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TOP > Special Reports > 地上デジタル放送 試験電波~本放送モニター > 2006年12月
2006.12.11 UP
受信画像削除 2008.02.18 UP
このページは地上デジタル放送の受信モニターを随時アップしたものです。
各局の送信出力や放送エリアなどの詳細はこちらをご覧下さい。
受信局名:放送大学 ほうそうだいがくがくえんとうきょうデジタルテレビジョン JOUD-DTV | ||
受信チャンネル:物理チャンネル28ch(J28ch) | ||
チャンネルID:12ch | ||
受信時間:0450 c/on~翌日0201 c/off | ||
受信内容:下記参照 | ||
TU-MHD500アンテナレベル(最大)/C/N値/受信電力指標:96/46/101(深夜0145のチェック) |
受信内容は下記の通り。
0450 | c/on |
0450~ | 独自のカラーバー(下部に「放送大学学園」のテロップ入り)&変調音〔HD〕 |
0455~ | 午後1時30分から放送を開始するの旨の画面&変調音〔HD〕 |
0459~ | 同上画面&音声ID〔HD〕 |
0500~ | 同上画面&変調音〔SD?〕 |
0501~ | 同上画面&無音〔SD?〕 |
0502~ | 同上画面&変調音〔SD?〕 |
0505~ | 同上画面&音楽〔HD〕 |
0514~ | 同上画面&局のイメージ映像の音楽〔HD〕 |
0515~ | 同上画面&無音〔HD〕 |
1330~ | 本放送開始、「大学の窓」〔HD〕 |
1345~ | 「放送大学大学院 文化科学研究科 文化科学専攻 教育開発プログラム 才能教育論('06)」 |
1429~ | 「放送大学 学ぶ仲間は全国にいます」 |
1430~ | 「放送大学大学院 文化科学研究科 文化科学専攻 総合文化プログラム(環境科学システム群) 地球環境科学('05)」 |
1514~ | 入学案内 |
1515~ | 「放送大学 共通科目 一般科目 物質の科学と先端技術('04)」 |
1559~ | 「放送大学 ハイビジョン放送しています」 |
1600~ | 「放送大学 共通科目 一般科目 生命と人生の倫理('05)」 |
1644~ | 入学案内 |
1645~ | 「放送大学 専門科目 応用心理学('05)」 |
1729~ | 風景映像&音楽 |
1730~ | 「放送大学 専門科目 食と健康('06)」 |
1814~ | 「放送大学大学院 新しい科目を制作しています」 |
1815~ | 「放送大学 共通科目 一般科目 基礎生物学('03)」 |
1859~ | 入学案内 |
1900~ | 「放送大学 専門科目 物質の科学・有機化学('06)」 |
1944~ | 風景映像&音楽 |
1945~ | 「大学の窓」〔HD〕 |
2000~ | 「放送大学 専門科目 経済法('04)」 |
2044~ | 「放送大学 特別講義ガイド」 |
2045~ | 「放送大学 共通科目 外国語科目 初歩のアラビア語('06)」 |
2129~ | 「放送大学 インターネット配信をテストしています」 |
2130~ | 「放送大学大学院 文化科学研究科 文化科学専攻 政策経営プログラム 芸術文化政策I('02)」 |
2214~ | 入学案内 |
2215~ | 「放送大学大学院 文化科学研究科 文化科学専攻 総合文化プログラム 文化情報科学群 国際社会研究I('05) 開発経済学」 |
2259~ | 「放送大学教養学部 学ぶ楽しさ」 |
2300~ | 「放送大学 専門科目 考古学と歴史('04)」 |
2344~ | 入学案内 |
2345~ | 「放送大学 専門科目 物質・材料工学と社会('05)」 |
翌日 | |
0029~ | 「放送大学 学ぶ仲間は全国にいます」 |
0030~ | 「放送大学 専門科目 分子生物学('05)」 |
0114~ | 入学案内 |
