパワーとは、発表出来ない事情があるのをお酌み取り下さい。」とのお返事がありました。
少なくともTBSテレビに関してはこれまで紹介してきた増力スケジュールで間違いなかったことになります。足並みを揃えている他の広域民放局も同じ可能性があります。
10月3日~の10kW増力については、今はあくまでも試験放送であり、12月の本放送開始までは出力の減力の可能性もあるということでしょう。
(2005.09.25 UP、2005.10.02 UP)
いつからかはっきりしないのですが(恐らく8月16日からだと思うのですが)、神奈川のtvkのアンテナレベルにアンテナの接続方法によって極端な変化が出るようになりました。
アンテナレベルを調べる際にはロスを少なくするために、アンテナ→ブースター→室外3分配器→チューナー、と接続していますが(厳密にはアンテナ直結ではありませんが、ここでは仮に「アンテナ直結接続」と呼びます)、このアンテナ直結接続ではtvkのアンテナレベルが"15"くらいと極端に低くなり、視聴(復調)が不可能になってしまうようになりました。
しかし、普段の視聴の際にはテレビ(地上放送のアンテナ入力はデジタル用とアナログ用の2つあります)やPCのビデオキャプチャーなどにも繋ぐため、チューナーの手前で室内用2分配器を3つ使用し、アンテナ→ブースター→室外3分配器→室内用2分配器→DVDデッキ→ビデオデッキ→室内用2分配器→室内用2分配器→チューナー、と接続しているのですが、この接続ではアンテナレベルは"40"くらいあり、ちゃんと視聴が出来ます。もちろん分配をしたりDVDデッキなどを通しているので、以前にアンテナ直結接続で出ていたアンテナレベルの平均"44"くらいより若干レベルは落ちます。
最初、この接続方法の違いによるtvkのアンテナレベルの極端な変化は理由がよく分からなかったのですが、どうやらアンテナ直結接続では、増力したJ20chの東京MXテレビ(やJ21~J27chの他の東京の地デジ各局)が過入力状態になっていて、出力が10Wしかない神奈川のtvk(J18ch)に電波干渉を起こしていて、tvkのレベルが極端に下がっていたようです。チューナー手前で分配器を3個入れた接続方法では、東京各局のアンテナレベルは下がっており、過入力も抑えられて、電波干渉を起こすことなく、tvkが視聴可能な状態になっていたのでしょう。
アンテナ直結接続と、チューナー手前に分配器を数個入れた接続(ここでは仮に「アンテナ分配接続」と呼びます)とのアンテナレベルの比較は下記の通りです。アンテナ分配接続では東京各局のレベルが下がっているのに対し、tvkのレベルは上がっているのが分かると思います。
アンテナ直結接続とアンテナ分配接続のTU-MHD500のレベルの比較 <アンテナ直結接続> 当モニターの普段のアンテナレベル調査用接続 神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8+東京タワー向け8エレVHFアンテナ---アンテナ直下型35dBUHFブースター兼VU混合器 東芝 HB-35US2---室外3分配器 東芝 HDW-3N---TU-MHD500 同軸ケーブル:S-5C-FB(アンテナ~室外3分配器=四国電線 S-5C-FB、室外3分配器~チューナー=日本アンテナ S5CFB) UHFアンテナ方向:横浜方向固定 <アンテナ分配接続> チューナー手前に2分配器を2個設置 神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8+東京タワー向け8エレVHFアンテナ---アンテナ直下型35dBUHFブースター兼VU混合器 東芝 HB-35US2---室外3分配器 東芝 HDW-3N---室内用2分配器---室内用2分配器---TU-MHD500 同軸ケーブル:S-5C-FB(アンテナ~室外3分配器=四国電線 S-5C-FB、室外3分配器~室内用2分配器=日本アンテナ S5CFB) UHFアンテナ方向:横浜方向固定 調査日時:2005年9月28日 0830前後~0840前後
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なお、後述のように9月28日の0900にtvkの出力が10W→100Wに増力されてからは、アンテナ直結接続でも極端にレベルが下がることはなくなり、アンテナ分配接続と同等のアンテナレベル(むしろアンテナ分配接続より若干高い数値)が得られており、tvk自体の増力によって、東京各局の電波干渉を受けることはなくなったようです。
tvkのHPに下記のような増力についてのお知らせが掲載されました。この日から試験電波として出力が10W→100Wに増力されることになります。
鶴見送信所:tvkデジタル放送エリア拡大について tvkは2004年12月1日から地上デジタル放送を開始しましたが、現在デジタル放送用の電波が届く範囲は限られています。今後必要な工事の進み具合をみながら、徐々に電波を増力させて視聴エリアを拡大させる計画です。9月28日(水)から視聴エリア拡大のための試験電波の発射を行うことになりました。日程は以下の通りです。 2005年9月28日(朝9時頃)から鶴見送信所の出力を100Wに増力 (現行 2004年12月1日、鶴見送信所から出力10Wでスタート) 2005年10月25日(朝9時頃)から鶴見送信所の出力を1KWに増力 (定格出力) この試験に伴い、現行の放送(アナログ放送)への影響はないと思われますが、万が一、映りが悪くなった場合などは、以下の対策センターまでご連絡をお願いします。 ■東京神奈川地域受信対策センター TEL (無料) 0120-504-619 FAX (無料) 0120-401―014 携帯・公衆電話 (有料) 044-829―2538 ※地上デジタル放送では、デジタルハイビジョンの高画質・高音質番組に加えて、データ放送を開始しています。来年度からは携帯端末でも視聴できる「ワンセグ放送」などの新しいサービスも行う予定です。 http://www.tvk-yokohama.com/company/index5.htm |
これに基づき、仕事が午後からだったこともあり、増力の様子をチェックしてみました。