0115~ | 「放送大学 専門科目 進化する宇宙('05)」 |
0159~ | 「放送大学 インターネット配信をテストしています」 |
0200~ | 独自の放送終了画面&アナウンス〔HD〕 |
真黒画面&無音 | |
0201 | c/off |
〔HD〕=真ハイビジョン放送。
〔HD〕記載のない番組=左右黒帯のアプコンの標準画質放送。
〔SD?〕=標準画質の16:9ワイド画面と思われるが未チェック。
この日の1330から地上デジタル放送の本放送が始まりました。早朝と深夜はリアルタイム受信でのモニターですが、それ以外は録画モニターです。
朝0450にc/on、カラーバー&変調音で、カラーバーはスクロールし、画面下部に「放送大学学園」とあるもので、ハイビジョン画像。
このc/on時から深夜0201のc/offまで、常時画面右上に局ロゴが「(ロゴ)放送大学」と出ていました。前日まで常時出ていた画面下部の「試験電波発射中」のテロップはなくなりました。
0455~は画面が午後1時30分から地上デジタル放送を開始する旨の静止画面に変わり、「(ロゴ)放送大学学園」「JOUD-DTV」「きょう、午後1時30分から地上デジタルテレビジョンの放送を開始します」「試験電波発射中」とありました。
音声は0455~0515までは通常の放送開始前に出ている音声と同じもの(変調音、0459の音声ID、音楽、0514の局のイメージ映像時の音楽など)が流れていましたが、0515~は無音になり、1330の本放送開始までずっと午後1時30分から地上デジタル放送を開始する旨の静止画面&無音。0459の音声IDは「2006年11月14日 火曜(気付き)」の項の0544の音声IDと同じ。
午後1時30分から地上デジタル放送を開始する旨の静止画面はハイビジョン画像。0500~0505の間は標準画質の16:9ワイド画面のようでしたが、詳細は未チェック。この時間は通常放送時では放送開始前のカラーバーの多チャンネル放送で、標準画質になります。
EPGを0502にチェックすると、0515~0600 試験電波 試験電波発射中、(以下45分単位で同内容)、1330~1345 大学の窓、(以下略)。EPGでは試験電波は45分単位になっていましたが、実際の放送では特に区切られてはいませんでした。
アナログ放送(J16ch)の放送開始時は詳細チェックを忘れましたが、番組表通り、0515に放送開始したようです。なお、0457にチェックするとカラーバー&変調音でしたが、画面右上に地上デジタル放送と同じ局ロゴが出ており、これ以降いつチェックしても常時この局ロゴが出ています。以前はこの局ロゴは出ておらず、いつから出るようになったのかは不明です。少なくとも11月19日未明の放送終了時(0155~0205 c/off受信)には出ていませんでした。もしかしたら、この12月1日から出るようになったのかもしれません。
そして、1330に本放送開始、アナログ放送とサイマル放送になり、1330~1345は通常番組の情報番組「大学の窓」になりました。カウントダウンのようなものはなく、アナログ放送の方も講義「道徳教育論('05)」の後、1329~風景映像&音楽、1330~「大学の窓」になりました。
今回の「大学の窓」は地上デジタル放送開始に伴い、特別編として地上デジタル放送についてのものでした。司会は岡知沙登アナ、北田弥恵子アナ、柏倉康夫副学長。内容は地上デジタル放送についての説明、放送大学のハイビジョン番組の紹介、多チャンネル放送(2007年3月開始予定)・データ放送(2007年4月開始予定)・EPG・字幕放送の説明、お祝いのメッセージ(作家 太田治子、漫画家 やく・みつる)など。
取材VTRも含めてほとんどがハイビジョン画像で、同局最初のハイビジョン番組でもありました。同局HPによると、今回の「大学の窓」は12月1日~12月9日までの放送で、この間、同内容のものがリピート放送されます。
▽12月1日 1330 本放送開始第一声:「大学の窓」の冒頭部分
VTRナレーション
「日々進化するテレビの世界。テレビの放送が始まったのは1953年。当時この画期的な出来事に誰もが驚かされました。そして1960年、高度経済成長に合わせてカラーテレビが登場。テレビは人々の生活必需品として暮らしの中に溶け込んでいきました。その後、ハイビジョン放送も始まり、2003年から全国各地で次々と地上デジタル放送を開始。テレビの新しい形を示しました。そしてついに2006年12月1日、放送大学も地上デジタル放送をスタートしました」
岡知沙登アナ
「2006年12月1日、放送大学の歴史に新たな1ページが刻まれました」
北田弥恵子アナ
「放送大学地上デジタルテレビジョン放送開始です」
岡アナ
「そこで今回の『大学の窓』は特別編として、柏倉副学長と共に、地上デジタル放送とはどんなものなのか、そして放送大学の放送はどのように変わっていくのかをお伝えしていきます。柏倉先生、いよいよスタートしましたね」
柏倉康夫副学長
「そうですね。放送する者としては興奮しますよね」
岡アナ
「そうですね」
柏倉副学長
「であのー、ハイビジョンというのはですね、画面の質も、それから音声の質も大変高いもんですからね、学習効果が上がるというふうに期待してるんですけども。ただ1つ、私どもみたいにこうテレビの前でお話しをする者にとってはですね、例えばその顔のしわなんかも映っちゃうんじゃないかという心配の種でもあるんですけどもね」
岡アナ
「はい」
柏倉副学長
「であのー、今、放送大学の授業というのは全国的にはCS放送で流しておりますし、首都圏ではですね、それに加えて地上波でも放送しているわけですけども、12月1日から始まったこのデジタル放送ですね、これはまさにその首都圏の地域をカバーするということなんですね」
(以下略)
その後、1345~は通常の講義や、講義と講義の合間の1分スポット番組で、1945~2000の「大学の窓」(1330~1345と同内容)のみハイビジョン番組でしたが、それ以外の講義や1分スポット番組はすべて左右黒帯のアプコンの標準画質番組。
放送終了時は翌日0200に放送終了画面&アナウンス(ハイビジョン画像。「2006年11月14日 火曜(気付き)」の項の放送終了画面&アナウンスと同じ)、真黒画面&無音、0201 c/off。
0512、翌日0138のチェックで、データ放送は無し(リモコンのデータボタンを押しても反応無し)、ワンセグ放送も無い(DH-ONE/U2でチェック)ことを確認。
翌日0145のチェックではアンテナレベル(最大)/C/N値/受信電力指標は96/46/101。FEM informationのBER値情報、エラーフリー情報は共にA階層のみ表示。
受信画像を紹介します。画像をクリックすると大きな画像が別ウィンドウで開きます。
0455~1330までは午後1時30分から地上デジタル放送を開始する旨の静止画面。 |
1330に本放送開始。最初の番組は「大学の窓」。ハイビジョン番組。 |
EPG。1330の「大学の窓」までは45分単位で試験電波となっています。 |
(2006.12.03 UP)
受信局名:放送大学 ほうそうだいがくがくえんとうきょうデジタルテレビジョン JOUD-DTV | ||
受信チャンネル:物理チャンネル28ch(J28ch) | ||
リモコンID:12ch | ||
受信時間:0450 c/on~翌日0201 c/off(途中断続的チェック) | ||
受信内容: | ||
0450 | c/on | |
0450~0455 | 独自のカラーバー(HD)+「放送大学学園」のテロップ&変調音 | |
0455~0459 | 独自のカラーバー(HD)&変調音 | |
0459 | 独自の映像・音声ID | |
0500~0501 | 多チャンネル放送 ・121ch スクロールするカラーバー&変調音。16:9フルワイド画面 ・122ch 静止画のカラーバー&変調音。左右両サイド黒帯の4:3画面。画面右上と下のテロップ無し ・123ch 122chと同じ |
|
0501~0502 | 多チャンネル放送 ・121ch 真黒画面&無音。16:9フルワイド画面 ・122ch 真黒画面&無音。左右両サイド黒帯の4:3画面。画面右上と下のテロップ無し ・123ch 122chと同じ |