なお、上述の「10W時代のtvkは、増力した東京各局に電波干渉を受けていた?」の項にも書いたように、普段の当モニターのアンテナレベル調査用に使用していたアンテナ接続(同項と同じくここでは仮に「アンテナ直結接続」と呼びます)では、tvkのアンテナレベルが極端に低くて視聴(復調)不可能になってしまうため、試行錯誤の上、チューナー手前に2分配器を2個設置した接続(これもここでは仮に「アンテナ分配接続」と呼びます)でチェックをしました。これで東京各局の過入力による電波干渉が抑えれて、アンテナレベルは"40"~"41"、最大"42"得られ、電波干渉を受ける以前のアンテナ直結接続でのtvkの平均アンテナレベル"44"くらいとほぼ同等のアンテナレベルが得られました。
0845~0917に連続受信。『音楽缶』の後、0853~CM、0855~『weather report』、0858~CMで、0900までのアンテナレベルは"40"~"41"、最大"42"でした。そして、CM枠の途中の0900丁度に突然アンテナレベルが"63"~"64"、最大"65"に上昇。この時に100Wに増力されたものと思われます。内容は引き続きCMの後、0901~『シェフ列伝』。
その後、アンテナ接続をアンテナ分配接続からアンテナ直結接続に変えてみたところ、アンテナレベルは若干高い"65"~"66"、最大"67"ありました。恐らくtvk自体が増力して信号強度が強くなったことによって、東京各局からの電波干渉を受けなくなったものと思われます。
TU-MHD500の各局のレベルと受信画像を紹介します。
TU-MHD500のレベルの変化状況 9月28日 0900前後
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tvk 増力前 9月28日 0859 アンテナレベル最大"42" |
tvk 増力後 9月28日 0900 アンテナレベル最大"64" |
(2005.10.02 UP)
▽受信地
東京西部
▽受信機器(1)(特記ない限り、この受信機器を使用)
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500---室外3分配器 東芝 HDW-3N---アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器 東芝 HB-35US2---神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8+東京タワー向け8エレVHFアンテナ
UHFアンテナ方向:横浜方向固定
同軸ケーブル…S-5C-FB(チューナー~室外3分配器:日本アンテナ S5CFB、室外3分配器~アンテナ:四国電線 S-5C-FB)
東京各局や神奈川のtvkの受信には、普段のTV視聴用に使用しているこの受信機器を使用しています。このモニターページも特記ない限り、この受信機器を使用しました。
アンテナ、ブースター、同軸ケーブルなどは特に地上デジタル放送受信を意識したものではなく、今まで東京タワーからのVHF局と神奈川のtvk(UHF)のアナログ放送受信に使用していたものをそのまま使用しています。
▽受信機器(2)
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500---中継接栓---室内用33dBブースター 日本アンテナ VTR-331-SP---アンテナ切替器---広帯域ログペリアンテナ
CLEATE CLP5130-1
アンテナ方向:受信局によって任意の方向に回転
同軸ケーブル…チューナー~中継接栓:S4CFB、中継接栓~アンテナ切替器:FUJIKURA 5C-2V、アンテナ切替器~アンテナ:KYOWA 5D-FB
東京各局や神奈川のtvkと送信地の方向が異なる放送局の受信には、受信機器(1)の22エレUHFアンテナよりUHF帯のアンテナ利得は落ちますが、アンテナが回転出来る広帯域ログペリアンテナ
CLEATE CLP5130-1を使用しました。受信時にはアンテナを各々のアンテナレベルの最も高くなる方向に向けて受信しました。
▽受信画像について
録画、キャプチャー環境は下記の通りです。
TU-MHD500---S映像ケーブル---Panasonic HDD内蔵DVDレコーダー DMR-E95HのHDDにXPモードで録画
↓
DMR-E95HのHDDからDVD-RAMにムーブ
↓
DMR-E95HのDVD-RAM(XPモード)を再生---S映像ケーブル---PCキャプチャーボード Canopus MTV2000
※TU-MHD500の「受信設定」の画面は、DMR-E95Hがコピーガード信号を検出しましたとの表示を出して、録画出来ないため、下記の経路で画像をリアルタイムで直接キャプチャーしました。
TU-MHD500---S映像ケーブル---Panasonic HDD内蔵DVDレコーダー DMR-E95H---S映像ケーブル---PCキャプチャーボード Canopus MTV2000
▽略語
c/on=Carrier on、電波送信開始 c/off=Carrier off、停波
当ホームページでは当コンテンツなど一部コンテンツで東京で受信した国内の地上デジタルTV放送の受信画像を掲載していますが、これらは地上デジタルTV放送受信の参考資料として掲載しているものであり、商用目的ではありません。何か問題がありましたら、TOPページにありますメールアドレス宛てにメールにてご連絡下さい。直ちに削除致します。
当ホームページに掲載されている画像や音声を無断で引用及び2次使用することを堅くお断りします。
All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
関連ページ
2003年8月の地上デジタル放送とアナログ放送の試験電波モニター
関東の地上デジタル放送の局名、コールサイン、出力など
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500 紹介
地上デジタル放送のQSL
2003年8月の地上デジタル放送の試験電波のQSL・返信
2003年8月の地上デジタル放送の試験電波に伴う、アナログ放送の試験電波のQSL