|
0502~0505 | 多チャンネル放送 ・0500~0501と同じ |
|
0505~0514 | 独自のカラーバー(HD)&音楽 | |
0514~0515 | 局のイメージ映像&音楽(アナログ放送とサイマル放送) | |
0515~0200 | 講義など(アナログ放送とサイマル放送。断続的チェック) | |
0200 | 独自の放送終了画面(HD)&アナウンス | |
真黒画面&無音 | ||
0201 | c/off | |
TU-MHD500アンテナレベル(最大)/C/N値/受信電力指標:93/45/101(深夜0114のチェック) |
放送開始時、放送中、放送終了時の状況は試験電波のサイマル放送時とほとんど変わりなく、「2004年11月15日 水曜 ~ 11月30日 木曜」の項に書いたものとほとんど同じです。
朝のc/on時~深夜のc/off時まで、常時画面右上に局ロゴが「(ロゴ)放送大学」と出ていました。
この日、放送中は断続的に見ただけですが、「大学の窓」(12月1日の再放送)と、2000~2044の「放送大学 特別講義 道具と日本人再考」がハイビジョン番組になっており、後者は字幕放送も行われているのを確認しました。
なお、この日、アナログ放送(J16ch)の0459の映像ID、0200の放送終了画面(0459と同じもの)が新しいものに変わっているのに気付きました。地上デジタル放送のものに似たデザインになっています。12月1日から変わったのかもしれません。
(2006.12.03 UP)
まともに見たのは12月1日、12月2日くらいですが、ハイビジョン番組は「大学の窓」と、12月2日に見た「放送大学 特別講義 道具と日本人再考」くらいで、他の講義や、講義と講義の合間の1分スポット番組は左右黒帯のアプコン番組ばかりですが、同局の性質を考えるとこんなものでしょう。
12月1日に見た1分スポット番組「放送大学 ハイビジョン放送しています」によると、現在のハイビジョンの講義は2科目で、「専門科目『芸術の理論と歴史('06)』」(水曜0900~0945)、「大学院科目『都市デザイン論('06)』」(火曜2130~2215)がハイビジョンとのことです。2007年4月から10科目のハイビジョン放送を予定しているとのこと。
多チャンネル放送(マルチ放送)は2007年3月から、データ放送は2007年4月からの開始予定ですが、特に多チャンネル放送はNHK教育テレビ同様、民放などに比べると、うまく利用して放送出来るのではないかと思います。
ワンセグ放送は放送されておらず、「大学の窓」の地上デジタル放送特集や、同局HPでも全く触れていないので、放送予定はないようです。
放送開始前も含めて、送信中は常時画面右上に局ロゴが出ています。また、アナログ放送でも同様に画面右上に同じ局ロゴが表示されるようになりました。
日本の放送局の中では特殊な放送局の同局ですが、それ故に地上デジタル放送の特徴をうまく利用して放送を行っていくのではないかと、今後に期待しています。
(2006.12.03 UP)
ワンセグ放送ですが、通常の地上デジタル放送よりも、電波の弱い局の復調(視聴)に有利なことがわかりました。つまり、ワンセグ放送は地上デジタル放送のTV-DX(遠距離受信)に向いていることになります。
ワンセグ放送は全国的に2006年4月から本放送が開始されましたが、ワンセグ放送用の受信機は私は少し遅れて、2006年10月下旬にBUFFALOのPC用ワンセグテレビチューナー DH-ONE/U2を購入しました。
このチューナーの詳細については下記ページにまとめてあります。
USBワンセグテレビチューナー DH-ONE/U2(ちょいテレ)使用記
DH-ONE/U2のアンテナコネクタはAMBコネクタという特殊な形状のため、購入当初は外部アンテナが接続出来ませんでしたが、2006年12月上旬にF型コネクタに変換するコード「CXP-FJ変換コード」を購入し、私のアンテナの中で回転可能なログペリアンテナ CLP5130-1を繋いだところ、それまで復調出来ていた東京各局、神奈川のtvkに加え、新たに埼玉のテレ玉、関東広域各局(NHK、民放)の群馬・前橋中継局、そしてチバテレビのワンセグ放送が復調出来るようになりました。
12月9日未明のチェック時にはTU-MHD500での通常の地上デジタル放送は、関東広域各局の前橋中継局はアンテナレベル"26"~"32"(フジテレビのみ"13")で復調不可、チバテレビはアンテナレベル"17"で復調不可でしたが、これらがDH-ONE/U2でのワンセグ放送では全て復調が可能でした。
TU-MHD500では今まで一度も復調出来なかったチバテレビが復調出来たのは感動しました。また、フジテレビの前橋中継局(J42ch)は同一チャンネルの神奈川のtvkのアナログ放送の送信中は混信のため、通常の地上デジタル放送は復調不可能ですが、これもDH-ONE/U2でのワンセグ放送では他局より電波強度表示は若干劣りますが、復調は可能なのには驚きです。
通常の地上デジタル放送が受信レベルが低かったり、同一チャンネルのアナログ放送の混信で復調出来ない場合でも、DH-ONE/U2でのワンセグ放送は復調可能になったわけですが、私は技術的なことには詳しくないのではっきりとは言えないものの、これはワンセグ放送は低ビットレートで簡易な情報処理を行っているため、通常の地上デジタル放送に比べると復調が容易になっているのかもしれません。
こうなってくるとこれまでTV-DX(遠距離受信)には悲観的だった地上デジタル放送に少し光が見えてきた気がします。TU-MHD500でアンテナレベルが"15"前後の局でもDH-ONE/U2でのワンセグ放送では復調が出来たので、地上デジタル放送のTV-DXにはまずワンセグ放送を狙うという方法が主流になるかもしれません。
ワンセグ放送の受信リストを紹介します。参考までに通常の地上デジタル放送の受信状況も紹介しました。
DH-ONE/U2のアンテナ本数とは、専用ソフト「PCastTV for ワンセグ」の電波強度表示のアンテナ本数のことで、アンテナ本数は4段階あり、「((|・|))」のアンテナ4本が最良で復調可能、「(|・|)」のアンテナ3本は良好で復調可能、「(・)」のアンテナ2本はやや良好で復調出来ない時もあり、「・」のアンテナ1本は完全に復調不可能な状態です。
DH-ONE/U2でのワンセグ放送受信状況 チェック時間:2006年12月9日 0150~0228 受信機器…1:受信機器(1)、2:受信機器(2)、4:受信機器(4)、5:受信機器(5)。各々下段参照。 アンテナ方向:受信機器(1)(4)…横浜方向固定。受信機器(2)(5)…受信局によって任意の方向に回転
J42ch フジテレビ(前橋中継局)は同一チャンネルのtvkアナログ放送送信中の受信。 |
受信画像を紹介します。DH-ONE/U2のスナップショット(静止画キャプチャー)です。
チバテレビ J30ch。2006年12月7日 0458受信。放送開始画面。 |
日本テレビ(前橋中継局) J33ch。2006年12月9日 0259受信。ID画面。東京親局と同じ映像ですが・・・。 |
(2006.12.11 UP)
2006年12月1日に放送大学が地上デジタル放送を開始し、これで当地で常時地上デジタル放送が受信可能なTV局(親局)としては全てのTV局が地上デジタル放送を開始したことになります。そもそもこの日から今まで地上デジタル放送を行っていなかった地上波TV局が、全国で全て地上デジタル放送を始めました。
今後開始予定の中継局の地上デジタル放送としては、当地では東京の多摩中継局くらいしか受信出来ないものと思われますが、多摩中継局はSFNにより、東京親局と同じチャンネルを使用するようで、あまり顕著な動きは期待出来そうにありません。
このような理由から、この「地上デジタル放送 試験電波~本放送モニター」のコンテンツはここで終了したいと思います。今後、何か動きがあった際には「TV-FM DX Report, Logs」の方に報告したいと思います。
思えば2003年10月からアップし続けてきたこのコンテンツは、当初は東京各局、神奈川のtvk、埼玉のテレビ埼玉(テレ玉)くらいしか受信出来ないだろうと思いながらアップしてきましたが、群馬の前橋の各チャンネルも受信でき、私的には思いのほか、内容の多いものになりました。また、正直、3年以上もアップし続けられるとは思っていませんでした。これも私の性格もありますが、掲示板などで色々と情報、助言など頂いた皆さんのおかげだと思っております。
地上デジタル放送は地上アナログ放送に比べると、遠距離受信には大変不利ではありますが、これも時代の流れなので、地上デジタル放送なりの遠距離受信を楽しんでいくしかないかもしれません。
幸いにも最近になって、ワンセグ放送が地上デジタル放送の遠距離受信(受信レベルが低い局の復調)に向いていることがわかり、少し希望が見えてきました。今後、福島、長野などの遠方の地上デジタル放送(ワンセグ放送)の受信にチャレンジしようかと希望を懐いております。
これまでこのコンテンツを見て頂いた皆さん、どうもありがとうございました。
最後に2006年12月3日の未明に改めて、当地で常時受信可能な地上デジタル放送のアンテナレベルなどをチェックしてみましたので、掲載しておきます。
TU-MHD500のレベル状況 ▽東京各局、神奈川のtvk チェック時間:2006年12月3日 0100~0115 受信機器:受信機器(1)。アンテナ方向:横浜方向固定
▽群馬の前橋送信の各チャンネル チェック時間:2006年12月3日 0115~0125 受信機器:受信機器(2)。アンテナ方向:前橋方向
▽テレ玉(テレビ埼玉) チェック時間:2006年12月3日 0127 受信機器:受信機器(2)。アンテナ方向:浦和方向
▽チバテレビ(推定) チェック時間:2006年12月3日 0135 受信機器:受信機器(2)。アンテナ方向:千葉方向
|
(2006.12.03 UP、2006.12.11 UP)
▽受信地
東京西部
▽受信機器(1)(特記ない限り、この受信機器を使用)
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500---室外3分配器 東芝 HDW-3N---アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器 東芝 HB-35US2---神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8+東京タワー向け8エレVHFアンテナ
UHFアンテナ方向:横浜方向固定
同軸ケーブル…S-5C-FB(チューナー~室外3分配器:日本アンテナ S5CFB、室外3分配器~アンテナ:四国電線 S-5C-FB)
東京各局や神奈川のtvkの受信には、普段のTV視聴用に使用しているこの受信機器を使用しています。このモニターページも特記ない限り、この受信機器を使用しました。
アンテナ、ブースター、同軸ケーブルなどは特に地上デジタル放送受信を意識したものではなく、今まで東京タワーからのVHF局と神奈川のtvk(UHF)のアナログ放送受信に使用していたものをそのまま使用しています。
▽受信機器(2)
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500---中継接栓---室内用33dBブースター 日本アンテナ VTR-331-SP---アンテナ切替器---広帯域ログペリアンテナ CLEATE CLP5130-1
アンテナ方向:受信局によって任意の方向に回転
同軸ケーブル…チューナー~中継接栓:S4CFB、中継接栓~アンテナ切替器:FUJIKURA 5C-2V、アンテナ切替器~アンテナ:KYOWA 5D-FB
東京各局や神奈川のtvkと送信地の方向が異なる放送局の受信には、受信機器(1)の22エレUHFアンテナよりUHF帯のアンテナ利得は落ちますが、アンテナが回転出来る広帯域ログペリアンテナ CLEATE CLP5130-1を使用しました。受信時にはアンテナを各々のアンテナレベルの最も高くなる方向に向けて受信しました。
▽受信機器(3)
PC用ワンセグテレビチューナー BUFFALO DH-ONE/U2---付属外部アンテナ
ワンセグ放送の受信には、PCでワンセグ放送が視聴出来るBUFFALOのDH-ONE/U2を使い、普段はDH-ONE/U2に付属の外部アンテナを繋いで受信しています。
▽受信機器(4)
PC用ワンセグテレビチューナー BUFFALO DH-ONE/U2(+CXP-FJ変換コード)---室外3分配器 東芝 HDW-3N---アンテナ直下型35dbUHFブースター兼VU混合器 東芝 HB-35US2---神奈川tvk向け22エレUHFアンテナ 東芝 TA-25UWD8+東京タワー向け8エレVHFアンテナ
UHFアンテナ方向:横浜方向固定
同軸ケーブル…S-5C-FB(チューナー~室外3分配器:日本アンテナ S5CFB、室外3分配器~アンテナ:四国電線 S-5C-FB)
東京各局や神奈川のtvkのワンセグ放送をより良い状況で受信したい時は、普段のTV視聴用に使用しているこの受信機器を使用しています。
▽受信機器(5)
PC用ワンセグテレビチューナー BUFFALO DH-ONE/U2(+CXP-FJ変換コード)---中継接栓---室内用33dBブースター日本アンテナ VTR-331-SP---アンテナ切替器---広帯域ログペリアンテナ CLEATE CLP5130-1
アンテナ方向:受信局によって任意の方向に回転
同軸ケーブル…チューナー~中継接栓:5C-2V、中継接栓~アンテナ切替器:FUJIKURA 5C-2V、アンテナ切替器~アンテナ:KYOWA 5D-FB
各方向の遠方の放送局のワンセグ放送の受信には、アンテナが回転出来る広帯域ログペリアンテナ CLEATE CLP5130-1を繋いでいます。受信時にはアンテナを各々の受信状況の最も良くなる方向に向けて受信しました。
▽受信画像について
録画、キャプチャー環境は下記の通りです。
TU-MHD500---S映像ケーブル---Panasonic HDD内蔵DVDレコーダー DMR-E95HのHDDにXPモードで録画
↓
DMR-E95HのHDDからDVD-RAMにムーブ
↓
DMR-E95HのDVD-RAM(XPモード)を再生---S映像ケーブル---PCキャプチャーボード Canopus MTV2000
※TU-MHD500の「受信設定」の画面は、DMR-E95Hがコピーガード信号を検出しましたとの表示を出して、録画出来ないため、下記の経路で画像をリアルタイムで直接キャプチャーしました。
TU-MHD500---S映像ケーブル---Panasonic HDD内蔵DVDレコーダー DMR-E95H---S映像ケーブル---PCキャプチャーボード Canopus MTV2000
▽略語
c/on=Carrier on、電波送信開始 c/off=Carrier off、停波
当ホームページでは当コンテンツなど一部コンテンツで東京で受信した国内の地上デジタルTV放送の受信画像を掲載していますが、これらは地上デジタルTV放送受信の参考資料として掲載しているものであり、商用目的ではありません。何か問題がありましたら、TOPページにありますメールアドレス宛てにメールにてご連絡下さい。直ちに削除致します。
当ホームページに掲載されている画像や音声を無断で引用及び2次使用することを堅くお断りします。
All received and reported by "Konsu"
in Tokyo, JAPAN
関連ページ
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関東の地上デジタル放送の局名、コールサイン、出力など
地上デジタルチューナー Panasonic TU-MHD500 紹介
USBワンセグテレビチューナー DH-ONE/U2(ちょいテレ)使用記
地上デジタル放送のQSL
2003年8月の地上デジタル放送の試験電波のQSL・返信
2003年8月の地上デジタル放送の試験電波に伴う、アナログ放送の試験電波のQSL